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ザックジャパンがベルギー、オランダと1勝1分け

2013.11.22 Vol.605

 欧州遠征中のサッカー日本代表は16日、ベルギーのゲンクで国際親善試合に臨み、2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会準優勝のオランダ代表に2−2で引き分ける健闘を見せた。

 6月のコンフェデ杯で3連敗を喫し、10月の欧州遠征でもセルビア、ベラルーシに低調な内容での零封負けと、負けが続いていた日本にとって久しぶりに明るい材料となった。

 日本は前半に2点を先行され苦しい展開となったが、前半終了間際に大迫がゴールを決めて流れを変えると、後半15分には本田のゴールで同点に追い付いた。

 強豪オランダ相手に2点を先行される苦しい展開。それも先制点は内田の不用意なパスミスが発端で、追加点は警戒していたロッベンに押し切られ、いつ集中が切れてもおかしくなかった。だがチームは下を向くどころか、積極姿勢を失わなかった。

 日本はボールを長く保持して主導権を握ろうと、序盤から守備ラインを高く保ち、激しい寄せでボール奪取を狙った。前半終了間際、高い位置でのカットから素早く攻撃に転じ、長谷部の鋭いパスを大迫が決めて1点差に迫った。

 後半スタートから香川、遠藤を投入。右サイドでの鮮やかなパス交換から本田が同点弾を決めた。

 負けが込んでいた最近ではメンバーの固定化も批判されていたザッケローニ監督だったが、この日はGK西川、MF山口、清武、FW大迫と先発4人を入れ替えた。山口が前半は長谷部、後半は遠藤と不動のボランチだった2人と息の合ったところを見せ、大迫は1得点1アシストと結果を出した。

 続く19日(日本時間20日)にはブリュッセルでベルギー代表と対戦。世界ランク5位でブラジルW杯では第1シードのベルギーに3−2で逆転勝ちした。

 前半15分にDFとGKとの連携ミスからベルギーのミララに先制点を許したが、37分には右サイドからのクロスを柿谷がヘディングで同点弾を決めると、後半には後半8分には本田、18分には岡崎が鮮やかなボレーシュートを決め3−1に。ベルギーの反撃を1点でしのぎ切り、勝利を収めた。

2020年東京五輪で野球・ソフト復活の可能性

2013.11.22 Vol.605

 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が19日、会長就任以来初めて来日した。20日に東京都内で記者会見し、2020年東京五輪で野球・ソフトボールが実施競技入りする可能性について「個人的には(実施競技数に)柔軟性を持たせていいと思うが、ほかのIOC委員の考え方にもよる」とし、IOC内で議論を重ねる必要性を説いた。バッハ会長は、来月のIOC理事会や来年2月にソチで開く総会でこの問題を協議するほか、IOC内に作業部会を設けて可否を検討する案を提示。一方で、五輪の実施競技は大会の7年前までに決定すると五輪憲章で定められており、「何らかの変化をもたらしたいと考えるなら、『7年ルール』を変える必要がある」と指摘した。

 また、改築費などが問題となっている新国立競技場(新宿区)の計画については「五輪スタジアムがスポーツ施設としての役割を果たすことが大事だ」と述べ、当初の計画通りに8万人収容など国際基準を満たした改築が行われることに期待を寄せた。

天皇杯ベスト8揃う

2013.11.22 Vol.605

 来年の元旦に決勝が行われる天皇杯サッカーの4回戦が20日に終了、ベスト8が出そろった。

 この日は横浜MがJリーグ勢以外で唯一勝ち残った日本フットボールリーグ(JFL)の長野パルセイロ(長野)を破り、J2勢と対戦した川崎Fと甲府がともに勝利を収め、8強はすべてJ1勢となった。

 準々決勝は12月22日に行われる。カードは「大分−横浜M」(A)、「鳥栖−川崎F」(B)、「仙台−FC東京」(C)、「広島−甲府」(D)。12月29日の準決勝は「AとBの勝者」「CとDの勝者」が対戦する。

平野綾ワールドプレミアミュージカルに出演

2013.11.22 Vol.605

 世界初演ミュージカル「レディ・ベス」の制作発表が18日、都内のホテルで行われ、全キャストが発表された。

 同作品は、45年の間英国女王として繁栄をもたらせたエリザベス㈵世がモデル。若き日の“レディ・ベス”の異母姉との相克、処刑された母への思い、そして吟遊詩人との恋を経て、女王に即位するまでの激しい運命を生きるストーリーだ。

