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役所広司のポルトガル語にブラジル人キャストが驚き「しゃべれるじゃん!って」

2022.11.22 Vol.web original

 

 映画『ファミリア』完成披露舞台挨拶が22日、都内にて行われ、役所広司、吉沢亮らキャストと成島出監督が登壇した。

 国籍や育った環境、言葉の違いを超えて紡がれる“家族”の絆を描くヒューマンドラマ。

 コロナの影響による中断を経ての完成に、主演・役所広司はじめキャストと成島監督は感無量。成島監督とは『聯合艦隊司令長官 山本五十六』(2011年)以来10年ぶりのタッグとなった役所は「まずは“この10年間あなたは何をしてたんだ”と監督に言われないように頑張りました」と笑いつつ「吉沢亮くんたち若いキャストたちとの撮影も楽しかった」と振り返った。

 役所と親子役での初共演に、吉沢は「すごくうれしかったです。いつかはご一緒させていただきたいと思っていた方」と話し「本当にその場にその役の人間が存在している、彼の普段の日常がこれなんだという説得力がすさまじくて。もう…すごかったです」と役所の芝居に圧倒された様子。

 そんな吉沢に役所は「立派な息子ですよね。お父さんのことこんなにほめてくれて」とはにかみつつ、苦労したというろくろを回すシーンに「僕はけっこう苦労して練習したんですけど、吉沢くんは大河ドラマの撮影でそんなに練習できなかったのに、おかしいな、なんでできるんだ?と(笑)」とぼやいて会場の笑いをさそった。

 ほとんどが映画初出演や演技初挑戦というブラジル人役キャストたちもそんな2人との共演に「夢のよう」と感動しきり。

 役所と吉沢が演じる父子に助けられる在日ブラジル人の若者役のサガエルカスは「何度練習してもできなかったシーンが、本番で役所さんを前にしたら自然と涙が出た。役所さんの力って本当にすごいんだと思いました」。その恋人役ワケドファジレは「役所さんが、前にブラジルで映画の撮影をしたことがあると言って、ポルトガル語をちょっとしゃべれると言ってくれて。びっくりした。しゃべれるじゃん!って(笑)」と役所がポルトガル語でコミュニケーションを取ってくれたと明かし、役所が「単語ね(笑)」と照れ笑いする一幕も。

 成島監督も「普段彼らはもっと大らか(笑)。実際に工場で働きながら撮影に参加してくれた人もいて、それがスクリーンにリアリティーとして映った」と彼らをたたえていた。

 この日の登壇者は役所広司、吉沢亮、サガエルカス、ワケドファジレ、アリまらい果、シマダアラン、スミダグスタボ、成島出監督。

『ファミリア』は2023年1月6日より公開。

永山絢斗、役所広司の付き人にリサーチ「役所さんの素晴らしいと思うところは?と聞いたら…」

2022.07.18 Vol.web original

 

 公開中の映画『峠 最後のサムライ』舞台挨拶が18日、都内にて行われ、役所広司、永山絢斗、坂東龍汰と小泉堯史監督が登壇。劇中で、役所扮する主人公の従僕を演じた永山が、役所の付き人に“リサーチ”したエピソードを語った。

 司馬遼太郎が、幕末の風雲児と呼ばれた越後長岡藩家老・河井継之助を描いた国民的ベストセラー「峠」を『蜩ノ記』の小泉堯史監督が実写化。

 公開から約1カ月。大きな反響に喜んだ一同。主人公・河井継之助を演じる役所は「継之助さんは、自分の生き様を見せて、それを見た若者たちがどう生きていくか、日本という国をどうしていくか、言葉よりも生き方で残していったのかなと思う」と、日本の未来のために立ち上がった主人公の生き様に思いをはせた。

 継之助の従僕・松蔵を演じた永山は、役作りの参考にと「役所さんのお付きの方に、どういうポジション、距離感で役所さんのそばにいるのかなと思って、現場で話しかけたりしていたんです。役所さんの好きな作品って何ですか?とか、素晴らしいと思うところは何ですかと聞いたところ“現場に入っていつも感じるのは、役所さんは誰よりも台本を読み込んでいると思います”とおっしゃっていて。心に刻み込みました」と、改めて役所の姿勢に感銘を受けた様子。

