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朝倉海「ド派手な試合を見せる」、憂流迦「ただ一言、明日は勝ちます」【10・12 RIZIN.19】

2019.10.11 Vol.Web Original

殺気を漂わせる憂流迦

「RIZIN.19」(10月12日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の前日計量が11日、大阪市内で開催され、全26選手が規定体重をクリアした。

 セミファイナルで戦う朝倉海と佐々木憂流迦は最後に選手を代表してマイクを持ち、佐々木は「僕たちがこの舞台で戦うことによって、元気を送れる人がいます。ただ一言、明日は勝ちます」、朝倉は「明日はスピード、パワー、テクニック、すべてを見せるので、俺の動きに注目していてください。そして必ずド派手な試合を見せることを約束するので、楽しみにしていてください」とそれぞれ明日に向けての決意を述べた。

 普段はクールなたたずまいを見せる佐々木だが、計量時はいつもとは違う殺気を漂わせ、この試合の持つ大きな意味を感じさせた。

髙田延彦が大阪から大晦日のRIZINのキーマンに朝倉海を指名

2019.10.08 Vol.Web Original

「RIZIN.19」で朝倉海vs佐々木憂流迦

 元総合格闘家でRIZINの解説を務める髙田延彦が10月7日、弁護士で元衆議院議員の横粂勝仁氏とともにMCを務めるインターネット配信番組「髙田横粂の世相談義」に出演。「RIZIN.19」(10月12日、大阪・エディオンアリーナ大阪)に出場する朝倉海を年末にかけてのRIZINのキーマンに指名した。

 朝倉は今大会で元UFCファイターの佐々木憂流迦と対戦する。8月の「RIZIN.18」で堀口恭司を破り、次戦は大晦日での再戦と思われていたが9月27日にこのカードが急きょ発表された。

 この2人は4月に対戦予定だったがその時は憂流迦の体調不良で試合が流れたという経緯がある。

 髙田は「2人ともまさか大阪で試合をするとは思っていなかったはず。そんな状況で試合を受けた2人には敬意を表する」としたうえで「憂流迦は4月にカードを流してしまったこともあって、今回は意気に感じてオファーを受けた。那須川天心がいない、堀口恭司がいないとなった時、今一番見たい選手は誰かといえば朝倉兄弟ということで海もRIZNからのオファーを受けた」などとカード決定の経緯を説明。

堀口恭司を破った朝倉海が連続参戦で佐々木憂流迦と対戦【10・12 RIZIN.19】

2019.09.27 Vol.Web Original

榊原氏「今後は海を中心にバンタム級が回ることになるかもしれない」

「RIZIN.19」 (10月12日、大阪・エディオンアリーナ大阪)のカード発表会見が9月27日、都内で開催された。

「RIZIN.18」でRIZINとベラトールのバンタム級2冠王者の堀口恭司を破る大金星を挙げた朝倉海が連続参戦し、佐々木憂流迦と対戦する。

 この2人は今年の4月に対戦予定だったが佐々木の内臓疾患で試合が流れたという経緯がある。

 朝倉は堀口に勝利後に「大晦日でタイトル挑戦」をアピールしていた。

 この日の会見でRIZINの榊原信行CEOは「堀口恭司も那須川天心も朝倉未来も海もいる。これだったら10月13日に横浜アリーナでもう1大会やってもいいかと8月の時点では思っていた。しかし8月18日の朝倉海のジャイアントキリング以降、格闘技界で選手の順列も変わったし、我々のマッチメイクの編成も大きく軌道修正することとなった。天心も拳の骨折で出場がかなわなくなった。堀口も朝倉海戦以降、フィジカル、メンタル的に参戦する状況ではない。ライト級GP、ハム・ソヒvs山本美憂と好カードはそろったが、もうひとつ胸を張れるカードが決まらず苦戦していたが、そんななかで朝倉海が“じゃあ俺がやります”と言ってくれた。正直、堀口選手とのダイレクトリマッチというのはプロモーターとしても守りに入ったら温存しておきたいカード。しかし守りに入って計算し始めたらろくなことはない。だったらここは朝倉海の男気に感謝しようと思った。時代は常に移り変わる。今までは堀口という太陽の周りを多くの選手が回っていたが、ここで朝倉海がバンタム級の太陽の位置すら変えてしまって、今後は海を中心に堀口も惑星となって回ることになるかもしれない。大きな野望を持って、自ら新しい潮流を作るために大阪大会への参戦を決めてくれたんだと思う」などと朝倉の参戦の経緯を語った。

