世界最高峰の総合格闘技団体UFCの日本大会「UFC FIGHT NIGHT JAPAN」(9月27日、さいたまスーパーアリーナ)のファンクラブイベントが24日、都内で開催された。
イベントには今大会に出場する堀口恭司、UFCファイターの川尻達也、当日解説を務める宇野薫、格闘技好き芸人のユウキロック、ハチミツ二郎、WOWOWでUFC中継の実況を務める高柳謙一氏、堀江ガンツ氏が参加。
2012年からの3大会を振り返るコーナーでは、2012年当時はまだUFCに参戦していなかった川尻が「チケットを買ってひとりの客として見に行った。さいたまスーパーアリーナが揺れていた。タイトル戦を日本でみられたことは1ファンとしてうれしかった」とフランク・エドガーvsベンソン・ヘンダーソン戦がメーンだった2012年大会を振り返った。
川尻は網膜剥離の手術で1年2カ月欠場していたのだが、6月に復帰戦を行いデニス・シヴァーに判定勝ちを収めた。その映像を見ながら「試合後に下を向いているのは判定勝ちだったから。判定じゃボーナスは無理だなって思いました。やる前からボーナスのことを考えていたし、ボーナスをもらえそうな技を研究していました」と話すと、2014年大会でKO勝ちした堀口は「試合が終わった瞬間にボーナスもらえる、と思ったんですがメーンのハント戦を見て、取られちゃったなと思いました」と語るなど、UFCファイターの裏話を披露した。
堀口は自らの試合については、前回のジョンソン戦での敗戦を踏まえ「今までは出たとこ勝負だったが、今回は相手の映像を見て研究して、試合に臨む。3Rあるので、その中でしっかりKOで勝ちたい」と力強く宣言した。
今大会の見所を探るコーナーではメーンのジョシュ・バーネットvsロイ・ネルソン戦については、宇野が「ジョシュの寝技は独特。オーソドックスというかオールドスタイルもできる人」と話せば、川尻は「みんなは柔術をやるんだけど、ジョシュがやっているのはキャッチレスリング。極め方や極めるまでの過程の考え方が全然違う。ロイも寝技は強いから柔術vsキャッチレスリングという見方もできるし、互いに打撃もいいものがあるので、どの局面でも楽しめるのでは」と語った。ちなみに会場のファンの声は圧倒的にジョシュで、日本での人気の高さをうかがわせた。
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天皇杯サッカー組み合わせ決定 金沢vs今治 山形ではJ1vs医学部
日本サッカー協会が24日、都内のJFAハウスで会見を開き、「第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会」の概要を発表した。
今大会は全国都道府県の2336チーム、Jリーグ40チーム、シード1チーム(JFL2015年シーズン前期優勝チーム)の計2377チームが参加。23日に26都道府県で決勝戦が行われ、全代表が決定、88チームによるノックアウト方式で行われる。
1回戦は8月29、30日に開催。J1の17・18位、J2、JFLシードも1回戦から出場となる。残りのJ1チームは9月5、6、9日の2回戦から出場。3回戦は10月10、11、14日に行われ、ここで出揃った16チームで10月22日に以降の組み合わせ抽選を行う。ラウンド16(4回戦)を11月11、14、15日に行い、12月26日に準々決勝、同29日に準決勝と進み、2016年1月1日に東京・味の素スタジアムで決勝を行う。
今年は初出場が5チーム、大学が16チーム。そのなかでも異色の存在が山形大学医学部と徳島大学ヒポクラテスの医学部の2校。特に山形大はモンティディオ山形と対戦。地元のJ1のチーム相手に“ジャイアント・キリング”なるかに注目が集まる。
また昨年、元日本代表監督の岡田武史氏がオーナーへ就任した四国地域リーグのFC今治はJ2のツエーゲン金沢と対戦する。
ZST.47 フライ級王者・伊藤が初防衛
総合格闘技の「ZST.47」が23日、東京・ディファ有明で開催され、メーンで行われた「フライ級タイトルマッチ」で王者・伊藤盛一郎が挑戦者・矢島雄一郎を3R3分51秒、TKOで破り、初防衛に成功した。
