伝説の “クイーン” 桜樹ルイ、半自伝的小説を上梓『全裸監督』の時代に翻弄されたヒロイン描く
90年代を席巻した伝説の女優・桜樹ルイが、自身の半生をベースに書き下ろした初の小説『裸の女王』(双葉社)を3月18日に発売することが発表された。
桜樹は1987年からグラビアアイドル、女優として芸能活動を開始。1989年にアダルトビデオデビューし、90年代初頭には “クイーン” として絶大な人気を誇った。その後、歌手活動やバラエティー番組にも進出、学園祭の女王とも呼ばれたが1996年に引退。一昨年に約17年ぶりの写真集『RUI』を発売して電撃的な復活を果たした。
Netflixドラマ『全裸監督』シリーズで知られる “昭和最後のエロ事師” 村西とおる氏が設立したダイヤモンド映像でトップスターとなり、以降は映像の世界のみならずテレビのバラエティー番組や学園祭にも進出。社会現象を巻き起こした桜樹が、激動の半生をベースにした半自伝的小説を書き下ろした。
舞台は『全裸監督』でも描かれた映像業界の黎明期。中森明菜に憧れてさまざまなオーディションを受けた十代から、甘い言葉に誘われてヌードビデオを発売された苦い過去。歌手デビューと引き換えのビデオ出演と村西との出会い、突然の失踪など衝撃的な体験が生々しい筆致で描かれる。
アイドルに憧れる主人公は、数々のオーディションに参加し、歌手デビューのためのレッスンに精を出す日々。そんな中、芸能事務所からのある誘いが人生を一変させる。引っ込み思案だった少女は、大人たちの思惑に翻弄され、流されるままに気づけば撮影の現場へ。
個性的な監督やスタッフ、そして同業の女優たちとの出会いと別れを経験しながら、時代を代表する “裸の女王” へと成長していく――。自身の半生への後悔や懺悔を綴ったものでも、業界への批判を目的としたものでもなく、どんな苦難に見舞われようとも立ち上がり、立ち向かった最高のヒロインの物語だという。
桜樹は自身のインスタグラムで「これまでの人生の中で悩んだこと、迷ったこと、辛かったこと。そして、そこから少しずつ前に進んできた日々を、実体験を元にしながらフィクションも織り交ぜて一冊の物語にしました」「初めての出版で不安もありますが、この物語が1人でも多くの方の心に届いたら嬉しいです」と報告している。