 対戦相手が佐々木になったことについては「だったら試合が流れてる憂流迦でどうだろうと思った。憂流迦も二つ返事で受けてくれた。憂流迦もバンタム級のタイトルマッチを控える朝倉海を食って、流れを変えてやろうという思いをもって来ると思う。海にはリスクのある試合」などと話した。

髙田延彦が「RIZIN.18」を振り返る。大金星の朝倉海と陣営を絶賛【髙田横粂の世相談義】

2019.08.20 Vol.Web Original

堀口には「また階段を上がる姿を楽しみにしている」
 元総合格闘家でRIZINの解説を務める髙田延彦が「RIZIN.18」から一夜明けた8月19日、自らと弁護士で元衆議院議員の横粂勝仁氏がMCを務めるインターネット配信番組「髙田横粂の世相談義」で大会を振り返った。

 メインではRIZINとBellatorの2冠王者である堀口恭司と朝倉海が対戦。朝倉が1R1分8秒でKO勝ちを収めるという波乱の結末となった。

 髙田は「順当に行けば堀口恭司だが、朝倉海はそれをひっくり返す何かを持っている危険な相手という見方はしていた。兄の未来選手も非常に戦略家で分析能力の高いファイター。二人三脚で徹頭徹尾、堀口選手の弱点や癖から生み出される隙を研究しながらタクティクスを構築してきた。いくら戦略を練ったとしてもそのとおりにパフォーマンスできなければ絵に描いた餅、机上の空論。それをできるファイターだった。ハートの面でも恭司の名前に惑わされない、ビビらない。“この強さは幻想だ”と言える人は他にいない」などと朝倉とその陣営を絶賛した。

 堀口については「朝倉の狙いすましたような右の突き抜けるようなクールなストレートで記憶が飛んだと思う。目に出ていた。それでもあの状態でなんとか組みつこうとしていたし、パンチを振り回していた」と劣勢の中でも懸命に勝利の糸口を探るようなファイトを評価。そして「日本のMMAやRIZINは彼が来たことで風景が変わった。彼の功績にもういちど我々は襟を正して敬意を表さなければいけないと思った。また階段を上がる姿を楽しみにしている」などと話した。

朝倉海が堀口恭司に1RKO勝ち。「大晦日にベルトをかけて戦って!」【8・18 RIZIN.18】

2019.08.18 Vol.Web Original

RIZINとBellatorの2冠王を68秒殺
「RIZIN.18」(8月18日、愛知・ドルフィンズアリーナ)のメインでRIZINとBellatorのバンタム級2冠王者・堀口恭司が朝倉海と対戦。朝倉が1R1分8秒、KOで勝利を収めた。

 堀口は6月にBellatorで王座を獲得後の初戦でまさかの敗戦を喫した。

 試合ではいつものように遠い距離から軽快なステップで出入りする堀口。開始早々に堀口のパンチで朝倉がハナを切り、出血する。

 しかし堀口がプレッシャーをかけ朝倉をコーナーに詰め、右のパンチを放ったところで朝倉の右のクロスが炸裂。

 よろめいた堀口は何度も体勢を立て直そうと試みたが、朝倉がヒザとパンチで追撃。足にきた堀口は踏ん張りがきかず、よろけ、体勢を立て直せない。

 最後はダウンした堀口に追撃のパウンドを落としたところでレフェリーが試合を止めた。

立会人の髙田延彦が「堀口はいつも通り。海は既にスイッチが入っていた」【8・18 RIZIN.18】

2019.08.17 Vol.Web Original

堀口「やったろうと思う」、朝倉「勝つだけ」
「RIZIN.18」(8月18日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の前日公開計量が8月17日、名古屋市内で行われ、全選手が規定体重をクリアした。

 RIZINで初の野外での公開計量となったこの日、名古屋では38度を記録する酷暑となったが、約1500人のファンが訪れ、試合前日の選手の動きを見守った。

 メインで対戦する堀口恭司と朝倉海が登場すると一際大きな歓声が起こり、このカードに対する注目度の高さをうかがわせた。

 計量で対峙した後、堀口は「明日、やったろうと思います。(相手は)身長がでかいなと思いました。(ファンが)すごく集まってくれてうれしい」

 対する朝倉は「明日、勝つだけ」とともに決戦を前に言葉少なで会場を後にした。

 2人の様子を至近距離で見守った計量の立会人である髙田延彦は「堀口選手はいつも通り、堀口ペースの仕上がり。海選手は既にスイッチが入っていた。早く試合をしたくて仕方がないという、待ち切れない雰囲気。相手に仕上がった自分をぶつけたいという感じ。2人の背中に触ったが、仕上がっていた。硬くなく、弾力があって、ハリ感が良かった。良い仕上がりだと思う。みんな身長差の事をいうが、堀口選手にとっては今までもそのパターンはあったので、特に気にならないと思う」などと話した。

