山田真子vsKiho戦の裁定に関する異議申し立ての回答を発表。判定は覆らず、12月大会で再戦決定。山口代表はジャッジ5人制などの再発防止案も発表

また女子の試合については12月の大会は女子用の6オンスグローブを採用。来年は50kg以下の女子選手は4オンスグローブを採用していくことを合わせて発表した。
そして「こういうことが起こると“選手は命をかけているんだから”という声が出るが、ジャッジも真剣にやっている。それでもそれぞれの価値観の違いが出てくるのは仕方がない。それをなくしていく努力はしていく」と語った。
再戦が決まった2人も登壇。山田は「12月は倒さなきゃ勝てないだろうって感じなんで倒します。倒して勝ちます」、Kihoは「しっかり明確な形で試合を終わらせないと、また同じような結果になるしっかり倒していきたい」とそれぞれ試合に向けての意気込みを語った。
今回の件については山田は「自分たちの試合を見てくれてた人たちのリアルな声が全てだと思っている。今回、覆らなかったけど自分にとってはベルト以上のものがちゃんと得られたのかなと思う。山口代表からも“勝ってたよ”って言っていただけたので、覆らなかったどうこうということに対しては今さら何も言う必要はない。次に切り替えている。もう戦闘モード」、Kihoは「そういう声が答えだと思うし。自分もあれでいいとは思っていない。自分的にはベルトを返上したいと思っている。フラットな状態で試合ができればいいなという感じ。もう吹っ切れている」などと語った。
このKihoの返上希望について山口代表は「Kiho選手トジムのほうからベルトを返上したいという声があったが、審判団の回答が出た以上、ベルトを返上するというのは階級をアップするか、もしくは引退するかのどちらかしかない。ベルトを返上して即ダイレクトリマッチというのはルール上ないことなので、それはできない。逆にちゃんと責任を持ってやってくださいという回答をしました」と語っている。