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江ノ島クラウドファンディングプロジェクトが始動

2017.05.31 Vol.691

 江ノ島周辺の海や街の魅力を高め、国内外問わず多くの方に愛され、楽しめるエリアにするためのクラウドファンディングプロジェクトが30日、「Makuake」でスタートした。資金は、江ノ島の名物であるシラス漁の応援費用や、江ノ島周辺のビーチクリーン活動の支援等に活用される。

 本プロジェクトの会長を務める白洲信哉氏は、「2020年東京オリンピック・パラリンピックのセーリング競技が、前大会と同様に、縁ある江ノ島で開催されますのは素晴らしいことです。しかし、報道などによりますと、費用負担の押し付け合いの様相が生まれているようです。ここはオールジャパンとして参加型の、国民全体の力を結集させるときではないでしょうか。聞くところに依れば、大会開催中は名物のシラスが捕れなくなるとの事。まずは、苗字のみならず初夏の味覚として記憶に残るシラス漁の応援をしたいと考えました。是非、みんなで江ノ島開催に向けて気運を盛り上げていこうではありませんか。」と江ノ島クラウドファンディングプロジェクトをスタートに際し抱負を述べた。

 江ノ島でのセーリング競技開催に伴う漁業補償問題に関わる新しい動きとして注目される。

「江ノ島クラウドファンディングプロジェクト」
【プロジェクト詳細】 https://www.makuake.com/project/enoshima-tokyo2020/
【実行者 】「江ノ島クラウドファンディングプロジェクト」
・会長 白洲信哉
細川護熙首相の公設秘書を経て、執筆活動に入る。その一方で日本文化の普及につとめ、
書籍編集、デザインのほか、さまざまな文化イベントをプロデュースする。
2013年より月刊「目の眼」編集長。父方の祖父母は、白洲次郎・正子。母方の祖父は
文芸評論家の小林秀雄。
・顧問 細川護煕(元内閣総理大臣)
・同  杉原佳尭(グーグル合同会社 執行役員)
【実施期間 】2017年5月30日(火)~2017年9月29日(金)18時
【資金の使い道】
・大会開催により影響を受けるというシラス漁などの応援費用
・ビーチクリーン活動の実施・支援

小池百合子都知事、別所哲也に「一緒に東京から世界へ発信を!」

2017.05.23 Vol.691

 米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)2017』の開幕を控え、映画祭代表を務める俳優の別所哲也が23日、小池百合子東京都知事を表敬訪問した。

 6月1日の映画祭開幕を控え、別所が「世界各地から映像作家が東京に集まり、まるで国際会議のようになります」と語ると、都知事も「いいですね!」とにっこり。さらに、東京の魅力を発信するというコンセプトで製作されたショートフィルム『Home Away From Home』について別所が「カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞したイレーヌ・ジャコブさんなど国際的な俳優に集っていただいた作品で、さまざまな国から来た人がそれぞれ東京で“ホーム”を見つける物語です」と紹介すると、小池都知事も「東京は、さまざまな国の食事を楽しめる街。私はダイバーシティーと言っていますが、すごく包容力がある街だと思っています。だから海外の方も、東京でホームを感じていただけるのでは」と、頷いていた。
「この映画祭を源に、いろいろなことが派生していくといいですね」と期待を寄せた小池都知事。別所も「この映画祭で日本に来た映像作家が、また東京の魅力に触れて、東京を題材に映画を撮りたい、東京で撮影したいと思い、その作品がまた世界へ出ていくようになればいいなと思っています」と意気込みを語った。そんな別所に都知事も「ぜひ一緒に東京からショートフィルム文化を発信させていただきたい」と力強く語り、エールを贈った。

 表敬訪問後の囲み取材で、小池都知事に薦めたい作品を聞かれると別所は「全部見ていただきたい(笑)」と上映作品すべてに太鼓判。さらに「僕はショートフィルムをサプリメントムービーと呼んでいます。都議選を控えてお忙しいとは思いますが、小池都知事にも寝る前のベッドタイムストーリーとして楽しむなどして、ホッとしていただければ」と、ショートフィルムの楽しみ方を提案していた。

 SSFF & ASIAは6月1日(木)から6月25日(日)まで開催。

小池都知事がニコ超に出演

2017.05.05 Vol.690

 今年で6回目とな「ニコニコ超会議2017」が千葉・幕張メッセで4月29?30日に行われた。

 小池百合子東京都知事は29日に行われたトークセッション「小池百合子に聞いてみた」に出演。10代の参加者からの「総理大臣を目指すのか」という質問に小池氏は「知事一筋です」と断言。7月に行われる都議選について「古い都議会から新しい都議会に変えることができれば目標達成。東京をよくしていくために、ネットで盛り上げてほしい」などと話した。

銀座で2ショット激撮!?

