「認める」時代【田口桃子の脱こじらせへの道 第56回】

2017.09.22 Vol.Web Original
前回は前後編にわたって、今年の春にデビューしたばかりの新人エロメン・夏目哉大さんのインタビューをお送りしました。 ⇒前回のインタビューはこちら 着エロから女性向けAVへ…期待のエロメン夏目哉大さんにインタビュー・前編 http://www.tokyoheadline.com/186466/ もっと相手を気遣ったセックスを…期待のエロメン夏目哉大さんにインタビュー・後編 http://www.tokyoheadline.com/186471/  さまざまな経歴を経て、まさに導かれるように女性向けAVの世界にやってきた夏目さん。作品作りに対する情熱はもちろん、男性・女性の関係のあり方についての深い考えをお伺いでき、これからの活躍がますます期待されます。  さて、今回はそんな夏目さんのお話で気になった部分を取り上げて、深掘りしてみたいと思います。 ■なんにせよ“認める”というのが時代の流れ
 性に対して積極的な女性のことも肯定してくれた、夏目さん。こんな発言もありました。 「なんにせよ“認める”というのが時代の流れだと感じています。ゲイとかバイセクシャルといったこともそうだし、宗教上のマイノリティーの人もそう。いろんな人のいろんな形があることを認めよう、といった流れを感じるので、むしろそこを認めないのは、“人としてどうなの?”って感じがします(笑)。僕はそういう人は責めちゃいますね(笑)」  このコラムでも散々、そういう女性がいたっていいじゃない! ということを訴えてきたので、同じように考えてくれる方がいるのかと思い、感動しました…!(泣)  特に男性側からこういうことを言ってもらえるのはうれしいですよね。いくら女性が「積極的になりたい!」と言って行動したところで、まわりがそれを白い目で見ていては、溝は深まるばかりですから。  積極的であっても、積極的でなくても、異性愛でも同性愛でも、生きている人の数だけ考え方はあります。まずはそれを「認める」というのが、お互いを理解しあう第一歩になると考えます。  もちろん認めた上で、そういう考え方には共感できない、ということはあると思いますが、それはそれ。認めないで共感もできない、というのは、存在を否定するようなものです。たとえ共感ができなくても、そういう考え方やそういう人がいるということを知っておくことで、お互いが生きやすい社会になるのではないでしょうか。 ■やっぱり作品は「買って」見てほしい
 AVの出演者のギャラは、印税ではなく、「出演料」として支払われるケースがほとんどです。現段階では、作品が売れれば売れるほど、出演者も儲かるということはありません。  では作り手だけが儲かっているかというと、そうでもありません。売上は、次の作品の制作費になります。もちろん、売れれば利益は増えますが、売れなければ損になってしまう。  利益を増やすためには、買い手の数を増やしていかなければいけません。ひとつのメーカーの支持者が増えることで、少しずつ利益が増え、それによって制作できる作品数が増えたり、出演者の数が増えたり、出演者のギャラが増えたり。  なので、今後市場が広まっていけば、AV業界でも印税契約なんてことも不可能ではないでしょう。好きな演者を応援するためにも、「買って」見ること。買い続けること。それが大事になってくるんです。  このコラムが掲載されるころには終了してしまっていますが、9月12日~17日の間に、GIRL'S CH、SILK LABOなどに出演する男の子を中心とした劇団Rexyの、公開稽古が行われました。今回インタビューさせていただいた夏目さんも出演します。公開稽古の様子も取材してきましたので、こちらのコラムでも様子をお伝えしますね!

もっと相手を気遣ったセックスを…期待のエロメン夏目哉大さんにインタビュー・後編【田口桃子の脱こじらせへの道 第55回】

2017.09.11 Vol.Web Original
 前回に引き続き特別版として、期待の新人エロメン・夏目哉大さんへのインタビュー。  着エロをはじめとして、バラエティに富んだ経歴を経て、女性向けAVに出ることになった夏目さんですが、今回はプライベートの性生活や、今後の展望などを伺ってみました。

着エロから女性向けAVへ…期待のエロメン夏目哉大さんにインタビュー・前編【田口桃子の脱こじらせへの道 第54回】

2017.09.08 Vol.Web Original
 今回は特別版としてお送りします。  以前にも劇団Rexyのインタビューをここでやらせていただいたんですが、今回は今年4月にデビューしたばかりの期待のエロメン・夏目哉大さんに、お仕事のこと、女性の性についてなどいろいろうかがいました。

