38歳の扇久保博正が「年齢的にも最後のタイミングかなと思う」と覚悟の出陣【RIZIN.51】

淡々と質問に答えるガジャマドフ
ガジャマドフは1回戦では扇久保の同門の征矢貴をKOで破り、準決勝に進出。総選挙にはダゲスタンからはるばる30時間かけて来日し、自身の生い立ちを語り「チャンスを与えてほしい」と訴えていた。
ガジャマドフは扇久保について「経験豊かな強いファイター。ただ私のほうがすべて上回っている。彼に何か驚かされることはないと思っている」、試合については「3R戦い抜く準備はできているが、ここだという瞬間があれば迷わずそこで決めたいと思っている」と自信を見せた。
扇久保の粘り強さについては「彼のことを過小評価してるわけでもないし、実際にしていないが年齢的に見て彼はかなり上なので、そこはどうなのかと思っている」と評した。
総選挙の際に扇久保に指名された際の心境については「誰が自分の相手になろうと関係ないと思っていた。彼が私の名前を挙げた時も落ち着いた気持ちで受け止めた。ただ準決勝に出ることができることが決まったのはうれしかった」と淡々と振り返った。