2017.04.21 Vol.689

 20日に銀座に開業する複合商業施設「GINZA SIX」のオープニングセレモニーが17日に行われ、安倍晋三首相と小池百合子東京都知事が出席。2ショットが実現した。7月の都議選では自民党都連は実質、小池氏が率いる「都民ファーストの会」と対決姿勢を見せているが、安倍氏は「銀座といえばデュエット曲の『銀座の恋の物語』。小池さんと一緒に歌ってもいい」と笑いを誘うなど友好ムード。

都政は豊洲問題だけではなく…〈ニュースな写真〉

2017.03.10 Vol.686

2017.2.24〜2017.3.9 NEWS HEADLINE<PHOTO OF THE WEEK>

プレミアムフライデー! 小池都知事、安倍昭恵夫人が乾杯

2017.02.24 Vol.685

 

 毎月、月末の金曜日に15時退社を促し、消費喚起や働き方への意識改革を目指すプレミアムフライデーが本日24日からスタート。初日24日には東京駅・丸の内・日本橋の3エリアが連携する『東京エキマチ×プレミアムフライデー』が実施され、キックオフイベントとして、3エリアにゲストを迎えた乾杯セレモニーが行われた。

 日本橋会場には安倍昭恵総理大臣夫人、東京駅会場には世耕弘成経済産業大臣と榊原定征日本経済団体連合会会長、そして丸の内会場には、小池百合子東京都知事、永島敏行青空市場代表、三菱地所・杉山博孝社長が出席した。

 

“働き方改革”は今年の日本のキーワード 小池百合子 東京都知事

2017.02.13 Vol.684

東京都知事就任後、今までにはないようなスピード感で都政の問題点に切り込む小池百合子氏。初めての予算編成でも徹底的に事業の総点検をし、終期を設けるなど、これまでの都政には見られなかった手法を用い、大きな注目を集めている。そんな小池知事に2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け、これからの東京について話を聞いた。(聞き手・一木広治)

千代田区長選で小池氏応援の現職・石川氏が圧勝

2017.02.10 Vol.684

 任期満了に伴う東京都千代田区長選は5日、投開票され、小池百合子都知事が支援する現職の石川雅己氏(75)が1万6371票を集め5選を果たした。

 与謝野馨元財務相のおいで自民都連が推薦する与謝野信氏(41)は4758票に終わり、石川氏とはトリプルスコアの大差をつけられ、3976票の五十嵐朝青氏とは約800票差だった。

 東京都議選(7月2日投開票)の前哨戦となった区長選では、現職支援の小池氏と与謝野氏を推した自民都連との「代理戦争」とされ、全国的な注目を集めた。

 与謝野陣営は都議会のドンと称される自民都議の内田茂氏(77)=千代田区選出=を前面に出さない戦略を取ったが、多くの自民党支持者の票が石川氏に流れた。

 当選の報を受けて小池氏は、報道陣に「都議選では、『東京大改革』を東京中で広めていけるように頑張る」と強調。また6日には事実上の“小池新党”となる地域政党「都民ファーストの会」の公認候補擁立について「結果を分析し、落ち着いて確実なところで取り組んでいく。選挙区の事情はそれぞれ違うので、オーダーメードで確実な線を目指す」と述べた。

 7日には内田氏が都議選の出馬を断念する意向を固めたという報道もあった。

なぜ? 豊洲で前回調査を大きく上回る有害物質検出

2017.01.20 Vol.683

 築地市場の豊洲への移転問題にまた新たな難問が発生した。

 東京都の小池百合子知事は12日、昨年8月に豊洲市場への移転延期を表明してから初めて築地市場を視察した。

 小池氏は業界団体「築地市場協会」の伊藤裕康会長らと懇談。伊藤氏は「年度内に移転の可否を判断してほしい」と求めたが、小池氏は「移転は政治的問題ではなく、科学、食の安全の問題だ。モニタリング結果を確認させていただきたい」と述べた。