“別れた彼”からの誘いを断る勇気【田口桃子の脱こじらせへの道 第53回】 

2017.08.25 Vol.Web Original
 今年も芸能人や政治家の不倫のニュースばっかりだなぁと、ワイドショーを見ていて思います。    もちろん、そういった業界に不倫が多いということではなく、彼ら彼女らは人前に出る仕事をしているために、明るみにでたときに反響が大きいということで、世間一般でも不倫をしている人は決して少なくないと思います。  芸能人だったら活動を自粛したり、政治家は辞任をしたり。一般人でも、職を追いやられたりすることもあります。要するに、不倫恋愛が終わった(もしくは終わらされた)あと、もう「そういう気持ち」がおきないような状況を作ること。それが関係を清算するということなのかな、と思います。  これは、不倫でなくても恋愛が終わったあとも同じですね。好きだった人と同じコミュニティにい続けるのがつらいのは、「そういう気持ち」を抱くことを許されなくなってしまうから。自分の気持ちを否定するのはとてもつらいことです。  さてそんなわけで、今回はこんなテーマを取り上げてみます。

女が男の「喘ぎ声」を聞きたいワケ【脱こじらせへの道 第52回】 

2017.08.11 Vol.web Original
 おとといはananの毎年恒例SEX特集が発売されましたね。今回はGIRL'S CHの掲載はないのですが、同じくSODグループのSILK LABO監修のDVDが付録としてついています。このときばかりは女性も堂々と、いや、男女ともに堂々とセックスについて語り合える時期なので、この機会にぜひ、ananを口実にいつもできない話をしてみるのはいかがでしょうか。  ananは女性誌ですが、女性の性欲について世間的に認知されたのは、この5年くらいのことだと思います。SILK LABO、そしてGIRL'S CHも、そのブームを引っ張り、引っ張られながら現在までたくさんの方にご支持いただいています。女性も性に対して積極的に発言したり、考えたりするようになってきました。  一方で、男性は性に対して受身になりたがる傾向もあります。それはAVの作品を見ても明らか。痴女もの、複数女性とのハーレムシチュエーションなどは、毎月いくつもリリースがあります。しかもそれは15年も前からあるブームだそうなのです。弊社の創業者いわく、創業期は「男性が女性を責める」という内容の作品が売れていたようですが、15年ほど前からそれが逆転。「男性が女性に責められる」という内容の作品の売上が、逆転して伸びたらしいのです。  男性の心の中には、女性から責められたいという気持ちがあるのでしょうか。あるいは、仕事や社会生活に疲れて、妄想の中だけでも受身になりたいという願望の現われなのでしょうか。  そんなわけで、今回はこんなアンケートを見てみたいと思います。

脱こじらせへの道 第50回 性欲と美容の相関関係って?

2017.07.14 Vol.694
 この「脱こじらせへの道」も、今回でなんと第50回!  記念すべき50回目のテーマは、女性誌でセックスの話題が取り上げられるときに必ず出てくるこんな話題です。 「永遠のテーマ!SEXできれいになると思いますか?」    昨年のananのセックス特集のテーマも「SEXでキレイになる。」でした。  実は私、ずっとこのテーマがピンとこなかったんです。  というのも、性欲と美容にどんな相関関係が?というのがずっと疑問だったから。  SEXでキレイになるんだったら、ヤリマンは全員キレイなの?逆に、キレイな人はみんなヤリマンなの?  そんなことないですよね。 ”キレイ”といわれるような外見でなくてもSEXをたくさんしている人もいるし、SEXをしていないのにキレイな人もいます。  このことがずっとモヤモヤしてたんですが、このアンケートを通してひとつ気づいたことがあります。  それは、このテーマの言いたいことが、「キレイになるためにSEXする」ではなく「SEXをすることでキレイになる」であるということ。  決して性欲が美容にいい、ということを言ってるわけではないんですよね。  私の早合点というか、職業病なのかもしれませんが(笑)  でも、意外と性欲と美容には関係があるのではと考えている業界人は少なくなくて、「オナニーをして女子力をあげよう!」なんていうキャッチコピーをたまに見かけます。  個人的にはちょっと的外れかなと思います。  要するに、キレイになるためにSEXをする、という論理は成り立たないのですが、じゃあこのテーマが言いたいことってなんでしょう。  それは、アンケートの答えを見ると皆さん感じているようです。  SEXをすることでキレイになるということではなく、SEXをするということを念頭において、体の手入れをしたり、女性らしい仕草を研究してみたり。  その過程を経た人が、たまたまキレイになったというだけ。  でも、キレイになることに、そもそも理由なんて必要なのでしょうか?  仕事のため、恋のため、彼のため、そしてSEXのため。  本当はそんな理由なんてなく、もっと自己満足で、自分のためにキレイになる努力をしてもいいですよね。  自分以外の何かのための努力って、その何かがなくなったら動機がなくなるもろいものだと思います。  私が思うのは、「愛されない(愛される予定がない)からキレイである必要がない」なんてことはないということ。  自分自身が、もっと自分を愛してあげると良いんじゃないかなと。  素直に自分のため、と言えない自分の弱い部分も、愛してあげたいですね。

