SearchSearch

Krush.43  34歳・寺崎がHIROYAに壮絶KO勝ち

2014.07.14 Vol.621

 立ち技格闘技の「Krush.43」(13日、東京・後楽園ホール)で三大タイトルマッチが開催された。
 トリプルメーンイベントで行われたタイトル戦。トリを飾ったのは「Krush -65kg級タイトルマッチ」。王者HIROYAに寺崎直樹が挑戦した。HIROYAは王座決定トーナメントを全試合KOで勝ち抜きベルトを巻いた、今最も勢いに乗っている選手だ。対する寺崎は梶原龍児の引退カウントダウンでの熱闘と前戦のKO勝利の内容を評価されての挑戦。34歳、キック人生10年にしてやってきた最大のチャンスだった。
 とはいっても寺崎は一時不調を極め、「WILDRUSH リーグ2012」では最下位。戦績と現在の勢いを考えるとHIROYAの優位は動かないと思われた。
 しかし試合は1R、KOで決着。勝者は寺崎だった。1R開始早々、HIROYAのハイスピードのローキックを食らった寺崎は「長期戦になったらやられる」と方向転換。一気に距離を詰め打ち合いに持ち込む。コーナーに詰め放った右ストレートでHIROYAをぐらつかせると、足を使って距離を取ろうとするHIROYAを追いかけ右ストレートでダウンを奪う。立ち上がったHIROYAに、寺崎は追撃のパンチの連打。HIROYAは寺崎に寄りかかるように2度目のダウン。王者の意地でなんとか立ち上がったが、足元がふらつき、レフェリーが試合を止めた。
「チャンピオンになれなかったらやめようと思っていた」という寺崎の執念が若さと勢いを上回った。

『HERO』の木村拓哉「戻ってきたって感じ」

2014.07.11 Vol.621
20140711a.JPG
 14日スタートの新月9ドラマ『HERO』(フジテレビ系)の記者発表が10日、都内で行われ、主人公の久利生(くりゅう)を演じる木村拓哉を始め、北川景子ら主要キャストが勢ぞろいした。待ちわびたファンの歓声のなか、ドラマをイメージカラーであるブルーのカーペットの上を歩いて登場した木村は「みなさん、『HERO』が戻ってきます。温かく迎えてください」と、あいさつした。

 連ドラでは13年ぶり。木村は「セットに身を置かせてもらうと、どこか落ち着く自分がいます。本当に帰ってこれたんだなという気持ちになりました。(このドラマには)2014年ならではの、時間を過ごした久利生がいると思う」と、意気込みを語った。

 前シリーズから継続して出演するキャストも多いが、新規参入組も多い。今回、木村の相手役で、事務次官を務める北川もそのひとり。北川は「13年前は普通に見ていた」と振り返ったうえで、「1年に4度しかない月9ドラマで、木村拓哉さんの相手役で、『HERO』という人気作品に出演させていただいてる。今、世界で一番幸せな人間ではないかと思います。正義のため、新年のために生きている面々の作品。木村さんなのか久利生のか分からなくなってしまうような座長の下で、撮影を進めています。自信をもってお届けしたい」と、話した。

 木村いわく「ダメダメなクラスメートみたいな感じ」だというキャスト陣は、会見でも和気あいあい。濱田岳に「いつでもかっこいい」と、たどたどしくベタ褒めされた木村は、「現場では笑顔がない(笑)。サービストークだと思います」と、笑っていた。

 初回は、14日のよる9時から。初回は30分拡大での放送となる。森山直太朗も出演する。



文部科学省が道徳教育でタッグ

 文部科学省は、小学校と中学校の道徳教育で同ドラマとタッグを組み、さまざまな企画を行っていく。全国4万の学校にポスターも掲出される。会見には、下村博文大臣も同席し、「ドラマが大ヒットし、これをきっかけに、生きる力、自分がどう生きていくかというのを考えてほしい」と、コメント。木村は、「いたづらでいろんなところに画びょうを刺さないでいただきたい」というコメントで笑いを誘った。


EXILE TETSUYA「絶対に負けないという気持ちであがき続けてここまで来た」

2014.07.11 Vol.09 OKAYAMA MOVE UP

4月に行われたEXILE PERFORMER BATTLE AUDITIONで、新たに5人のメンバーが入り19人体制となったEXILE。自身も2代目J Soul Brothersを経て、2009年にEXILEに加入したTETSUYAが、第4章をスタートさせた新生EXILEについて語る。また、月刊EXILEの連載からスタートした「EXILEパフォーマンス研究所(E.P.I.)」の所長としての活動や今後の展望、オリンピックについての思いなども。さらに読者からのさまざまな質問にも回答。何事にも真っ直ぐに向き合うTETSUYAの素顔が見られる。