堀口恭司が朝倉海は「そこまで速くない。自分のほうが速い」【8・18 RIZIN.18】

2019.08.16 Vol.Web Original

「打撃も寝技も全体的に強化してきたので問題ない」
「RIZIN.18」(8月18日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の前々日会見が8月16日、名古屋市内のホテルで開催された。

 メインではRIZINとBellatorのバンタム級2冠王者・堀口恭司が地元・愛知出身の朝倉海を迎え撃つ。

 堀口にとっては6月にBellatorバンタム級王座獲得後の凱旋試合となる。

 堀口は「コンディションはばっちり。あと少し体重を落とさないといけないので気を抜かないようにやっていこうかなと」と万全な仕上がりのよう。

 対戦相手の海については「トータル的にできる選手」と評価しつつも、海が堀口は「パニックになるだろう」と言っていることについては「試合でパニックになることはまずない。1回もない」と話し、オフィシャル動画「RIZIN CONFESSIONS」で兄の未来が打撃のスピードについて海より速いのは那須川天心くらいといった趣旨の発言をしていることについては「そこまで速いとは思わない。自分のほうが速いと思うし、これまでやってきたスパーリングパートナーのほうが速いと思う」とばっさり。

 この間、「トータル的に打撃も寝技も全体的に強化してきたので問題ない」とのことで試合については「寝技でも打撃でも最終的に決める盛り上がる試合をしたい」などと話した。

堀口が朝倉海について「ラッキーパンチをもらわないようにしたい」【8・18 RIZIN.18】

2019.08.07 Vol.Web Original

炎天下のお台場で公開練習&ファンサービス
「RIZIN.18」(8月18日、愛知・ドルフィンズアリーナ)に出場する堀口恭司が8月7日、都内・お台場にあるフジテレビ1Fのフジテレビ広場特設ステージで公開練習を行った。

 炎天下の中、野外での公開練習という破天荒な試みとなったが、堀口はいつも通りの軽快な動き。1分間のシャドーと1分間のミット打ちを披露した。

 同所では現在「ようこそ!! ワンガン夏祭り THE ODAIBA 2019」の開催中とあって、普段は格闘技になじみのなさそうな人も足を止め、イベントの模様を遠巻きに眺める姿も。

 練習後、ステージではファンサービスとして堀口がファンに打撃指導。選ばれたちびっ子に「前手のジャブは伸ばして自分の顔の前。腰を回してストレート。パンチは常に自分の顔の前。これだけ(笑)。脇は絞ったまま。そうそう、いいよ」とシンプルイズベストな指導。

 その後のプレゼントコーナーではもともと2名にサイン入りのタオル2枚をプレゼントの予定だったが、堀口の英断でもう2枚追加した。

堀口恭司の相手に朝倉海を抜擢。朝倉「勝つチャンスはある」【8・18 RIZIN.18】

2019.07.09 Vol.Web Original

堀口は異例のノーコメント
 RIZINが7月8日、都内で会見を開き「RIZIN.18」(8月18日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の追加対戦カードを発表した。

 参戦が発表されていたRIZINバンタム級、ベラトールバンタム級王者の堀口恭司がメーンで朝倉海を迎え撃つこととなった。

「RIZIN.17」で朝倉未来がメーンで矢地祐介と対戦することから、朝倉兄弟が2大会連続でメーンに出場することとなった。

 朝倉は4月の「RIZIN.15」で佐々木憂流迦と対戦予定だったが、佐々木が内臓疾患でドクターストップがかかり対戦が流れていた。

 この日の会見には朝倉のみが出席。「今回堀口選手との試合を組んでいただき光栄に思います。ツイッターで挑戦表明したとき、たくさんのコメントがあり、“お前じゃ早い”“お前じゃ勝てない”という声がありました。堀口選手との実績を比べたらしょうがないけど、RIZINに出始めた時からチャンピオンになることを目標にやってきて、世界のトップになるためやってきたので、目の前にトップの選手がいるなら迷わず受けます。堀口選手の強さは分かっているが、勝つチャンスはあると思う。地元で全てをかけて、俺が試合で証明し、結果で見せるので俺の戦いを見にきてください。みなさんご存知の通り、堀口選手はなんでもできる。打撃も強いし、組みもできてレスリングも寝技も全部できて穴は少ないですが、試合を見ているとクセやパターンは見えてきたので、そこに合わせていきたい」などと決意を語った。

