〈赤ペン瀧川×山口ヒロキ対談 前編〉瀧川「AIが実写の作品と融合したときにすごい革命が起こりそうな感じがする」 8・29からアップリンク吉祥寺で「generAIdoscope」公開【AI映画の現在と未来】

こちらは静止画では分かりにくいかもしれないが、元の画像(左)とアップスケール後(右)の画像

山口「これくらい作り直してくれます」

瀧川「でかい画面になった時にごわつきがないということですね」

山口「ここまでやったら映画館でも流せるんじゃないか、ぐらいになってくるのが去年の後半ぐらいからでした。そうなるだろうと思ってこの作品を作り始めたのが去年の4月ぐらい。いろいろあって結局1年以上かかってしまいました。出来上がってからも公開までは結構いろいろありましたが、アップリンクさんがかけてくださることになって、8月末から公開になります」

 公開までに時間がかかったのはどういった理由からですか?

山口「AI映画を映画館まで見に来てくれる人がいるのかどうかが読めないのとA I自体の批判も去年はもっと多かったので、公開が決まるまで時間がかかりました」

瀧川「批判が多いというのはどういうところからどういう批判なんですか?」

山口「AIに対する批判の一番はきっと著作権的なものです。あとは仕事を奪うというところでしょうか」

瀧川「ハリウッドでストライキの元になったのはそこでしたよね。AIに仕事を奪われないように組合が俳優を守る規定を作れみたいな」

山口「ただ、今年になって使う人が圧倒的に増えたこともあって、そういう批判が減ってきたとは思います」