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Vol.38 SUZUKI(WOLF HOWL HARMONY)インタビューシリーズ〈 LDH バトン ~夢~ i CONZ 第二章特集〉

2023.08.17 Vol.Web Original

EXILE、三代目J SOUL BROTHERSらが所属するLDH JAPANは、音楽やダンスだけでなく、 映画や芝居、アパレルや飲食なと、さまざまなプロジェクトを通じて「Love, Dream, Happiness」のメッセージを届けています。【LDH バトン】では、LDHに所属するアーティスト やタレント、アスリートたちに、Dream(夢)について聞いていきます。 今回登場するのは、8月23日にデビューシングル『Sweet Rain』のリリースを控えたWOLF HOWL HARMONY(WHH)のSUZUKIさん。先日お誕生日を迎えたばかりのSUZUKIさんの夢との向き合い方とは?

「なりたかったのは消防士。なんかカッコいい」

―― 子どもの頃の夢を教えてください。
消防士です。ら世代の男の子は多いと思います。なんかカッコいいじゃないですか、あの消防士の方たちの赤だったりオレンジのつなぎ姿。見た目も雰囲気もカッコいいって思って。ただそれは幼稚園ぐらいの時のことなんで、あんまりリアルな感じはなかったです。あとそうだなあ、忍者になりたかったです

―― そのころのSUZUKIさんはどんな子だったんですか?
めちゃくちゃやんちゃだったんじゃないですかね。やりたいことは何でもやるし、たぶん人の言うことも聞かなかったです(笑)。活発で、虫とかすごい好きで。僕が通っていた幼稚園は自然派というか、園の方針で、外で遊ぶことが多かったんです。それでイモ虫でポケットをパンパンにして帰ったりして、お母さんがマジでぶっ倒れそうになるぐらいの感じで叫んでいたのを覚えてます。ビックリさせようとかじゃなくて、ただ好きだから持って帰ってたんですけどね。

―― そんなやんちゃな男の子がアーティストを目指すようになったきっかけは?
物心つき始めたころから音楽は好きで、人の前で張り切って歌ったり踊ったりするタイプでしたけど、それが職業になるってことをは認識してなくて。中学校も終わりの頃になって周りが将来自分は何をしたいかって進路を考え出すタイミングもあったのかもしれないですけど、歌手を意識するようになったのはその頃です。考えているうちに、自分が歌手になることって絶対無理なことではないって思ったんです。歌手って人間がなるもので、仕事じゃないですか。そうならば、俺も頑張ればなれるんじゃないか、みたいな。

僕自身は中高一貫校だったこともあって、高校進学を機に、自分の将来をリアルに考えるタイミングはなかったですけど、少しずつ将来のことを考えるようになっていました。当時野球をやっていて、好きでしたけどプロ野球選手っていうのはリアルじゃなかったし、甲子園に行きたいかって聞かれればそうでもなかったから高校では野球をやりませんでした。そういう中で歌手は熱があったのかなと思います

Vol.37 宇原雄飛(THE JET BOY BANGERZ)インタビューシリーズ〈 LDH バトン ~夢~ i CONZ 第二章特集〉

2023.08.16 Vol.Web Original

 EXILE、三代目J SOUL BROTHERSらが所属するLDH JAPANは、音楽やダンスだけでなく、映画や芝居、アパレルや飲食など、さまざまなプロジェクトを通じて「Love, Dream, Happiness」のメッセージを届けています。【LDH バトン】では、LDHに所属するアーティストやタレント、アスリートたちに、Dream(夢)について聞いていきます。

 今回登場するのは、8月23日にシングル『Jettin’』でデビューを果たした10人組ダンス&ボーカルグループ、THE JET BOY BANGERZ(TJBB)の宇原雄飛さん。DEEP SQUADでも活躍する一方で、10人のセンターでマイクを握る宇原さんの夢の叶え方。

 