 ヒロインのレディ・ベス(のちのエリザベス㈵世)には、平野綾と花總まり。そのほかベスと恋に落ちる吟遊詩人ロビン・ブレイク役に山崎育三郎と加藤和樹、ベスを見守る家庭教師役に山口裕一郎、石丸幹二がそれぞれダブルキャストで演じるほか、実力、話題性十分のキャストがそろった。

 ミュージカル女優としても高い評価を受けている平野綾は、会見で歌も披露。「女王になってからの印象しかなかったので、お話を聞いていろいろな経験を経て女王になった人なんだと知りました。実際の人物を演じるわけですし、その生い立ちについて、今から書籍を探すなど勉強しています。稽古に入る前にベスという女性を膨らませたい」と役にかける意気込みを語った。

 公演は、4月の東京をはじめ、大阪、博多、名古屋で行われる。

PHOTO OF THE WEEK 2013.11.8〜2013.11.21

2013.11.22 Vol.605

くまモン ボストンでも大人気
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 熊本県のゆるキャラ「くまモン」が12日、米東部ボストン近郊の名門ハーバード大を訪問。同大大学院で博士号を取った蒲島郁夫知事の講演に同行し、教室で「くまモン体操」を踊ったり、キャンパスで女性に抱きつかれたりと、人気ぶりを発揮。その後、本拠地フェンウェイパークに今年のワールドシリーズ王者のレッドソックスを訪問。レ軍のマスコットである「ウォーリー」とも親交を温めた。

(写真:AP/アフロ)

ケネディ米新大使が着任
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 米国のキャロライン・ケネディ新駐日大使(55)が15日、成田空港に到着した。
19日午後には、皇居で「信任状捧呈式(ほうていしき)」が行われ正式に大使となった。東京・丸の内の明治生命館から皇居まで馬車送迎されたケネディ大使を一目見ようと沿道は集まった人々で埋め尽くされた。
 故ケネディ大統領の長女という知名度から、米政界に幅広い人脈を持つケネディ氏。オバマ大統領とは家族ぐるみの交流もあるだけに、日本政府関係者は「(前任の)ルース駐日大使よりホワイトハウスに近く影響力が強い」と歓迎ムードだ。

(写真:AP/アフロ)

小泉氏が時期明言「原発即ゼロ」
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 小泉純一郎元首相は12日、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見し、原発について「すぐゼロにしたほうがよい」と述べ、即時ゼロを求めた。「安倍晋三首相が(原発ゼロを)言えば反対派は反対できない。首相の判断力、洞察力の問題だ。かじを切ってもらいたい」とも語り、首相の在任中に決断するよう促した。 小泉氏が平成21年の政界引退後、記者会見に応じたのは初めて。原発ゼロを実現する時期を明言したのも今回が初めてとなる。

(写真:AP/アフロ)

福島4号機燃料取り出し始まる
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 東京電力福島第1原発の4号機燃料貯蔵プールからの燃料取り出しが18日、始まった。1年かかる燃料移送では、燃料損傷により取り出せなかったり、運搬中に落下する懸念が残る。大破した建屋での作業は世界的にも前例がない。水素爆発で損傷した4号機原子炉建屋は、東京タワーに使用されている鋼材と同じ約4200トンの鉄骨で増強された。東電は「東日本大震災と同規模の揺れに耐えられる」と説明、取り出し作業中に大地震が発生しても安全性は担保されるとしている。

燃料取り出しを控えた6日、4号機の内部がマスコミに公開された(写真:代表撮影/AP/アフロ)

白濱亜嵐 肉体美見せつけるも「反応薄かった」?

2013.11.19 Vol.604
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 スマートフォン向け放送局「NOTTV(ノッティーヴィー)」の最新ドラマ『僕らはみんな死んでいる♪』の放送開始記念特別試写会イベントが18日、都内で行われ、白濱亜嵐(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、広瀬アリス、未来穂香、KENCHI(EXILE)ら主要キャストが舞台あいさつに立った。

 劇中で、鍛え上げた体を見せつけている白濱。「リアルな反応が見たくて、お客さんの後ろでこっそり見ていたんですけど、反応が薄かった(笑)。シーンとしてたのでおとなしく帰りました」と、苦笑い。女性キャストからは「演技をしているときにまともに見られない」(未来)、「早く服を着てほしい。いいこと言ってるのに裸かい!怒っているのに裸かい!と」(広瀬)と、笑いながら苦言を呈していた。

