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別所哲也「“外人”という言葉が日本にあることにも気づかされた」世界が“東京”を描く映画部門に小池都知事も感謝

2025.05.16 Vol.web original

 

 国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)の代表を務める俳優・別所哲也が15日、東京都庁にて小池百合子都知事を表敬訪問した。

 俳優・別所哲也が1999年に立ち上げ、今年で27年目を迎える国際短編映画祭。米国アカデミー賞公認映画祭として、ライブアクション部門(インターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパンの各カテゴリー)およびノンフィクション部門、アニメーション部門の各優秀賞、計5作品が、翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる。

 東京都と共催しているアジア・ジャパン部門は今年で22年目。

 小池都知事も「長年にわたる継続の力により、これまで多くの優れた作品が生まれ、監督をはじめとするクリエイターの皆さんが才能を発揮する舞台として成長してきたことに、心から敬意を表します」と語り「本フェスティバルは、アジア最大級の国際短編映画祭。ショートフィルムを通じて、多くの人々に喜びや感動を届けるとともに、人と人との心のつながりを深めていると感じています。最近では、AIとクリエイターの協業による作品づくりも注目されており、新たな表現の可能性が広がっています。こうした動きも含めて、今年のフェスティバルを通じて、より多くの方々にショートフィルムの魅力を楽しんでいただければ」と、ショートフィルムの魅力を東京から世界に発信する同映画祭にさらなる期待を寄せた。

 また、東京都と映画祭が連携し、多彩な東京の魅力を発信するショートフィルムを世界から公募する「Cinematic Tokyo部門」の優秀作品を小池都知事が発表。197本もの応募作品のうち5作品が最終選考に残り、その中からイタリア人のミケーレ・モッツォ監督作『GAIJIN』が優秀賞(都知事賞)に選ばれた。同作は、東京を舞台に7つの短い物語で構成された、ファンタジックかつ哲学的な一本。

 別所は「東京を見守る天の声が、東京に住まう7人の外人の心を映し出すストーリー。“外人”という言葉が日本にあることへの気付き、外国の方々から見た東京を映し出す姿、それが非常に美しい映像美で映し出されており、次にどういうシーンが来るのかの期待感などが評価されたポイントです」と大絶賛。

 小池都知事も「国内外のクリエイターが東京の魅力を広く世界に発信してくれていることは、誠にありがたいと思っております」と笑顔で祝福。モッツォ監督から届いた「この映画の心臓部であるこの街で賞をいただけたことは、驚きと共に深く感動しています」と喜びのコメントも紹介された。

 さらにこの日は、東京都と同映画祭の映画製作プロジェクト「サステナブル・リカバリー プロジェクト」で製作された3作目『日の出を知らない街』の完成も発表。監督は、ライブアクション部門ジャパンカテゴリーにノミネートされた増田彩来。キャストに細田佳央太さんや井之脇海、アメリカ人俳優のB.T.の他、カメオ出演として小西真奈美や井浦新など豪華なキャストが集結。東京の都心部で仕事中心の生活を送る主人公が友達の誘いで奥多摩に出かけ、人々や自然豊かな風景に触れあうことでささやかな気づきと変化を与える物語。

 予告編を見た小池都知事も「まさに、サステナブル・リカバリー プロジェクトの名にふさわしい作品。東京の自然の魅力を感じられる奥多摩をPRできるのは東京都としてもうれしく思います。ナチュラルな舞台で、ナチュラルな映画を作っていただいて、とてもありがたいです」と、東京が持つ自然の魅力を見事に伝える同作に感激した。

「Cinematic Tokyo部門」の優秀賞『GAIJIN』は5月28日から6月11日まで、映画祭オンライングランドシアターで配信するほか6月10日に原宿・WITH HARAJUKU HALLで上映。サステナブル・リカバリープロジェクト 特別製作作品 『日の出を知らない街』はYouTubeにて公開中。メイキング映像は6月11日より公開。

