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世界遺産登録1周年の6月22日は 富士山周辺バスツアーが2230円!

2014.06.08Vol.619今日の東京イベント
 6月22日に富士山が世界遺産登録1周年を迎えるのを記念し、富士急グループバス会社3社の特別企画として、富士山の涼景を巡る日帰りバスツアー『世界遺産 富士山と日本屈指の名水 忍野八海&柿田川湧水』を“サンキュープライス”3900円で運行。8つの池からなる神秘的な湧水群で知られる、富士山世界遺産構成資産・忍野八海と、東洋一の湧水といわれ1日100万トンもの富士山の伏流水が湧き出る柿田川湧水という名水巡りに加え、昨年オープンした人気スポット『リサとガスパールタウン』でランチタイム90分の滞在。道の駅では苗やミネラルウォーターのプレゼントも用意。この内容で首都圏からバスツアーとしては破格のお値段。  しかも記念日当日の6月22日はさらにお得なスペシャルプライス2230円(ふじさんプライス)にて販売するので予約をお早めに!

『印象派 NEO vol.2−灰かぶりのシンデレラ−』6月12日開幕 夏木マリ&西島千博

2014.06.08Vol.619インタビュー
ミュージシャン、アーティスト、俳優…夏木マリを語る時、さまざまな肩書きが用いられる。しかしこの人の前では肩書きという概念がどれほど意味のないものか思い知らされる。そんな夏木の『印象派 NEO vol.2−灰かぶりのシンデレラ−』が6月12日から上演が始まる。今回はシンデレラを題材にプリンシパル・ダンサーで振付家の西島千博をゲストに迎える。

今日も食べ過ぎ東京グルメ探偵 上越 やすだ(恵比寿)

2014.06.08Vol.619COLUMN
おいしいものがあると聞けば、調査に行かずにはいられない「東京グルメ探偵」。メタボを気にしつつも食べ過ぎてしまうのがたまにキズ。さて、今日のタレコミは…?

小池百合子のMOTTAINAI クールビズ・山の日 ライフスタイルは自分で選択

2014.06.08Vol.619COLUMN
 関東地方もいよいよ梅雨入り。  6月1日には、群馬県館林市で36.3℃を記録し、早々に猛暑日の到来です。また、北京で40℃以上を記録した中国の熱波の影響で、北海道で真夏日が続くなど、予想できない動きが出ています。  では、今年の夏はいったいどうなるのでしょうか。消費税率アップ後だけに、気温が影響する景気動向も気になるところです。  様々な観測を総合すれば、今年は5年ぶりにエルニーニョ現象の発生が予想されています。  エルニーニョは、東太平洋の赤道周辺で海面水温が上昇する現象のこと。西太平洋では、逆に水温が低下することから、今年の日本は梅雨が長引き、冷夏となる予測もあります。  高知県四万十市で史上最高の41.0℃を観測するなど、うだるような猛暑となった昨年のことを考えると、冷夏は歓迎したいところです。88歳だった母も、体調を崩し、死期を早めましたし…。  今年は、私が環境大臣として始めた「クールビズ」導入から10年。先日も、東京で開かれた国際会議の会場で、多くのビジネスマンから、「小池さん、ありがとね」と声をかけられました。10年が経過し、誰が始めたかも忘れられるほど定着している中で覚えてくださっている方もおられるのか、と感激。  ただ、5月1日からの「クールビズ」、6月1日からのアロハもOKとする「スーパークールビズ」の仕分けはワタクシ的には、いまだにしっくりきません。  そもそも意識改革を起こし、一人ひとりのライフスタイルを見直しつつ、気候変動への配慮を呼び起こすことが、当初の目論見でした。「政府が個人の服装にまで口を出すのは気色悪い」と批判もありましたが、そうでもしなければ、地球温暖化対策が進まないことから始めた一種のショック療法です。  これまでの社会的呪縛から逃れ、暑ければ「クールビズ」「スーパークールビズ」にすればよいのであって、日にちを決めて、それに「従う」ではまだまだ呪縛からは解き放たれていないようです。  先日、2016年から、毎年「山の日」として国民の祝日とする法律が成立しました。「海の日」があるなら、「山の日」があってもよいだろうと、関係者が運動した結果だとか。法律の賛否を問う衆議院の本会議場を、実は私はそっと抜けだしました。  次は「陸の日」でしょうか。  そもそも日本の祝日は多すぎます。7月20日を「海の日」とする際も、違和感を覚えた私です。もっと自由に休む時は休んで、有給休暇もしっかり取って、自らのスキルアップに使うなり、家族との時間を活かしたりする。みんなでへとへとになるまで働いて、みんなで一斉に休んで、みんなで交通渋滞に巻き込まれ、さらにへとへとになる。  もういいじゃないですか。  一人ひとりが自信をもって、自らの選択で生きてほしい。そう願っています。 (衆議院議員/自民党広報本部長)

