ここ数年増えつつあるジビエのお店。三軒茶屋にも先月7日、その名もずばり「炉とマタギ」という獣肉メニューをメインにした店が誕生した。
同店の自慢は、北海道十勝地方トムラウシから直送している蝦夷鹿。自社の牧場で肥育から出荷まで徹底した管理をしていて、トレーサビリティも万全。最高の状態で提供されるお肉は臭みがまったくなく、淡白な中に肉の滋味が富み深い味わい。炭火で丁寧に焼かれた肉は温めた陶板の上に置いてくれるので、おしゃべりを楽しんで時間が経っても固くならず、ベストな状態で食べられるのもうれしい配慮だ。
また鹿の肉は高タンパク、低カロリーなので、ダイエット中の女性や、メタボが気になる男性にもオススメ。食べ方は、お通しで出されるサンチュ、エゴマなどの葉っぱものに大根、長葱、かいわれを添え、味噌をつけて肉を巻いて食べるスタイル。野菜と薬味と、味わいが異なる3種の味噌が肉を濃厚にもさっぱりにもしてくれるので、いくらでも食べられそう。もちろん、肉だけをガンガンいくのもいい。季節により仕入れも変わるので、「おすすめを聞いて、その時にしか味わえないジビエを楽しんでほしい」とお店の人は言う。もちろんジビエ以外にも、川魚やイタリアンテイストの創作料理などメニューも豊富。古民家を改装したという外観、内装もお料理をおいしくしてくれるスパイスになっている。
東京ライフカテゴリーの記事一覧
あの人気店が表参道に!
今話題の青山のコミュニティ型商業空間「246コモン フード カーツ アンド ファーマーズマーケット」。同施設は、表参道駅から徒歩2分のところにあるオープンエアなフードコート&マーケットだ。フードやドリンク、野菜やパンを提供する店舗のほか、サンダルや鞄などのグッズを販売する店など、出店している業態はさまざま。
そこに高田馬場の人気獣肉酒家「米とサーカス」が今月から店舗を展開。本店でも人気の鹿、熊、猪、馬、鰐舌の肉を串に刺して提供している。青空を見上げ、また星空の下、獣の肉を食らう。ワイルドな気分になること請け合いだ。
シーリーベッド”コラボ”ショールームを開設
人気のベッドブランド「Sealy(シーリー)」を展開するシーリージャパンが22日、新たなショールーム「ANNEX(アネックス)」を開設した。青山の東京ショールームが入居するビルの1階にオープンしたアネックスでは“多面的な提案”をコンセプトに、さまざまな角度から寝室空間にスポットを当てた企画を行う予定。ファブリックや照明など海外のインテリア関連ブランドと月替わりでコラボレーションを行うほか、多彩な体験イベントなども検討しているとのこと。通り沿いに面した、全面ガラス張りのショーウィンドウからも演出された展示を見ることができる。
オープン月の9月度は、マットレスの表布、パイピング、側生地をオーダーメイドできる「オートクチュール」ラインを展示。プレスオープンに訪れた人たちもみな、ベッドが演出するゴージャスな雰囲気を楽しんでいた。10月度は英国のファブリックブランド「ROMO」、11月度はデンマークの照明ブランド「VERPAN」、12月度はイタリア家具ブランド「arflex」とのコラボを予定している。
渋谷に新劇場「AiiA Theater Tokyo」開業
渋谷に新劇場「AiiA Theater Tokyo(アイア シアター トーキョー)」が15日、オープンした。全830席(車いす席を含む)の大型劇場で、NHK放送センター前(元マッスルシアター)という好ロケーションにある。運営するアイア株式会社は、「アイデアが詰まった、楽しく、いつも驚きを提供する空間」を目指すとともに、「東京から世界へ羽ばたく才能を応援し、発信」していくという。
15日には、こけら落とし公演としてEXILEのUSAがプロデュースした舞台『AiiA presents EX SHOW 2012 × DANCE EARTH produced by EXILE USA』が行われた。この公演には、小学生と保護者が招待され、エネルギッシュなパフォーマンスに驚き、歓声を上げていた。
アイア株式会社は、「LOUNIE」「COCO DEAL」「Stola.」「ROUGE DIAMANT」「mimi&roger」の女性に人気のアパレルブランドを展開している。
劇場についての詳細は公式サイト(http://aiia-theater.com/ )。一般発売を行っての公演は10月中旬を予定している。
秋の味覚、きのこでメタボ予防!
サンマをはじめ、秋の味覚が店頭に並び、食欲を刺激される季節がいよいよ到来! しかしメタボ予備軍には、少しツライ季節かも…。そこで、秋の味覚を楽しみながら、メタボが予防できる食材を簡単お手軽なレシピとともに紹介する。
アメリカの食が楽しめるイベント
10月1日(月)〜14日(日)の2週間にわたり、都内の飲食店で食のイベント「テイスト・オブ・アメリカ2012」が開催される。昨年に続き2年目となる同イベントは、都内の100店以上の参加飲食店が、それぞれアメリカ食材を使ったオリジナリティー豊かなメニューを提供するというもの。
今年は「一皿のアメリカンドリーム」をテーマに、アメリカの魅力を感じるメニューを各店舗が用意。また、アメリカ旅行やアメリカ食材があたるキャンペーンなど、さまざまな企画も実施する。アメリカ料理といえば、ハンバーガーやステーキ、ホットドッグをイメージするが、多国籍国家アメリカには多くの国の食文化が混在し、多様性に富んでいる。クレオール料理、カリフォルニア料理、イタリア料理、コンチネンタル料理など、その食の魅力は多岐に渡る。この機会にアメリカの食材、料理、食文化を体験してみよう! アメリカの食に対するイメージがガラリと変わること請け合いの楽しいイベントだ。参加店舗、イベント、プレゼントキャンペーンの情報など詳しくはホームページ(http://tasteofamerica.jp/)で!
熊田姉妹×佐々木健介らが交通安全イベント