『SSFF & ASIA 2025』は5月28日から6月11日まで都内各会場にて開催。オンライン会場は6月30日まで開催中。

トム・クルーズが都庁『M:I』特別プロジェクションマッピングに感激 小池都知事と握手

2025.05.06 Vol.web original

  映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(5月23日公開)のジャパンプレミアが6日、新宿・東京都庁の都民広場にて行われ、来日したトム・クルーズらキャスト陣とクリストファー・マッカリー監督が登壇。小池百合子東京都知事も駆け付け、トムと握手を交わした。

 トム・クルーズが究極のスパイ、イーサン・ハントを演じる『ミッション:インポッシブル』シリーズの最新作。

 前作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』では、米国俳優組合のストライキの影響で来日を果たせず、2022年の主演映画『トップガン マーヴェリック』ジャパンプレミア以来、3年ぶりの来日となったトム。

 あいにくの悪天候の中、会場には雨具姿のファン約1000名が大集合。トムが登場すると都庁の広場に大歓声が響き渡った。長年、トムが来日時に通訳を務めてきた戸田奈津子氏やトム公認声優の森川智之も駆け付け、再会を喜び合う3人に観客も大盛り上がり。

 さらにこの日は、小池都知事も駆け付けトムががっしり握手。小池都知事は「東京はカルチャーとネイチャーにあふれた場所」と、東京から同作のワールドツアーが始まることを喜び、開会を宣言した。

 雨が降り続く中、約3時間のイベントでたっぷりとファンサービスを行ったトムたち。

 25回目の来日となるトムは日本愛を語り「ここからワールドツアーが始まります! 皆さん、導火線に一緒に火をつけてくれますか?」とファンに語り掛け、トムの合図で都庁の壁面にプロジェクションマッピングが投影。花火も打ち上げられ、トムをはじめ来日陣も歓声をあげて都庁名物のおもてなしを喜んでいた。

 この日の登壇者はトム・クルーズ、サイモン・ペッグ、ポム・クレメンティエフ、ヘイリー・アトウェル、グレッグ・ターザン・デイヴィス、クリストファー・マッカリー監督。

小学生が「平和」「気候変動」議題にバイリンガル会議! 万博やNY国連本部で世界に向けて提言へ

2025.03.24 Vol.web original

 SDGs達成目標年の2030年に向け、子どもたちが自ら「持続可能な世界」を議論する「第5回国連を支える世界こども未来会議」が3月23日、東京都のスタートアップ支援拠点Tokyo Innovation Base(有楽町)にて行われ、全国から参加した小学生約100人が日本語、英語が入り混じる白熱会議で「平和」と「気候変動」について意見を交わし合った。

「国連を支える世界こども未来会議」は、世界のこどもたちが集まり、SDGsを軸に平和で豊かな世界について語り合うピースコミュニケーションの場として、2019年に東京オリンピック・パラリンピック公認プログラムとしてスタート。2023年2月には国連からタイトルの認定を受け、以降毎年、子どもたちの代表団が米ニューヨークの国連本部に訪問し、提言書を届けている。

 同プロジェクトの代表理事・一木広治氏は「この会議はα世代と呼ばれる、これからの社会を支える世代の皆さんが、自分たちの大切な未来を自ら語り合うという場です。会議で皆さんが語り合ったアイデアを、今年もNYの国連本部へ代表の子どもたちと届けに行く予定です。また今年は大阪・関西万博も開催されます。今年は戦後80周年という節目の年でもあり、万博で開催する会議でも平和について皆さんに語り合ってもらいたいと思っています」と開会を宣言。

 

小池都知事「介護職の人材確保は社会全体のニーズ」 SOMPOケアが介護の仕事を描いた漫画を都内の小学校と図書館に寄贈

2024.12.19 Vol.Web Original
 小池百合子東京都知事が12月19日、介護職の人材確保について「社会全体のニーズ」などと語った。
 
 都知事はこの日、都庁で行われた「介護を学ぶ学習まんが『大研究! 笑顔をつなぐ!介護の仕事』贈呈式」に出席した。贈呈式では刊行元のSOMPOケア株式会社の鷲見隆充代表取締役CEOから都知事に同書が贈呈された。
 
