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ショッピング・ザ・リカバリング

2011.04.25 Vol.507

自粛は自粛! 失われた元気を取り戻す

東日本大震災発生から1カ月半が過ぎ、世はゴールデンウィークを迎える。震災で傷ついた人たちに何ができるのかを考えるとともに、我々にできるもう一つのこと。それは、日本経済を停滞させないことだ。不謹慎に思われる向きもあろうが、出かけ、買い物をすることで経済が回り、日本全体が動き出すための力にもなる。そんなわけで今回は東日本大震災の影響でオープン延期になった施設を中心に、日本の元気回復のためのショッピングスポットガイドをどうぞ。

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エキュート品川サウスは、3月末予定だったグランドオープンを4月5日に延期し、開業

エキュート品川サウス、エキュート上野

 駅中の商業施設「エキュート」。上野駅と品川駅の2カ所で、それぞれ3月31日、4月5日にグランドオープンした。エキュート上野のグランドオープンで加わったのは飲食店58店舗、その他雑貨、ファッションなど9店舗。東京藝術大学との取り組みで生まれたレストスペースも見ものだ。エキュート品川サウスは67店舗中29店舗をスイーツ、甘味で占める。女性がうれしい飲食店も多いので要チェック。 【エキュート上野】http://www.ecute.jp/ueno/index.html 【エキュート品川サウス】http://www.ecute.jp/shinagawasouth/index.html



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g.u.池袋東口店お薦めのスポーツラグランカラーブロックT。なんと590円 同じくg.u.池袋東口店の「さらっとキャミソール」。こちらも590円(写真・右端)

g.u.池袋東口店

 ユニクロからスピンアウトした低価格帯カジュアルブランド「g.u.」が、4月29日、池袋東口にフラッグシップショップをオープンする。これまで都内は郊外中心の出店だったこと、1日から29日までオープンを延期したために、待ちに待った感が強い。

 何よりもその安さを待っていたという人が多いだろう。オープンから2日間のキャンペーンのほか、5月5日までサンキュー=390円のセールを連日開催。ショップのお薦めは写真左のスポーツTシャツ(メンズ・590円)、キャミソール、タンクトップなどを揃えた吸水速乾機能インナー「さらっとスタイル」のシリーズ(各590円)。売り場面積も都内最大の300坪を誇り、地下1階〜3階がウィメンズ、4〜5階がメンズのフルラインアップ。“ユニクロにできなかった”ことを実現するg.u.で、あなたも思い切り買い物をどうぞ。 【g.u.】http://www.gu-japan.com/ ※池袋東口店の情報はトップページ右下のバナーから



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満を持してのオープンとなった二子玉川ライズショッピングセンター

二子玉川ライズショッピングセンター

 3月17日から19日にグランドオープンを延期した二子玉川ライズショッピングセンターは、すべてが要チェックだが、地下1階で89店舗を揃えた食料品店街は一押し。「食紀行」「ザ・グルメパントリー」など4つのゾーンに分けられ、そこはまさに食のワンダーランド。地上階は、二子玉川の上質なカジュアルをテーマにした「タウンフロント」、大型専門店中心の「リバーフロント」など4つに分かれており、いつでも誰とでも楽しく過ごせる空間であること間違いなし。 【二子玉川ライズショッピングセンター】http://sc.rise.sc



ドイツワインで盛り上がる「ヴルストマルクト」

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ヴルストマルクトで楽しみたい「ワインショーレ」は、ワインを冷たい炭酸水で割ったもの。キリリとして美味


 買い物に疲れたら、ぜひ寄ってほしいのが、東京ミッドタウンで4月29日から開催されるワインフェス「ヴルストマルクト」。ドイツのワイン街道沿いの街、バート・デュルクハイムのフェスを移植した今イベントではドイツのワイン、料理を存分に楽しめる。 【ヴルストマルクト】ドイツワイン、ビールを扱うザート商会のHPから http://www.zato.co.jp/


新宿駅で福島、茨城など被災地育ちの農産物を販売

2011.04.20 Vol.506
東京都や農業団体が主催する、「支えあい、ともに乗りこえよう!被災産地農畜産物応援ャンペーン」が21日と27日に、新宿駅西口広場イベントコーナーで開催される。福島第一原子力発電所の事故に伴う野菜の出荷制限や風評による価格の下落で打撃を負っている生産者を支援するとともに、風評を解消するのが目的。
 当日は、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉それぞれの県で生産された野菜を即売。アスパラ、レタス、トマト、きゅうり、小松菜、ほうれん草、かぶ、いちご、ピーマン、みず菜、米などが並ぶ。両日とも12〜16時まで行われるが、品物が売切れ次第終了する。

