「王座は獲って終わりではない。防衛してこそ価値がある」と勝って兜の吉成名高。将来的には2階級3競技制覇に夢馳せる【ONE】
具体的には「正直、自分は線も結構細いですし、なかなか階級を上げていくのは難しいと思う。この上のストロー級だと56.7kgで今と4kg以上変わってくるので、正直、現実的ではないのかなとは思うので、その中間ぐらいでベルトがもう1個できればいいなと思うのが本音ではあるんですけど」とアトム級とストロー級の間の階級の設立を希望。「競技に関しては、やっぱりキック。MMA、グラップリングは一度もやったことがないんですけど、やっぱりタワンチャイ選手、スーパーボン選手はキックにチャレンジしてますし、両方を同時に獲るって本当に難しいことだと思いますがそれを成し遂げるのは他の選手に真似できないことだと思うので、僕はそれをやりたいなと思っています」とまずはキックボクシングルールでの王座獲得を狙う。MMAについては「MMAでもパンチとキック、あとは立ち技での首相撲は使える。もちろんそんな甘いものではないと思うんですけど、スタンプ選手は全部獲ったじゃないですか。 それを男子でもできたら、それは本当にヤバいことだと思うんで、簡単には言えないですけど、ムエタイ王座を防衛していって、その後はキックの王座。そこまでできたら最後の選択肢として、そこが出てくるかなとは思います」と将来的な2階級3競技制覇にも夢を馳せた。
また今後の防衛戦については「今回は自分のホームである日本でタイトルマッチをやらせてもらったんで、逆に次は自分が敵地である海外で試合をしたとしても同じような結果を出したい。誰でもいいんですけど、強い選手はどこで戦っても強いというところを見せたい」といつ何時、どこで誰の挑戦でも受ける気概を見せた。