 ドラマは、きらによる同名のコミックが原作。主要な登場人物がすべて死んでいるが、最初にカップルになった男女だけが生き返ることができるという、ラブゲームに参加する。放送回を追うごとに、個性豊かな登場人物そえぞれの過去が明らかになっていく。

 白濱は「全50話。すごくボリュームのある作品です。男女の駆け引きだったり、それぞれのトラウマだったりが描かれている。最後の最後までみなさんに愛される作品になれば」と、コメントした。

 NOTTVで、12月2日から月~金曜の毎日、23時~23時15分で放送。1~5話は無料放送。

「今でしょ!」の林、爆笑問題が最も輝いた人

2013.11.19 Vol.604
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 ファッション雑誌『GQ JAPAN』が選ぶ、「メン・オブ・ザ・イヤー&ザ・ディケード」の授賞式が18日、都内で行われ、「今でしょ!」の林修と、お笑いコンビの爆笑問題が出席した。

 今年輝いた男性に贈られる「メン・オブ・ザ・イヤー」には、堺雅人を始め、宮藤官九郎、朝井リョウらが受賞。代表して授賞式に登壇した林は、「夢を見ているとしか言いようがない。ここに呼んでもらえるなんて、1年前は考えもしなかった。将来あんな奴がもらったのかと言われないようにその責任も負った」と、シリアスな表情であいさつした。

 爆笑問題は、雑誌の創刊10周年を記念して設けられた、この10年間で最も輝いた男性に贈られる「-ディケード」に選出されたメンバーを代表しての登場。太田は「こういう席は無縁だったので、とっても緊張するし、喜び過ぎて入りが一番早かった。なさけない」と、苦笑い。田中は、「このあとの10年も評価されるような10年にしたい。仕事も依頼がある限りたんたんと続けたい」と、話した。

 偶然にも、林と爆笑問題は昭和40年生まれの同級生。「三人で並ぶとバラエティーっぽくなる」としたうえで太田は、林に対し「たった1年。(僕たちは)別格」と、いつもの通り奔放な発言。林は「おっしゃったようにたった1年。今"だけ"でしょ」と、この1年予備校とは違う別の世界で「走り続けて」培った瞬発力でやりかえした。

 林はこの1年、爆笑はこの10年を、林は「田中さんに絶対書くなと言われたけど」としながらも「今」、太田も「今」、そして田中は「玉」の漢字で表した。太田は「かぶるとは思わなかった」と、コメントした。

 22日発売の『GQ JAPAN』最新号では受賞者のインタビューなどを掲載している。

山田孝之が『フル・モンティ』! 「バカなことしたい」

2013.11.18 Vol.604
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 山田孝之が主演するミュージカル『フル・モンティ』の製作発表が15日、都内で行われ、山田を始めとした主要キャスト、演出の福田雄一が登壇した。

 山田は本作で初舞台&初ミュージカル。福田と仕事をするなかで劇場に足を運ぶようになり、4~5年前ぐらいから挑戦の機会を伺っていたそうだが、「(舞台に挑戦したいと思っていることを)誰も信じてくれなくて、オファーしても断られると思われていたみたいで......そんなことないのに」と、ポツリ。

 初めての舞台をこの作品に決めたことについては、「大きいところでバカげたことをやりたかった」と、説明。小劇場も一つの選択肢としてあったというが、「舞台経験のある同世代の仲間と話していたとき、"孝之が舞台やるならどんなのがいいのか"っていう話になって、小さいところがいいとか、円形劇場がいいんじゃないかとか、演出家はあの人で......って盛り上がって。期待されると嫌なので、それは(小劇場)は消えた!と。で、大きなところでバカげたものないかなって思っていたとき、(この話をいただいて)、『フル・モンティ』大好きで、ロバート・カーライル(映画で主演)も大好き。で、やろうと言っちゃったんですよね......」と、話した。

 演出の福田も、山田が出演を受けたことは驚きだったそうで、「何で受けるの?」と、問いただしたそう。ムロツヨシも「福田さんから、ムロくん、ニュースだ!山田孝之が『フル・モンティ』を受けた!とメールがきたんですよ」と、暴露した。山田は、演出の福田と、映画『大洗に星はふるなり』、ドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズでタッグを組んでいる。

 同作は、不況ため失業中、さらに離婚した妻に愛息の親権をも奪われそうになっている男ジェリー(山田)が同様にうだつの上がらない男たちを集め、一攫千金を狙って一夜限りのストリップショーをするというもの。ブロードウェイでは、物語はもちろん、キャストがすっぽんぽんになることでも話題を集めた作品だ。

