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「千代田区は子どもの遊び場が少ない」小学生が「住み続けられる未来の千代田区」に向け議論

2025.12.15 Vol.web original

 

 小学生が自分たちが暮らす地域の未来について考える「ちよだキース・フォーラム~国連を支える世界こども未来会議in CHIYODA~」が12月14日、千代田区にて開催。区内の小学生が「住み続けられる未来の千代田区」について話し合い、発表した。

「国連を支える世界こども未来会議」は、世界のこどもたちが集まり、SDGsを軸に平和で豊かな世界について語り合うピースコミュニケーションの場として、2019年に東京オリンピック・パラリンピック公認プログラムとしてスタート。2023年2月には国連からタイトルの認定を受け、以降毎年、子どもたちの代表団が米ニューヨークの国連本部に訪問し、提言書を届けている。

 冒頭、この日のイベントを千代田区とともに主催した一般財団法人ピースコミュニケーション財団・一木広治代表理事は「このプロジェクトは、皆さん自身が、自分たちの未来をどうしたいか、そのためには何をするべきかを仲間と一緒に考え行動できるよう、大人たちが応援していこうという試みです。自分たちの未来について想像を働かせてみてください」とエール。

 この日は32名の小学生が7組に分かれてグループを結成。グループのメンバーはほとんどが初めて会った者同士とあって、やや緊張気味の様子。そこに、NTT株式会社 上席特別研究員の渡邊淳司氏が登壇。渡邊氏が開発したコミュニケーションツール「心臓ピクニック」と「わたしたちのウェルビーイングカード」を使って互いの心臓の動きを体感したり、カードを使って自己紹介。ユニークなツールを通して、瞬く間にチームメイトとなった子どもたち。

 ワークショップでは「住み続けられる未来の千代田区」のためのアイデアについてディスカッション。まずはそれぞれが気づいた「千代田区の課題」を上げ、そこから課題解決のために何が必要か、アイデアをまとめ上げていく作業に挑戦。互いにアイデアを出し合い、意見を交わし、プレゼンテーションに向けて発表の仕方まで練り上げていく子どもたちの様子に、見守る大人たちも感心しきり。

北区の未来には「自然が大事」小学生が「住み続けられる未来の北区」でアイデアプレゼン

2025.12.08 Vol.Web Original

 小学生たちが自分たちが暮らす地域の未来の姿について考え、アイデアを提案する「国連を支える世界こども未来会議 in KITA-ku」が12月7日、東京都北区の北区議会議事堂で行われた。イベントには北区に暮らす児童33人が参加、「住み続けられる未来の北区」について意見をまとめて発表した。児童のまっすぐなアイデアに、区長ら大人たちは関心したり苦笑いしながらも、北区のより良い未来に向けて熱心に耳を傾けた。

「国連を支える世界こども未来会議」は全国各地で行われているイベント。開催地の小学生たちが自分たちの街にずっと住み続けられるためには何が必要かと考える。ワークショップとプレゼンテーションからなる半日のイベントで、普段は別々の学校に通う同じ年代の子どもたちがチームを作って問題点を考え、大学生らのサポートを受けながら、その解決法を考える。

沖縄の小学生が “毒生物アプリ” を提案!「国連を支える世界こども未来会議 in OKINAWA」

2025.11.25 Vol.Web Original

 沖縄県の小学生が自ら “住み続けられる未来の沖縄” のアイデアを提言する「国連を支える世界こども未来会議 in OKINAWA TOMIGUSUKU」が11月24日、沖縄・豊見城市の沖縄空手会館で行われた。主催は豊見城市と一般財団法人ピースコミュニケーション財団。

 今回で2回目となる沖縄・豊見城市での開催。豊見城市の徳元次人市長は「前回は “住み続けられる未来の沖縄” というテーマの中で、皆さんにしか気づくことのできない視点で “こうしたことが課題なんだ” と意見を出し合い、僅差で最優秀賞が決まりました。この会議から都内でのプレゼンを経て、ニューヨークの国連本部でアイデアを発表する子どもたちを沖縄・豊見城から生んでいきたい」と挨拶。

徳元次人市長は「国連本部でアイデアを発表する子どもたちを沖縄・豊見城から生んでいきたい」

浜松市の小学生が市役所の議場で持続可能なまちづくりのアイデアを発表

2025.11.17 Vol.web original

 小学生が自分たちが暮らす地域の未来について考える「国連を支える世界こども未来会議 in HAMAMATSU『浜松市小学生SDGsアイデアコンテスト』」の最終審査発表会が11月15日、浜松市役所議場にて行われ、市内の小学生が「住み続けられる未来の浜松市」のアイデアを発表した。

ピースコミニュニケーション財団とUNIS、国連日本政府代表部が三者協力協定を2026年まで更新

2025.10.27 Vol.Web Original

 一般財団法人ピースコミニュニケーション財団の一木広治代表部理事が10月16日、米ニューヨーク市内のUnited Nations International School(UNIS=国連インターナショナルスクール)を訪問した。