 そんな永山は、ロケ地・新潟で「松蔵さんのお墓参りに行こうと、お花を買いに行ったら店で役所さんとばったり会うというレアな体験をしました」というエピソードを明かし、役所が「永山くんはお墓参りの花を買いに行ったけど僕は多分、部屋で食べるツマミを買いに行ったんだと思います(笑)」と付け加え、笑いをさそう一幕もあった。

 継之助の盟友の息子・正太郎を演じる坂東は「本作が撮影されたのが4年前。僕にとってはこれが映画デビュー作で、時代劇も初めてで、この偉大な先輩たちとお芝居ということでガチガチに緊張していたのですが、役所さんが演じる継之助の目を見たときにヒョン!と吸い込まれそうになって。優しさと正義と強さと、いろいろなものがあふれていて、キュン…ではないですけど(笑)、役所さんの瞳にわしづかみにされました」と振り返り、役所も照れながら「ありがとう(笑)」。

 最後に役所は「この映画は、見れば見るほどかみしめるものがあると思います。ぜひ劇場に足を運んでいただければ」。小泉監督は「歴史の中の人物は必ず皆さんの心の中に生きている。この作品を見た後も、それぞれの人物を思い出していただければ」とアピールした。

巨匠ヴィム・ヴェンダース最新作は“東京のトイレ”が舞台!主演・役所広司「この企画を断る俳優はいない」

2022.05.11 Vol.web original

 渋谷区の公共トイレ改修プロジェクト「THE TOKYO TOILETプロジェクト」の記者会見が11日、都内にて行われ、映画監督ヴィム・ヴェンダース、俳優・役所広司、建築家・安藤忠雄らが登壇。同プロジェクトの一環となる、渋谷のトイレを舞台にした新作映画製作を発表した。

「THE TOKYO TOILETプロジェクト」は、公共トイレの美化を推進するとともに、安全で清潔な公共トイレを通して東京の魅力を訪日客などにアピールすべく、2000年からスタートした公共トイレの改修プロジェクト。世界的に活躍する建築家やクリエイター16名が渋谷区17カ所の公共トイレの改修デザインを担当。現在までに12カ所が完成している。

 今回、監督にヴィム・ヴェンダース、主演に役所広司を迎え、同プロジェクトの一環として映像作品の制作が決定。THE TOKYO TOILETで改修された公共トイレを舞台に、現在の東京・渋谷を描く。

 同プロジェクトオーナーを務める柳井康治氏とクリエイティブディレクターの高崎卓馬氏は「完成したトイレは好評の声が多い一方、メンテナンスやきれいに使うことの大切さを改めてアピールする必要を感じた」と話し「アートの力で、人の意識を変換していけたら」と映画の企画意図を説明した。

約2年で3度延期の役所広司主演作がついに6月公開

2022.03.31 Vol.web original

 映画『峠 最後のサムライ』が6月17日に全国公開されることが決定。新型コロナウイルス感染症の影響により、約1年9カ月にまたがり3度の延期を経て、新たな公開日が決定した。

 司馬遼太郎が、幕末の風雲児と呼ばれた越後長岡藩家老・河井継之助を描いた国民的ベストセラー「峠」を『蜩ノ記』の小泉堯史監督が実写化。主人公・河井継之助を演じる役所広司をはじめ、松たか子、香川京子、田中泯、永山絢斗、芳根京子、坂東龍汰、榎木孝明、渡辺大、東出昌大、佐々木蔵之介、井川比佐志、山本學、吉岡秀隆、仲代達矢という、そうそうたる顔ぶれがそろう。

 当初は2020年9月に公開を予定していたが、コロナの影響により計3回、約1年9カ月を経て待望の公開日決定。合わせて解禁された新ポスタービジュアルには、主演・役所の決然たる表情が大写しとなった、心に強く訴えかけるビジュアルとなっている。

 武士としての使命とたぎる「心」を武器に、5万人の軍勢に対してたった690人の仲間とともに立ち向かった、「最後のサムライ」河井継之助の不退転の覚悟と、その先に描かれる熱き人間ドラマが伝わってくる新ポスターに、期待が高まる。

