世界陸連のコー会長が国立競技場での世界選手権の開催を熱望

2020.10.08 Vol.Web Original

「東京で最高峰のパフォーマンスが見られると、今からワクワクしている」

 世界陸連のセバスチャン・コー会長が10月8日、2021年に行われる東京オリンピックの会場となる東京・霞ヶ丘の国立競技場の視察を行った。  コー会長は「こちらのスタジアムでは私たちの陸上が開催されるということだが、数年前に見た時とは姿が一変していて非常に感銘を受けた。今回、自分の目で確認することができて非常にうれしく思う。また来年の大会に関しては非常に楽しみにしている」と挨拶した。  競技場については「非常に持続可能性の高いスタジアムで美しいものだと感じた。こちらの会場でアスリートの皆さんが今までで最高のパフォーマンスが実現できるのではないかと思っている」と話した。  前日の7日にはスペインで行われた「ワールドレコードデー」で2つの世界記録が出たのだが、コー会長は「コロナ禍の中でもアスリートはパフォーマンスを高く維持していて、昨晩、スペインで行われた大会でも世界記録が2つ出た。来年に向けてもっと記録がたくさん出るのではないかと思っている。今から楽しみ」とし「(来年の)東京についてはさらに素晴らしいパフォーマンスが期待できると思っている。最高峰のパフォーマンスが見られると、今からワクワクしている」と話した。

五輪聖火が一般公開へ。日本オリンピックミュージアムで9月1日から

2020.08.31 Vol.Web original
 ギリシャから日本へ持ち帰った東京2020オリンピック聖火が、9月1日から東京・神宮外苑の日本オリンピックミュージアムで一般公開される。展示に先駆けて31 日、関係者らによるセレモニーが開かれた。  今年3月にギリシャから日本へ運ばれたオリンピック聖火。東京2020大会の延期に伴って聖火リレーも延期となったため、出発地の福島県「Jヴィレッジ」などで展示・公開された後は、大会の組織委員会の管理で都内にて保管されてきた。  セレモニーに出席した日本オリンピック委員会の山下泰裕会長は「スポーツ関係者が待望していました聖火が到着しました。コロナ禍で選手たちは不安を抱えながらトレーニングに励んでいる中、この聖火が心の支えになると確信している。当館では感染症対策に万全を喫して、より多くの方にご来館いただきたいと思う」と語った。  また橋本聖子五輪パラリンピック担当大臣は「この聖火が再び多くの皆様にご覧いただけることを大臣として、オリンピアンとして嬉しく思う。世界がコロナに勝った証となる東京大会のレガシーを発信していきたい」とした。  オリンピック聖火の展示は、日本オリンピックミュージアムで9月1日から11月1日まで。新型コロナウイルス感染症対策のため、入館には日時指定の事前予約が必要となる。

東京オリンピック・パラリンピックの競技日程が決定

2020.08.03 Vol.Web original
 東京2020組織委員会は3日、2021年に延期となった東京2020パラリンピック競技大会の新たな競技スケジュールを発表した。これでオリンピック・パラリンピック両大会の競技日程が明らかになった。 オリンピックは7月23日から8月8日まで  オリンピックの開催は、2021年7月23日から8月8日までの17日間。史上最多33競技339種目が、42の競技会場で行われる。  開会式2日前の7月21日に福島あづま球場のソフトボールの試合で幕開けし、サッカーの予選もこの日スタート。開会式翌日の7月24日には、射撃女子10mエアライフル個人で最初のメダリストが決まる。  大会中盤の週末にはメダルセッションが目白押し。7月31日の「スーパーサタデー」には21種目でメダリストが決定するほか、8月1日の「ゴールデンサンデー」は、陸上競技男子100m決勝、体操男女種目別決勝4種目、テニス男子シングルス決勝、フェンシングは最終日で男子フルーレ団体決勝、競泳も最終日で5種目の決勝が行われるなど、大会の興奮が凝縮された2日間を迎える。 パラリンピックは、8月24日から9月5日まで  パラリンピックは、2021年8月24日から9月5日までの13日間で、全22競技539種目が21の競技会場で行われる。暑熱対策として、マラソンは開始時間を午前7時から午前6時30分へ、トライアスロンは午前8時から午前6時30分へと前倒したほか、馬術は競技日数を4日間から5日間へ増加することにより、暑さのピークを回避するという。  夏を締めくくる8月最後の週末には、8月29日を「ゴールデンサンデー」と位置づけ、期間中最多となる63種目のメダルイベントが行われる。陸上競技20種目、トライアスロン4種目、ボート4種目、水泳13種目、柔道5種目などの決勝種目でメダリストが決まるほか、日本代表の金メダルへの期待が集まる車いすラグビーの決勝戦もこの日行われる。  競技スケジュールは、アスリートファースト、国際競技連盟(IF)規則および規定を満たすこと、世界の視聴者の視点、人気競技のバランス、ジェンダーバランス、円滑なオペレーションの6つの基準を考慮し、策定される。今年4月のIOCやIPCとの協議では、全体として、同一日程を維持したスケジュールで進めることで合意した。

