海人がシッティチャイを相手に防衛戦。世界最強への道に向け「ここで負けてるようでは始まらない」と不退転の決意【KNOCK OUT】

　会見で海人は「世界のトップのシッティチャイ選手と日本で試合ができることとこのベルトをかけてKNOCK OUTで試合ができるということに本当にワクワクしているし、ありがとうございますという気持ち。僕は世界最強を目指しているので KNOCKOUTらしく、チャンピオンらしくしっかり倒して決着をつけたい」と語った。

　シッティチャイについては「タイ人のリズムももちろん持ち合わせているのに、パンチのテクニックがタイ人にしてはかなり上手いという印象。パンチだけでも勝っていけるような選手だと思うし、その中でタイ人らしく蹴りもしっかり蹴れる。本当にバランスのいい選手」と警戒しつつも「僕自身、パンチもできるし蹴りもできる。近い距離でも遠い距離でも戦える。そういう全部含めてシッティチャイ選手を上回りたい」と自信を見せた。

　KNOCK OUTのベルトについては「このベルトを背負って戦って来た。GLORYという舞台で結果を残せなかったことは本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですけど、このシッティチャイ選手に勝って、“このKNOCK OUTのベルトを僕に持っていてもらって良かったな”と思ってもらえるような試合をしないとダメだなと思っています」と王者としての責任を口にした。

　試合については「倒すことだけ考えてやっていく」とKO決着を約束。