 一木氏は国連日本政府代表部の森尊俊公使の代理である宇川一等書記官を交えダン・プレナー事務局長兼校長と会談し、同財団と国連日本政府代表部、UNISの間で結ばれている三者協力協定の2026年までの更新を締結した。

 この三者協定は日本で開催している「The Children’s Conference of the Future in Support of the United Nations(国連を支える世界こども未来会議)」の代表キッズアンバサダーとUNISに在籍する世界のこどもたちの代表による「国連を支える世界こども未来会議」の開催と、合わせてキッズアンバサダーがUNISを訪問して交流カリキュラムを行うことを目的としたもの。

 この「国連を支える世界こども未来会議」は世界のアルファ世代を対象に2021年にスタートし、2023年2月に国連本部からタイトルの認定を受けている。今年8月には大阪・関西万博でその特別版「国連を支える世界こども未来会議 FUTURE SUMMIT みらい総会」を2日間にわたって開催。その初日の8月6日には国連のグテーレス事務総長の代理である国連児童基金ユニセフ東京事務所代表、サウル・ゲレーロ・オテイサ氏に206名の子どもたちの平和の実現に向けての宣言をまとめた提言書と、それをまとめたフラッグを手渡した。この平和に向けた提言活動は2028年に国連が出す予定の「将来世代に関する宣言」に向けて継続して行っていくという。

 また2026年はUNISとの交流事業と「国連を支える世界こども未来会議 ニューヨークUnited Nations」を5月にニューヨークで開催する予定となっている。

2年目のプロジェクト始動! 「小さな主語探して」堀潤氏がくまモン記者団に記者の心得〈国連を支える世界こども未来会議×くまモン記者団〉

2025.10.13 Vol.Web Original

 熊本の子どもたちが未来の熊本について話し合う「国連を支える世界こども未来会議×くまモン記者団」プロジェクトの第1回(全3回)が、10月12日、熊本県上益城郡のくまもとSDGsミライパークで開催された。

 プロジェクトは2024年度にスタートし2年目。この日は、ジャーナリストの堀潤氏が、熊本の子どもたちによる、くまモン記者団に任命証を手渡したほか、堀氏が記事の書き方や写真の撮り方についてワークショップを行った。

 ワークショップで、堀氏は、自身のジャーナリストとしての取材や報道の経験はもちろん、子どもたちにも身近な熊本地震などの災害時の報道についてのエピソードや、パレスチナとイスラエルの問題まで含めながら、くまモン記者団のメンバーたちに分かりやすく、記者の「知らせる」役割や、「何を伝えるか」「どう伝えるか」といったことについて分かりやすく伝えた。

「住み続けられる未来の豊島区」最優秀賞は区民がもっと豊島区のことを知るための「IKEBUSツアー」。高際区長「すぐにでも活用できる素敵なアイデア」

2025.08.28 Vol.Web Original

 東京・豊島区の小学生が自ら“住み続けられる未来の豊島区”のアイデアを提言する「国連を支える世界こども未来会議in TOSHIMA 2025」(主催:豊島区、一般財団法人ピースコミュニケーション財団 後援:こども家庭庁、外務省、東京都)が8月27日、豊島区役所の1階センタースクエアと8階の議場で行われた。

 冒頭、司会を務めたジャーナリストの堀潤氏が「ここで話し合った皆さんのアイデアは私たち大人が責任を持って国連や世界の代表者たちに届けます。“国連を支える”ということは世界を支えるという意味。そこにつながるアイデアの一番最初が今日だと思っています。ぜひ今日は素晴らしいアイデアを出し合ってください」と語った。

 第1部はこどもたちが7つのグループに分かれてのワークショップ。前半では「わたしたちのウェルビーイングカード」を使い、グループの仲間たちに自己紹介。このカードはウェルビーイングのために大切なことが書かれたもの。18枚の中から自分にとって何が大切なのかが書かれたカード選び、それをメンバーと共有した後、今度は“住み続けられる未来の豊島区”に必要だと思うカードを選び、それを実現するために必要なことをシートにまとめて1人ずつ発表した。そして後半ではメンバーが選んだカードの中からグループとしての1枚を選び、第2部での発表に向けてのアイデアをまとめていくのだが、ここで堀氏は「いろいろな人たちが見て“そうだな”と思ってもらうためには文字だけではなく絵で説明するということも必要。世界の人たちに伝えるということはシンプルで、かつインパクトのあるメッセージを」などとこどもたちにアドバイスした。

小学生が考えた「住み続けられる未来の浜松市」 《国連を支える世界こども未来会議 in HAMAMATSU》

2025.08.26 Vol.Web Original

 小学生が自分たちが暮らす地域の未来について考える「国連を支える世界こども未来会議 in HAMAMATSU『SDGsを学ぶワークショップ』」が8月23日、静岡浜松市内で開催された。イベントには、市内小学校で学ぶ4~6年生の児童13名が参加、「住み続けられる未来の浜松市」について一緒に考え、アイデアを発表した。

