王者・井上直樹がサバテロの顔面粉砕発言に「サバテロ選手はうるさい。アゴを打ち抜いて喋れなくしてやろうと思う」とアゴ粉砕予告【RIZIN大晦日】
RIZINが11月5日、都内で大晦日に開催される大会に関しての会見を行った。今年の大晦日の大会名は「RIZIN師走の超強者祭り」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で6大タイトル戦が行われる。
バンタム級では王者の井上直樹(Kill Cliff FC)がダニー・サバテロ(アメリカ/アメリカントップチーム)を相手に3度目の防衛戦に臨む。
井上は昨年9月に行われた「バンタム級王座決定戦」でキム・スーチョルを1RでTKOで破り王座を獲得。今年3月の「 RIZIN.50」では元谷友貴と激闘を繰り広げ2-1の判定で初防衛に成功。7月の「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」では福田龍彌に3-0の判定勝ちを収め2度円の防衛に成功した。
挑戦者のサバテロは2023年7月の「超RIZIN.2」ではマゴメド・マゴメドフに一本負けを喫するも、久々の参戦となった今年5月には太田忍にTKO勝ち、9月には佐藤将光をフルラウンドコントロールしたうえでの判定勝ち。実力者相手の2連勝で今回の挑戦にこぎつけた。
会見を欠席したサバテロはRIZINを通じてのコメントで「RIZINファンのみんな元気か。前回の試合の後に次に日本に戻る時、俺はあの美しいベルトをかけて戦うと言っただろう。そしてどうだ。大晦日にさいたまスーパーアリーナでやっと俺のベルトをかけて試合をする。俺が生きている間ずっと夢見ていたベルトが遂に自分のものになる。その日は俺の人生最高の日になるだろう。そしてみんなにとっても特別な日になるからぜひ会場に来てほしい。ただ単純に井上直樹に勝ってベルトを獲るわけじゃあない。奴の顔面を粉砕して自分の物にするんだ。2カ月後に会おう」と井上の顔面粉砕を予告。
井上は「やっと強いアメリカ人選手と戦うことができてワクワクしています。サバテロ選手、口うるさいんで、その口をかち割ってやろうと思います」と語った。
また、そのレスリング力で相手を漬けるスタイルのサバテロが本領を発揮すると試合が極端な通好みの展開になる恐れがあるのだが、この点について井上は「この前の試合(佐藤戦)みたいにつまらない試合になっちゃうと思うので、早めにアゴを打ち抜いて喋れなくしてやろうと思うので、ストレートで決めてやります」とこちらはアゴ粉砕を予告した。
今大会ではこのバンタム級のほかにフェザー級、ライト級、女子スーパーアトム級、ヘビー級、フライ級でタイトル戦が行われる。またこの日は斎藤裕(パラエストラ小岩)vs YA-MAN(TARGET SHIBUYA)の一戦も合わせて発表された。
◆フェザー級タイトルマッチ RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス/Ihlas)vs 朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)
◆ライト級タイトルマッチ RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)
ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)vs 野村駿太(アメリカントップチーム)
◆女子スーパーアトム級タイトルマッチ RIZIN MMAルール:5分3R(49.0kg)
伊澤星花(Roys GYM/JAPAN TOP TEAM)vs RENA(SHOOTBOXING/シーザージム)
◆バンタム級タイトルマッチ RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)
井上直樹(Kill Cliff FC)vs ダニー・サバテロ(アメリカ/アメリカントップチーム)
◆ヘビー級タイトルマッチ RIZIN MMAルール:5分3R(120.0kg)
アレクサンダー・ソルダトキン(ドイツ・ロシア/SPITFIREGYM in Berlin)vs ライアン・ベイダー(アメリカ/Power MMA Team)
◆フライ級タイトルマッチ RIZIN MMAルール:5分3R(57.0kg)
扇久保博正(THE BLACKBELT JAPAN)vs 元谷友貴(アメリカン・トップチーム)
◆RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
斎藤裕(パラエストラ小岩)vs YA-MAN(TARGET SHIBUYA)