ZSTの新世代ファイターとこれまでZSTを支えてきたベテランの対戦という図式となったこのカード。1Rに伊藤のミドルキックが2度ローブローとなるアクシデントに、客席も一気にヒートする。しかしそんな空気の中でも矢島はベテランらしい落ち着いたファイトを展開。伊藤がパンチからのタックルでテイクダウンを奪うが、すぐに立ち上がり、追撃を許さない。2Rにはその立ち際の伊藤のスキを突いてスタンドの肩固めを決めるなど、渋いファイトで伊藤をヒヤリとさせる。3Rになると矢島の左ジャブが伊藤の顔面を捕らえ始め、伊藤の顔がのけぞる場面もあった。
しかし伊藤は徹底的に得意のタックルを繰り出し、テイクダウンを奪うと細かいパウンドで矢島を削っていく。そして3R中盤、勝負をかけた矢島がパンチの連打で攻め込むと伊藤は一瞬ダメージをもらったものの、すぐに同じようにパンチを連打。逆に矢島をダウンさせるとパウンドの連打。伊藤の足をつかみなんとかしのごうとする矢島になおもパウンドの雨を降らせると、レフェリーが試合を止めた。3R3分51秒、TKOで勝利を収めた。
満島真之介 20世紀最大の劇作家ユージン・オニールが描く家族
天真爛漫で我が道をゆくマイペース派に見えて、誰よりも優しくてとてつもなく繊細な心の持ち主。ドラマ、映画、そして舞台で、満島真之介が演じてきた男性は女性の心をくすぐる人物が多い。そんな彼がこの夏取り組んでいるのが舞台『夜への長い旅路』だ。稽古に励む彼にインタビューした。
錦織圭 悲願の優勝なるか!? 全米オープンテニス 8月31日開幕
男子テニスの錦織圭が悲願のグランドスラム制覇を狙う全米オープンテニス(アメリカ・USTAナショナル・テニス・センター)が8月31日〜9月14日の日程で開催される。
昨年の同大会では錦織は第10シードで出場。初戦のウェイン・オデスニックを6−2、6−4、6−2、続くパブロ・アンドゥハル戦は6−4、 6−1の末、アンドゥハルが第3セットを棄権、3回戦はレオナルド・メイヤーを6−4、6−2、6−3と3連続ストレート勝ちで自身2度目のベスト16に進出する。4回戦では第5シードのミロシュ・ラオニッチをフルセットの末に下し、全米オープンでは自身初、日本人男子では1922年大会の清水善造以来92年ぶりとなるベスト8進出となった。
これだけでも偉業なのだが、続く準々決勝では第3シードのスタン・ワウリンカを破り、ベスト4。準決勝では世界ランク1位で第1シードのノバク・ジョコビッチを下し、ついに決勝へ駒を進めた。
グランドスラム決勝進出はシングルスでは男女通じて日本人初、男子ではアジア出身選手初の快挙だった。
決勝の相手はマリン・チリッチ。錦織はそれまでチリッチには5勝2敗と対戦成績で上回っており、初優勝の期待が高まったが、ストレートで敗れ、惜しくも準優勝に終わった。
この大会後も錦織はマレーシア・オープン・クアラルンプール、凱旋試合となった楽天ジャパン・オープンを連勝するなど実績を残し続け、世界ランキングもぐんぐん上昇。10月には自己最高位を更新する5位となり、年末までキープ。アジア出身男子では初となる「ATPワールドツアー・ファイナル」に出場。準決勝でジョコビッチに敗れたものの紙一重の勝負を展開した。
昨年1年間のテニス界は錦織の話題で埋め尽くされたといっても過言ではない活躍だった。
しかし2015年になっても錦織の勢いは止まらない。
1月の全豪オープンでは3年ぶり2度目のベスト8進出。3月発表の世界ランキングでは自己最高の4位を記録。5月の全仏オープンでは日本人としては1933年の佐藤次郎以来82年ぶりの準々決勝進出を果たした。
故障明けとなったウィンブルドン選手権こそ、初戦は勝利したものの、痛めていた左ふくらはぎの筋膜炎が悪化し無念の棄権と暗雲が漂ったが復帰戦となったシティ・オープンでは初優勝を果たし、全米へ備え直前の「W&Sオープン」を休養と調整に余念がない。
今年は棄権したウィンブルドンはともかく、全豪、全仏とも昨年の成績を上回っている。さて全米ではどんな成績を残してくれるのだろうか…。
香りの「宝石」、香水瓶を約160点展示
