卵におにぎり、建築も…松屋銀座、開店100周年で “包む” を捉え直す「Tsu-tsu-mu 展」

アートディレクターの岡秀行が「日本の伝統パッケージのひとつのシンボル」と紹介した「たまごつと」

 日本デザインコミッションメンバーで同展アートディレクションの色部義昭氏は「日本デザインコミッティーメンバーの田川欣哉さん、鈴木元さんと私の3人で早朝ミーティングを重ねながら企画を練り上げた。当初は百貨店の100周年にちなんだ “包装” というテーマを考えていたが、議論を重ねるうちにもう少し大きな概念として『Tsu-tsu-mu』に発展した。その後よりクリティカルな視点を入れたいということで、ジャーナリストの土田貴宏さんに参画いただいて企画を磨いてきた」といい、

「今回あえて漢字や平仮名ではなく、アルファベットの『Tsu-tsu-mu』にしていますけど、今回の展示がパッケージデザイン展と誤解されないためだけでなく、新しいデザイン言語として世界に提示したいという野心を込めている。かつて目黒区美術館で岡秀行さん(1905-1995)の『包 日本の伝統パッケージ、その原点とデザイン』という名高い展覧会があったが、本展はラッピングのような限定された意味の包むではなく、新しいデザインのタイポロジーとしてそれを読み解くような試みとして考えている」などと明かす。

 同じく日本デザインコミッションメンバーでプロダクトデザイナーの柴田文江氏は「私は日頃プロダクトデザインをやっているので、最初に『Tsu-tsu-mu 展』の企画を聞いた時に自分には関係ないんじゃないかと思ったが、今日こうして会場を見ていると今の時代に受け入れられ、私たちが受け入れやすいデザインは『Tsu-tsu-mu』というキーワードで包括できるなというふうに思った」などと語った。

左から古屋毅彦社長、色部義昭氏、柴田文江氏
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