東日本大震災・東京の避難所の今

2011.04.04 Vol.504
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【左】キャパは900名と言われる東京武道館。「環境、精神面を考えるとその半分が事実上の限界では」と関係者。3月29日現在で125世帯289名が武道場・体育館に暮らしている。 【中上】後発で22日に開所したビッグサイトの避難所は、ノウハウも蓄積され物資も豊富。 【中下】一部、ペットの受け入れが難しいとの報道もあったが、どの避難所でもペットは元気に暮らしている。写真はビッグサイト。 【右上】民間企業の援助も入居者を励ましている。29日には東京武道館でクリスピードーナツがドーナツ350個を無償配布。 【右下】ボランティアが有効に機能している味の素スタジアムの避難所では、リラクゼーションルームを開設している


「落ち着いて、息の長い援助を」呼び掛け

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子どもたちが笑顔でないと、避難所生活はますますつらいものになる。味の素スタジアムの避難所では広いスペースもあることから、子どもたちと遊ぶボランティアも行っている。「重なる心労に疲れた母親にはありがたい話」と喜ばれているという

 東日本大震災を受けて、3月17日から避難所を開設し、主に福島県からの避難民の受け入れを開始した東京都。東京武道館(綾瀬)、味の素スタジアム(調布)の2カ所に加え、22日には東京ビッグサイトの避難所も開所し、当初3月いっぱいとしていた受け入れ期間を4月中旬までと延期した。開所当初は物資や食事の不足、受け入れ態勢の不備が指摘されたが、今では改善され、入所者たちの間にも安心が広まっている。

 地理的にも近いため、いち早く多くの入所者を受け入れた東京武道館(日本武道館と勘違いする人が大変多いため注意)は、最大で入所者が400名弱にまで達したが、都営住宅への入居抽選が終わってから出所者も増え始め、29日現在で286名、落ち着きを取り戻した。ここには30名前後の都職員のほか、足立区の職員も数名常駐。開所以前に避難してきた2家族を受け入れ、いち早く支援対策本部を立ち上げた経緯もあり、「既存制度、枠組みを利用し入所者のニーズに答えていく」(区担当者)とし、入居者から上がる就職、住居、就学の相談などを中心に、区を上げてサポートする体制だ。また、東京武道館が住宅地の中にあることから、近隣の住人たちのサポートも盛ん。直接避難所に来て物資の寄付をする人、ボランティアを申し出る人が後を絶たない。がしかし、「今は運営手法も確立し、物資も豊富。善意はありがたいが、いただいた寄付品をさばく作業に人手が割かれるし、必要ではない物品でもお断りすることができない」という苦慮もある。どうしても寄付したいという人は、直接の寄付は極力避け、都庁を通じて行うか、もしくはあらかじめ避難所へ行って、不足しているものを確認してから寄付するというやり方が望ましいようだ。ボランティアについても、現在300名前後が区のボランティアセンターに登録しているが、人手が足りているため現場での稼働には至っていない。足立区は、原発事故問題の長期化の懸念から、「今後サポートも長期化する可能性がある。息の長いボランティアを想定して登録してほしい」とし、資格などの“自分がやれること”を注記したうえでの登録を呼びかけている。また、区が負担するボランティア保険料が発生しない「仮登録」の制度の導入も検討し、負担の少ないボランティア体制の構築も検討しているという。

 一方、同日の17日に開所した味の素スタジアムの避難所ではボランティアが有効に機能している。都からの依頼を受けて、社会福祉法人 調布市社会福祉協議会がレンタルサイクル、入浴施設提供などから着手。その後、入所者とコミュニケーションしてニーズを聞きだし、さまざまなボランティア・プログラムを実践している。主なものでは、キッズルームの開設および子どもたちと遊ぶプログラム(3月いっぱいは府中東高校の和太鼓部のメンバーが担当)、マッサージ、アロマなどのリラクゼーションルームや、小学生から高校生までを対象とした学習室(主に電通大学の教授、学生らが先生役を担当)の開設などがある。「入所者のみなさんの疲れ、心の傷を癒す」とともに、「平時の生活に戻る際にも困らないようにすること」も考慮していることも評価されるべき点だろう。ボランティアの登録は、混乱を避けるためサイト(http://311.chofu-cw.com/)でのみ受け付けている。