銀杏BOYZ・峯田和伸の初舞台出演作『母に欲す』上演開始

2014.07.10 Vol.621

 7月10日からパルコ劇場で上演が始まる新作舞台『母に欲す』の公開舞台稽古が9日行われた。
 本作はポツドールの三浦大輔の作・演出によるもの。三浦の作品は従来、セックスや暴力といった過激な題材をリアルな表現で舞台に上げ、多くの話題と物議を醸してきたものが多かった。しかし今回の作品は「長年温めてきた」という「男子にとっての母親とは…」がテーマ。母親と息子の関係性を軸に家族間の出来事、感情の揺れといったことを繊細に描く、ある種のホームドラマに仕上がっており、三浦にとっては毛色の違った作品になっている。
 主演を務めるのは銀杏BOYZの峯田和伸。初舞台ながら親不孝極まりない長男役を圧倒的な存在感で演じる。
 峯田は公開げいこ前に開かれた会見では「昨日の夜の2時に三浦さんから追加で台詞を入れたいと言われて、そこから眠れなくって。台本がどんどん変わっていくという夢を見て、どうしたらいいか分からないまま朝を迎えて…という今日です」と初舞台に緊張を隠せない様子。しかし弟役の池松壮亮の「稽古してきた1カ月間で感じた峯田さんの魅力はこの場で一言や二言じゃ語れない。本当に尊敬しています」という言葉を受け、峯田は「自分にも弟がいて、(池松くんは)弟に感じがすごく似ていて。練習が始まってからも弟に本当に言われているみたいな気がして、ちょっとやってられませんでした(笑)。年齢関係なく池松くんという役者を僕も尊敬しているんです。お父さんもそうだけど、弟も池松くんで本当によかったなって。すごく助かりました。これから1カ月ありますけど、なんとかがんばります」と締めた。
 他に父親役の田口トモロヲ、新しい母親役の片岡礼子といったベテラン勢に、三浦作品には欠かせない米村亮太朗、古澤裕介、そして映画・舞台で頭角を現している新進女優・土村芳らが出演。29日まで同劇場でで。その後、大阪でも上演される。
 また三浦が作詞し峯田が歌う公演主題歌の『母に欲す』が観劇者のみ会場限定で発売される。

NON STYLE 新劇場に苦言!?「やりやすくて伸びない」

2014.07.08 Vol.621
20140708a.JPG
  埼玉県初のよしもと常設劇場、大宮ラクーンが7日オープン、ピースの綾部祐二、NON STYLE、ハリセンボン、埼玉県住みます芸人の天狗らが同所で記者会見した。

 新劇場について、芸人たちは揃って「やりやすい」と好印象だったが、その一方で「やりやすいところばかりでは伸びない」(NON STYLE、石田)と警鐘を鳴らした。

 この日は七夕にちなんで、出演者は新劇場でやりたいことを短冊に記入。ハリセンボンの春菜は「タイプのお客さんが来てマネージャーが番号を聞いてくれる」と、本気モード。劇場と関係ない願い事を聞かれると、「室伏広治さんに壁に追い込まれたい」と話した。

 同日、静岡県の沼津にも新劇場の沼津ラクーンがオープンした。

テルグ映画界で一番の話題作

2014.07.07 Vol.621

 マサラムービーの王道にして最高峰の南インドのテルグ映画『バードシャー テルグの皇帝』が公開される。テルグ映画史上最大の制作費を費やし、イタリア、スペイン、香港、マカオ、大都市ハイダラバードを舞台にヴァイオレンス、アクションが炸裂。ロマンス、コメディー、歌と踊りも満載で、ハリウッド映画『インセプション』をはじめ名作のパロディーがたっぷり登場。主演のNTRが見せるアクションにも注目! 公開を記念し、同劇場鑑賞券を読者10組20名にプレゼント(係名:「バードシャーテルグ」)。

ディズニーの新作映画『マレフィセント』で来日 “悪役”アンジー、やっぱりいい人!

2014.07.06 Vol.621

 現在公開中の映画『マレフィセント』のPRのため、主演のアンジェリーナ・ジョリーらが来日。先月24日に行われた記者会見では、同作への思いや日本滞在の様子などを、終始笑顔で語った。

 同作は、ディズニーの名作アニメーション『眠れる森の美女』で、オーロラ姫に呪いをかけた邪悪な妖精・マレフィセントを主人公に、新たな視点で描かれた“知られざる”愛の物語。今回、ある過去をきっかけに心を閉ざしてしまった主人公・マレフィセントを演じたアンジーは「マレフィセントは母性という女性の優しさに満ちた人物。(幼いオーロラとのやりとりなど)ユーモラスな場面もあって、コメディーを演じたことがない私には、ちょっとしたチャレンジでした」と笑顔で振り返った。