 映画『峠 最後のサムライ』は6月17日より全国公開。

最優秀主演男優賞初受賞の西島秀俊「仕事が無い時期が長かった」話題賞では小栗旬が菅田将暉のコスプレ

2022.03.11 Vol.web original

 第45回日本アカデミー賞授賞式が11日、都内にて行われ、最優秀主演男優賞を『ドライブ・マイ・カー』の西島秀俊が受賞した。西島が日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を受賞するのは今回が初。

 司会の長澤まさみから「映画愛が強すぎて、ご飯を食べる時間がもったいないから、おにぎりを持って映画館に行っていたと聞きました」と言われると、西島は「僕、仕事が無い時期が長かったので(笑)。でもけっこうそういう人、います。おにぎり持って劇場にいる人」と茶目っ気たっぷりに返しつつ「濱口竜介監督のもと、ウソをつかない現場づくりを心掛けていた」と振り返った。

 最優秀主演男優賞が発表されると、西島は「みんなでとった賞だと思います。今、世界が混乱していていろいろなつながりが切れているなか、今日は3月11日ということで、人とのつながり、魂の再生を描いた映画がこうして賞を頂いたことは大きな意味があるのではないかと感じる」と語り「これからも日本映画のために身をささげたいと思っています」と力強く語った。

 優秀主演男優賞のトークでは『孤狼の血 LEVEL2』の松坂桃李と、同シリーズの前作主演で、今回『すばらしき世界』で受賞している役所広司が隣り合わせに。「緊張する」と苦笑する松坂に、役所は「仲野太賀くんとの銭湯のシーンで“前張り”をしたんですが、太賀くんの前張りがフィットしてなくてパカパカしていた。僕は以前、前張りの作り方を松坂くんから教えてもらっていたので、その“松坂モデル”を僕が指導して、うまくいきました」と感動シーンの舞台裏を明かし、会場の笑いをさそった。

役所広司、70歳になったら作りたい映画の夢語る「もういい爺さんになってきたので」TAMA映画賞で最優秀男優賞

2021.11.21 Vol.Web original

 

 第13回TAMA映画賞授賞式が21日、府中市・府中の森芸術劇場 どりーむホールにて開催。『すばらしき世界』などで最優秀男優賞を受賞した役所広司が受賞の喜びとともに、コロナ禍の影響を受けた映画界への思いを語った。

 映画祭『TAMA CINEMA FORUM』は、東京都多摩市内で開催される、映画ファンを中心とした市民ボランティアによる映画祭。最終日には、TAMA映画フォーラム実行委員の合議により選考されるTAMA映画賞の授賞式が行われる。

 最優秀男優賞に輝いたのは、『すばらしき世界』『竜とそばかすの姫』などで評価された役所広司と、『花束みたいな恋をした』『キネマの神様』などで評価された菅田将暉。

 役所は主演作『すばらしき世界』について「西川美和監督の作品が好きで、やっとお声がかかったと、とてもうれしかった」と振り返った。
 
 コロナによって、出演する多くの作品も撮影が延期となったと言い「1年半も(撮影が)延びると、スタッフも変わる。たくさんの映画を志したスタッフや俳優さんも、このコロナ禍で夢をあきらめたという話を聞きました。でもやっと動き出したので、またみんなが帰ってくれるよう頑張りたい」とコロナで大きな影響を受けた映画人たちへの思いを語った。

 また、今後について聞かれると「爺さんのロードムービーがやりたいです。もう、いい爺さんになってきたので(笑)。若いころ火野正平さんと酒を飲みながら、70歳くらいになったらそういう映画をやろうよと話していて」と、さらなる映画への情熱を見せた。

役所広司がユーチューバーになる? マルちゃん正麺の10周年で新CM「20周年に向けて起用して」

2021.10.27 Vol.Web Original

 

 即席袋麺「マルちゃん正麺」が10周年を迎え、27日、都内で発表会が行われた。

 イベントには、「マルちゃん正麺」の登場から10年間、CMキャラクターを務めている役所広司も登壇。感謝状を受けると、「人生で一番大きい賞状ですね!」と笑顔で喜び、「僕の方こそ感謝しなければいけなかった10年だと思います。また頑張りたいと思います」と意気込んだ。