 入所者の中には、福島県内の数カ所の避難所を経て「ようやく落ち着いた」「地震の後、初めて子どもが笑った」という人もおり、避難所の運営は現在では好調のようだ。22日にオープンした東京ビッグサイトは定員3000人のところ120名ほどの入居数で、これからの受け入れにもまだまだ余力がある。しかし、どの避難所でも「原発が落ち着かない限り、先がまったく分からない」という不安の声がもっとも強い。都や施設としても、先が分からないためにどのような施策をすべきか分からないという面もある。一日も早い事態の収束が望まれる。s


歌舞伎座改築中でもスクリーンで歌舞伎を満喫

2011.04.04 Vol.504
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『大江戸りびんぐでっど』配給:松竹©松竹株式会社

東銀座発

 2005年からスタートした人気シリーズ「シネマ歌舞伎」全作品が、4月9日から東劇(東銀座)にて一挙アンコール上映される。歌舞伎を上演する機会の少ない地域や、歌舞伎鑑賞になじみのない世代も、気軽に映画館で歌舞伎を楽しめるとして、日本全国はもちろん、海外でも上映され好評を博している本シリーズ。今回は、シリーズ全作が一挙アンコール上映される。

 野田秀樹が作・演出した第1弾『野田版 鼠小僧』に始まり、山田洋次が監督した『人情噺 文七元結』、ドキュメンタリー篇と舞台篇で見せる特別篇『牡丹亭』、そして宮藤官九郎が作・演出した最新作の第13弾『大江戸りびんぐでっど』まで、多彩な16演目の他、歌舞伎座さよなら公演記念ドキュメンタリー『わが心の歌舞伎座』も特別上映。また、5月6日はイタリア語、7日は英語字幕版の上映あり。

 見逃した人、もう一度スクリーンで見たい人、歌舞伎座の再開が待ちきれない人に、おススメした特集上映だ。

シネマ歌舞伎 全作品アンコール上映
【期間】4月9日(土)〜5月20日(金) 【場所】東劇 【URL】http://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki


工藤静香らブッダ描く

2011.04.04 Vol.504
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東京タワー発

 映画『手塚治虫のブッダ-赤い砂漠よ!美しく-』(5月28日公開)の公開にあわせて、東京タワー・フットタウン3階ギャラリー333で、「鎮魂と慈悲 ブッダの素顔展 −手塚治虫と四大巨星−」が開催中だ。絵心のある著名人、片岡鶴太郎、工藤静香、八代亜紀らが「お釈迦様=ブッダ」の素顔を描いた絵画を展示するもの。会場ではそれぞれの絵画のポストカードを販売、収益は東日本大震災被災者への義援金として寄付する。17日まで同所で。


新しい野外フェス

2011.04.04 Vol.504

上野発

 今の東京はヒガシがアツい! 野外音楽フェス「道との遭遇ヒガシトーキョーミュージックフェスティバル」が17日、上野恩賜公園水上音楽堂で開催される。文京区湯島の「MUSIC BAR 道」ゆかりのアーティストが集まるもので、同バーで音楽監督の権藤知彦氏が行うセッションイベント「道との遭遇」がベース。出演アーティストは、いとうせいこう、勝手に観光協会(みうらじゅん&安齋肇)、コトリンゴ、坂本美雨、白根賢一(GREAT3)×LEO 今井、さらに奥田民生、鈴木慶一(ムーンライダーズ)、高橋幸宏らが出演する。13時開演、19時30分終了予定。チケットは、全席指定で、前売4900円、当日6000円。売り切れ間近。詳細は(http://mitifes.com/)。


畑の先生がやって来た!

2011.03.28 Vol.503

Farming Garden in 生命の森リゾート

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都内では東京マラソンが行われていた2月27日、今年2度目となるファーミングイベントが開催された。今回のイベントには、自産自消ができる社会作り、そして全国の耕作放棄地問題の解消を目指し活動するマイファームの西辻一真さんも参加。畑と作物について詳しい西辻さんに野菜の事を教えてもらいながら、じゃがいもとそばの植え付けを行った。分かりやすい説明と豊富な知識に参加者たちも興味を持ってその話に耳を傾けた。

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じゃがいもを慎重に植える。切り口はちゃんと下にできたかな?(写真《1》)。そばの種を筋蒔き。腰が痛い!という声も…(写真《2》)。大根を収穫。かなりの大物を掘り当てた(写真《3》)。これもファーミングのお楽しみのひとつ。手作りピザをほおばる子どもたち(写真《4》、《5》)。最後は全員で恒例の記念写真を撮影。みんな笑顔でパチリ。収穫の時にもこのメンバーで喜びを分かち合いたい(写真《6》)