 この漫画は主人公がおばあちゃんの骨折をきっかけに介護について知っていくストーリー。主人公は「介護とは何か」ということを始め、高齢による身体の変化や施設介護サービス、在宅介護サービスといった介護保険制度、そして介護現場に導入されているさまざまな最新テクノロジーなどを学んでいく。また介護の現場で働くさまざまな人にも出会い「どのような役割を担うのか」「どのような思いで働いているのか」といったことも知っていく。
 
 都知事は「今年6月にSONPOケアの研修所を視察させていただいた。2025年問題、いわゆる団塊の世代の方々が後期高齢者になるという時代となる。それに伴い、介護に携わる人材もこれからますます必要になってくる。介護の人材の確保というのは社会全体のニーズだと思う。今回、都内の小学校1300校、そして380の図書館にこの漫画を頂戴するが、子どもたちが漫画を通じながら介護の必要性、そしてその人材が必要ということを学んでくれればと思う。これからますます安心で安全な社会づくりが必要とされている。子どもの頃から社会の仕組みや介護の大切さを楽しく学んでいくことが必要だと思う」などと挨拶した。

小池都知事がティモンディと「やればできる!」“おウチの燃費”向上を呼びかけ

2024.11.28 Vol.Web Original

 お笑いコンビのティモンディが2025年4月に施行される新制度「建築物環境報告書制度」を普及啓発する「知って役立つ!おウチの燃費と快適性」のアンバサダーに就任、11月24日、都庁で行われた就任式に出席した。小池都知事から大きな名刺をを受け取ると「やれば、できる!」と大きな声でメッセージした。

 ティモンディはWEB動画篇に出演。動画は、生活のなかでできる少しの心がけによって自宅の燃費を向上させて快適に過ごすためのヒントを提案するもの。「夏は涼しく冬は暖かく」に限らず、“おウチの燃費”の向上によってもたらされるメリットを知らせる。

東京都ベンチャー技術大賞はノーベル賞でも注目のマイクロRNAを生かした尿のがんリスク検査

2024.11.21 Vol.web original

 

 東京都ベンチャー技術大賞の表彰式が21日、有明・東京ビッグサイトにて開催中の「産業交流展2024」にて行われ、尿を利用したがんリスク検査を開発したCraif株式会社(文京区)が令和6年度の大賞と女性活躍推進知事特別賞をW受賞。小池百合子東京都知事も登壇し、東京発ベンチャーの開発力をたたえつつ、さらなる活躍に期待を寄せた。

 東京都ベンチャー技術大賞は、都内の中小企業がその技術力を活かして開発した、革新的で将来性のある製品や技術、サービスを表彰するもの。

 今年、大賞を受賞したのは、尿中のマイクロRNAをAIで解析し現在のがんリスクを調べる「マイシグナル・スキャン」を開発したCraif株式会社(代表取締役・小野瀨 隆一)。水沼未雅COOをはじめ女性幹部も多いテック企業として女性活躍推進知事特別賞とのW受賞となった。

 小池都知事は「技術の世界はますます日進月歩。1分1秒を争う厳しい国際競争を勝ち抜くためには、新たな価値を次々と創出しなければいけません。東京が時代をけん引するためにも中小企業やスタートアップの皆さんの力は不可欠」と企業をたたえつつ、受賞後の活躍にも期待。

 今年の大賞にも「今年のノーベル生理学・医学賞もマイクロRNA分子の発見に対して贈られたもの。時期にも合った素晴らしい製品。東京の企業の画期的な技術として注目されるものだと思います」と高く評価した。

 さらに小池都知事は「東京が、持続可能な都市を高い技術力で維持していくためにも、東京のポテンシャルを最大限に発揮できるエコシステムをさらに後押ししていきたい」と東京都としての支援にもさらなる意欲を語った。

