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開業55周年のスペシャルイベント「GRAND HEART 2013」の点灯式が18日、東京タワーのフットタウンビル屋上で行われた。
同イベントは、東日本大震災からの復興途上にある被災地の人と、日本中の人が更なる支援の気持ちと未来への希望を抱くことを願い、東京タワーから希望のメッセージを発信するもの。
著名人のメッセージが書かれた55基の東京タワーのオブジェがハートの台に置かれ、その真ん中には被災地の小学生が書いたハート型の花が展示。点灯ボタンが押され、東京タワーのオブジェに灯りがともると、優しい光がハート型に浮かび上がり、幻想的な風景が広がった。
点灯式には日本電波塔社長の前田氏と照明デザイナーの石井幹子氏のほか、被災地の仙台市青葉区から観光に来ていた家族も出席。前田社長は「東京タワーは、震災以来被災地支援を続けている。55周年となる今年、55本のフィギュアに明かりを灯し、更なる支援を続けていきたい」と復興支援の継続を約束した。
「GRAND HEART 2013」は、3月31日(日)まで、毎日点灯。期間中、会場には募金箱を設置し、集まった募金は被災地の子どもたちに贈られる。
野田秀樹が芸術監督に就任以降、意欲的な企画に取り組む東京芸術劇場。フィジカルシアター、若い演劇人の育成、海外作品の招へいという3つの柱を掲げて、公共劇場ならではの活動をしてきたのだが、昨年9月のリニューアルを機に「芸劇dance」と名付けたダンスプロジェクトを立ち上げた。
現在、中学校の保健体育の授業でダンスが必修科目になるなど、ダンスに注目が集まってはいるが、コンテンポラリーダンスなどは、劇場に足を運んでまで鑑賞するという人はまだまだ少ない。山海塾、大駱駝艦、勅使川原三郎といった世界的に評価の高いカンパニーやダンサーがいるのに、ちょっと不思議な状況ではある。
採算性が低いからといって、世界に誇る日本の才能を海外に流出させたり、衰退していくのもおかしな話。「よし、ここは芸劇が一肌脱ぐか!」と言ったかどうかは定かではないが、今回の「芸劇dance」は、ダンスを“作る人”“踊る人”そして“観る人”を育てようという観点から東京芸術劇場が立ち上げたもの。
タッグを組むのはダンサー・振付家として世界を舞台に活躍する勅使川原三郎。昨年9月から勅使川原の監修のもと青少年を対象としたダンスワークショップ「U18 ダンスワークショップ・プロジェクト」を開催。オーディションで選ばれた13歳から16歳の青少年たちは勅使川原の独特のメソッドのもと、その可能性を開花させつつある。そして1月26、27日に、そのワークショップと連動する形で『ダンサーRの細胞』という新作が上演される。出演は佐東利穂子、KARASダンサーズ、ワークショップ参加の10代の青少年たち。
佐東は近年の勅使川原の全作品でメインパートを踊り、昨年はイタリアの権威あるレオニード・マシーン賞で「最優秀女性ダンサー賞」を受賞するなど、これまた海外で高い評価を受けているダンサーだ。今回の作品では勅使川原はダンサーの身体を固有の“細胞”のようにとらえ、さらなる新境地に挑戦するという。文字通り、佐東のような世界的なダンサーと初めて勅使川原の世界に触れる10代のダンサーたちが交わってどのような化学変化を見せるのか興味深い。
このワークショップは来年度も行われる予定とのことなので、自身が12~18歳の人、その年齢の子供がいて、気になる人は芸劇のホームページをこまめにのぞいておくことをオススメ。勅使川原のメソッドはテクニックより基本的な動きや理念といったものに重きを置くもので、ダンスの巧拙よりも自身の身体への素直な興味、疑問を重要視し、自身の身体と対話し新しい発見を重ねていくことを大切にするもの。必ずしもプロのダンサーを目指す人のためのものではなく、ダンスを通じての青少年の育成に大きく寄与することを目的としている。また12月にはコンドルズの近藤良平によるワークショップも予定されているとのこと。
勅使川原自身は4月12日にコンサートホールで鈴木優人のパイプオルガンとコラボレーション公演を行う。ちなみに芸劇のパイプオルガンは国内最大規模のもの。リニューアル後もオーバーホール継続中で、3月31日にお披露目記念コンサートが行われる。
毎年人気の『ふるさと祭り東京2013―日本のまつり・故郷の味―』が今年も開催。1月20日(日)まで東京ドームで、ふるさとの味や祭りが満喫できる。
今年の祭りには、青森県を代表する「五所川原立倭武多(たちねぷた)」が登場。東日本大震災からの復興を祈願して作られた、史上最大の高さ23mを誇る「鹿嶋大明神と地震鯰(かしまだいみょうじんとじしんなまず)」がドーム内を練り歩く。そのほか、46個の提灯がついた「秋田竿燈まつり」や圧巻のパフォーマンスを披露する「盛岡さんさ踊り」などの東北の祭りをはじめ、全国各地の祭りが会場を盛り上げる。
そして、なんと言ってもお楽しみなのが、今年で4回目を迎える「全国ご当地どんぶり選手権」。予選会を勝ち抜いた10どんぶりに、前回上位のシード4どんぶり、主催者推薦どんぶりの「香箱カニ丼」を加えた15どんぶりが、№1の座をかけて競う。2年連続でグランプリに輝いた北海道の「うにめし丼」も「殿堂入りどんぶり」“殿丼”として出展。審査対象外だが、絶対王者の魅惑の味が堪能できる。また恒例の「ご当地スイーツストリート」は今回、ゆるキャラとコラボを展開。くまモンなど人気のゆるキャラがおいしいスイーツとなって登場し、見た目の可愛さとおいしさで楽しませてくれる。
なお1月18日は開催時間を21時まで延長(最終入場20時30分)。夜間ならではの雰囲気の中、全国の地酒や地ビール、各地のおつまみを楽しみながら祭りが鑑賞できる「大人のふるさと祭り」となる。
ほかにも、新企画「絶品!逸品!ちょいのせ市場」や、これまでの人気のコーナーも多数展開。ふるさとの味や風景が思い出せるのはもちろん、全国のうまいものが集結しているので、東京にいながらにして各地のとっておきが味わえるのも魅力。東京ドームでいろいろなふるさとの味比べはいかが?