 この日、用意されたじゃがいもは4種類。肉じゃがなどの煮物に最適な「キタアカリ」、最近流行している「ベニアカリ」、ポテトチップスの原料としておなじみの「男爵」、そして多くの農家で作られている「メークイン」だ。参加者は、思い思いの種イモを取って種類ごとに並ぶ。「種イモは、病虫がつきやすいので、しばらく天日干しにして芽が出たら植えます。じゃがいもには上下があり、へそみたいにへこんでいるところが下。そこから斜め上144度のところに、芽があり、またそこから144度のところに芽があるというように、野菜はすべて線対称になっています」と西辻さん。初めて聞くじゃがいもの秘密に参加者は大人も子どもも興味津々。小さい種イモはそのまま、そして少し大きいものは半分に切るのだが、ここにも秘訣が。おへその部分が発芽をつかさどるということで、おへそに沿って、おへそが2つに別れるように切るのがポイント。そして切り口には、殺菌作用がある灰をつけて、ばい菌が付くのを防ぐ。そのままのものは、おへそを下に。切った人は切り口を下にして、土を10センチほどかぶせれば終了。6月の中旬には、待望の新じゃがが収穫できるはず。

 そしてプロジェクト初となるそばの種植え。そばの種を植えるには、花咲じいさんのように蒔く「バラ蒔き」、収穫量が多い「筋蒔き」、そして「点蒔き」の3つの蒔き方がある。今回大人チームが体験した「筋蒔き」は、畝の真ん中に人差し指を第二関節まで入れ、そのまま移動し、畝に筋をつけるというもの。その筋に指でつまんだ種を指でねじりながら蒔く方法だ。こうすることで、種が確実に、そして均等に畝に蒔かれるので、効率がいいという。本来、そばは4月に種を撒き、夏に刈り入れ、そして秋に新そばとして市場に登場するのだが、これは長野県を基準にしているので、ここ、千葉県ならこの時期でもいいとのこと。ちなみに「点蒔き」は、大根などの種を植える時の方法で、指で土に穴を空け、そこに4粒の種を落とす。確実に芽が出るが、複数の芽が出たら、一番いいのを残して他の芽は抜いてしまうという。

 じゃがいもとそばの種まきが終わったら、大根の収穫が行われ、そのあとは西辻さんによる野菜教室が開かれた。なぜ白菜は葉っぱを巻くのか、おいしいブロッコリーの見分け方、そして甘いトマトを作る方法など、とても身近な野菜を上げて、分かりやすく説明してくれる。例えば、“旬の野菜”と言われても、ピンとこない人には、冬野菜なら、鍋に入っているものや、煮物に使われているものを思い浮かべればいいという。白菜、ねぎ、水菜、大根、かぶ、にらなど…。そして夏野菜は、夏にカレーを作る時に入れるかぼちゃ、じゃがいも、ナス、トマト、オクラ、とうもろしこし、ピーマンなど。

 ハウスにより一年中食べられる野菜もあるが、旬の時期にそれらの野菜を摂ることは、体のためにも理にかなっていることなので、意識して旬の野菜を食べることが大事だと語る。もちろん健康のためにも大切なことだが、旬の時期の野菜は何より安い!というのもオススメポイントのひとつだとか。

 今回のファーミングイベントは、いつも以上に野菜のおもしろい話が聞けて、楽しみながら体験でき、知識やウンチクが増えたと大好評のうちに終了。もちろんいつものように、おいしいランチ(今回はピザ、パエリア、スープ)で、寒さも吹き飛ぶほっこり笑顔が満開のイベントとなった。


ファームルームが教えてくれたこと

2011.03.28 Vol.503

小学校に畑を作り、子どもたちが農業体験をできる仕組みを提供するファームルーム。2010年には、千代田区の2つの小学校で実践された。2年生から5年生までの計200名ほどの子どもたちが1年を通し野菜の世話をし、毎日水をやる苦労、成長の速さへの驚き、収穫して食べる喜びなどを体験した。そんな子どもたちを見守ってきた千代田区立九段小学校の川島丈典先生に話を聞いた。

生徒の植物への興味・関心が高まった―千代田区立九段小学校

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 子どもが野菜の成長や実のなり方などを見て、多くのことを学ぶことができたようです。日々の成長を喜ぶ子どもの姿が多く見られて、とてもうれしく感じました。四季を通じて野菜を育てたことで、子どもたちなりに「野菜の旬」を知ることができたのではないでしょうか。