今週のオススメMOVIE 2014.6.9〜

2014.06.08Vol.619映画
『グランド・ブダペスト・ホテル』 格式高いグランド・ブダペスト・ホテルの名コンシェルジュ、グスタヴ・Hはホテルの威信を守るため殺人事件の解決に乗り出す。 監督:ウェス・アンダーソン 出演:レイフ・ファインズ他/1時間40分/20世紀フォックス映画 配給/TOHOシネマズ シャンテ他にて公開中 http://www.foxmovies.jp/gbh/ © 2013 Twentieth Century Fox 『ポリス・ストーリー/レジェンド』 ベテラン刑事・ジョンは、ひとり娘のミャオに合うため歓楽街にやってくるが襲撃事件に巻き込まれてしまう。 監督:ディン・シェン 出演:ジャッキー・チェン他/1時間48分/ブロードメディア・スタジオ 配給/TOHOシネマズみゆき座他にて公開中 http://www.policestory-legend.com/ ©2013 Jackie & JJ Productions Limited, Wanda Media Company Limited and Starlit HK International Media Company Limited All rights reserved 『女子ーズ』 世界征服をたくらむ怪人を倒すため"名字に色が入っている"という理由だけで集められた5人の女子たち。しかし恋に仕事に忙しい彼女たちは...。 監督:福田雄一  出演:桐谷美玲他/1時間37分/キングレコード 配給/新宿バルト9他にて公開中 http://jyoshizu.com/ ©2014「女子ーズ」製作委員会 『捨てがたき人々』 何もかもがパッとせず生きることに飽きた勇介は故郷へと戻ってきた。そこで出会った顔に痣のある女・京子と強引に関係を持ち、そのまま同棲することに。 監督:榊英雄  出演:大森南朋他/2時間3分/アークエンタテインメント 配給/テアトル新宿他にて公開 http://sutegatakihitobito.com/ R18+ ©2012「捨てがたき人々」製作委員会 『ゴジラ 60周年記念デジタルリマスター版』 1954年、第二次世界大戦終結から復興途上の日本に突如、謎の巨大怪獣が出現。「ゴジラ」と名付けられたその怪獣はやがて本州に上陸する...。 監督:本多猪四郎 出演:宝田明他/1時間37分/東宝配給/TOHOシネマズ シャンテ他にて公開中 http://www.godzilla1954.jp/ ©TM&TM&cTOHO CO.,LTD. 『ポンペイ』 幼いころ、ローマ人に村を征服された奴隷戦士・マイロは、ポンペイの有力者の娘・カッシアと恋に落ちる。しかしヴェスヴィオ火山噴火の危機が迫り...。 監督:ポール・W・S・アンダーソン 出演:キット・ハリントン他/1時間45分/ギャガ配給/TOHOシネマズ 日劇他にて公開中 hhttp://pompeii.gaga.ne.jp/ 2D/3D ©2014 CONSTANTIN FILM INTERNATIONAL GMBH AND IMPACT PICTURES (POMPEII) INC. 『無花果の森』 日本の雑誌社でパパラッチとして働くジャーナリスト志望の韓国人青年・ヨンホ。世界的指揮者・新谷吉彦の妻・泉へのDV疑惑を追ううちに、泉と心を通わせていくが...。 監督:古厩智之  出演:ユナク他/1時間48分/BS-TBS配給/6月14日よりシネマート新宿他にて公開 http://www.bs-tbs.co.jp/ichijiku/ ©2014「無花果の森」製作委員会 『私の男』 10歳で孤児となった少女・花を引き取った遠縁の男・淳悟。2人は北海道の田舎町でひっそりと暮らしていた。6年後、流氷の上で殺人事件が起こる...。 監督:熊切和嘉 出演:浅野忠信、二階堂ふみ他/2時間9分/日活配給/6月14日より有楽町スバル座他にて公開 http://watashi-no-otoko.com/ ©2013「私の男」製作委員会

あの伝説の謎が、数千年の時を経て明かされる! 『ノア 約束の舟』

【新連載・初回拡大版 格闘家イケメンファイル】Vol.1 駿河の寝技王子 佐々木憂流迦(ささき・うるか)

ラジオで日本を元気にする番組 『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』

2014.06.07Vol.619今日の東京イベント
毎週土曜日21時30分〜 TOKYO FMで放送中! 「日本を元気に」を合言葉に毎週土曜日午後9時30分からTOKYO FMで放送中の『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』。  今月のゲストは古屋圭司さん(衆議院議員)、Ayaさん(E-girls)と公開収録の模様をお届け。

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

THE BOOM、最後の全国ツアー!

