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大杉漣さん発案の“円陣”を『緊急取調室』メンバーが生披露

2023.05.15 Vol.web original

 

 劇場版『緊急取調室 THE FINAL』完成披露舞台挨拶が15日、都内にて行われ、主演・天海祐希をはじめ田中哲司、速水もこみちら「キントリ」おなじみのメンバーと常廣丈太監督が登壇。天海がシーズン1~2に出演した故・大杉漣さんの思い出を語った。

 2014年1月より4シーズンにわたりテレビ朝日系列で放送され人気を博したドラマの劇場版。可視化された特別取調室で厄介な被疑者たちと対峙する、捜査一課の取調べ専門チームの奮闘を描く。
 
 シリーズの完結編となる劇場版ではドラマシリーズに出演した懐かしい顔ぶれも登場するとのこと。司会から、シーズン1~2に“善さん”こと中田善次郎役で出演した故・大杉漣さんについて聞かれると、天海は「(映画化を)一番喜んでくださっているんじゃないかと思います。私たちは常にキントリをやっているときは漣さんがそばにいてくれると思いながらやっているので離れている気がしない」と今もキントリチームにとって大きな存在であることを語った。

 そこで大倉孝二が「今日、でんでんさんがお持ちのハンカチ…」と水を向けると、でんでんが「いつもは手ぬぐいなんですけど今日はタキシードなのでハンカチをと…。ケースから出したら大杉漣さんから頂いたハンカチだった」と広げて見せたが、しわくちゃのハンカチに共演陣からツッコミが殺到。会場も大きな笑いに包まれた。

 退職した“善さん”と入れ替わりで登場した玉垣役の塚地武雄は「漣さんの代わりに入るというプレッシャーもありましたし、そうそうたる俳優さんの中に畑違いの僕が入る不安もありましたけど、あっという間に家族の仲間入りをさせてもらいました。ドラえもんてそんな気持ちだったんじゃないかな」。

 最後に一同は、大杉漣さんの発案だったという、おなじみの円陣シーンを観客の前で披露。天海は「私たちの9年間がつまったラストの1本です」と胸を張っていた。

 この日の登壇者は天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雄、でんでん、小日向文世、常廣丈太監督。

 劇場版『緊急取調室 THE FINAL』は6月16日公開。

天海祐希は「佐々木小次郎の生まれ変わり」小日向文世から「武士」と評され苦笑

2023.05.15 Vol.web original

 

 劇場版『緊急取調室 THE FINAL』(6月16日公開)の完成報告会見が15日、都内にて行われ、主演・天海祐希をはじめ田中哲司、速水もこみちら「キントリ」おなじみのメンバーと常廣丈太監督が登壇。レギュラー陣の1人・小日向文世が座長・天海を「佐々木小次郎」とたたえた。

 2014年1月より4シーズンにわたりテレビ朝日系列で放送され人気を博したドラマの劇場版。可視化された特別取調室で厄介な被疑者たちと対峙する、捜査一課の取調べ専門チームの奮闘を描く。

 9年にわたって続いてきた人気シリーズの完結版となる本作に天海は「何となく映画になったらいいねという話が何年も前からあって」と明かしつつ「地味なおじさんばかりで映画になるのかなって言っていたのでまさか本当に映画になるとは」と驚きの表情。

 天海いわく、レギュラー陣は「親戚のおじさん」のような存在とのことで「隠してることはあまりないんじゃないですかね」と、現場では健康からお墓についてまで、親戚のように話せる間柄だと語った。

 そんな天海の座長ぶりについて聞かれた田中は「日本全国の皆さんがご存じ通りのまっすぐな方。人生の重大な決断をするときに誰に相談するかといったら天海さんに相談する」と言うと、小日向も「このチームの圧倒的なボスでしたね。モニターを見たとき、背中に刀を背負っているかのように見えたので、僕は佐々木小次郎の生まれ変わりなんじゃないかと。武士に見えましたね。背中に刀が似合うなと」と、独特な表現で天海を評し、天海は「と、言われても…(笑)」と苦笑していた。

 この日の登壇者は天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雄、でんでん、小日向文世、常廣丈太監督。

 

 

 

全米公開も決定『たたら侍』ハリウッドプレミア開催

2017.05.10 Vol.690

 EXILE HIROが初プロデュースを手掛け、劇団EXILEの青柳翔が主演を務める映画「たたら侍」(2017年5月20日公開)のハリウッドプレミアが現地時間8日、米ハリウッドのエジプシャンシアターで行われ、青柳翔、AKIRA、小林直己、田畑智子、笹野高史、でんでん、甲本雅裕、音尾琢真、刀匠・吉原義人、EXILE HIRO、錦織良成監督の総勢11名が参加した。

 同劇場は1922年に設立され、映画の街「ハリウッド」のなかでも最も古い歴史を持つ老舗劇場。ハリウッドで最初のプレミア上映およびレッドカーペットが開催され、マリリン・モンローやチャールズ・チャップリンなど往年の大スターも訪れた歴史的劇場として知られている。

 これまで「たたら侍」は、第40回モントリオール世界映画祭の最優秀芸術賞をはじめ、世界各国で19個の賞を受賞するなど、海外から高い評価を得ている。この日も会場には、30媒体以上の現地メディアと、満員となる600名の観客が駆け付けた。

 今作の主演を務めた青柳は「日本公開を前に、このような素敵な場所で上映していただけて、嬉しいですし光栄です」と想いを語り、エグゼクティヴ・プロデューサーのHIROも「ハリウッドの皆さんの前で、このたたら侍を公開できることを本当に嬉しく思っています。今作は時代劇ではありますが、現代の僕らの思いに通ずるものがあると思いますので、本当の強さとは何か、本物の強さとは何なのか、というのを感じていただけたら嬉しいです」と続いた。

 上映前に行われた舞台挨拶ではAKIRAと小林が流暢な英語でスピーチ。所属するLDHのグローバル展開をきっかけに本格的に英語を学んだ小林が、「侍とは何か。侍は仕事ではない。侍は戦士でもない。侍とは精神、武士道の精神です」と観衆にアピールすると絶賛の拍手を浴びた。

 上映終了後には、スタンディングオベーションが起こり大歓声と拍手に包まれた。目の肥えた観衆の反応に、「エンディングのほうになるにつれてどきどきした」と心境を語りながらも「日本の文化だけじゃなく、錦織監督が作り出す世界観をすごく楽しんで、興味を持っていただいた感じがして、その一部になれてうれしい」と小林が喜びを語ると、AKIRAも「日本人持つ繊細さや、こまやかな部分を受け入れてくださって、みなさんなりに解釈していただいて、興味をもってくださって、本当にうれしいことですし、1つ海を越えて自分たちの作品が届いたということを肌で感じられた」と手応えを口にした。

 またこの日、6月2日から全米9つの州での公開も発表された。HIROは「新しい僕らのエンターテインメントの道が開けたと言うか、これからがスタートで、いまスタートラインに立てたと思うので、もちろん活動の拠点は日本になりますが、このたたら侍をきっかけに、今後どんどん色んなことにも挑戦していきたい」と意気込みながらも「変に力まず、作品重視でテーマをしっかりと伝えていけるように形にしてけたら幸せだと思います」と今後を見据えた。

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