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「ゾーンに入っている」と勝利を確信の木村ミノル「倒すパンチは決まっている。スカッと終わらせる」【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】

2022.12.23 Vol.Web Original

 10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんの追悼大会となる「INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国」(12月28日、東京・両国国技館)に出場する前K-1 WORLD GPスーパーウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノルが12月23日、都内で公開練習を行った。

 木村はRIZINファイターの矢地祐介(フリー)と1R目が3分間のキックルール(ワンキャッチ・ワンアタックあり)、2R目が5分間のMMAルールのミックスルールで対戦する。

 木村はこの日は2分間のシャドーを披露。会見では「ゾーンに入っている。勝つときの、一番いい時の状態になっている」などと勝利を確信した。

 ミックスルールになったことについては「チャレンジですが、それに向けていろいろな対策ができるので進化できるという意味ではいいし、前に総合にチャレンジした時の借りを返さないといけない。リベンジマッチも流れてできなかったので、総合に対するリベンジということで燃えている。いい感じ」などと語った。木村は2016年9月にRIZINのリングでMMAに初挑戦し、チャールズ・“クレイジー・ホース”・ベネットにKO負け。年末にリベンジマッチが組まれたもののベネットにビザが下りず試合が中止となっている。

 MMAの練習については「全然やっていなかったが、去年はボクシングの練習をやりながら体づくり程度にMMAの練習はしていた。試合が決まってから本格的に始めた。MMAは難しい。でも極めてみたくもなりました。みたくなっただけですけど(笑)。ベースは1Rで倒すことを考えているので、MMAの練習はあくまでおまけ。2Rまで行った場合、無様な姿を見せられないので、最後までかっこよくリングにいるための練習」などと語った。

KNOCK OUT王者の龍聖がパウンドを披露「多くの王者の中でこういう挑戦ができるのは僕しかいない」【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】

2022.12.23 Vol.Web Original

 10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんの追悼大会となる「INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国」(12月28日、東京・両国国技館)に出場する初代KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者の龍聖(NOPPADET GYM)が12月23日、都内で公開練習を行った。

 龍聖はダウサコン・BANG BANG GYM(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)と巌流島特別ルールで対戦する。

 公開練習では初代KNOCK OUT-BLACKウェルター級王者・良太郎(池袋BLUE DOG GYM/team AKATSUKI)が持つミットに強烈なパンチとキックを打ち込み、最後はタックルからテイクダウン、そしてパウンドの連打で締めくくった。

 会見では龍聖は「MMAの練習をするのは初めて。試合が決まってから始めた。難しくて総合の選手はすごいなと思った。難しいけど楽しい。基本しかやってないんで、これといって自信のある技はないが対応できるようにしている感じ。向こうもタックルから寝技に来るとは思っていない。してきたとしても向こうも素人なので、そこで戦おうとは考えていない。いつも通りの立ち技プラスグラウンドになった時に対応できるくらいのイメージで練習してきた」などとここまでのMMAの練習を振り返った。

キックデビュー戦でクラウスと対戦の宇佐美秀メイソンが「仕留められる」とKO宣言【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】

2022.12.23 Vol.Web Original

 10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんの追悼大会となる「INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国」(12月28日、東京・両国国技館)に出場する宇佐美秀メイソン(日本)が12月23日、都内で公開練習を行った。

 宇佐美はRIZINに参戦中の宇佐美正パトリックの実弟で現在21歳。MMAではEXFIGHTで3連勝し、今年4月の「POUND STORM」でプロデビューを果たすもスソンに2-1で判定負け。今回はキックボクサーとしてのプロデビュー戦でK-1 WORLD MAX 2002王者のアルバート・クラウス(オランダ)と対戦する。

 宇佐美はクラウスについては「僕が生まれたころくらいの王者。お父さんがK-1が大好きだったので、小さいころからK-1を見ていたんで、見ていたんだろうけど記憶にはないです。(映像を見ての印象は)気持ちの強い前にガツガツ出てくる選手」と語ったうえで「自分には打撃でいろいろな武器があるので、ちょこちょこ自分のやりたいことをやっていけば仕留められると思う」と勝利を確信。

柴田勝頼「“プロのレスリングってなんだ?”という部分を試合で見せたい」【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】

2022.12.22 Vol.Web Original

 10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんの追悼大会となる「INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国」(12月28日、東京・両国国技館)に出場する新日本プロレスのプロレスラー、柴田勝頼が12月22日、都内にある「C.A.C.C.スネークピットジャパン」で公開練習を行った。

 柴田は「新日本プロレス提供カード」で“頭部への一切の攻撃は禁止”のUWFルールで総合格闘家でプロレスラーのトム・ローラー(アメリカ)と対戦する。

 この日、柴田は元UWF戦士でネークピットジャパン代表の宮戸優光氏にヘッドロックのツボからバックを取ってからの崩しなど多岐にわたり故ビル・ロビンソン氏から受け継いだキャッチ・アズ・キャッチ・キャンの技術を伝授された。それは足の位置、力の入れ方といった微に入り細に入ったもので、柴田も新しい技術の習得に時間を忘れ没頭した。

 練習後に行われた会見で柴田は「まだまだ知らないことがたくさんあった。自分もLA道場で教えていますが、まだまだ自分も成長段階。もっといろいろ知りたいと思った」などとこの日の練習を振り返った。今回、宮戸氏の元を訪れたのは「1時間という短い時間でしたが、(UWFルールに)触れておくのと触れておかないのでは試合に挑む姿勢が違うと思う。相手がどうとかではなく、競技をやるうえで知っておくことが必要だと思い練習させていただいたという経緯がありました」との理由から。「肌で組み合って分かることがあるので来てよかった。しっかり試合に生かしたい」と手ごたえを感じたよう。