 その最終9回目のモニタリング調査の結果が14日に開かれた専門家会議で都から報告された。それは有害物質のベンゼンが暫定値で最大で環境基準の79倍検出され、シアン、ヒ素も基準を超えるという予想外のものだった。

 前回調査に比べ数値が急上昇。基準超えの地点数も大きく増加しており、同会議は原因究明のため改めて調査し、3月に結果を報告する方針を決めた。

 専門家会議で座長の平田健正放送大和歌山学習センター所長は、有害物質が検出されたのが「あくまで地下水」と前置きし、食品を扱うのは地上のため「食の安全に問題はない」と説明した。

 しかし会議を傍聴した業者からは「移転後にこんな数字が判明しなくて良かった」などという声があがった。

 小池氏は同日、都内で報道陣の取材に「非常に範囲が広がり、それぞれの物質の基準値に比べて高い数値が出た。想定を超えたもので驚いており、専門家会議が科学的な分析を進める」と答えた。

 また都は16日、近く実施する再調査は、大幅に基準値を超えた場所を中心に30カ所程度で実施する方針を明らかにした。測定結果の精度を高めるため3機関に依頼するという。

 早期の安全性の確保はもとより、過去にさかのぼって調査方法、調査機関の選定に瑕疵がなかったのかといった問題も含め、今後大きな議論を呼びそうだ。

年頭のあいさつで改めて職員に「都民ファースト」求める「今年も小池都知事から目が離せない」

2017.01.08 Vol.682

 

 東京都知事選から「東京大改革」を掲げ、当選後も情報公開をはじめ大胆に都政にメスを入れる小池百合子東京都知事。

 築地市場の豊洲移転問題では今まで明かされることのなかった「盛り土」問題が発覚。それに伴うさまざまな問題が吹き出し、また安全性にも疑問が生じたことから11月7日に予定されていた移転を延期するという英断を下した。

 延期に伴う業者への補償問題などが発生し、そこをつつく向きもあるが、今回隠されていた真実を知ることができた都民にとってはどちらが良かったのかは明らかだろう。

 2020年東京オリンピック・パラリンピックの会場見直し問題も会場変更という派手な結果こそ得られなかったが、約400億円のコスト削減に成功。また「大きな黒い頭のねずみ」という表現を使うことで、ついつい開催直前まで薄くなりがちなオリンピック・パラリンピックへの国民や都民の関心をもう一度引きつけることに成功した。

 小池氏は4日、都庁で年頭のあいさつ。今年の干支を踏まえて「鳥の目で全体を俯瞰しながら、より良い東京をどう創り上げていくのかを考えていただきたい」と述べ、職員に「都民ファースト」実現を求めた。

 またオリンピック・パラリンピックで使用するメダルに関して「使われなくなった携帯電話やパソコンなど『都市鉱山』を集めて材料としたい」とリサイクル金属を活用する独自の考えを示した。これは「“できない”ではなく、ひと工夫」という自らの言葉を地で行くもの。

 これから初めての予算編成という大仕事を経て、7月には注目の東京都議会選挙がある。

 昨年末には東京都議会の最大会派、自民の大場康宣、山内晃、木村基成の3氏が所属会派を離脱し、新会派「新風自民党」を設立すると発表。

 小池氏はこの動きについて「改革を一緒に目指していければうれしい。勇気に報いたい」と述べ、都議選で支援する意向を示した。

 また自身が主宰する政治塾「希望の塾」などからの30人超の候補者擁立に向けて本格検討に入ったという報道も。

 豊洲、五輪、都議会選と今年も小池氏から目が離せない一年となりそうだ。

使い方、合ってる? 2016年のニュースをキュレーション!?【政治・社会・経済】

2016.12.26 Vol.681

毎年恒例のTOKYO HEADLINE編集部が独断と偏見で選ぶ今年の重大ニュース。2016年はなにやら突っ込みどころ満載のニュースが多かったので、とりあえず編集部でももれなく突っ込んでみました。

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