「サッカー選手になりたかった」


―― 宇原さんが記憶に残っているなかで、一番最初に抱いた夢を教えてください。
サッカー選手です。小学校低学年の頃からチームに入ってやっていました。内気だった自分が唯一やりたいって言って、やらせてもらったことです。

―― その頃の自分はどんな子どもでしたか?
めっちゃ内気で人前に出るのは苦手でした。特に小学生の頃は。いつも何かにビビってました。ただ、小学校の間で性格ががらっと変わったんです。テレビの影響だと思うんですけど、当時、ジャニーズさんだったりEXILEさんだったり、歌番組で歌って踊って、自分を表現している姿を見て、すごくかっこいいなって。それに影響されて、殻を破って自分を出していこうと思うようになったんです。それが小学校後半ぐらい。そこから逆に目立ちたがり屋になっていく、開花しちゃったんですね(笑)。中学の文化祭では友達とマイク持って三代目 J SOUL BROTHERS(以下、三代目)さんを歌ってましたから。

―― どの曲を? それに宇原さんがどっち側に立っていたのかも気になります。
歌ってたのは「花火」は「冬物語」。僕は登坂さん担当です。あこがれていたので。

注目度上昇中のヒップホップユニット MA55IVE THE RAMPAGE  目標は「THE RAMPAGEと対バン」 9月に初のシングルパッケージをリリース

2023.08.14 Vol.Web Original

 ヒップホップユニット、MA55IVE THE RAMPAGE(以下、MA55IVE)が存在感を増している。人気も注目度も沸騰中の16人組ダンス&ボーカルグループ、THE RAMPAGEのLIKIYA、神谷健太、山本彰吾、浦川翔平、鈴木昂秀のパフォーマー5人で構成されたヒップホップユニットだ。昨年、「ハイロー」シリーズの最新映画『HiGH&LOW THE WORST X』で劇中歌「RIDE OR DIE」を担当して注目され、今年年明けからは大型イベントのステージやB.LEAGUEのハーフタイムショーも経験。9月に初めてのシングルパッケージのリリースも決定し、勢いが止まらないMA55IVEに沖縄でインタビュー。メンバーが、MA55IVEの始まりからこの先までを語る。

 

『INVADERZ』はMA55IVEの覚悟が見える作品

ーー ユニット初となるシングルパッケージ『INVADERZ』(9月13日発売)を控えて、ファンの皆さんを中心にザワザワしています。『INVADERZ』はどんな作品になっているんですか?

山本彰吾:『INVADERZ』は、結構僕らの覚悟が見える作品になると思っています。というのも、MA55IVEの価値観と見え方が一気に改造できると思っているからです。

ーー なんだかすごそうですね!

浦川翔平:攻めたやつです……ダブステップっぽい。

山本彰吾:THE RAMPAGEでやらないことを、MA55IVEはやってくれるよなあというものになっていると思います。

ーー リリースパーティーもあり、ファンの期待も高まっています。

浦川翔平:新しい曲が皆さんに届けられる楽しみとうれしさでいっぱいです。もちろんファーストインプレッションの怖さもありますけど。

神谷健太:反応を見るのが楽しみだよね。みんな来てくれるのかなって思いますし、MA55IVEの立ち位置も分かる。それによって、これからやれることも分かってくるから。

鈴木昂秀:確かに!


始まりは「ラップやりたい人、手を挙げて!」


 
ーー さて、今日はそこからですかというところからお話を聞きたくて。まずはMA55IVEの始まり、ゼロからイチになったときのことを教えてほしいです。

LIKIYA:本当の最初でいうと、僕と翔平と(武知)海青(THE RAMPAGEのパフォーマー)だったんです。ただその時はまだMA55IVEでもなんでもないんですけど。ラップをやりたい人はいる?と聞かれて手を挙げたのがこの3人。その流れで、LDH所属のラップチームといったらDOBERMAN INIFINITIYさんですから、ドーベルさんにラップのレッスンを受けたっていう。

ーー 派生ユニットを想定しての「手を挙げて!」やレッスンだったんでしょうか。

LIKIYA:それはなかったと思います。もともと人数が多いグループなので後々そういうこともできるんじゃないかなと思ってるけど、ぐらいで。具体的には何も決まってない状態で、とにかくやってみよう!です。

