菅野が開幕投手から13連勝

2020.10.08 Vol.734

 巨人の菅野智之投手が10月6日、DeNA戦に先発し白星を挙げ、開幕投手から13連勝として、岩隈(巨人)が近鉄時代の2004年にマークしたプロ野球記録を更新した。  開幕13連勝は1966年の堀内(巨人)が持つセ・リーグ記録に並び、開幕投手ではプロ野球新記録。菅野はこの勝利がプロ8年目で節目の100勝目だった。

首位争いのロッテで主力含む13人が新型コロナに感染

2020.10.08 Vol.734
 プロ野球のロッテは岩下大輝投手と一軍のチームスタッフが新型コロナウイルスに感染したことから、10月4日に一軍の関係者全員、5日には二軍の関係者全員がPCR検査を受けた。6日に出た結果で新たに荻野貴司外野手、鳥谷敬内野手ら一軍の7選手を含む11人がPCR検査で陽性と判定されたことを発表した。これで感染者は13人となった。  二軍の選手は全員が陰性だったことから、6日のオリックス戦は二軍の選手を昇格させて臨んだが、オリックスのエース山本の前に打線が沈黙。0-3で完封負けを喫した。  翌7日には井上が初回に13号先制3ランを放ち4-1で勝利を収め、意地を見せたが、ソフトバンクとの首位争いを続けるうえでは今回の主力の大量離脱で苦しい戦いが続きそうだ。  今回の感染拡大について松本尚樹球団本部長は「感染経路は全く分からない。うちとしては感染防止対策を徹底してやってきた」と苦渋の表情。こまめな手洗い、手指消毒はもちろんのこと、ロッカールームでのマスク着用の徹底など、あらゆる対策を講じてきたという。  また9月24、26日に実施した月に1度の定期PCR検査では、育成を含む全選手、首脳陣、スタッフら計161人が陰性だったことから約10日間で感染が広がったとみられている。

阪神の藤川が今季限りで引退

2020.09.11 Vol.733

 阪神の藤川球児投手が9月1日、兵庫県西宮市内で引退会見を行った。  藤川は高知商高から1999年にドラフト1位で阪神入り。剛速球を武器に2005年のリーグ優勝に貢献。2013年から米大リーグのカブスとレンジャーズに所属したが、右ひじの手術などで苦しみ、通算3セーブに終わる。2015年途中から日本に戻り、四国アイランドリーグの高知に所属。そのオフに阪神に復帰。復帰当初は中継ぎとして活躍したが、2019年は抑えに復帰していた。  藤川は会見で「1年間、体の準備が整わないのはプロとして失格」と引退を決断した理由を説明。今季は「2連投でも“あれ、体がおかしい”と思うようになった。いよいよだなと思った」という。  今季はほぼ半分の試合を消化したが「あと2カ月、気合を入れて頑張る」とチームに貢献することを誓った。

NPBが「田沢ルール」撤廃

2020.09.11 Vol.733

 プロ野球12球団の代表者による実行委員会が9月7日、オンラインで開かれ、日本のドラフト指名を拒否して海外のプロリーグでプレーした選手とは一定期間契約できないことを定めた「田沢ルール」の撤廃と、新たに同様のルールを作らないことを決めた。  ルールは2008年、社会人から日本のドラフトを拒否し、米大リーグのレッドソックスに入団した田沢純一投手のケースを機に、米球界への人材流出を防ぐために作られた。高校生が直接米球界入りした場合は帰国から3年、大学・社会人の場合は2年、12球団と契約できない申し合わせだった。  田沢は7月、独立リーグのルートインBCリーグ埼玉に入団。今年10月26日に開催されるドラフト会議で指名が可能となる。

プロ野球とJリーグが観客数「原則5000人」の緩和を要望

2020.09.10 Vol.733
 プロ野球とサッカーのJリーグは9月8日、新型コロナウイルス感染拡大を受けた観客数の制限を「原則5000人」から、「2万人、または会場収容率50%の少ないほう」へ緩和するよう求める要望書を西村康稔経済再生担当相に提出した。  プロ野球の斉藤惇コミッショナーは「それなりに対策の効果は出ている。参考として示すことで(東京五輪や他競技に)貢献できる」と述べた。Jリーグの村井満チェアマンは「政府の意思決定に委ねるが、許されれば9月中でも対応は可能」と語った。  観客を入れた試合会場で集団感染は確認されておらず、プロ野球とJリーグは7日、要望書提出で合意。来年の東京五輪や来季以降のリーグ運営方法を模索する意味からも制限緩和を求めることにした。  西村経済再生担当相は8日の記者会見で、制限緩和について近く判断するとした。  国内のスポーツではプロ野球は無観客で6月19日に開幕。Jリーグは同月27日に再開し、ともに7月10日から原則5000人を上限に観客を入れた。  立ち技格闘技のK-1ジャパングループは6月28日に新宿FACEの「Krush.113」から大会を再開。7月21日の「Krush.114」から東京・後楽園ホールでの大会が復活したが、3分の1程度の入場に抑えたまま現在も大会を行っている。8月上旬に新設の神奈川・ぴあアリーナMMで大会を再スタートしたRIZINは1万人収容の会場に上限5000人で大会を行った。  また池江璃花子の実戦復帰で話題となった水泳の「東京都特別水泳大会」(8月29日)やパラスポーツの「日本パラ陸上競技選手権」(9月5~6日)は無観客で行っている。  一方、海外に目を向けると、8月に入りゴルフのメジャー大会が男女とも実施、テニスの四大大会、全米オープンも開幕するなど著名な大会が戻りつつある。一方、渡航制限や感染不安から出場を避ける選手も多く、国境を越えて人々が集まる国際大会ならではの難しさも浮き彫りになる。