箱根ガラスの森美術館は、特別企画展「魅惑の香水瓶〜貴族が愛した香りの芸術」を開催中。貴重な香りを入れる香水瓶は、香水と同様、貴族の所有する喜びや権威の象徴、そして趣味、嗜好を表現した芸術品だった。同展では古代から近代までの香水瓶の歴史を物語るガラスや磁器、貴石などで作られた作品を展示。貴婦人たちを魅了し、香水文化を華やかに彩った“香りの芸術”の世界が楽しめる。開催を記念し、同展のペア入館チケットを読者3組6名にプレゼント(係名:「香水」)。
「北村一輝さんと猫のラブラブな雰囲気も魅力」ZOO動物プロトレーナー・北村まゆみ
テレビドラマ、そして映画『猫侍』で北村一輝演じる斑目久太郎の相棒として人気の猫・玉之丞を演じるあなご。第2作目となる映画『猫侍 南の島へ行く』でも息の合った演技を見せる。撮影をずっと見てきた動物トレーナーの北村まゆみさんが、2人(?)の様子を語る。
「撮影の時は毎日顔を合わせているんですけど、毎日ラブラブです(笑)。北村さんは、もともと低い声を、役ではさらに低い声で演じていますが、あなごに会うと1オクターブ声が上がり“あなご〜”と挨拶して、ハグして、キスしています(笑)。それが毎朝の日課なので、あなごも本当に身をゆだねていて、すごく安心感を持って撮影現場にいるのが分かりますね」
今回の映画では黒猫も登場し、白黒猫が競演する。
「黒猫のジャックはお父さんが一世を風靡したポチたまのたまというサラブレッドの2世タレントなんですが、今回の作品で一番大変だったのが、あなごとの相性でした。相性は…私の力ではどうにもならなかったということで(笑)。2人の関係は変わらず、最終的には台本が変わってくれました(笑)」
台本といえば、今回は北村(一輝)さんもストーリー作りに参加されたとか。
「そうですね。今回は現場でどんどん台本が書き換えられていきました。それは北村さんが“猫がいなくてどうするの”とおっしゃって、毎日どんどん台本を練っていって、猫の出演場面をどんどん増やして下さったから。自分の作品だという気持ちも強いのだと思いますし、何より猫の可愛さを分かって下さっていると感じられました」
斑目が原住民のいる南の島へ漂流したり、玉之丞が黒猫と競演したりするなど見どころも満載だが、北村とあなごの2人の関係からも目が離せない。
「北村さんは現場に子猫がいても、あなごがかわいいと言いますし、あなごもいつも世話をしているスタッフがジェラシーを感じる表情で北村さんを見つめている。そういう意味ではこの映画はもはや2人のドキュメンタリー映画(笑)。そんな北村さんとあなごの間に漂うラブも見どころのひとつですね(笑)」
解放感あふれるレイアウトに
レイジースーザン ルミネ池袋店が8月26日(水)にリニューアルオープンする。店内は白を基調にしたシンプルでモダンな空間に、木目調の床でクールになりすぎないナチュラルな印象。取り扱いアイテムは、定番のバッグやファション小物をはじめ、デザイン性と機能性を兼ね備えたコスメポーチやインテリア小物、アクセサリーやコスメグッズまで、オリジナルデザインや国内外から集めたブランドが揃う。リニューアルオープンを記念し、9月6日(日)まで、メンバーズカードのポイントを通常の2倍プレゼントするキャンペーンを行うほか、人気のトートバッグ「CCショッパー」(7500円、税別)のルミネ限定色を発売する。
SB30周年記念大会でシーザー武志が一夜限りの復活
立ち技格闘技「シュートボクシング(SB)」の30周年記念大会『SHOOT BOXING 30th ANNIVERSARY“CAESAR TIME!”』が22日、東京・大田区総合体育館で開催された。
メーンでは「SB世界スーパーライト級王座決定トーナメント決勝戦」が行われ、昨年の「S-cup 65kg」王者でSB世界スーパーライト級1位の鈴木博昭が決勝でオランダのクリス・バヤを破り、初代王者に輝いた。
トーナメントには当初、昨年の「S-cup 65kg」準優勝のザカリア・ゾウガリー、K-1で野杁正明を破ったマサロ・グランダーが参戦予定だったが、ゾウガリーは交通事故、グランダーは契約問題で参戦不能になり、代わりにラファエル・ドゥーディックとバヤが参戦した。