浦川翔平:そこから考えると、MA55IVEって意外と長くやってるんですよね。まだMA55IVEではない状態でTHE RAMPAGEのホールツアー(”GO ON THE RAMPAGE”)でやってたのが2017年とか18年、手を挙げたのはそれより前で16とか17年だったんじゃないかな。その頃にやりたいですって手を挙げるのは度胸がいりました。THE RAMPAGEが新人ですし、まずパフォーマーとしてTHE RAMPAGEを全力でやっていく時だろうって思われる時期ですから。

ーー それでも手を挙げたんですね。

浦川翔平:子どもの頃からDJとかラップをやらせてもらってきたので、それを具現化したかったというのもどこかにあったのかもしれないですけど、単にスキルを磨きたかったんです。ドーベルさんはリアルに作品をリリースしたりライブをしているので、第一線でやっている人たちから学びたかったんです。

ーー 次に加わってくるのは(鈴木)昂秀さんですよね。

鈴木昂秀:時期的にはホールツアー前です。リハ―サル中だったと思うんですけど、HIROさんがいらっしゃって、「ラップやりたい人いないの」って軽い感じでおっしゃったんです。


「俺も好きなんです、やりたいです」

 

ーー そして順番的には、山本(彰吾)さんが登場?

LIKIYA:ホールツアーのラストだったよね、最終日。

浦川翔平:「俺も好きなんです、やりたいです」って告白してくれて。

ーーちょっとドラマがありそうですね。

山本彰吾:ヒップホップもラップも好きでしたし、チャンスがあったらという気持ちはありましたけど、自分なんてなあって思っていました。だけど、みんながやっているのを見ていたら抑えられなくなって……チャンスは今しかないなって。

LIKIYA:LINEをもらったんだよね。

鈴木昂秀:泊まってるホテルの部屋にコンコンって来てくれて、伝えてくれたんです。

山本彰吾:ひとりずつね、ボーカルも含めて。僕はもともとパフォーマーとして入っていて、マイクを持つって……結構考えたんですよ、THE RAMPAGEと共存してやっていくんだったら何も言わずに始めるのは失礼だって。それも後からポコッて入るわけだし、筋は通したくて。THE RAMPAGEで初めて筋を通したのはそこかもしれない。

ーー そして、川村壱馬さんと入れ替わるように、神谷健太さんが加わる、と。神谷さんは他のメンバーがマイクを握っているのをどんなふうに見ていたんですか?

神谷健太:みんながやっているのは知ってましたけど、自分はラップはやらないし、もともと歌が歌いたかったので自分とは別のことだと思っていました。ただ、ホールツアーでやましょー(山本彰吾)がマイクを持ってるのを見たときはちょっとあったかな……。それでLIKIYAさんに話したら、まずはラップでマイクを持ってみたらいいんじゃないか、そこから形を変えていくっていうのもあるんじゃないかと。

 

「MA55IVEのロゴがバーンと出た」

 

山本彰吾:それで、『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2019 “THROW YA FIST”』ですよね。

LIKIYA:…健太が登場! それで(“RMPG”で)MA55IVEのロゴがバーンと出て

浦川翔平:アイヤイヤー!って「Determined」!  MA55IVEの名前は、VERBALさんがつけてくれました、やべぇ奴らみたいな意味合いで。

 

※初稿出稿時に時系列に誤りがありました。グループに確認し訂正いたしました。

『ニホンという病』養老孟司×名越康文、生成AI時代のクリエーティブとは?

