堀潤氏、国内最大のフェアトレードキャンペーンに「大切なのは1人の影響力を軽視しない社会」
「フェアトレード ミリオンアクションキャンペーン2026」キックオフイベントに登壇した堀潤氏
5月のフェアトレード月間に行われる啓発キャンペーン「フェアトレード ミリオンアクションキャンペーン2026」キックオフイベントが4月28日、都内で行われ、ジャーナリストの堀潤氏が登壇した。商品購入やSNS投稿、イベント参加などフェアトレードに関するアクションを啓発する国内最大規模のキャンペーン。今年は「“いいもの” の先に、“いい世界” を。」をキャッチコピーに、過去最大の300万アクションを目指す。
アンバサダーとして登壇した堀氏は、事前に用意されたフェアトレードメニューをペロリと平らげ「DEAN & DELUCAのケールとキヌアのサラダの味付けがすごくおいしくて、千疋屋総本店のパフェは一瞬でなくなりました(笑)。まず最初に “おいしいな” という感覚があって、その後にいいものだなと感じられるところがフェアトレードの楽しみ方」と言及。
世界各地で取材を行う堀氏は「ここ数年世界のあちこちでパワーバランスが崩れ、力を持つ者が持たざる者を搾取する構造が定着してしまった」といい、米ニューヨークでの取材を振り返り「ESG投資(環境、社会、ガバナンスを重視する投資手法)のムーブメントがあったにもかかわらず、フェアトレードから関心が薄れつつある。国連本部の見学に引率したカナダの高校教師に話を聞くと “今後の入国に影響があるかもしれないので、気候変動や環境問題について大声で語るのは難しい” と言われた。まさかニューヨークで自由な意見を言いにくい風潮が広がるとは……」と明かす。