2014.06.07Vol.619LIVE
デビュー25周年を迎え年内での解散を発表したTHE BOOM。1980年代のバンドブームのなかで生まれ、その長いキャリアのなかで、『星のラブレター』、『島唄』、そして『風になりたい』など、時代を超えて愛される楽曲の数々を世に送り出してきたバンドも、そのエンディングが刻々と近づいている。  3月に年内解散を発表し、5月にはライブ映像作品『THE BOOM CONCERT TOUR 2013“24”』、そして歌い続けてきた1989年発表の名曲『星のラブレター』を新録した25周年記念シングルを発表。ミュージックビデオには、この曲と同じく25歳である女優の多部未華子が出演していることも、話題になっている。さらに、9月には、彼らのキャリアをまとめるヒストリーアルバムのリリースも決まっていて、THE BOOMの音楽やその活動への注目度はますますアップしそうだ。  バンドのフィナーレであり、最大の盛り上がりを見せることになる最後の全国ツアー『THE BOOM MOOBMENT CLUB TOUR 2014〜25 PEACETIME BOOM〜』のスタートもじわりじわりと迫っている。ツアーは、9月19日に兵庫・神戸国際会館こくさいホールでキックオフし、12月17日の東京・日本武道館(詳細は後日発表)まで全国15カ所で開催される。ライブでは、先に上げた彼らの代表曲はもちろん、25年というバンドの歴史のなかで生まれ、愛された数々の楽曲を聴かせてくれることになるだろう。  年末にかけて音楽シーンの注目トピックになること間違いないこの公演について、ローチケでは現在、先行予約を実施中。チケットはお早めに!

時空を超えて、体感する「特別企画展『天下祭と山王さん 〜江戸っ子は、山車に絵巻に、木遣り唄〜』」

2014.06.07Vol.619ART
 江戸時代以来、隔年で行われている山王権現(日枝神社)の山王祭と神田明神(神田神社)の神田祭。江戸城内で将軍の上覧があったことから“天下祭”と呼ばれた両祭礼は、時代によってスタイルを変化させながらも、江戸から現代へと大切に受け継がれてきた。本展では、山車や絵巻、屏風、古写真、映像、かつて使われていた道具などを展示しながら、祭の成り立ちから現代の様子、祭を支えてきた人々の姿を紹介する。会場では、絵巻『山王祭礼之図 第一巻』(複製)や文政七年(1824年)に作られたとされる江戸天下祭図屏風など、貴重な資料を展示。また『東都歳事記』四巻に記録されたゾウの造り物の図を実際のゾウの大きさに近いサイズで出力展示したり、今なお山王祭で使用されている河鍋暁斎が描いた『御酒所幕』を高性能スキャンし実物に近い状態で展示するなど、祭を体感できる試みも多数。他にも、戦後の山王祭が撮影されたモノクロ映像や、大正時代から昭和に撮影された貴重な写真資料も展示する。  今年6月には日枝神社の山王祭が行われるので、合わせて本展で祭の歴史に触れてみよう。

時空を超えて、体感する「ミッション[宇宙×芸術]−コスモロジーを超えて」

2014.06.07Vol.619ART
 日本人として初めてISSの船長を務めた若田光一宇宙飛行士の帰還や、陸域観測技術衛星2号「だいち2号」の打ち上げ成功など、今年も宇宙関連の話題が熱い。東京都現代美術館では、ますます身近になっている現実の宇宙と、芸術家たちによるイマジネーションの宇宙をともに紹介しながら、宇宙とアートの新たな可能性を探る展覧会が開催される。  宇宙にまなざしを向けてきたアーティストは多く、粒子や宇宙線による作品、人工衛星によるサテライトアートなどが生み出されてきた他、ISSの日本実験棟・きぼうでは芸術実験なども行われている。本展では、アートインスタレーション、人工衛星やロケットの部品などの実際の宇宙開発に関わる資料、宇宙に関連した文学やマンガ、アニメーションなどのエンターテインメント作品を紹介。さらには、スーパープラネタリウム『MEGASTAR』や、無重力空間をイメージできる『スペースダンス・イン・ザ・チューブ』などの参加体験型作品の展示や、トーク&イベントも実施する。