2023.08.13 Vol.Web Original

 解剖学者の養老孟司と、精神科医の名越康文による『ニホンという病』(日刊現代)が発売された。夕刊紙「日刊ゲンダイ」での連載をもとにコロナ禍の日本社会や、これからの日本はどうあるべきかについて対談形式でまとめられ、テーマは新型コロナウイルスやロシアによるウクライナ侵攻、環境問題、地方創生、ダイバーシティなど多岐に及ぶ。

 中でも我々に身近な生き方について語られるのが「自分の田舎をつくる」という章だ。これは今、住んでいる場所とは別の田舎を見つけるというライフスタイルを指し、自分の居場所を自分で決める生き方ともいえる。閉塞感漂うこの国で、私たちはこれからどう生きればいいのかを2人に聞いた。(全2回のうち第2回/前編から続く)

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『ニホンという病』養老孟司×名越康文が明かす「第二の田舎」の見つけ方

2023.08.12 Vol.755

 解剖学者の養老孟司と、精神科医の名越康文による『ニホンという病』(日刊現代)が発売された。夕刊紙「日刊ゲンダイ」での連載をもとにコロナ禍の日本社会や、これからの日本はどうあるべきかについて対談形式でまとめられ、テーマは新型コロナウイルスやロシアによるウクライナ侵攻、環境問題、地方創生、ダイバーシティなど多岐に及ぶ。

 中でも我々に身近な生き方について語られるのが「自分の田舎をつくる」という章だ。これは今、住んでいる場所とは別の田舎を見つけるというライフスタイルを指し、自分の居場所を自分で決める生き方ともいえる。閉塞感漂うこの国で、私たちはこれからどう生きればいいのかを2人に聞いた。(全2回のうち第1回/後編に続く)

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【インタビュー】GENERATIONS 片寄涼太、関口メンディー、中務裕太が「ゾクゾクする」後輩とは?〈ミンナのウタ〉

2023.08.11 Vol.web original

 昨年デビュー10周年を迎えたGENERATIONSが8月11日公開の映画『ミンナのウタ』にメンバー全員で主演を果たす。TOKYO HEADLINEではボーカルの片寄涼太、パフォーマーの関口メンディー、中務裕太にインタビューを実施。デビューから10年経っても変わらない、青春感あふれるわちゃわちゃトークを繰り広げてくれた。映画に関する話はもちろん、推しの後輩や反響を呼んだコラボを振り返ったりなど、楽しいインタビューをお届け!

辰巳リカが8・12後楽園での「東京プリンセスカップ」準決勝に向け意気込む「自信はある。私にかみーゆの作戦とか通用しない!」

2023.08.09 Vol.Web Original

 東京女子プロレス、夏のシングル最強を決めるトーナメント「第10回東京プリンセスカップ」が大詰めを迎えた。8月12日、東京・後楽園ホールでの準決勝で辰巳リカが上福ユキと、山下実優が荒井優希(SKE48)と対戦。その勝者同士により、13日の決勝(後楽園)で優勝を争う。

 そこで初優勝を目指すインターナショナル・プリンセス(IP)王者の辰巳にトーナメント準決勝、決勝への意気込みを聞いた。

映画『バービー』監督を直撃!“バービーが女性の解放を遅らせた”という批判や“イジリ”も描いた理由

2023.08.07 Vol.web original

「実は私の母はあまりバービーが好きではなかったので、私が遊んでいたバービーはみんなご近所からのおさがりだったんです。だから私が持っていたバービーは髪を切られたり裸にされたり、とことん遊んでもらってきたものばかりでしたね(笑)」と振り返るグレタ・ガーウィグ監督。女優として活躍しながら、監督作『レディ・バード』(2017)や『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)が高い評価を得、現在ではハリウッドを代表する女性監督の一人。リアルで等身大の女性心理を生き生きと描いてきた監督が新たな題材としたのは、世界中で愛されるファッションドール・バービーだ。

 映画『バービー』では、まさにバービーが現実世界に飛び出してきたかのようなマーゴット・ロビーのビジュアルやピンクカラーに彩られたバービーランド、ポップなミュージカルシーンなど、ガールズパワーがはじける世界観も目を引くが、本作の重要なテーマの一つが、バービーを通して伝えられる多様性の大切さ。

