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桜庭大世が「勝っちゃえば、文句言えない」と臨んだ試合で矢地祐介を秒殺TKO。「七光りでも強いんだぞということを少しは見せられたかと思う」【RIZIN.49】

2024.12.31 Vol.Web Original
 RIZINの10回目の大晦日大会となる「RIZIN DECADE/RIZIN.49」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)で日本格闘技界のレジェンド桜庭和志の長男である桜庭大世(サクラバファミリア)がMMAデビュー戦に臨んだ。桜庭はRIZINライト級のトップ戦線で長く活躍する矢地祐介(フリー)と対戦し、まさかの1R26秒で秒殺TKO勝ちを収めた。
 
 1R、ともにサウスポー。矢地は右ハイ。桜庭は左右のフック。桜庭の左のミドルを矢地がキャッチ。ここで桜庭が片足のまま左フックを打ち抜くとこれで矢地がダウン。桜庭がすぐに鉄槌とパウンド。意識が飛んでいた矢地を見てレフェリーがすぐに試合を止めた。

矢地祐介が正論ぶちかます「親父さんの気持ちをくんでいるならちゃんとアマチュアから出ろと思った」【RIZIN.49】

2024.12.29 Vol.Web Original
「RIZIN.49」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で行われた。
 
 今大会でMMAデビューを果たす桜庭大世(サクラバファミリア)を迎え撃つ矢地祐介(フリー)が飛び級でのRIZIN出場となる桜庭に苦言を呈した。
 
 矢地は久しぶりの大晦日大会出場について「多分2年ぶり、サトシとタイトルマッチをやって以降、2年出ていなくて。去年は覚えてないけど、どうやら木村“フィリップ”ミノルにやられたと噂を聞いているので(笑)」とジョーク交じり。
 
 桜庭については「いい子そう。好青年って感じ。ただフェイスオフの時は肝が座っているなと思った。レジェンド、偉大な格闘家の血を引いているなと向かい合ったときに少し思いました」と評した。
 
 ただ父・和志が大世に「スポーツだから相手を尊敬してほしい」と言っていたことに関する質問には「それは間違いなく素晴らしいし、僕もそういう考え。おじさんみたいで嫌なんだけど、だったらRIZINでデビューすんなよと思いました。やっぱり格闘技、格闘家たちにリスペクトがあるなら、アマチュアから、親父がどんなスーパースターでも下から実績を重ねて勝ち上がってRIZINに上がるべきだと思っているので。本人にそういう気持ちは一切ないけど、結果的になめてると思われてもしょうがない行動を取っているから“いやいやいや”とそこは思いました。親父さんがそういう考え持っているし、そういう気持ちをくんでいるならちゃんとアマチュアから出ろと思いました。プロデビューして間もなくて、RIZINとかUFCを目指している選手に顔向けできないというか。本当に親父さんの名前だけで出ている。俺だったら出ない。俺の親父がもし格闘技界のスーパースターでオファーをもらっても、本当に格闘技が好きだから“そんなの無理です。申し訳ない。アマチュアから目指して頑張ります”と言って、やる立場だと思うから。“七光りでしかない”と本人も言っていて分かっていると思うけど、結果的になめてるなと思いました」と正論をかました。

MMAデビュー戦で矢地祐介と対戦の桜庭大世 試合のテーマは「本当のバカ息子で終わるのか否か」【RIZIN.49】

2024.12.29 Vol.Web Original
「RIZIN.49」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で行われた。
 
 MMAデビュー戦となる桜庭大世(サクラバファミリア)が今回の試合のテーマとして「本当のバカ息子で終わるのか否かみたいなのがあると思う」などと語った。桜庭はかつてPRIDEなどで活躍した桜庭和志の長男。
 
 桜庭は矢地祐介(フリー)と対戦する。2人は「能登半島地震チャリティ・イベント JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE」(10月19日)で行われたQUINTETルールでの5vs5勝ち抜き戦に出場。桜庭は「TEAM SAKU」、矢地は「TEAM RIZIN」のリーダーを務めた。その前日会見で桜庭は戦いたい選手の一人に矢地を挙げていたのだが、桜庭は倉本一真と対戦し、ドローでともに脱落。大将を務めた矢地は出番が回って来ず、2人の対戦は実現しなかった。
 
