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新たな発見があるかも 長島 大三朗写真展「solitarational singularity ―孤独における特異点―」

2018.12.09 Vol.web Original

 最近注目されている写真家・長島 大三朗。彼の考案した造語「solitarational singularity」(孤独における特異点)をテーマとし、彼が自分自身との対話の中で発見した“特異点”を写し撮った40点に触れる写真展。

 機材にトイカメラを採用するなども興味深い。長島 大三朗の日常を切り取る視点の見事さを改めて感じることができる写真展だ。

長島 大三朗
1986 新潟生まれ。
2012年、第60回ニッコール・フォトコンテストにおいて、
“GENZABURO my grandfather”が、モノクローム部門準特選に選出。
2013年 写真展 「重力との邂逅」中目黒 CAMARADA
2015年 写真展 「GENZABURO my grandfather」
ROONEE 247photography

アートで気持ちもカラフルに!「写真展「木村伊兵衛 パリ残像」」

2018.10.25 Vol.711

 戦前そして戦後の日本を代表する写真家・木村伊兵衛。彼が1950年代のパリで写し撮った、人と街の表情を通して、当時のパリの魅力に触れる写真展。

 戦後間もない日本では海外渡航がきわめて難しく、芸術の都パリは遠い遙かな夢の世界だった。1954年、初めて念願のヨーロッパ取材が叶った木村伊兵衛は、ライカのカメラと開発されたばかりの国産カラーフィルムを手に渡仏。そこで写真家アンリ・カルティエ=ブレッソンやロベール・ドアノーと出会い、生きたパリの街並みと下町の庶民のドラマを目の当たりにした。本展では「パリの街角」「素顔のパリっ子」「安らぐパリ」「華やぐパリ」の4つの構成でカラー作品131点を展示する。

 念願のパリに渡った木村の視点はもちろん、木村作品のなかでは珍しいカラー表現の知られざる魅力、そして現代では失われた50年代半ばのパリの街角の光景も、興味深い。

 モノクロのリアリズムで昭和の日本をとらえてきた木村伊兵衛。そのイメージを新たにしつつ、パリを舞台に日常を切り取る視点の見事さを改めて感じることができる。

竹内涼真の写真展『unreleased 』、全国巡回が決定

2018.07.04 Vol.Web Original



 竹内涼真の最新写真集『Ryoma Takeuchi』(マガジンハウス、今月12日発売)の未収録カットのみで構成された『竹内涼真写真展 unreleased -photo by Akinori Ito- 』の全国巡回が決定した。

 写真展では、4万6000枚ものカットから厳選された写真とともに、現場の雰囲気を垣間見ることができる動画も公開される。また、会場限定カバーがついた写真集を含む、竹内涼真自身初めてのオリジナルグッズも販売予定となっている。

 写真集は、カンボジアで撮影。「今は、これ以上の自分をどうやって出せばいいかわからない」と竹内本人が言うほど、すべてを出し切ったという。写真は、伊藤彰紀氏が撮り下ろした。

オードリー・ヘプバーンの“太眉”こそ至高! /1月10日(水)の東京イベント

2018.01.10 Vol.Web Original

 日本でも今なお幅広い世代に愛されるオードリー・ヘプバーン(1929~1993年)の貴重な写真の数々が集結する『写真展 オードリー・ヘプバーン』が本日10日からスタート。

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