 劇中では、髪の毛を切られ“メイク”をされ、手足をとんでもないほど伸ばされた“変てこバービー”も登場し、さまざまなバービーとともに大活躍する。バービーのブランドメッセージだけでなく、バービーで遊んできたユーザーの視点が盛り込まれているのも本作の面白さだ。“非公式な”遊ばれ方をした“変てこバービー”だけではない。世界中の少女たちをエンパワーメントする存在でありながら、一方で“女の子らしさ”や女性の理想像をステレオタイプ的に象徴する存在としてとらえられてきたという一面にも言及されているのだ。映画では、現実世界にやってきたバービー(マーゴット・ロビー)が「ジェンダーに縛られたくない現代の女の子たちにとってバービーがどんな存在であるか」手厳しい現実を突き付けられる場面も描かれている。

「今回、重要だったのがマテル社の64年史を反芻することでした。私は母があまりバービーを好きじゃなかったこともあり、バービーが象徴するものに対する意見がどんなものなのか、母を通してよく知っていました。でもバービーは時代とともに変化してきたんです。バービーが願っているのは、皆がバービーに自分自身を見出せること。今回の映画にも、それをきちんととらえ、反映させなければならないと考えていました」

 同時に、不人気で廃盤になったバービーが登場したり、誰もが服を脱がせて確かめたことがあるだろう、バービーとケンの“あの秘密”に言及したりと、爆笑必至のバービー“イジリ”も随所にちりばめられているのもポイントだ。

「たぶんマテル社の方々も、私たちがやろうとしていることに少し不安を抱いていたと思います(笑)。もちろん彼らは会社としての意見を持っていました。特にバービーが抱える複雑な部分を私たちが映画でどのように見せていくかについて、いろいろ案じていたようです。でも最終的に完成したこの作品こそが、私がもともと作りたいと思っていた映画なんです。もちろん私たちにはマーゴットというアドバンテージがありました。今回、マーゴットはプロデュースにも携わっていて、これが彼女の作りたい映画でもあったんです。だからもしマテル社がそんな映画は作りたくないと言ったとしてもかまわない、これが私たちが作りたい映画なんだ、と思っていました。バービーを描く映画なら、バービーが持っている複雑な面も描かなければ、不誠実になってしまうという強い思いがあったんです。でも結局いろいろな話し合いをしていく中で、マテル社の人たちも居心地悪いネタで居心地よくなっていましたね。私のほうが毎日驚いてました(笑)。英語の表現で“まるで盗んだかのように車を運転しろ=死ぬ気で走れ”という慣用句がありますけど、まさに毎日そんな感じでした。こんなネタ満載の形で最後まで作り上げることができたことが今でも信じられません(笑)」

「男性キャラのケンは家すらない脇役キャラ」という定番ネタも、ケン役ライアン・ゴズリングの熱演もあいまって笑いと共感満載のエピソードに昇華する。

「ケンはバービーが発売されてから数年後に登場した、つまり後から思いつかれたキャラクター。だから住んでいる場所さえないし、もしかしたらバービーにとってはバービーの車ほどの価値もないかもしれないという、とても悲しい存在です。ケンの視点から考えるとすごく悲劇だな、とそれがおかしくもあって。バービーランドは、現実と反転したようなところがありますよね。だからケンも、現実世界での女性たちのように、バービーランドで自分たちが誇らしく思える瞬間を望むんじゃないかと考えたんです」

 今回、アメリカでは社会現象的ヒットを巻き起こした一方、一般ファンによる原爆を思わせる画像とバービーのコラージュ投稿に米ワーナー・ブラザースの公式アカウントが反応を返したことで物議をかもし、改めて米ワーナー・ブラザース本社がメディアを通して謝罪を表明、SNSの該当の投稿を削除することになったことは記憶に新しい。ガーウィグ監督にとってはまさかの事態となったが、この日の取材で監督は「ワーナーが謝罪することが重要だと思っています」と明言。バービーが掲げる多様性の大切さが、世界のさまざまな人の思いに寄り添うことを願いたい。

 映画『バービー』は8月11日より全国公開(配給:ワーナー・ブラザース映画)。
(TOKYO HEADLINE・秋吉布由子)