 今回の参戦にあたり「賛否両論はあった。それは分かっていたことだし、あと、知らない人が言っているのはあまり気にならないけど同じファイターは飛び級したことに対して、いろいろ思うところもあると思う」とRIZINの大晦日大会でMMAデビュー戦という破格の扱いへの周囲の反応を率直に明かしたうえで「良くも悪くも結果で黙らせられるのが格闘技。勝っちゃえば、文句言えないだろうし、頑張ろうと思っています」と続けた。

桜庭和志の長男・大世のプロデビュー戦の相手を務める矢地祐介「桜庭さん陣営からの指名らしい。なめてんのか?」【RIZIN】

2024.11.20 Vol. Web Original

 今年で10回目の大晦日大会となる「RIZIN DECADE」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見が11月20日、都内で開催された。

 7月の「超RIZIN.3」のリング上で大晦日大会への参戦が発表された桜庭大世(サクラバファミリア)が矢地祐介(フリー)と対戦することが発表された。

 桜庭は言わずと知れた“IQレスラー”桜庭和志の長男。今回がMMAプロデビュー戦となる。

 桜庭は「自分が日本で一番大きいRIZINという団体で、大晦日という大きな舞台に立てるのは、親の名前でしかないと思っていて、しかもペーペーなんで、とにかく精いっぱい頑張ろうと思っている。人の感情を揺さぶるような試合をしたい」と決意を述べた。

 これを受けて矢地は「まず10年目の節目の大晦日大会に出られることをうれしく思う。ありがとうございます」と隣に座る榊原信行CEOに感謝の言葉も「ただ、ちょっと待てと。試合が決まったことはうれしいけど、相手がデビュー戦?ということですごく複雑な気持ち。せっかく前回、日本の若手筆頭のパトリック選手をなんとか倒して“よし、もう1回上と”という気持ちだったところでこのオファーだったのでがっかりしたし、悔しい気持ちもあった。ただ僕もいい年齢になって来て、こういう若手の相手をしなければいけない立場になったのも重々承知しているし、大晦日ということで、こういう有名な選手の息子さんという話題性のあるカードが必要なのも分かる。僕自身、PRIDEが大好きだったので、PRIDEど真ん中の桜庭和志選手の息子さんと試合ができるというのはうれしいが複雑な気持ち」と胸中を吐露。

QUINTETルールでの5vs5勝ち抜き戦でTEAM RIZINが1人残しで勝利。大将の矢地祐介は出番なし【JMAEXPO】

2024.10.20 Vol.Web Original

 日本の格闘技の魅力を世界へ発信するプロジェクト「JAPAN MARTIAL ARTS EXPO」の第1弾大会となる「能登半島地震チャリティ・イベント JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE」(10月19日、神奈川・横浜BUNTAI)で「TEAM SAKU」と「TEAM RIZIN」がQUINTETルールでの5vs5勝ち抜き戦で対戦した。試合は「TEAM RIZIN」が1人残しで勝利を収めた。

 初戦は「TEAM SAKU」の先鋒・ジュマナザロフ・ラトベックと「TEAM RIZIN」の先鋒・横山武司が対戦。

 下から引き込みに行った横山が素早くマウントに移行。そして素早く三角絞めの形を作ると下になって完璧な形を作り、絞め上げるとラトベックがタップした。

QUINTETルールの勝ち抜き戦で桜庭大世が矢地祐介、北岡悟、横山武司との対戦を希望【JMAEXPO】

2024.10.17 Vol.Web Original

 日本の格闘技の魅力を世界へ発信するプロジェクト「JAPAN MARTIAL ARTS EXPO」の第1弾大会となる「能登半島地震チャリティ・イベント JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE」(10月19日、神奈川・横浜BUNTAI)の前々日会見が10月17日、横浜市内で行われた。

