野杁正明がスーパーボンと激闘展開もわずかに及ばず正規王座獲得ならず。若松佑弥はTKOで初防衛。吉成名高はアトム級初代王座を獲得【ONE173】
初代王者となった吉成(©ONE Championship)
第14試合では「ONEアトム級 ムエタイ初代世界王座決定戦」で吉成名高(エイワスポーツジム)とヌンスリン・チョー・ケットウィナー(タイ)が対戦した。吉成が3-0の判定で勝利を収め、初代王者となった。
1R、サウスポーの吉成はオーソドックスのヌンスリンの前足に強烈なインローを放っていく。なおも左ハイ、左ストレート、インローを的確に当てていく。
2Rになるとヌンスリンが圧を強める。組んで互いにこかし合う。吉成は下がりながらも左ミドル、左ストレート、左ロー。ヌンスリンのパンチにもしっかり蹴り返す。
3Rも圧をかけて前に出るヌンスリン。吉成は足を使ってケージに押し込まれることは回避し、左ミドル、ワンツーを当てていく。蹴り合いでは吉成が多彩な蹴りを見せる。ヌンスリンもパンチを出すが吉成は当てさせない。