鈴木は直前の対戦相手変更にも動ずることなく、この2人を破っての優勝。
ドゥーディックには1、3Rに投げでシュートポイントを奪うなど圧勝。決勝も勝負どころで連打でたたみかけ、投げでもシュートポイントを奪うなど、危なげない内容でその実力を見せつけた。
シュートボクシングの創始者であるシーザー会長はこの日、エキシビジョンマッチでアンディ・サワーと対戦した。
おなじみのテーマ曲が流れると、サワーも手拍子でシーザーを迎える。リングインするやサワーと抱き合い、四方に深々と頭を下げると会場は「会長―」コールが飛び交った。親交のある歌手・山本譲二の君が代斉唱を経て、試合が始まった。
戦前「ローキックを3発は入れる」「サワーを本気にさせる」と話していたシーザーは公約通りにローキックから試合に入り、序盤に首投げでシュートポイント1を奪う。しかしサワーも“手加減は失礼”とばかりにパンチの連打で応戦。右フックを当てたシーザーだったが、足元がふらつき、ここでストップか?と会場をやきもきさせたが、終盤はノーガードでの打ち合いを見せ、残り10秒で渾身の右ストレートをサワーの顔面にヒットさせた。
シーザー会長は試合後の会見で「若い選手たちに、こんなおっさんでも頑張っているんだから、もっとファンが食いつくような試合をしろよ!というメッセージが少しでも送れたらうれしい。そして僕ら世代の中年族の人たちが“まだまだ若い人たちには負けないぞ。会長も頑張っているんだから俺も頑張らないと”といった元気を出してくれれば、今日やった価値はある。そして最後にお世話になった人たちへのお礼。自分が表現できるのはあれ(戦い)しかない。心からのお礼の態度が伝われば。これが僕からのメッセージです」と話した。
またこの日はシーザー会長の実子となる村田聖明もリングに上がり、聖王DATEと対戦し判定で勝利を収めた。
シーザー会長は「すごい幸せです。こんなふうになるとは思っていなかった。この業界には入ってほしくないと思っていた。息子が“やりたい”と言ったとき、“やるからには親子じゃない。会長と練習生だよ”と言ったんですが、“それでもいい”ということだった。家でもジムでも自分でけじめをつけて一練習生としてやっている。そういう面では偉いと思うしうれしい。それで彼が何戦か戦っていくうちに、自分も本当に(リングに上がるのは)最後になるな、というときに一緒のリングに上がれたのは感無量です」と語り、うっすらと涙を浮かべた。
RENAがSB世界女子フライ級初代王座に輝く
今年創設30周年を迎えた立ち技格闘技「シュートボクシング(SB)」が8月21、22の2日間に渡り、東京・大田区総合体育館でビッグイベントを開催。初日の21日は女子選手のみの大会『Girls S-cup 2015 格闘女志』と題して行われた。
メーンでは「シュートボクシング世界女子フライ級(51kg)初代王座決定戦」が行われ、RENAがカネ・チョーカンピロムを3R1分58秒、ヒザ蹴りからのレフェリーストップで倒し、初代女王に輝いた。
当初はジョームクワン・シットンサクと対戦予定だったのだが、17日に起こったバンコクでの爆発事件で関係者に不幸があったため来日不能となり、大会直前に対戦相手がカネに変更となった。
そんなアクシデントもものともせずRENAは1Rから打投極すべての面で圧倒。SBの戦い方を改めて見せるがごとく、2Rには後方への投げでシュートポイント2を獲得。フロントチョークでギブアップ寸前まで追い込んだ。
最後は「絞めでは決めたくなかった」ということで、首相撲からのヒザの連打で試合を決めた。
試合後の会見では「ベルトが取れてうれしいが勝ち方にはこだわっていた。相手が防戦一方になると押しきれない自分がいるので、そういうところはまだ技術不足なのかなと思う」と真っ先に反省。相手が変わったことに関しては「タイトルマッチ的には自分もお客さんも納得できないと思うので悔しい。今後はこのベルトの価値をどんどん高めていく。そして誰とやってもRENAは負けないという最高の位置に行きたいと思っています」と語った。
女子はセレナの年間グランドスラムに注目