 今大会では「TEAM SAKU」と「TEAM RIZIN」によるQUINTETルールでの5vs5勝ち抜き戦が行われる。

「TEAM SAKU」は桜庭大世(サクラバファミリア)、出花崇太郎(総合格闘技道場コブラ会)、内柴正人(フリー)、平田直樹(トライフォース柔術アカデミー)、ジュマナザロフ・ラトベック(キルギス)。「TEAM RIZIN」は矢地祐介(フリー)、北岡悟(パンクラスイズム横浜)、横山武司(teamセラヴィー/スウェルズ柔術ジム)、倉本一真(リバーサルジム新宿Me,We)、新居すぐる(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)。

「TEAM SAKU vs TEAM RIZIN」のメンバー発表。チームリーダーに桜庭大世と矢地祐介【JMAEXPO】

2024.10.09 Vol.Web Original

 日本の格闘技の魅力を世界へ発信するプロジェクト「JAPAN MARTIAL ARTS EXPO」の第1弾大会となる「能登半島地震チャリティ・イベント JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE」(10月19日、神奈川・横浜BUNTAI)の第2弾カードが10月9日に発表された。

 8日に行われた会見ではQUINTET 5vs5勝ち抜き戦「TEAM SAKU vs TEAM RIZIN」の開催が発表されていたのだが、この日は「TEAM SAKU」を率いる桜庭大世(サクラバファミリア)と「TEAM RIZIN」を率いる矢地祐介(フリー)がリモートで会見を行い、メンバーを発表した。

「TEAM SAKU」は桜庭、出花崇太郎(総合格闘技道場コブラ会)、内柴正人(フリー)、平田直樹(トライフォース柔術アカデミー)、ジュマナザロフ・ラトベック(キルギス)。「TEAM RIZIN」は矢地、北岡悟(パンクラスイズム横浜)、横山武司(teamセラヴィー/スウェルズ柔術ジム)、倉本一真(リバーサルジム新宿Me,We)、新居すぐる(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)。

 QUINTETのルールでは5人の合計体重は360kgまでとなっているのだが、今回は急きょの試合とあり合計380kgで行われる。

 桜庭は「このような舞台で自分でチームを作れたことが嬉しいのと、これからお世話になるMMAの先輩たちがいるRIZINチームと闘うのがすごく楽しみです」、矢地は「今回リーダーをお願いしますと言われて、とても荷が重いんですけど、しょうがなく引き受けさせていただきました(笑)。僕自身、寝技の試合は初めての経験になるので、いつもと違う環境ですし、とても楽しみにしています。よろしくお願いします」とそれぞれコメントしている。

 また今回の大会の模様をU-NEXTが国内独占配信することも合わせて発表された。

矢地祐介が「以前対戦が決まりかけた」宇佐美正パトリックと対戦。「縁があるのかな。若いパワーのある選手と対戦できるのはうれしい」【RIZIN.48】

2024.08.21 Vol.Web Original

「RIZIN.48」(9月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見が8月21日、都内で開催された。

 ライト級のワンマッチで矢地祐介(フリー)と宇佐美正パトリック(Battle-Box)が対戦する。

 矢地は2022年4月にルイス・グスタボにTKO負けを喫したものの、以降はボイド・アレン、ザック・ゼイン、白川陸斗を相手に3連勝。完全復活を果たしたかと思われたが、今年5月には初参戦となったBellatorにで元ROAD FC王者のマンスール・ベルナウイと対戦し、1Rで一本負けを喫している。

 宇佐美は今年6月にライト級キング・オブ・パンクラシストの徳留一樹にTKO勝ちを収め、連敗をストップ。なお宇佐美は2022年の初参戦時には戦いたい相手として矢地の名前を挙げていた。

 矢地は「宇佐美選手とは以前、試合が決まりかけたことがあり、その時はいろいろな事情が重なって流れてしまったが、またこうやって決まるというのは彼とは縁があるのかなと思っている。前回、徳留選手にいい勝ち方をしているし、若くて強い、これからの選手だと思うので、そういう選手と戦えるのは僕としてもうれしいこと。しっかりMMAで上回って、しっかり決着をつけたい」と語った。