【新型コロナウイルスとスポーツ】実況の声が選手に筒抜け。オリックスは同一カード6連敗

2020.07.14 Vol.731
 新型コロナウイルスの感染拡大により開幕が延期されていたプロ野球が6月19日に約3カ月遅れでスタートした。  今シーズンはセ・パともに当初の143試合から120試合に試合を減らし行われる。交流戦とオールスター戦は中止となり、クライマックス・シリーズはパがシーズン1位と2位のチームの間で行われ、セは開催を断念した。  また延長戦は10回で打ち切りとなり、出場選手登録は29人から31人、ベンチ入りは25人から26人に拡大されるなど選手の負担軽減のための特別ルールが採用された。外国人選手の出場選手登録枠も4人から5人に増えるが、ベンチ入りできるのは4人のままとなった。  試合は当初、無観客試合で行われたが、政府は7月6日に行われた「新型コロナウイルス感染症対策分科会」の初会合で10日に予定していたイベント開催の制限を緩和することで一致。同日行われたプロ野球とJリーグの「対策連絡会議」でも10日から5000人を上限に観客を入れて試合を開催することを確認。晴れてファンの前でのプレーが実現することとなった。  日本野球機構(NPB)は6月17日に感染予防策をまとめたガイドラインを発表。そのなかでプレーにおいては選手はハイタッチや握手を控え、グラウンドにつばを吐く行為は禁止された。選手ら関係者に感染者が出た場合の対応についてはNPBは明確な指針は決めず、当日の試合続行の可否は、残りの選手で試合ができるかで決める。それ以降の試合運営は臨時実行委員会で協議することとなった。  試合日程も新型コロナへの感染防止の観点から移動を少なくするためにセは東西での集中開催、パは同一カード6連戦が中心となる異例のものとなった。通常は3連戦が普通で3連敗(3タテ)しても次は別のチームとの対戦のため、悪い流れは取りあえずは断ち切れるのだが6連戦だとそのままずるずるいくこともありえる。そんな懸念が開幕前から評論家はもちろん、ファンの間でもささやかれていたのだが、オリックスが6月23日からのロッテとの6連戦で6連敗を喫するなど悪い予感は早くも的中。  また6月21日のヤクルトvs中日戦ではネット裏の放送席の実況の声がグラウンドの選手に聞こえてしまうという無観客試合ならではの珍事もあった。

もうひとつのプロ野球「eBASEBALL プロリーグ」が今年も開催

2020.07.07 Vol.Web Original

8月下旬からプロテストのオンライン予選がスタート

 プロ野球eスポーツリーグ「eBASEBALL プロリーグ」が今年も開催されることが7月7日発表された。  同リーグは「実況パワフルプロ野球」シリーズを使用した、日本野球機構(NPB)とコナミデジタルエンタテインメント共催のプロ野球eスポーツリーグ。プロ野球12球団を代表するプロプレイヤーたちが実際のプロ野球同様にセ・リーグとパ・リーグに分かれ、日本一の座をかけて争うもの。“もう一つのプロ野球”として人気を博し、今年で3年目となる。  今年は新型コロナウイルスの感染拡大によりさまざまなスポーツが中止・延期となる中、プロ野球も約3カ月遅れで6月19日に開幕。eBASEBALLではこの間、中止となった「セ・パ交流戦」をバーチャルで実現するなどさまざまなプロ野球応援企画を行ってきたが、ペナントレースの開催時期などについてはオフィシャルな発表は延期され、ファンをやきもきさせていた。  この日は2020シーズンのプロテストの開催と「パワプロ」最新作が競技タイトルに決定したことがリリースされた。プロテストは8月下旬からオンライン予選が行われ、例年はオフラインで行われる最終選考会も今年はオンラインで開催。その後、eドラフト会議が行われ、球団代表となるプロプレイヤーが決まる。  プロテストやシーズンの詳細な日程は7月下旬に発表予定となっている。