五輪開催まであと1年。池江の涙に見る「アスリートの声」

2020.07.24 Vol.Web original
 7月23日で、来年の東京オリンピックまで1年となった。競泳の池江璃花子は23日、オリンピック開会式の開始時刻20時に合わせ、オリンピックスタジアムから世界に向けてメッセージを発信。「一年後の今日、この場所で希望の炎が、輝いていて欲しいと思います」と語り、大役を終えた後は、涙を拭うような姿を見せた。 コロナ禍での1年前  新型コロナウイルス感染の終息が見えない中、1年後に向け課題は山積している。この日行われた1年前イベントは無観客で行われ、報道陣には検温、手指消毒のほか、靴裏や所持品の消毒、問診などを行う厳戒態勢。東京2020組織委員会の小林麻紀広報局長は、「当面の課題はコロナ対策です。どうすれば安全な大会を築いていけるのか、今も色々な論点をしています」と語り、感染状況下での開催となる難しさを口にした。

森喜朗組織委会長が「かつてない挑戦」に選手にも協力呼びかけ

2020.03.26 Vol.Web Original

東京2020延期を受け「新たな出発 東京2020大会実施本部」を発足

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会が3月26日、前日に発表された東京オリンピック・パラリンピックの1年程度の延期を受け、来年の大会開催への諸対応の検討のため「新たな出発 東京2020大会実施本部」を発足。この日、第1回会議が開催された。  同本部は組織委の中に設置され、局長以上の幹部職員が参加。諸問題を協議するための機関で、ここで協議されたものが理事会にかけられる。本部長は組織委の武藤敏郎事務総長が務めることとなった。  組織委の森喜朗会長は冒頭に挨拶に立ち「(IOCの)バッハ会長が言っていた“かつてない挑戦”に我々は挑むことになる」として組織委全体の奮起に期待した。  そのなかで「日本に課せられたテーマは2つある」として新型コロナウイルスへの対策と、7年かけて準備してきたことをこれからの1年で再度作り上げなければいけないという挑戦の難しさを挙げた。  そして今後の難局をラグビーに例え「展開戦。どんどん展開をして新たに積み上げて行くことになると思う。大変難しい仕事になる」と話し、「下から上に上げるという時間をかけるということではなく、即断即決が大事になってくると思う」と話した。

東京2020大会まであと200日。森会長が職員に新年挨拶「誇りを持って」。

2020.01.06 Vol.Web original
東京オリンピックの開幕まで200日の節目となった6日、東京2020組織委員会の森喜朗会長が約400名の職員に新年の挨拶を行い、オリンピックイヤーの年頭を祝した。 冒頭、「今日でオリンピックまで200日となりました。皆さん改めて決意をしながら新年を迎えられたことと思います」と挨拶。大会組織委員会の役割については「良い施設を作って、選手とお客様をスムーズに運ぶこと。そこに責任を持つこと」と、運営の重要性を改めて口にした。 東京で開催される2度目のオリンピック・パラリンピックとなる2020大会。戦後の日本を象徴した1964大会と比較し、「今度は災害がありました。東北の皆さん、関西・西日本の皆さんを応援する意味もありますし、あのとき世界の皆さんから応援していただいた感謝を伝える意味もある。新しい日本を作っていこうという試みでもあります」と2020大会の意義を改めて語った。 発足当時、44人でスタートした組織委員会は、現在までに3344人に拡大。森会長は「オリンピックは世界が平和でないとできない祭典。大変な国際情勢であればあるほど、“日本は立派なオリンピックをやったね“と、国際的に意味のあることになると思う。総力を挙げてやり遂げなきゃいけません」と語り、最後は「オリンピックの仕事に誇りと喜びを持って」と職員を鼓舞した。

東京2020大会に向けアルゼンチン人アーティストが東京の高齢者とともに「東京」を描く

2019.07.25 Vol.Web Original
65歳以上の東京在住の高齢者を募集中
 オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向けて東京を文化の面から盛り上げるために多彩な文化プログラムを展開している「Tokyo Tokyo FESTIVAL」がアルゼンチン出身の演劇/映像作家マルコ・カナーレによる演劇プロジェクト『光の速さ -The Speed of Light-』を制作することを7月23日、発表した。  本作は、マルコ・カナーレが手がける、東京の街を舞台に一般の高齢者と共に作るツアー型演劇作品を中心としたプロジェクトで、2020年春に短編動画の公開と演劇公演、夏にはプロジェクトのドキュメンタリー映像を公開するという3つのアプローチで進行する。 『光の速さ -The Speed of Light-』は2017年にアルゼンチンのブエノスアイレス国際フェスティバルで初演され、2019年6月にはTheaterformenフェスティバルでドイツ版を発表。  今回新たに東京で制作される本作は、東京で暮らす高齢者にインタビューをし、彼らの記憶や体験を基にした物語や、土地に根付いた歴史に焦点をあてて「東京」という都市を多様な角度から見つめ、その先にある未来をも想像させる内容となる。  制作に向けての第一歩として、高齢者に向けたワークショップ「プロジェクト紹介&演劇体験」を9月14日と17日の2日間で計4回、開催予定。現在、65歳以上の東京在住者を募集している( http://tsol.tokyo/ws201909/ )。