 他、東京都ベンチャー技術奨励賞を受賞したのは、世界初の機能性細胞デバイス「ヒト3Dミニ肝臓」 を開発した株式会社サイフューズ、遠隔支援で熟練工の技術を作業現場に生かせる「コネクテッドワーカーソリューション」を開発したFairy Devices株式会社、3D スキャナー「AVATARIUM」を開発した株式会社PocketRD の3社。

 東京都ベンチャー技術優秀賞を受賞したのは、視覚障がい者向け歩行支援機器「あしらせ」を開発した株式会社Ashirase、 介護支援システム「ライブコネクト」を開発した株式会社Z-Works、日中放射冷却素材「SPACECOOL」を開発したSPACECOOL株式会社。

 また特別賞は、介護用洗身用具「switle BODY」を開発した株式会社シリウス、イヌの血液がん検査「Ark-Test」を開発した 株式会社メディカル・アークなど7社が受賞した。

小池都知事、丸の内に夏の風物詩「打ち水」で涼を届ける「“打ち水のプロ” を称している」

2024.07.26 Vol.Web Original

 丸の内エリアの夏の恒例イベント「丸の内夏祭り」オープニングセレモニーが7月26日、行幸通りにて行われ、小池百合子東京都知事らが夏の風物詩「丸の内 de 打ち水」で涼を届けた。

【東京都知事選】現職・小池百合子氏が当確 過去最多56人出馬、異例事態に「経験したことのないような選挙戦だった」

2024.07.08 Vol.web original

 任期満了に伴う東京都都知事選の投開票が7日に行われ、現職の小池百合子氏が当選確実となった。午後23時30分現在、小池氏と大きく差が開いた形で石丸伸二氏、蓮舫氏が続いている。

 都内事務所にて当確の報を受けた小池氏は「ますます重責を痛感するところ。2期8年にわたる任期において政策目標の9割を達成したが、今回改めて、都民の皆さまから、もっと生活をささえてという声を頂いたと思う」。

また、異例の事態が続いた今回の都知事選に「私を含め56人が立候補という状況。ポスターの掲示、さらには脅迫も受けたり、街頭ではヤジや大合唱も受けたり、経験したことのないような選挙戦だった。想定していなかった事態にどう法的な整理ができるのかという点も今回の選挙を通じて痛感した点」と振り返った。

 今回の選挙戦では過去2期8年の中でも、特に少子化や災害対策の実績を訴えた小池氏。「どうやって1400万人の命と暮らしを守っていくのか。これからも皆さんのお力添えを得てスピードアップ、バージョンアップしていきたい」と3期目へ向け語っていた。

序盤はポスター問題で揺れた東京都知事選。やっと政策に集中できる環境になったので都民はしっかり投票を!

2024.07.06 Vol.Web Original

 任期満了に伴う東京都知事選挙の投開票が翌日となった7月6日、各候補者が都内各地、そしてネット上で「最後のお願い」を行った。

 今回は現職の小池百合子東京都知事(無所属・現)をはじめ、実に過去最多を大幅に更新する56人が立候補した。

 3選を目指す小池氏、立憲民主党の参議院議員だった蓮舫氏(無所属・新)、前安芸高田市長の石丸伸二氏(無所属・新)、2014年の都知事選で16人中4位となる約61満票を獲得した田母神俊雄氏(無所属・新)といった面々がいわゆる主要候補と目される中、選挙戦がスタート。

 自民党と公明党が自主支援という形で支持する小池氏が常に先行。選挙戦終盤は、2番手と目された蓮舫氏が無党派層の取り込みに苦戦するという予想外の展開に。その無党派層、特に若年層を取り込んだのが石丸氏。主要メディアの調査では蓮舫氏を猛追する石丸氏が2位になるのでは?と思わせる論調もあった。
 
 小池氏は「もっと!よくなる!東京大改革3.0」をキャッチフレーズに掲げ、待機児童97%減、首都直下地震対策により被害想定約3割減、所得制限を撤廃した子育て対策、さらには1期目で手がけた行財政改革による年間約1000億円の財源捻出など2期8年の実績をアピールし選挙戦を展開。