 会見に殺到した多くの記者の中には、子供記者も参加。この映画を通して子供たちに伝えたいことはという子供記者の質問に、「マレフィセントはもともととても純粋で正義感にあふれていた。でも人は、いじめに遭ったりひどく傷つけられると変わってしまうことがある。傷つけられると怒りや憎しみが生まれて、マレフィセントが呪いをかけたように、悪い気持ちが沸いてくるかもしれない。でも大切なことは、それを乗り越えて愛を持つこと。それが幸せにつながると思うわ」と、温かくも真剣なまなざしで答えていた。

 また、女優業引退かという噂について質問されると「女優を引退するつもりはありません。ただ、これからはもっと脚本や監督の仕事、人道的な活動に集中したいとは思っているので、今までよりは少なくなるかもしれません。女優としてキャリアを積む時期はひと段落し、これからはアーティストとして力を発揮していきたいと思っています」と語った。

 会見には、オーロラ姫役の注目女優、エル・ファニングも出席。『宇宙戦争』のダコタ・ファニングを姉に持ち、当人も『SOMEWHERE』『幸せへのキセキ』と着々とキャリアを築いているエルだが、アンジーとの共演について「最初はすごく緊張しました。でも会った瞬間にぎゅっとハグしてくれて“楽しくやりましょう”って言ってくれて、本当に大好きになりました」とアンジーと共演した感動を語った。

 今回、子供たちと来日したアンジー。「子供たちも日本が大好きなのよ。昨日は一緒にしゃぶしゃぶやキディランドに行ったの。今日は子供たちは猫カフェに行ったの。家に連れて帰ることができるかしら(笑)」と、今回の日本滞在も楽しんでくれた様子。会見の終わりには、子供記者たちに歩み寄り、声をかけた後に記念撮影をする一幕もあった。

『マレフィセント』はTOHOシネマズ日劇他にて公開中。

就職・転職活動の武器になる資格制度開始

2014.07.06 Vol.621

 PCで図面を設計するためのソフトウェア「AutoCAD」の操作習得度を判定する資格制度試験が、6月18日から全国120カ所のパソコンスクールなどで開始された。「オートデスク認定ユーザー資格」は世界53カ国で実施している世界共通の資格で、日本では初導入。現在、景気が回復基調で、建設業界を中心に求人数が増えており、CADソフトを使える人材の需要が増えることが見込まれている。同資格は、個人にとり就職の武器となるとともに、企業の採用指標にも。さらに、同認定資格を通じCAD設計の門戸を広げ、利用者の増加とスキル向上も目指す。

夏フェス特集 2014 夏の週末は音楽漬け!

2014.07.06 Vol.621

いよいよ夏フェスシーズンの本格到来だ。7月に入ると毎週末、日本のどこかで音楽フェスティバルと名のつく大規模音楽イベントが開催される。そこで、本紙は読者の夏フェスへの意識アンケート調査を実施。気になる夏フェスについて聞いた。

サマーホリデーを10倍楽しくする! 特集 夏の風、体で感じて

2014.07.06 Vol.621

7月に入って気分は本格夏モード。じりじりと照りつける太陽もはねつけて、この季節だからこそ、アウトドアでの時間を満喫したいもの。その最強キーワードが「バイク」。陸上でそして水上で、真夏の風とスピードを自分の体で思いっきり感じてみませんか? 本紙メンバーが体験してきました!

石田純一「1964年の東京オリンピック覚えてる」

2014.07.05 Vol.620

 2020年東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げるトークイベント「TOKYO MOVE UP SPECIALトーク」が3日、ららぽーとTOKYO BAY(千葉県・船橋市)で開催、俳優の石田純一と長野オリンピック女子モーグル金メダリスト里谷多英が登場した。
 1964年に行われた東京オリンピックを生で見ていたという石田は「日本がひとつになっていましたね。マラソンの選手に旗を振ったりしていました。あの盛り上がり、高揚感をまた体験できるのが楽しみです」と当時を振り返った。里谷は「自国開催ってすごく盛り上がるんですよね。競技の舞台立つと日本中が自分を応援してくれているパワーを感じる。だから開催国の選手の成績がいいっていうのもわかります」と、長野オリンピックで金メダルを取った時のことを思い出し、当時の心境を語った。
 2020年までにやりたいことを発表する「TOKYO MOVE UP PROJECT TEAM 2020アクション宣言」では「希望のジャーナリズムを立ち上げます!!」(石田)、「スポーツイベントを通して子供たちを笑顔に」(里谷)とそれぞれ宣言。石田は「暗いニュースやひどい事件が多く報道されていますが、生きていくために希望や勇気が出るメディアを立ち上げたい」と元気と希望を発信するメディアを作ることを約束。里谷は「マイナースポーツを広めたい。なかなか体験できないスポーツを体験できるようにして、もっと知ってもらえたら競技も盛り上がると思う」と誓った。

Copyrighted Image