 イベントは、ワークショップとプレゼンテーションで構成。小学生たちは4つのグループに分かれて自分たちが暮らしている浜松市がどんな市であれば住み続けたいと思うのか意見を交換し、最終的にグループで提案をまとめて発表した。各グループの話し合いは、ボランティアとして参加している大学生と高校生がサポートした。

 各グループは、このワークショップのシリーズでおなじみとなった、“わたしたち”のよりよい在り方を可視化する『わたしたちのウェルビーイングカード』を使った自己紹介をし、話し合いを始めた。

 カードには、〈社会貢献〉〈緑〉〈平和〉〈希望〉〈応援・推し〉といった、その人らしく、いきいきと生きるあり方や、心地よくいられる状態を示す「ウェルビーイング」を感じる言葉が書かれているもので、こどもたちはカードのなかから自分が幸せを感じるには何が必要かを選び、なぜ選んだのかを説明することで、お互いの理解を深めた。

 それぞれの考え方が分かったところで、話題は「住み続けられる未来の浜松市」に。グループごとに話の進み方は様々で、「近所の人がみんなやさしい、仲がいい」「でも、ごみの出し方で少し言い合いになったりすることもあるよ」「お互いに物をあげたりもらったりしている」といった今の浜松市について話しながら同じ地域で一緒に暮らす人たちとのコミュニケーションの仕方について話したり、「やっぱり必要なのは……安心」「海があるからやっぱり津波が怖い」といった災害対策に考えを巡らせるチームも。「農業だったり浜松市の産業を活用して何かできたらいいよね」「浜辺だったり豊かな自然を守りたい」など、いろいろな角度から、浜松市の「こうだったらもっといいな」「ああだったらずっと住みたいな」、そして「このまま変わらずいてほしい」といったことも含めて、アイデアを付箋に書いていくとテーブルの上はあっというにカラフルになった。

稲城市の本会議場で子どもたちが白熱プレゼン!「国連を支える世界こども未来会議 in INAGI」

2025.08.23 Vol.Web Original

 東京・稲城市の小学生が自ら “住み続けられる未来の稲城市” のアイデアを提言する「国連を支える世界こども未来会議 in INAGI」が8月21日、稲城市地域振興プラザおよび稲城市議会 本会議場で行われた。主催は稲城市と一般財団法人ピースコミュニケーション財団。

MIYAVIら、大阪・関西万博で子どもたちと世界に平和のメッセージを発信!《国連を支える世界こども未来会議》

2025.08.08 Vol.Web Original

 世界で活躍するギタリストのMIYAVIが8月6日、大阪・関西万博会場のEXPO メッセ「WASSE」で開催された「国連を支える世界こども未来会議 FUTURE SUMMIT みらい総会」に出席。イベント内の「ピースコミュニケーションステージ」で子どもたちと一緒にライブパフォーマンスし、平和へのメッセージを世界に届けた。

 MIYAVIは「世界に響かせて!大阪!」と、“Be Strong!(強くなれ!)”をきっかけに自身の楽曲『STRONG』をプレー。そして子どもたちをステージにあげてコラボレーション。子どもたちは「教師になりたい!」「美容師になりたい!」「リッチボーイになりたい!」とそれぞれの夢を音楽に乗せて英語で発表すると、MIYAVIと一緒に本イベントのテーマソングである「That’s What I’m Gonna Be」をパフォーマンス。観客や来場者も一丸となり一緒に手を打って体を揺らした。

「未来の仕事」をテーマでこどもたちがさまざまなアイデア。こどもたちの考える未来は「1年後」に古坂大魔王「これが僕らとこどもたちの違い」

2025.08.08 Vol.Web Original

 一般財団法人ピースコミュニケーション財団が8月7日、大阪・夢洲で行われている「大阪・関西万博」のEXPOメッセ「WASSE」で「大阪・関西万博 国連を支える世界こども未来会議 FUTURE SUMMIT みらい総会」を開催した。

 この「国連を支える世界こども未来会議」は小学生が集まってSDGsを軸に平和で豊かな世界について語り合う「ピースコミュニケーション」の場。2019年に東京オリンピック・パラリンピック公認プログラムとしてスタートしたBEYOND2020NEXT FORUMから創出されたもので、2023年2月には国連本部より「The Children’s Conference of the Future in Support of United Nations」とタイトル認定されている。

 今回の万博で開催している「FUTURE SUMMIT みらい総会」はその特別版で6と7の2日間にわたって開催。初日は「未来のお菓子」(森永製菓株式会社協賛)、「未来のお金」(野村ホールディングス株式会社協賛)というテーマでこどもたちがさまざまなアイデアを発表した。

 この日は「未来の仕事」(株式会社マイナビ協賛)をテーマにこどもたちが「まだない未来の仕事」について、約4カ月間のワークショップの成果を発表した。

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