脱こじらせへの道 第49回 女性向けAVに求めるられるものは?

2017.06.23 Vol.693
 ここ最近は業務の兼ね合いで、男性向けのAV作品やサイトを見る機会が増えました。  女性向けの担当が長かったので、久しぶりに男性向け作品に触れて、こうも違うのかとびっくり。  パッケージの色使いから、タイトルのつけ方、あらすじまで、何から何まで違うのです。  そんなわけで今回は、こんなアンケート。 「キュンとしたい?あなたが女性向けAVに求めるものは?」 「キュンとするドラマ」を求めるという意見がもっとも多いという結果になりました。  よく、女性向けAVについて説明されるときに、「イケメン男優が出演していてドラマがあって…」という風にいわれるので、なんとなくイメージがつくという方もいらっしゃるかもしれません。  実際には、アンケートの回答などにもあるように、「感情移入して見ることができる」ということが重要視されていて、必ずしも物語的に複雑なものが求められている、ということではないんですね。  というのも男性向けAVの場合、最初から男性は「こんなエロいものが見たい」という具体的なイメージをもって見る人が多い。  作り手も、「こういうジャンルです」「こんな部分がエロいです」というところが明確な場合が多いので、見る側にとっては作品を選びやすく、感情移入するのが容易です。  一方で女性の場合、「こんなエロが見たい」というものがある人は少なく、男性向けのジャンルやパッケージを見てもピンと来ないことがあったりします。  だからこそ、感情移入していって「このエロが良い!」と思うまでの過程が必要ということなのだと思います。  買い物の仕方なんかも、男女でそんな風な違いがありますよね。  アンケートの回答の中には、「ハードなセックスシーンを好む」と答えた女性ユーザーもいらっしゃいますし、前回お話したような「オナニーのためにAVを見る」という女性ユーザーもいらっしゃいます。  女性向けAVを表現する言葉として、「ドラマ作品」ではなく、「過程を大切にする作品」というほうが適切な表現なのかもしれませんね。  これはおそらく実生活でもそうです。  男性から女性に向かっていきなり、セックスしよう!なんて言ったらセクハラどころか不審者扱いされてしまいます。  だから、男性はセックスするまでの過程に重きをおいて口説いてみるといいのではないかと。  ちなみに、男性向けと女性向けの一番の違いって、内容というよりもパッケージなのではないかなと最近思っています。  男性向けの作品は、原色、出演者が正面を向いている、感嘆符多め。  闘争心を刺激して興奮させて、購買意欲につなげているのではないでしょうか。  女性向けでは、そういう表現はあまり使いません。  女性向けは興奮よりも、落ち着きや安心できるような表現のほうが、共感を得て購買意欲につながるように思います。  男性と女性が、本能的に求めているものの違いが、このAVパッケージという第一印象に色濃くでているんです。  よかったら、AV作品を見てみるときに、そんなことも気にしてみてくださいね。

脱こじらせへの道 第48回 セックスの要望、言えますか?