31歳の俳優たちがある兵士の手帳を手掛かりに作る「命と戦争」についての舞台

2014.06.07Vol.619STAGE
 この夏、ちょっと気になる舞台作品が上演される。「サーティワンアイスクリーマーズ」というユニットの『LEYTE ! 〜祖父のレイテ戦記〜』という作品だ。  サーティワンアイスクリーマーズは1982年度生まれの31歳の俳優5人が集まり結成されたユニット。メンバーはハイパーメディアフリーターの黒田勇樹、劇団『激団リジョロ』副団長の斎藤このむ、『仮面ライダー剣(ブレイド)』主演の椿隆之、俳優でミュージシャンの杉浦タカオ、劇団『ツラヌキ怪賊団』団長のウチクリ内倉の5人(写真左から)。  もとをただせば、今年1月に黒田が舞台で内倉と共演した時の「同い年で集まってなにかしたいよね」という何気ない会話から始まった。だいたいこういった話は言うだけでなかなか実現しないものなのだが、そこに黒田が顧問としてかかわっている「劇団八幡山ほしがりシスターズ」のメンバーから「戦争に行った祖父の手帳がある」という話を持ちかけられる。この手帳を読んだ黒田は「戦争を知らない世代の僕たちがこの題材を扱うとどうなるのか?」と考えた。そして同世代の飲み友達の俳優たちに声をかけ、「舞台をやろう」ということになったという。  6月1日に制作会見と公開稽古を行った。そこでは脚本の読み合わせが行われたのだが、祖父の手帳には当時何も分からないまま戦争に駆り出された若者の姿や、終戦間際の日本軍のシビアな状況が几帳面に描かれていた。作品は手帳の中身をほぼ全面的に生かし、「命と戦争」というテーマで送る。いわば時空を越えて1945年と2014年の若者が繰り広げるセミドキュメンタリーとでもいったところか。 「31歳の僕たちが思った戦争」をちょっと変わった切り口で、真面目に考えてみる。
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日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

31歳の俳優たちがある兵士の手帳を手掛かりに作る「命と戦争」についての舞台

2014.06.07Vol.619STAGE
 この夏、ちょっと気になる舞台作品が上演される。「サーティワンアイスクリーマーズ」というユニットの『LEYTE ! 〜祖父のレイテ戦記〜』という作品だ。  サーティワンアイスクリーマーズは1982年度生まれの31歳の俳優5人が集まり結成されたユニット。メンバーはハイパーメディアフリーターの黒田勇樹、劇団『激団リジョロ』副団長の斎藤このむ、『仮面ライダー剣(ブレイド)』主演の椿隆之、俳優でミュージシャンの杉浦タカオ、劇団『ツラヌキ怪賊団』団長のウチクリ内倉の5人(写真左から)。  もとをただせば、今年1月に黒田が舞台で内倉と共演した時の「同い年で集まってなにかしたいよね」という何気ない会話から始まった。だいたいこういった話は言うだけでなかなか実現しないものなのだが、そこに黒田が顧問としてかかわっている「劇団八幡山ほしがりシスターズ」のメンバーから「戦争に行った祖父の手帳がある」という話を持ちかけられる。この手帳を読んだ黒田は「戦争を知らない世代の僕たちがこの題材を扱うとどうなるのか?」と考えた。そして同世代の飲み友達の俳優たちに声をかけ、「舞台をやろう」ということになったという。  6月1日に制作会見と公開稽古を行った。そこでは脚本の読み合わせが行われたのだが、祖父の手帳には当時何も分からないまま戦争に駆り出された若者の姿や、終戦間際の日本軍のシビアな状況が几帳面に描かれていた。作品は手帳の中身をほぼ全面的に生かし、「命と戦争」というテーマで送る。いわば時空を越えて1945年と2014年の若者が繰り広げるセミドキュメンタリーとでもいったところか。 「31歳の僕たちが思った戦争」をちょっと変わった切り口で、真面目に考えてみる。