矢地祐介が急きょ参戦の白川陸斗を返り討ちも「最初危なかった。試合って難しい」【RIZIN】

2024.02.24 Vol.Web Original

 RIZINの2024年第1弾大会となる「RIZIN LANDMARK 8 in SAGA」が2月24日、初上陸となる佐賀県のSAGAアリーナで開催された。

 矢地祐介(フリー)が白川陸斗(JAPAN TOP TEAM)に2Rで一本勝ちを収め連勝を「3」に伸ばした。矢地は当初、RIZINで2連勝中の強豪キム・ギョンピョ(韓国/Redhorse MMA)と対戦の予定だったが、ギョンピョがケガで欠場となったため急きょ対戦相手が白川に変更になっていた。

 1R、サウスポーの矢地とオーソドックスの白川。圧をかけるのは白川。白川が右ハイ。矢地はガード。矢地はローを返すも白川が踏み込んで右ストレート。矢地がケージを背負う。矢地が前に出て左ストレートを放つと白川が伸ばした左手の指がアイポークとなり一時中断。再開後、やはり圧をかけるのは白川。矢地は組みに行くと白川がバランスを崩す。矢地が組み付き、ヒザをボディーと顔面に。前手で距離を探りながら矢地が左ハイ。その後も圧をかけるのは白川。矢地はケージを背に回る。白川が右ハイも矢地はガード。そして左ストレートを打ち返す。白川が前に出て大きな右フック。最後まで白川が圧をかけたままラウンド終了。

矢地祐介が「試合後のマイクで“福岡の皆さん”と言わないように気をつけないと」と勝利へ自信【RIZIN】

2024.02.22 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 8 in SAGA」(2月24日、佐賀・SAGAアリーナ)の前々日インタビューが2月22日、福岡市内で行われた。

 現在2連勝中の矢地祐介(フリー)が「試合後のマイクで“福岡の皆さん”と言わないように気をつけないと」と勝利への自信を見せた。

 矢地は当初、RIZINで2連勝中の強豪キム・ギョンピョ(韓国/Redhorse MMA)と対戦の予定だったが、ギョンピョがケガで欠場となったため急きょ白川陸斗(JAPAN TOP TEAM)に対戦相手が変更になった。

 矢地は「とてもがっかりした。キム・ギョンピョ選手はずっと戦いたかった選手だったので、とても残念な気持ちになりました。ああいう選手にしっかり勝って“やっぱり矢地は強いな”と思わせて、みんなを黙らせることができると思っていたので、その意味では残念」と率直な感想。そして「白川選手が近々のオファーなのに受けてくれて試合が実現したのでそこには感謝しているし、試合ができる喜びをかみしめている」と感謝の言葉も。

 試合は昨年6月以来、8カ月ぶりとなるのだが、この間は「対策練習より、自分自身のスキルアップに時間を費やしてきたので、その部分を試したい。結局は自分の強みをぶつけるだけなので、対戦相手が変わったくらいでは微調整はあるが、大枠は変わらない。今までやってきたことを出したいという気持ち」と語った。

急きょ参戦の白川陸斗が矢地祐介に「お祭り男がなにぬかしとんねん」と挑発【RIZIN】

2024.02.22 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 8 in SAGA」(2月24日、佐賀・SAGAアリーナ)の前々日インタビューが2月22日、福岡市内で行われた。

 ケガで欠場となったキム・ギョンピョ(韓国/Redhorse MMA)に代わり急きょの参戦となった白川陸斗(JAPAN TOP TEAM)が対戦相手の矢地祐介(フリー)の「RIZIN CONFESSIONS」での発言に「なにぬかしとんねん」とかみついた。

 2人の試合は本戦全9試合中の第7試合に組まれたのだが、白川は「“セミちゃうんかい!”と思いましたけど(笑)。でも試合順は関係ない。自分がメインだと思って盛り上げます」と語った。

 矢地については「日本人ではライト級トップ。全体的に見たら中堅選手ですけど。ここをしっかり勝って、またフェザー級戦線に戻れるようにしっかりアピールしたい」、試合については「今回は矢地君がひっついてきて、すごく削れる試合になると思う。そこをしのぎ切ってパンチでラッシュをかけてKOするのが僕のイメージ」との見立て。

 今回は本来のフェザー級から階級を上げライト級での試合。体重差があることから長引くと不利と思われるのだが「めちゃくちゃ思っている。序盤から倒しに行く姿勢で、結果が判定になったとしても盛り上がる試合、会場を爆発させたいと思っている」と短期決戦を視野に入れた。

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