 会見に欠席した選手は大概、主催者を通じてコメントを発表するのだが、この日の会見では堀口のコメントはなし。フロリダに拠点を置く堀口がカード発表会見に姿を現さないのはルーティンなのだが、コメントを出さないのは異例のこと。

朝倉海vsジャスティン・スコッギンス戦が中止に【4・21 RIZIN】

2019.04.15 Vol.Web Original

スコッギンスがヒザのケガでドクターストップ
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)で行われる予定だった朝倉海vsジャスティン・スコッギンスの試合がスコッギンスのケガにより中止となった。RIZIN FIGHTING FEDERATIONが4月15日発表した。

 スコッギンスは練習中に怪我をし「半月板損傷及び靭帯部分断裂」と診断されドクターストップとなった。

 朝倉は当初、佐々木憂流迦との対戦が予定されていたが、佐々木が内臓疾患のため欠場。その代替選手としてスコッギンスの参戦が発表されていた。

 朝倉は主催者を通じて「今回、試合がなくなり本当に残念です。体調も万全で絶対に勝てる自信があっただけに悔しい思いです。この悔しさは必ず次戦にぶつけますので、みなさん楽しみにしていてください。そして、僕の試合を心待ちにしてくれていたファンのみなさんに、心よりお詫び申しあげます。佐々木憂流迦選手、ジャスティン・スコッギンス選手は病気や怪我により僕との試合が流れてしまいましたが、ファイターにとっては怪我は宿命ですので、二人の体調が回復することを祈っています。そして怪我が治ったら、ぜひ僕と試合をしましょう」とコメントした。

 またスコッギンスも「まずは対戦相手の朝倉選手、そして楽しみにしてくれていたファンの皆さんに心からお詫び申し上げます。深刻な膝の怪我をしてしまい、試合ができる状況ではなくなってしまいました。この試合は自分がとても欲しかったものだったし、とても面白い試合になるはずなので、可能であれば年内に是非ともまた組んでもらいたいです。試合を組んでくれたサカキバラさん、本当に申し訳ありません。まずは怪我を治すことに専念し、復帰戦では必ず良いパフォーマンスでお返しすることを約束します」とコメントした。

佐々木憂流迦がドクターストップで欠場。朝倉海はスコッギンスと対戦【4・21 RIZIN】

2019.04.03 Vol.Web Original

内臓疾患で「初めての症状で戸惑い」とコメント
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)に出場予定だった佐々木憂流迦が内臓疾患によりドクターストップがかかり欠場することが4月3日、発表された。

 対戦相手だった朝倉海はジャスティン・スコッギンスと対戦する。

 スコッギンスは元UFCファイターで2017年には佐々木とも対戦している。RIZINには昨年大晦日に初参戦を果たし、元谷友貴と対戦。得意の打撃の展開に持ち込むことができず一本負けを喫したが、朝倉との対戦ではその持ち味を生かしたファイトが見られそうだ。

 スコッギンスは主催者を通じて「俺トップレベルの選手たちとしのぎを削るためにRIZINと契約した。準備期間短いがこの機会をモノにしたい。トップレベルで試合するときの最大の課題準備期間だ。俺日頃から練習を欠かさず食事にも気をつけているからいつどんなオファーが来ても準備ができている。俺どんなチャレンジにも怯まない。今回のような荒削りのストライカー尚更だ。みんなをガッカリさせない試合をする 事を約束する。横浜で会おう」とコメントした。

 また欠場する佐々木も「この度、RIZIN関係者様、スタッフの皆様、そしてこの試合を楽しみにしていたファンの皆様、欠場という形になってしまい大変申し訳ありませんでした。 そして、今回試合を快諾して頂いた朝倉海選手、改めて申し訳ありませんでした。僕自身この試合をとても楽しみにしていたので、治ったら是非また戦ってくれると嬉しいです。初めての症状で戸惑いもありますが、少しでも早く回復出来るよう尽力致します。また、リングに戻って闘うことを楽しみにして頂けたら幸いです」とコメントした。

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