eBASEBALLで「プロ野球応援企画第2弾」としてセ・パ交流戦を開催

2020.06.05 Vol.Web Original

プロ野球開幕に先駆け6月12日から開催

 新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の発令などにより、開幕が延期されていたプロ野球が6月19日に開幕することが5月25日に発表された。  しかし今シーズンは公式戦120試合で行われることとなり、セ・パ交流戦は残念ながら中止となった。根強いファンを持つ交流戦だけに惜しむ声もあるが、今シーズンに限ってはそれもやむなし。  その代わり、といってはなんだが、このたび日本野球機構(NPB)と株式会社コナミデジタルエンタテインメントが「プロ野球応援企画第2弾」として『日本生命“バーチャル”セ・パ交流戦 powered by eBASEBALL』を6月12日から17日までの6日間にわたって配信することとなった。  この「プロ野球応援企画」は開幕が延期となった3月に第1弾として『プロ野球“バーチャル”開幕戦 2020 powered by eBASEBALL』が開催されており、今回はそれに続くもの。

プロ野球・スワローズの高津監督や選手らがメッセージ! 23日にラジオ特番

2020.05.22 Vol.Web Original
 ニッポン放送は、プロ野球の東京ヤクルトスワローズの監督やコーチ、選手らが生出演するスペシャルラジオプログラム『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 東京ヤクルトスワローズ 開幕へのメッセージ』 (17時40分~)を23日に放送する。  番組には、19年振りの日本一奪回へ向けてスタートを切る、東京ヤクルトスワローズを率いる高津臣吾監督を筆頭に、宮出隆自ヘッドコーチ、五十嵐亮太、青木宣親、石山泰稚が電話で出演。試合がない日々の生活や現在の練習状況、リフレッシュ方法を含めて、今思うことや感じること、さらには開幕に向けてのメッセージなどをプロ野球ファン、ラジオナイターリスナーへ生放送で発信する。   コメンテーターには、「ニッポン放送ショウアップナイター」の解説者の井端弘和、ゲストにショウアップナイタ ー公式応援団「チームショウアップ」メンバーで人気ロックバンド「クリープハイプ」の尾崎世界観を迎える。ナビゲーターは、同局の煙山光紀アナウンサーが務める。

東京都ロードマップ詳細を発表。ステップ1で、プロ野球の無観客可能

2020.05.22 Vol.Web original
 東京都の小池百合子都知事は22日、都庁で記者会見を開き、緊急事態宣言が解除された後の休業要請の緩和や再要請を行うロードマップの詳細を明らかにした。  都は先週、ロードマップの骨格として、外出自粛や休業要請が行われている現在をステップ0とし、ステップ1では、美術館や図書館などの文化施設の制限緩和、ステップ2では、これまでクラスター歴がなく、3密になりにくい施設の制限緩和、ステップ3では、接待を伴う夜の飲食店やライブハウスなど、これまでクラスター歴があるか、高リスクの施設をのぞき、入場制限等を前提として全ての施設を開放するとしていた。  この日行われた記者会見では、上記に加えた詳細を公表。ステップ1では、上記のほか観客席を除く運動施設の利用を可能とし、これによりプロ野球などのプロスポーツの無観客試合、アスリートのトレーニングなどが可能になるとした。そのほか、飲食店については、これまで酒の提供午後7時までを、ステップ1で午後10時まで、ステップ3で午前0時まで可能になる。また、イベント開催は、ステップ1では50人まで、ステップ2で100人まで、ステップ3では1000人まで可能になるとした。一方、感染リスクの高いライブハウスやスポーツジムなどは引き続き休業要請を継続。小池知事は、緊急事態宣言解除後、速やかにステップ1に移行するとした。

セ・リーグ6球団の監督がテレビ電話会議でファンへメッセージ

2020.04.30 Vol.Web Original

続編も順次発信の予定

 新型コロナウィルス感染症の影響でプロ野球の公式戦の開幕が延期となっている中、セ・リーグ6球団の監督がテレビ電話会議を開催。熱いメッセージを発し合った。  これは今年度からセ・リーグ公式戦のタイトルパートナーとなった株式会社JERAとセ・リーグ6球団による企画で、6人の監督が6分割された画面に勢ぞろい。  そして阪神・矢野燿大監督の「じゃあいきますよ。届けたい」をスタートに「希望が持てて」(広島・佐々岡真司監督)、「明るくなれる」(ヤクルト・高津臣吾監督)、「Our Baseball」(DeNA・ラミレス監督)、「試合ができる、その日まで」(中日・与田剛監督)、「みんな、元気でいよう」(巨人・原監督)とファンへのメッセージをつないだ。  4月30日からこの動画とメイキングの動画が公開され、開幕日決定以降、続編も順次発信する予定という。

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