 自分たちでも野菜が育てられたこと、とれたての野菜はみずみずしくておいしいこと。そして自分たちで育てた野菜はさらにおいしいことを実感できたと思います。また、ファームルームでの体験を通し、食べ物に対する意識、特に植物に対して興味を持つようになった子どもが多いと感じます。自分たちが育てた野菜は、残さず食べられるようになったとか、家族に実のなり方を説明する姿が見られるようになったという話を聞きました。また小松菜の花がアブラナと同じような花を咲かせたことで、植物の仲間を調べるようになるなど、植物への興味・関心が高まったように思えます。

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 今後は、種植えから成長の過程、収穫までを全部子どもたちでできるように、1〜3月に種をまきや苗植えをして、4〜7月に収穫できる野菜を育てたいです。取り入れ時期が夏休みだと、みんなで頑張ってお世話したものを一緒に収穫できないから。

 ファームルームをきっかけに、学校でも学年ごとに収穫祭をしたり、サラダを作って食べたり、大豆を使ってきな粉を作ったりするなどの活動を行いました。一年間やってみて、おおよその見通しが立ったこともありますので、今後も継続的に続けていければと思っています。

ファームルームとは……

官民が協力し、「野菜を育てる体験」を広め、「食」へ参加する場を提供する「ファーミングプロジェクト」。その活動の一環として、小学校に畑という教室を作り、子どもたちが自ら種をまき、育成、収穫、そして食べるという学びを体験する場。


微炭酸で飲みやすい白ワイン

2011.03.28 Vol.503

 

 白ワインを炭酸水で割った、全く新しいカテゴリーのお酒『ワインスプリッツァー〈シュシュ’Chou Chou’〉』が発売される。イタリアトレッビアーノ種、スペインアイレン種をブレンドした白ワインはやや甘口のテイスト。炭酸水で割ることで、女性にも好まれやすい飲み口になった。またアルコール度数も7%と低めなので、アルコールに弱い女子が集まる女子会にも最適。香料、甘味料などを一切使用していないので、ワインの味わいを手軽に楽しめる。ハートをあしらったラベルもテーブルを華やかにアレンジしてくれる。

『ワインスプリッツァー〈シュシュ’Chou Chou’〉』 【問い合わせ】日本酒類販売 TEL:0120-866-023 【URL】http://www.nishuhan.co.jp/

 

TOKYO HEADLINE・二十一世紀倶楽部震災救援基金のおしらせ

2011.03.21 Vol.502

 このたび東日本一帯を襲った「東日本大震災」により、被害を受けられた皆さまに心よりお見舞い申し上げるとともに、犠牲になられた方々とご遺族の皆さまに対し、深くお悔やみを申し上げます。

 この度、TOKYO HEADLINEを発行しております株式会社ヘッドラインは、「東日本大震災」の被災地にて過酷な日々を過ごしていらっしゃいます子供たちに少しでもお役にたてればと切に願い、 TOKYO HEADLINE・二十一世紀倶楽部震災救援基金を開設致します。

 集められた募金は、日本赤十字社等を通じて、被災者の方々に寄付いたします。皆様の温かいご支援を宜しくお願い致します。

二十一世紀倶楽部:http://www.tfcc.or.jp/

TOKYO HEADLINE・二十一世紀倶楽部震災救援基金
【募金窓口】
金融機関:三井住友銀行(銀行コード0009) 麻布支店(店番270)
口座番号:普通預金 1176578
口座名義:TOKYO HEADLINE・二十一世紀倶楽部震災救援基金
(トウキョウヘッドライン・ニジュウイッセイキクラブシンサイキュウエンキキン)
受付期間:〜平成23年5月31日(火) ※振込手数料はご負担をお願いいたします。

 

 石原慎太郎 東京都知事「東日本大震災!緊急事態に東京は何をするべきか?」

2011.03.21 Vol.502

 三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の巨大地震が日本を襲った。太平洋沿岸を中心に津波が発生し、東北から関東の太平洋沿岸が大きな被害に見舞われた。そのうえ福島第一原子力発電所は、いまだ予断を許さない状況となっている。この緊急事態の中、東京都知事 石原慎太郎氏に話を聞くことができた。東京都は、この緊急事態に何ができるのか。すでに都庁では節電を実施し、薄暗い知事室の中での取材となった。

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