岡本玲、電話シーンでかかってきた長妻怜央の「リアル電話」に感激!“格差婚”役で息ぴったり

2023.08.05 Vol.web original

“普通の結婚”の壁に突き当たっていたアラサー女子に訪れたのは年下のイケメン社長からの電撃プロポーズ! 累計500万DLを突破した、アキラによる大人気コミックをドラマ化した『その結婚、正気ですか?』(TOKYO MX 8月7日22時~放送開始)。W主演を務める岡本玲と長妻怜央が、この夏一番の“胸キュン”をお届け!

「朗読で戦国武将の“壁ドン”を表現」紺野彩夏と深堀未来が「音楽朗読劇 アシガール」共演

2023.07.28 Vol.web original

豪華キャストによる朗読と生バンドが手掛けるライブ音楽で描く「音楽朗読劇 アシガール」が8月5日、6日に豊洲で上演!原作は、森本梢子による同名人気コミック。戦国時代にタイムスリップしてしまった、足が速いことだけがとりえの女子高生・唯役の紺野彩夏(6日昼夜公演)と、唯が恋に落ちる“若君”こと羽木九八郎 忠清役の深堀未来(6日昼公演)が、新感覚の朗読劇に初共演で初挑戦!

【紺野彩夏と深堀未来、初共演で音楽朗読劇に挑戦!】

―今回が初共演のお2人。互いの印象は?

紺野彩夏(以下:紺野)「とてもクールな雰囲気で、若君っぽい方だな、と思いました(笑)」

深堀未来(以下:深堀)「人見知りなだけで、慣れてきたら全然クールじゃなくなると思いますけど、演じているときは若君のようにしっかりクールでいられるよう頑張ります(笑)! 僕はお芝居がほぼ初めてなので、紺野さんがとても頼もしいです」

―2人が演じるのは(6日昼公演)、突然、戦国時代に放り出された女子高性・唯と、羽木家の嫡男として誰からも慕われるイケメン若君・忠清。

深堀「僕は普段、BALLISTIK BOYZというグループで活動しているので、仲間を大事にする若君の思いはとても共感するものがあって、そこも熱を入れて演じることができるんじゃないかなと思っています。物語の舞台が戦国時代ということもあって、普段使わないような言葉遣いでお芝居するのは少し難しくもあるのですが、そこはたくさん稽古して自然に演じられるようにしたいです」

紺野「唯は元気いっぱいで素直な女の子なんですが、そんな魅力をしっかり伝えられるように演じたいです。とくに、現代と戦国時代を行き来するからこそ得られる感情は、唯ならではのものだと思うので、大切にしたいです。朗読劇ということで、そういった細やかな感情はちょっとした声の表現の仕方や抑揚などで表現していかなければならないと思うので、その挑戦も楽しみです」

―タイムスリップものならではの面白さも本作の魅力。

深堀「今回の朗読劇でも、けっこう現代と戦国時代を行き来する展開があるので、そこはメリハリをつけて表現したいです」

紺野「唯が戦国時代に行ったときのちょっと浮いている感じとか、時代が切り替わったときに、そのなかでちょっと浮いている様子を楽しく伝えられたらいいなと思います。音楽の生演奏と相まって、現代と戦国を行き来する演出がどうなるのか楽しみです」

“DDTの英国戦士”クリス・ブルックス「7・23両国国技館でKO-D無差別級王者になるのは運命」【DDT】

2023.07.18 Vol.Web Original

 DDTプロレス年間最大のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2023」(7月23日、東京・両国国技館)が目前に迫ってきた。同大会で、火野裕士(フリー)が保持するKO-D無差別級王座に挑むのが英国戦士のクリス・ブルックスだ。クリスは5月に開催されたシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2023」で優勝した実績が評価され、同王座への挑戦を決めた。この6月でDDTでの5年目を迎えたクリスに、4年間を振り返ってもらいつつ、両国での大一番に臨む意気込みを聞いた。

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