 蓮舫氏は「7つの約束」と題した公約を掲げ選挙戦に突入。この7つは「本物の少子化対策」「頼れる保育・教育・介護・医療の実現」「徹底した行財政改革」といった小池氏を大きく意識したもの。

 また蓮舫氏は「神宮外苑の再開発問題」にも言及しているのだが、これについては再開発事業の事業主体が東京都ではなく宗教法人明治神宮、独立行政法人日本スポーツ振興センター、伊藤忠商事株式会社、三井不動産株式会社の4者であることから「都知事選の争点にはなりえない」という意見も出ており、有権者は投票前によく吟味することが必要といえそうだ。

小池百合子都知事、ファンキー加藤も参戦!? DDTプロレスが都電でハチャメチャな戦いを展開【DDT】

2024.06.29 Vol.Web Original

 DDTプロレスが6月29日、都電荒川線(東京さくらトラム)で史上初の“都電プロレス”を開催。著名なプロレスラー、芸能人、政治家もサプライズで登場するなか、ハチャメチャで狂乱な戦いを繰り広げた。

 同団体ではこれまで銚子鉄道、千葉都市モノレール、小湊鉄道で列車プロレスを実施。昨年9月18日にはのぞみ号車内で世界初の新幹線プロレスを行い、話題を振りまいた。今回の都電プロレスの戦場となったのは荒川車庫前~三ノ輪橋間の往復区間。

 対戦カードは同団体を運営するCyberFightの髙木三四郎副社長と“プロレス王”鈴木みのるのシングルマッチで、試合形式はどこでもフォールが可能なエニウェアフォールマッチ。髙木は7月21日の両国国技館大会をもって無期限休養に入るが、過去に路上プロレス、新幹線プロレスを含め、鈴木にシングルで3連敗を喫しており、休養前に何としてもリベンジを果たしたいところ。

 まずは荒川車庫前駅の前にある思い出広場でセレモニーが催され、対戦する高木と鈴木が入場。プロレスラーでもある川松真一朗都議も出席。そして、小池百合子都知事がまさかの登場で「今日はプロレスにはいいお天気。熱い戦いを期待しています」と激励し「都電プロレス、スタート!」のオープニングコールも。小池都知事は“公務”で、都電の視察に来た模様で、始発電車に乗り込む。

都知事選と密接に関わる都議会議員の補選が28日に告示。子育て、女性活躍、介護について都民ファ特別顧問・荒木ちはる氏に聞く

2024.06.29 Vol.Web Original

 東京都知事選挙(7月7日投開票)の選挙戦の後半となる6月28日からは東京都議会議員の補欠選挙の選挙戦もスタートする。今回は江東、品川、中野、北、板橋、足立の6区と八王子、府中の2市の8選挙区の予定だったのだが、急きょ南多摩でも行われることとなり、計9選挙区で補選が行われることとなった。いずれも欠員は1。この南多摩については元稲城市長で平成25年から東京都議会議員を務めていた石川良一氏が6月16日に亡くなったためのもの。

 現在、都議会の議席は自民が27で、都民ファーストの会が25、公明党が23となっており、今回の9議席がどうなるかは都政に大きな影響をもたらす。先に公示された東京都知事選に耳目が集まるのは致し方ないが、実はこちらの補選もかなり重要だ。

 国政と地方選挙はしばしばねじれることはよくある。国会では対立する自民党と立憲民主党が同じ候補者に推薦を与えることは日常茶飯事で、有権者としては「分かりにくい!」と言いたくなるケースもあるのだが、それはその地域特有の事情があってのことで、ある意味仕方がない部分もある。

 都知事選では自民党は小池百合子候補を自主的に支援しているのだが、今回、補選が行われる選挙区では小池氏が特別顧問を務める都民ファーストの会の候補と自民党の候補がしのぎを削る選挙区もある。それは中野区。都民ファの特別顧問を務める荒木ちはる氏に今回の選挙と都政について聞いた。

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