昨年のオリンピックやサッカーワールドカップのアジア予選の盛り上がりを見るにつけ、やはりスポーツにおいて国際大会は欠かせないもの。
今年は野球における世界一決定戦であるワールドベースボールクラシック(WBC)が開催される。
日本は過去2大会、崖っぷちから奇跡の勝利を積み重ね、2連覇を達成。始まる前はあまり注目度は高くないのだが、始まってしまうとみんな徐々に気になり始め、決勝戦では日中の昼間にもかかわらずワンセグで試合を見る人や電気店の街頭のテレビに黒山の人だかりができた。
今大会においては日本プロ野球選手会はかねてから要求していた不平等な参加条件の改善がなされていないと、不出場の方針だったが、後に参加を決定。アマチュアでチームを組んで参加という最悪の自体はまぬがれた。しかし前回大会で、エースとしてフル回転し、2大会連続で最優秀選手に選ばれた松坂がWBC前からの故障を隠し大会に参加し、以降、故障勝ちで成績がふるわないこと。キャンプへの参加が遅れることのシーズンへの影響を考慮し参加を見送る日本人メジャーリーガーが続出。今大会は国内選手だけでのチーム構成となる。果たして3連覇はなるのか…。
1983年4月15日に東京ディズニーランドが開園して30年。今年は、東京ディズニーリゾート全体で、30周年を盛大にお祝い! 新規イベントや新アトラクションなども続々登場する。
東京ディズニーランドでは、4月15日から新しい昼のパレード「ハピネス・イズ・ヒア」がスタート。さらに、「スター・ツアーズ」を全面リニューアルした新アトラクション「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ」も、この春オープンする予定だ。
東京ディズニーシーでは、メディテレーニアンハーバーを中心に繰り広げる新しいスペシャルイベントが登場予定。
また「東京ディズニーランドホテル」「ディズニーアンバサダーホテル」「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」でも30周年のお楽しみを用意。「東京ディズニーランドホテル」ではルームアメニティーやルームキーが30周年限定のデザインになるほか、3つのディズニーホテルのレストランでは30周年の特別メニューを展開。もちろん、夏祭りやハロウィーン、クリスマスなどのイベントにも30周年の“ハピネス”が、ちりばめられている。東京ディズニーリゾート史上最大の“ハピネス”を満喫しよう。
福島県では昨年、県が主催するモニターツアーを開催。首都圏の消費者を招待し、農産物の安全確保対策の説明と視察、旬の農産物の味覚体験、生産者等との交流を通じ、県産米への理解を促進した。
11月に行われた第3回目のモニターツアーでは、米の全量全袋検査が行われているあいづ農業協同組合 40号農業倉庫の猪苗代町内検査施設も見学。検査が行われている様子を視察した。
ほかにも、東京・銀座のレストラン「KIHACHI(キハチ)銀座本店」で、首都圏の消費者を対象に、福島県産の食材を使ったメニューの試食会を行うなど、さまざまな取り組みをして食の安心・安全を訴えた。
ツアーの案内をしてくれた福島県農林水産部農産物流通課長・吉田肇さんは、「私たちは“リスクコミュニケーション”が大切だと思っております。CMは一方通行ですがモニターツアー、イトーヨーカドーや西友などの店頭での説明会、KIHACHIさんで行ったような懇談会は今後も続けていきたいと思っています。そして、こうしたさまざまな取り組みを広く知らせることも効果があると考えております」とコメント。
東京にいる私たちができることは、こうした企画に積極的に参加し、福島県の今の姿を知ること。そこから自分たちにできることが、きっと見つけられるはず。