東京オリパラのマスコットの名前が「ミライトワ」「ソメイティ」に決定

2018.07.22 Vol.Web Original
瀬戸は「東京では表彰式でマスコットをもらいたい」と組織委員会にお願い
「東京2020オリンピック・パラリンピック」の「マスコット デビューイベント」が7月22日、都内で行われ、マスコットの名前が発表された。  オリンピックのマスコットが「ミライトワ」、パラリンピックのマスコットが「ソメイティ」。この日は名前の発表とともに実物もお披露目された。  イベントには2016年リオ五輪競泳代表の瀬戸大也とリオパラリンピックのパラカヌー代表の瀬立モニカも出席。  瀬戸は「リオ五輪で表彰式の時にマスコットをもらえるかと思ったらもらえなかったので、東京では表彰式でマスコットをもらいたいと思っている。ぜひマスコットを用意してほしい」と組織委員会にお願いした。瀬立は「選手村の食堂で食事を取りに行こうとしたら、マスコットのトム君と一緒に写真を撮った思い出があります。大会期間中はそんなにレアなものとは思わなかったが、後から見返してラッキーだったなと思います」などとリオでのマスコットとの思い出を話した。

パラスポーツを絶対応援したくなるイベントを渋谷で開催/10月23日(月)の東京イベント

2017.10.23 Vol.Web Original
 2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向け、パラスポーツの応援プロジェクト「TEAM BEYOND」の一環として、 パラスポーツの魅力に気軽に触れることができるイベント「BEYOND FES 渋谷」が開催される。

江ノ島クラウドファンディングプロジェクトが始動

2017.05.31 Vol.691
 江ノ島周辺の海や街の魅力を高め、国内外問わず多くの方に愛され、楽しめるエリアにするためのクラウドファンディングプロジェクトが30日、「Makuake」でスタートした。資金は、江ノ島の名物であるシラス漁の応援費用や、江ノ島周辺のビーチクリーン活動の支援等に活用される。  本プロジェクトの会長を務める白洲信哉氏は、「2020年東京オリンピック・パラリンピックのセーリング競技が、前大会と同様に、縁ある江ノ島で開催されますのは素晴らしいことです。しかし、報道などによりますと、費用負担の押し付け合いの様相が生まれているようです。ここはオールジャパンとして参加型の、国民全体の力を結集させるときではないでしょうか。聞くところに依れば、大会開催中は名物のシラスが捕れなくなるとの事。まずは、苗字のみならず初夏の味覚として記憶に残るシラス漁の応援をしたいと考えました。是非、みんなで江ノ島開催に向けて気運を盛り上げていこうではありませんか。」と江ノ島クラウドファンディングプロジェクトをスタートに際し抱負を述べた。  江ノ島でのセーリング競技開催に伴う漁業補償問題に関わる新しい動きとして注目される。 「江ノ島クラウドファンディングプロジェクト」 【プロジェクト詳細】 https://www.makuake.com/project/enoshima-tokyo2020/ 【実行者 】「江ノ島クラウドファンディングプロジェクト」 ・会長 白洲信哉 細川護熙首相の公設秘書を経て、執筆活動に入る。その一方で日本文化の普及につとめ、 書籍編集、デザインのほか、さまざまな文化イベントをプロデュースする。 2013年より月刊「目の眼」編集長。父方の祖父母は、白洲次郎・正子。母方の祖父は 文芸評論家の小林秀雄。 ・顧問 細川護煕(元内閣総理大臣) ・同  杉原佳尭(グーグル合同会社 執行役員) 【実施期間 】2017年5月30日(火)~2017年9月29日(金)18時 【資金の使い道】 ・大会開催により影響を受けるというシラス漁などの応援費用 ・ビーチクリーン活動の実施・支援

東京五輪・パラリンピックエンブレムが野老朝雄さんの「組市松紋」に決定

2016.04.25 Vol.665
 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は25日、都内で「東京2020エンブレム発表会」を開き、新しいエンブレムを発表した。  8日に最終候補4作品が公開され、17日までインターネットなどで国民の意見を募り、その声を鑑みた上で、この日開催されたエンブレム委員会で改めて投票が行われた。1回目の投票でA案である「組市松紋」が21人中13票を獲得。B案1票、C案2票、D案5票と、他の3作品を圧倒し、新エンブレムに選ばれた。  デザインしたのは野老朝雄(ところ あさお)さん。1969年生まれの46歳。東京造形大学卒業のデザイナー。  野老さんは会見で「ついさっき知ることになったので、頭の中が真っ白になっております。とても長い時間をかけて作った、わが子のような作品。これからいろいろな形で広がって、つながっていくことを…考えています。本当にありがとうございます」と挨拶した。  8日に公開された4作品は最終候補作品から1点、次点から2点、一度落選した作品から1点繰り上げというものだったが、野老さんの作品についてエンブレム委員会の宮田亮平委員長は「繰り上げでの作品ではない」とだけ語り、最終候補作品の1点だったかどうかについては明言を避けた。

Copyrighted Image