 この日はまた、役所が出演する新CMもお披露目。娘に頼まれて「チャチャッと」料理をする父親を筆頭に、とうもろこし農家や腕組みをしたラーメン店主姿でも登場する。

「YouTuberというのはどうしていいか分からなかったんですけれども、ふん装でなんとなく気持ちが高まってきました。チャチャッと手料理することによって、家族が温かく明るくなる感じのするCMができあがったと思います」と、胸を張った。 

 

役所広司なき続編は成功するのか!?『孤狼の血 LEVEL2』を観てきた!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2021.09.08 Vol.web original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 ワクチンを打ってきました! 別に何がというわけではないんですが、一応ご報告です。

 そして今年も「妖ばなし」に 参加させて頂きまして、9月11日の朝7時30分からTOKYO MX2にて放送の予定となっております。第六十三話「虚舟」です。ご興味のある方はぜひ。

 今回は新型コロナの折、普段なら大勢で2日くらいで撮るところ、黒田1人で1カ月くらいかけて作りました。合成とかいろいろやってくれる方もいて、全部が全部1人というわけではないのですが、そんなこともあって思い入れの強い作品になってますので、ぜひ。

 さて今週も始めましょう。

“この人だけで1本映画が撮れる”!「すばらしき世界」のすばらしさ!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2021.03.10 Vol.web Original

こんにちは、黒田勇樹です。

演出をやらせていただく舞台『白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます』が絶賛稽古中です。

緊急事態宣言がまたまた延長になりましたが、その前から感染防止のためのいろいろなことをしながら、キャスト、スタッフ一堂、3月24日の初日に向け頑張っております。温かく見守っていただければです。

TOKYO HEADLINEでインタビューしていただきまして、ウェブのほうでもそろそろアップされるそうですので、ぜひお読みいただければです。

では今週も始めましょう。

監督・西川美和監督×主演・役所広司で描く問題作『すばらしき世界』

2021.02.11 Vol.738

 実在した男をモデルに「社会」と「人間」の今をえぐる、西川美和監督の最新作。

『ゆれる』『ディア・ドクター』などで数多くの映画賞を受賞し、今や日本映画界で最も新作が待ち望まれる監督のひとりとなった西川美和。本作では初めて、実在の人物をモデルとした原案小説「身分帳」(著・佐木隆三)をもとに、その舞台を約35年後の現代に置き換え、徹底した取材を通じて脚本・映画化に挑んだ。

 トロント国際映画祭でのワールドプレミア上映を皮切りに、各国の映画祭に続々と出品決定。先日のシカゴ国際映画祭では主演の役所広司がベストパフォーマンス賞に輝いたほか、観客賞も受賞するなど、早くも海外から高い評価を得ている。

 殺人を犯し服役していた過去を持つ主人公・三上役には、監督にとって長年憧れの存在でもあった名優・役所広司。そのほか仲野太賀、長澤まさみなど豪華なキャストが集結。

 主人公・三上の数奇な人生を通して、人間の愛おしさや痛々しさ、社会の光と影をあぶり出す問題作。

役所広司、北村匠海ら東京国際映画祭オープニングで笑顔!デ・ニーロからも祝福メッセージ

2020.10.31 Vol.Web original

 第33回東京国際映画祭オープニングセレモニーが31日、都内にて行われ、映画祭アンバサダーの役所広司や、オープニング作品『アンダードッグ』の北村匠海ら豪華映画人が登壇した。

 今年は、これまで六本木ヒルズで行われていたオープニングイベントを、形式を変えて東京国際フォーラムで実施。レッドカーペットは無観客で行われたが、セレモニーイベントは満席の観客の拍手に包まれながら盛大に行われた。

 冒頭、安藤裕康チェアマンは、今年の映画祭で特集上映される名匠・山中貞雄の映画への情熱を語り「同じように、コロナ禍にあっても映画の未来を信じ、映画の火をともし続けるべく、万全の準備をしながらリアルでの開催を決意しました」と思いを語った。

 今年の映画祭アンバサダーを務める役所広司は「コロナ過での映画祭の開催というのは今後にも生かされるのでは。この先、コロナと共存しなければいけないのであれば、みんなで知恵を絞って映画祭を続けていければ」と意気込みを語った。

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