ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞し、アカデミー賞でも最有力候補として注目が集まる、究極のラブストーリー!『パンズ・ラビリンス』『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロが監督・脚本・製作・原案を手掛け、声を失った孤独な女性と、遠い海から連れてこられた“不思議な生きもの”との種族を超えたロマンスを軸に、愛すべきアウトサイダーたちを温かく描く。人間とは違う種族である“彼”に引かれていくヒロイン・イライザ役を演じるのは『ブルージャスミン』でアカデミー賞にノミネートされたサリー・ホーキンス。密かに抱える孤独、しだいに深まる“彼”への思い…繊細で複雑なイライザの心情をセリフによることなく、全身で表現。まなざし一つ、足取り一つで、イライザのあふれんばかりの感情を見る者に伝え共感をつかむ。
イライザを取り巻く“愛すべきアウトサイダー”たちを演じるのも実力派ぞろい。イライザの世話を焼く同僚ゼルダ役には『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』のオスカー女優オクタヴィア・スペンサー。イライザの隣人で親友ジャイルズ役に『扉をたたく人』のリチャード・ジェンキンス。そして特殊メイクとスーツを身に着けながらリアルで魅力的な“彼”を演じたのはデル・トロ監督の『ヘルボーイ』でエイブ・サピエンを演じて絶賛されたダグ・ジョーンズ。