昨年は、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で演じた水口琢磨役で“ミズタクフィーバー”を巻きおこし、主演作『舟を編む』では日本アカデミー賞をはじめ数々の映画賞で主演男優賞を総なめに。今最も目が離せない俳優・松田龍平が、10年ぶりに鬼才・松尾スズキとタッグを組んで挑むのは“お金恐怖症”の青年というユニークすぎる役どころ!
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日本アカデミー賞『舟を編む』が最多6冠!
第37回日本アカデミー賞授賞式が7日、都内にて行われ、各部門の最優秀賞が発表。石井裕也監督の『舟を編む』が作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞(松田龍平)など、最多6部門で最優秀賞を受賞した。
『舟を編む』は、三浦しおんの同名小説の映画化で、松田演じる真面目で不器用な主人公が、膨大な年月をかけ仲間とともに辞書編纂という仕事に取り組む姿を描く。
主演男優賞に輝いた松田は「大島渚監督の『ご法度』で新人賞を頂き、こうしてまた最優秀主演男優賞を頂いた。僕の親父(松田優作)を好きだった人に期待されているな、と。いろいろな人に影響を受けて、その中で自分のやりたいことを見つけていければいいと思います」と感慨深げに語りつつ、最多6部門での最優秀賞受賞について「たくさん賞を頂きましたが、作品賞が一番うれしい」と喜びを見せた。
石井監督は「松田さんをどうしても勝たせたかった。みんなで作った映画なので、一緒に戦ってくれたスタッフとこうしてこの場にいることができて本当にうれしい」と語った。
また『さよなら渓谷』で最優秀主演女優賞、『そして父になる』で最優秀助演女優賞というW受賞に輝いた、真木よう子は「本当にうれしいです!(助演賞を)リリーさんと一緒に取れたことがとてもうれしいです 」と笑顔を見せた。
探偵はBARにいる
大泉洋と松田龍平が探偵コンビ役で共演した話題作。札幌在住のミステリー作家・東直己の"ススキノ探偵"シリーズが待望の映画化。酒好きで美女に弱いが正義感の強い探偵"俺"役に大泉。つかみどころがないがケンカが強い相棒・高田役に松田。他、魔性のヒロイン・沙織役に小雪。ススキノの裏も表も知り尽くした探偵"俺"は行きつけのバーで相棒の高田と飲んでいた。そこへ"コンドウキョウコ"と名乗る女から電話が入り奇妙な依頼を引き受ける。ところが予想外のトラブルに巻き込まれてしまい...。「相棒」シリーズのスタッフが描く極上のミステリーエンターテインメント。
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