専門家も絶賛!映画『ポンペイ』 ポール・W・S・アンダーソン監督

2014.06.07Vol.619映画
 家族そろって東京が本当に大好きなんだ」と笑顔のポール・W・S・アンダーソン監督。『バイオハザード』シリーズをはじめ次々とヒット作を放ってきたが、最新作『ポンペイ』をひっさげて来日。今回の来日には妻のミラ・ジョヴォヴィッチも同行。「僕が日本に行くということを聞きつけたミラが “私も日本に行きたい!”って言いだして。カンヌ映画祭を早めに切り上げて合流したんだ(笑)。ミラは初めて仕事抜きで東京を満喫しているよ。僕がこうして仕事をしている間にね(笑)」。  そのアンダーソン監督の話題作が、火山の噴火によって消滅したポンペイの史実を舞台にしたスペクタクル映画だ。「この映画はまさにポンペイに行ったかのような気持ちを味わえる作品になったと思うよ。当時のローマ帝国にとって、ポンペイは今のラスベガスのようなエンターテインメントあふれるリゾート地でもあった。いわば地上の天国だったんだ。それが噴火によって一瞬にして地獄へと変貌してしまう。在りし日のポンペイの美しさ、そして何があったかを体感してもらいたかった」。監督は今回、史実や実際の火山研究のデータに徹底してこだわった。「ポンペイに行けばその当時のものがそのまま残っているからね。どんなパンを食べていたか、どんな道路だったのか、それをそのまま再現すればよかった。噴火についても事実を変えて演出する必要はなかった。被害のほとんどはマグマではなく超高温の熱風によるものだったんだけど、そもそもマグマなんて歩いたって逃げられるから全然迫力無いしね。それより燃える岩が次々ふってくるほうが3D映画的でしょ(笑)?」。  リアルにこだわるあまり本物の灰を振らせて役者たちから“恨まれた”と苦笑い。歴史家や火山研究者からも“かつてないほど正確にポンペイを描いた作品”とお墨付きを得た注目作!

いとうあさこ お誕生日会『プリザーブドフラワー〜まだ枯れない〜』

2014.06.07Vol.619未分類
 いとうあさこ誕生日ライブ、44歳を迎える今年もネタあり歌ありダンスありの全3回公演を開催。誕生日にお仕事なんて芸人の鏡! 「ライブをすれば一人で過ごさなくていいと思って(笑)。でもここ数年、誕生日当日(6月10日)が準備真っ最中なので、結局一人なんです(笑)。そもそも30歳の誕生日に一人で祝ったことがトラウマになっていて。誰かサプライズしてくれるかとデパートでいいお惣菜とかワインとか買って用意していたんですけど、本当に誰も来なくて、震えながら一人で祝ったんですよね。それで40歳はそうなるまいとライブを始めたんですよ(笑)」。タイトルがちょっと切ない…。「四捨五入すればアラフォーと言えるのも最後ですからね。でも40歳の誕生日ライブでわりと吹っ切ったんですよ。オープニングで、畳2畳分くらいの紙に“40”と書いて、それを破って飛び出す、という登場をしたんですけど、それが超気持ち良くて、なんかいろいろ吹っ切れたんですよね。殻が破れない、みたいなときは実際に大きな紙を突き破ってみるといいと思います。多少、材料費がかかりますけど。ちなみに紙を破るときは、両手の先端で突くときれいに飛び出せます。まあ、プリザーブドフラワーのように枯れない気持ちを持ちつつ、熟成肉のように熟した旨みもアピールしていきたいですね」。アラフォー女子のみなさん、誕生日は大きな紙を用意しましょう。  誕生日プレゼント、今年はお酒より花束希望?「お酒でいいです!…もちろん花束もうれしいんですけど(笑)。ファンの方ももうお分かりで、プレゼントの7割がお酒ですね。帰るときにはカクヤスの配達みたいになってます(笑)」。恒例のアンコールまで今年も完全燃焼を覚悟。「一人で来ても楽しめる…というか、なぜか独りのお客さんが多いので一緒に行く人がいないという人こそぜひ遊びに来てください!」

世界のディズニーリゾートから夢と魔法をもらった  ガレッジセール・ゴリ

クセのありすぎる登場人物たちについつい没頭 鵺的『毒婦二景』

2014.06.07Vol.619エンタメ
 あるときは実話をもとに、またあるときは非常にリアルなフィクションを組み立て、現代社会の歪み、そこを生きる人間の姿、新しい人間関係の在り様といったディープなテーマを追究していく鵺的。今回は「阿部定」をモチーフとした長編を2本同時上演する。  定役に岡田あがさ、ハマカワフミエ。阿部定になんらかのシンパシーを覚える2人が作・演出の高木に阿部定への思いを語ったことからこの企画は生まれたという。 『定や、定』は、定を犯し、脅し、もてあそんではヒモのようにつきまとった女衒の男と定との生涯の腐れ縁を描いた二人芝居。 『昭和十一年五月十八日の犯罪』は、事件を起こし逮捕された定と、取調室で定を取り調べる刑事たちとの攻防を描く。  各々の上演日は公式サイトなどで要確認。

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