2017.06.09 Vol.692
 女性自身も、自分の性欲を認識しているということが前回のアンケートでわかりましたが、一方で、セックスにおいて、自分の思うことを相手に伝えられない、わかってもらえないという声も多く耳にします。  GIRL'S CHの掲示板でもよく、「して欲しい」「やめて欲しい」ということをパートナーに伝えられないという意見を拝見します。  そんなわけで、今回はこんなアンケートをとってみました。 「もっとこうして欲しい!セックスの要望をどうやって伝えますか?」  やはり、実際にアンケートでも4割の方が「言えない」という回答でした。 「して欲しいこと」を相手に伝えるのが恥ずかしい。  または、相手にどう思われるのかが怖い、不安。  そんな理由から、自分の希望を伝えづらいようです。  また、「痛い」「気持ちよくない」なんて言ってしまうと、相手を傷つけるのではないか……というところから「言えない」という場合もありますよね。  一方で、「その場ではっきり言う」という方が4割もいらっしゃって、回答が真っ二つに分かれる結果となりました。  はっきり言える女性は、相手に引かれたり嫌われたりすることが怖くないのでしょうか?  そういうわけではないですよね。  相手にどう思われるかは不安……だけど、自分の体や気持ちを大切にするのが一番だという理由から、伝えるべきところはきちんと伝える、ということなんだと思います。  ただその場合、そういったことを言われ慣れていない男性の場合、それでへこんでしまうことがあるんです。へこむとまではいかなくても、冷静になってしまったり、萎えてしまったり。  自分の気持ちはそんなつもりはないのに、下半身だけ元気がなくなってしまう、ということも。  女性にとって、そんな男性の姿を一度でも見てしまうと、その後はあまり言えなくなってしまいますよね。  例えばこのコラムを読んでくださっている男性にオススメしたいのが、男性のほうから「なんかあったら言ってね」と声をかけること。そういうことを言ってくれたら女性はうれしいと思います。ポイントアップです。 「気遣ってくれているんだな」と思えますし、男性から言ってもらわないと言えないということや場面もありますから。  男性の皆さんも、「自分からそう伝えたから言ってるんだ」と自分に言い訳できるのではないでしょうか。そこは言い訳しちゃっても良いと思います。  お互いにちょっとずつ言い合えるようになるといいんですよね。  もちろんこういったところには、性格的な要素も関わってくるとは思いますが、愛し合っている人にすら意思を伝えられなければ、誰にも自分の思いを伝えられない、そうは思いませんか?  今回、結果が二分されたというところには、相手に伝える「はじめの一歩」のハードルが高いということもあるように思います。  一度伝えてしまえば、相手も聞いてくれる姿勢を持ってくれるかもしれませんし、「言っていいんだ」と安心できて、より言いやすくなるのではないでしょうか。  女性は、社会的にも体力的にも受身になりがちですが、もっと自分の気持ちを大切にして、意見を言ったり行動したりしていいと思うのです。

脱こじらせへの道 第47回 何のためにAVを見る?

2017.05.26 Vol.691
 GIRL'S CHがオープンしてまもなく4年半。  サイトを通して、女性だってAVが見たい!女性にも性欲がある!ということをずっと訴え続けてきました。  このコラムの読者さんやサイトのユーザーさんにとっては、「いまさらこんな質問?」かもしれませんが、あえて今回はこんなアンケートをとってみました。  性欲はありますか?  GIRL'S CHはアダルトサイトなので当然なのかもしれませんが、皆さん性欲が「ある」「どちらかというとある」という回答。 「ない」という回答はありませんでした。  この結果は、もしかしたら男性にはピンと来ないかもしれませんね。  もっというと、サイトオープン前だったら、われわれ制作陣にとっても信じられない結果だったかもしれません。  というのも、女性向けにAVを配信しているGIRL'S CHですが、「女性もきっとAVが見たいはずだ!」という確信はあったのですが、その理由が「性欲解消」なのかそれ以外なのかという部分においては、当時はまだ答えが出ていなかったのです。  女性がAVを見る目的ってなんだろう?  パートナーとの行為に役立つハウツーを学んだり、ドラマを楽しむのではないか?  未開拓な市場なので何が求められているのかわからず、オリジナル動画ではバラエティーやハウツーやドラマなど、さまざまなジャンルの動画を作ってきました。  それらの動画に対する反応は、ジャンルによってさまざまだったのですが、私たちが驚いたが「オナニーの仕方がわからない」という女性が多かったこと。  どうやってするのか方法がわからない、自分の方法が正しいのかどうかが不安、というご意見を多くいただきました。  当たり前ですが、「女性のオナニーの仕方」を教えてくれるメディアなんて今までなかったのです。  だからAVを見て、ほかの人がどうしているかを学んで、自分のオナニーに対する不安を払拭しようとしていたのではないか?というのが私の意見です。  参考にするのがAVであることが良いか悪いかはまた別の問題ですが……。  少なくとも、「知りたい」という気持ちを後押しすることはできたのではないかと。  時代は、「AVは男性のもの」から「女性もAVを見る」へ。  そして、「?のためにAVを見る」から「ムラムラするからAVを見る」へ。  アンケートの回答にもありますが、まだ女性の性欲について否定的な方もいらっしゃるようです。  ですが、女性の性欲も、ここ数年でかなり認知されたとは言えるかと思います。