 山田は「これまで受けたインタビューで、ストリップとか、裸になることとかばかり聞かれるんですけど、元鉄工所に務めていた男を演じるので......そこのところ、ちゃんと訂正させていただきたい」と、話していた。

 2014年1月31日~2月16日、東京国際フォーラム ホールCで上演。

岡田准一「大人の男に憧れる」

2013.11.14 Vol.604
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 手帳の新ブランド「NOLTY(ノルティ)」の初TVCM発表会が14日、都内のホテルで行われ、イメージキャラクターの岡田准一が登場した。

 全編フルCGとなった同CMはクールでスタイリッシュな仕上がりで、岡田も「ブルーバックで撮影したので、どうなるのかわからなかったけど、ノルティのブランドの世界観が表現できていると思う」とその仕上がりに満足気。発表会では、縦横10倍の巨大「ノルティ」が舞台上に置かれ、岡田のスケジュールをチェック。帰省の予定を新年に記すと「年始は実家に帰って甥っ子と遊びたい」と明かした。

 また11月18日に33回目の誕生日を迎える岡田は「大人の男に憧れていたのですごくうれしいです。かっこいい大人の男は手帳をつけているイメージがあるから、自分も若い頃から手帳を活用してきた。これからもスケジュール管理だけではなく、思い出を振り返られるように上手に手帳を活用したい」と語った。

 同CMは11月15日から首都圏・関西をはじめとする全国主要エリアで順次放送される。

堀北真希「女王になったら贅沢な暮らしがしたい」

2013.11.14 Vol.604
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 堀北真希主演の舞台「9days Queen~九日間の女王~」の製作発表会が14日、都内のホテルで行われ、堀北と共演の上川隆也、演出の白井晃、脚本の青木豪が登壇した。

 1553年に在位期間が9日間だったイギリス女王の実話をもとにした作品で、悲劇の女王を演じる堀北は「ジャンヌ・ダルク」以来3年ぶりの舞台となる。同作品のタイトルから「9日間だけ女王(王様)になれたら?」と聞かれた登壇者が「東京にもっといい劇場を作る」(白井)、「日本を演劇中心の国にしたい」(青木)と真面目に答える中、堀北は「贅沢な暮らしがしたい。毎日キラキラとした豪華な服を着て、大きなベッドに寝て、広い部屋にぽつんとバスタブを置いて泡のお風呂に入りたい」とコメント。上川はじめ登壇者と会場が笑いに包まれた。また、上川は「舞台は演劇という形態のライブ。そこから生まれる緊張感はその時だけにしかない。一回きりの面白さなので、その場にいないと手に入らない。ぜひ足を運んで」と舞台の魅力を熱く語った。

 同舞台は2014年2月26日(水)~3月16日(日)まで、赤坂ACTシアターで上演される。

マキタスポーツ「見どころは濡れ場」?

2013.11.14 Vol.604
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 ネスレ日本と映画監督がタッグを組んだ「ネスレシアター on YouTube」の発表会が14日、都内で開催され、企画に参加した佐々部清監督、本広克行監督、月川翔監督、さらにマキタスポーツら、それぞれの作品に出演したキャストが登壇した。

 月川監督作品『ゴーストバンド』(12月10日公開予定)に出演するマキタスポーツは、見どころに聞かれ「濡れ場」と、劇中まったくないシーンを紹介。一転、「音楽のシーンが重要だと思う」と真剣な表情を見せるも、「(バンドメンバーの)小倉一朗さんや大石吾朗さんがが非常に高齢なんですね。何回もテイクを重ねているうちに、途中で酸欠になって永遠に逝かれてしまわないか心配でした。そのそのキワキワの映像も楽しめるのでは」というユーモアたっぷりのPRに、会場もどっとわいた。同作は、売れない音楽家の前に幽霊バンド歌舞伎Xが現れ、彼の人生が変わり始めるというストーリーで、ミュージシャンでもあるマキタスポーツが彼の魅力をさく裂させている。

「ネスレシアター on YouTube」は、有名映画監督が製作したオリジナル作品をYouTube上で公開するという企画。現在は、『半落ち』などを手掛けた佐々部監督の『ゾウを撫でる』、『躍る大捜査線』シリーズの本広監督の『Regret』を公開中。年末までに『ゴーストバンド』など計5作品、年明けに5作品を順次公開する。

 視聴は、ネスレ日本公式チャンネル(http://www.youtube.com/user/nestlewmc/nestlejpchannel)で。

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