キックボクシングの新イベント「GOAT」が10月30日に開催。RISEの那須川龍心、KNOCK OUTの龍聖、元K-1の松倉信太郎の各団体の元王者が参戦

地上波で放送されるということについて那須川は「僕らの世代とか僕より下の世代って本当に今、テレビ離れがすごいというか。僕自身も正直、テレビをめっちゃ見るかって言われたらあんまり見ないですし。そういう流れがある世の中なんですが、そこで僕は若者からの視聴率もあると思います。そこをどう引っ張ってくるかっていうか、テレビ離れの人たちを僕が引っ張ってきて、キックボクシングの熱を生み出せたらなって思っています」と若者のテレビ離れという社会情勢にも言及。
龍聖は「地上波ということで、今まで僕を知らない人とか格闘技をそんなに知らない人もパッと見ることがあると思います。僕はずっと負けていなくて、そして自分より年下の同じ奴に2回負けて、本当に格闘技もそうだし、自分の人生の中でいろいろ挫折している時期だと思います。普通に仕事をしている方々もいろいろな挫折やいろいろな苦しいことがあると思うんですけど、僕も苦しいところで戦っているので、僕の試合を見て“明日からちょっとでも頑張ろうかな”とか、そう思ってもらえるような、そんなものをこのGOATで見せていきたいと思っています」と視聴者へメッセージの伝わるファイトを約束。
松倉は「格闘技の本質的な技術とか強くなることは大切だと思うんですけど、一番大事なのは倒す気持ちとかそういうものだと思う。せっかく今回、地上派で試合ができるということなので、しっかり重量級らしい激しい試合をたくさんの人に見せたいし、なおかつ格闘家のイメージを変えていきたいなという ふうにも思っている。本当に最後は自分の生きざまを見せるつもりでリングに上がりたい」と決意を口にした。