脱こじらせへの道 第46回 離婚したっていいじゃない

2017.05.12 Vol.690
 前回のこのコラムでは「あなたは結婚したいですか?」というテーマで、結婚制度について考えてみました。  では一方で、いざ結婚したとして「しなければよかった」と思ったときに、女性はどんな選択をするのでしょうか?  というわけでこんなアンケートをとってみました。  アリ? ナシ? 熟年離婚についてどう思いますか?  昨今のメディアでも離婚というキーワードを見かけることが増えましたね。  実際に自身の周辺でも、結婚して数年で離婚をする同世代が何人かいます。  一方で私より上の世代でも、離婚して母子家庭(または父子家庭)で子育てをしているという方々もいて、結婚だけでなく、離婚も、当たり前の制度ではなく選択できる生き方として捉えられているように感じます。  対して熟年離婚となると、ただ単にする「離婚」とは少し状況が違う部分もあると思います。  日本では、結婚したら一生添い遂げるものという考えが一般的でした。  それが何十年という時間を経て、そうではないという考え方が浸透してきたのです。  結婚するときは「一生添い遂げなければ」という思いを持って結婚を選んだ人々が、長い時間を経て離婚を選択するというのは、非常に大きな決断だと思います。  社会全体の女性の考え方が変化してきたと言えるのではないでしょうか。    離婚理由の中には、性格の不一致などの内面的な理由から、借金やDVなどの物理的な理由など様々。  でもかつてはそれらも踏まえて「一緒に解決しなければならない」ものだったことを考えると、女性の自立が大きく進んでいることの証ではないでしょうか。  ところで熟年離婚は、離婚後に男性がダメージを負うことが多いとも聞きますね。  女性は結婚生活を通して精神的に自立して離婚に踏み切る傾向があるかと思いますが、  男性は社会的に自立していても、社会規範の上に乗っているだけでじつは精神的に自立できていないということも。  熟年離婚によってそれに気付かされて、足元をすくわれるのかもしれません。  女性の中の「女性性」は大きく育ってきています。  男性も自分の中の「男性性」について一度考えてみてはいかがでしょうか?

脱こじらせへの道 第44回 好きな人だから復縁したくない!

2017.04.14 Vol.688
 新年度が始まりました!  弊社にも新入社員が入り、私はいよいよソフト・オン・デマンドに入社して11年目に突入しました。  入社当時には、自分が女性向けのサイトを立ち上げ、コラム連載をしているとは全く想像していませんでした…。  さて、新しい環境で新たな出会いのあった人もいらっしゃることでしょう。  その一方で、過去の恋愛が忘れられないという人もいらっしゃるかと思います。  そんなわけで今回は、こんなアンケートをとってみました。 「どうしても忘れられない…復縁したいと思う人はいますか?」  75%の方が「復縁したいと思う人がいる」と回答。 「ない」と答えた方も、復縁したいとはまでは思わないけど、忘れられない人はいるという意見もありました。  よく”女性は上書き保存、男性は別名で保存”なんて言いますが、意外と女性も過去の恋をしっかり覚えているようです。  初恋の人、初めてできた彼氏、結婚を意識した相手…。  自分の人生の節目を意識するような相手は特に印象深いようです。  また、これまでに最も体の相性が良かった、初めてセックスでイク経験をさせてくれた、などセックスが忘れられないという場合も多々見られました。 「もしかしたら、元カノに連絡をとればうまくいくかも!?」  そう思った男性の皆さん、まだ元カノに連絡をするのは早いです。  今回も多くの女性がたくさんコメントを書いてくださいました。  つまり、女性にとっては過去の恋愛は、「思い出として大切にとっておきたい」のです。  忘れられない彼に、幻滅したくないのです。  要するに、ここが男女の差なんですよね。  男性は「元カノ(または自分のことを好きな女性)ならば、口説く努力なくセックスできるかもしれない」と考えるのに対し、  女性は「好きな人だからこそ、簡単にセックスできる軽い扱いをされたくない」という。  コメントに、こんなことを書いてくれた方がいらっしゃいました。 ”忘れられない人がいます。でも、体の関係ならすぐに戻れてしまうので、あえて復縁しないようにしています。”  多くの女性がこんな気持なんじゃないでしょうか。 「復縁した」という人も2種類いて、 「今の旦那です」という方もチラホラいれば、 「セフレ関係として継続しています」という方も。  男性は、元カノと連絡をとる際には、ちゃんと付き合うか、ちゃんと気持ちよくさせるかの覚悟を決めたほうがいいかもしれませんね(笑)

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