東京ゲームショウ2012開幕 スマホゲームずらり
佐藤隆太らの”ぶっとんだ”四谷怪談 渋谷で幕開け

ベトナムが代々木に「ベトナムフェスティバル」15日から

世界大会に出場する日本一の牡蠣むき選手が決定!
三陸の牡蠣生産者の応援と日本の牡蠣の魅力を発信するイベント「三陸の牡蠣生産者を応援 オイスター・フェスティバル in TOKYO」が9日、東京タワー内の会場で開催された。同イベントでは、三陸の牡蠣生産者を招き"牡蠣の早むき選手権"を実施。優勝者は毎年9月にアイルランドで行われる牡蠣の祭典"Galway International Oyster Festival"に日本代表選手として出場できる。
エントリーした選手は20人。三陸の牡蠣生産者のほか、オイスターバーで働く6名と純粋なオイスターファン(?)1名も参加した。
会場は三陸から駆けつけた応援団の声援が飛び交い活気ある雰囲気。レースの前には審査員も務める駐日アイルランド大使ジョン・ニアリー氏が「アイルランドのオイスターとギネスビールは最高の組み合わせ。歴史と由緒があるオイスターの祭典をもっと知ってほしい」と挨拶。日本かきセンターの津久井氏からルール説明のあと、4名×5組みの早むきタイムレースがスタートした。
ひときわ声援が大きかった2組目で出場した菅野一代さんは「震災ですべて流されてオイスターの養殖は無理だと思っていた。でもいろいろな方からの支援でこうしてここに来ることができた。牡蠣をむけるよろこびを感じながらがんばりたい」と笑顔で語った。またそれぞれに、「むくのは苦手だけど楽しみたい」、「久しぶりに牡蠣に触れるので頑張りたい」、「1年以上むいてなかったので、10個だけ練習しました。それ以上はもったいなくて...」と思いもさまざま。しかし応援団から「キレイに!」「がんばれー」と声がかかると笑顔で応えていた。
優勝は名古屋のオイスターバーに勤める藤井司さん。アイルランドの大会への出場を決めたのだが、パスポートを持っていないというので、あわてて申請することに。牡蠣むきは早かったけど、そっちのスピードは大丈夫? アイルランド大会では、三陸の人の思いと共に健闘してくれることを祈りたい。
牡蠣むき選手権で使用された600個の牡蠣は大会後、オープン日限定のスペシャルレストランUmaideの特別版「Umaide Oyster Night」で使用。生ガキはもちろん、グラタン、サラダ、茶碗蒸し、牡蠣飯、ラーメンなどさまさまなメニューになり、参加者の胃袋を幸せで満たしてくれた。