新日本提供試合で柴田勝頼が参戦。「猪木さんに呼ばれてここに来た」【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】

2022.12.14 Vol.Web Original

ルールは“頭部への一切の攻撃は禁止”のUWFルール

 10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんの追悼大会となる「INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国」(12月28日、東京・両国国技館)の追加カード発表会見が12月14日、都内で開催され、新日本プロレスのプロレスラー、柴田勝頼の参戦が発表された。柴田は「新日本プロレス提供カード」で総合格闘家でプロレスラーのトム・ローラー(アメリカ)と対戦する。

 ルールは“頭部への一切の攻撃は禁止”のUWFルールで30分一本勝負で行われる。このルールについては新日本側から出された要望。柴田は2017年4月にオカダ・カズチカと対戦後に救急車で病院に搬送され、急性硬膜下血腫との診断を受け、以降欠場。新日本プロレスのロサンゼルス道場で指導を行いながら復帰を目指していた。2021年にはグラップリングマッチで復帰し、今年1月の新日本の東京ドーム大会で通常のプロレスルールで試合を行い、11月にもアメリカで試合を行っている。

 会見の冒頭、谷川貞治プロデューサーが「INOKI BOM-BA-YEをやるという構想が浮上した時に誰よりも早く“ぜひ参戦させてほしい”という連絡を柴田選手から受けた」と明かした。そして「新日本プロレスさんの条件が一つあった。頭部への打撃は一切禁止したUWFルールでしてほしいということだった」と語った。対戦相手のローラーはUFCでも活躍し、新日本に参戦経験もある。

谷川氏が壮大プラン。「1億人のダー!!」でアントニオ猪木さんを追悼【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】

2022.12.14 Vol.Web Original

 10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんの追悼大会「INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国」(12月28日、東京・両国国技館)の谷川貞治プロデューサーが12月14日、「1億人のダー!!」構想をぶち上げた。

 この日は追加カード発表会見が行われ、「新日本プロレス提供カード」柴田勝頼vsトム・ローラーの一戦が発表された。

 これで令和猪木軍vs世界格闘技軍の9対9マッチ、新日本プロレス提供試合と大会の陣容がほぼ固まったのだが、谷川氏は猪木さんの追悼セレモニーについて「セレモニーは一番最後になると思うが“日本全国1億人のダー”みたいなことをやりたい。全員でダーができるようにYouTube等で、追悼のところは無料で開放して、道行く人も何かしている人もその時はみんなが立ち止まってダーができるような企画を考えている」などと追悼セレモニーで行われるであろう「1、2、3、ダー!!」を全国民で行いたいという壮大なプランを明かした。

武尊「僕の格闘家としての原点はアントニオ猪木さん」印象に残っている試合はペールワン戦

2022.12.13 Vol.Web Original

 K-1 WORLD GP 世界3階級制覇王者の武尊が12月13日、自らの格闘家の原点について10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんの名を挙げた。そして数ある猪木さんの試合の中でも1976年にパキスタンで行われた「アントニオ猪木vsアクラム・ペールワン」の一戦を印象に残っている試合として挙げた。

 武尊はこの日、自らがブランドイメージキャラクターを務める「JOODAN」のキャラクター就任&新商品発表会に出席し、会見後の囲み取材で幼いころのプロレスとの出会いを語る中で、猪木さんについても語った。

 武尊は小学生低学年のころから、プロレスファンだった父母の影響で80年代に放送されていた猪木さんの試合に触れる機会が多かったとのこと。家にあったビデオで飽き足らず、いろいろ調べる中で出会ったのが猪木vsペールワン。

 武尊は「猪木さんの70年代とかの異種格闘技戦とかの映像を見ていて、強い人ってカッコいいなというのが最初の格闘技に興味を持ったきっかけ。その後にK-1を見てK-1をやりたいなと思った。一番印象に残っているのはアクラム・ペールワン戦。向こうでやって、周りは現地の人しかいない。完全アウェーで試合後に襲われるかもしれないような状況。アウェーであんな戦いができるなんてカッコいいなって思った」などと語った。

令和猪木軍の小川直也総監督が手を挙げないプロレスラーたちに「声がかかるまで待っているのか? おかしいぜ」と警鐘【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】

2022.12.09 Vol.Web Original

 10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんの追悼大会となる「INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国」(12月28日、東京・両国国技館)の追加カード発表会見が12月9日、都内で開催された。

 この日は会見の後半に木村“フィリップ”ミノルvs矢地祐介というビッグカードが発表されたのだが、それを聞かされていなかった令和猪木軍の小川直也総監督は前回会見で要望していたRIZINや新日本プロレスからの参戦についての発表がないことに「もしここに猪木さんがいたら“ふざけるな!”ってなるよ。おい、どういうことなんだよ」と、またしても谷川貞治プロデューサーに詰め寄った。

 その後、会見に遅れていたRIZINの榊原信行CEOが白覆面をかぶった男を連れて到着。その男が覆面を取るとその中身は矢地。急転直下でのビッグマッチの発表に「たった今、気持ちが180度変わりました。ずっと“本当かな?”と思っていたが、ここにきてRIZINの看板を背負っているという気持ちを持っている選手を送ってくれたというのは感謝しかない」と榊原氏に感謝の言葉。そして「楽しさをPRIDEとハッスル時代に共有してきたんで、そういう部分は分かってくれているんだなと思った。さっきの覆面もそうだし。そういうことでは一枚上手だったのかな。今日は一本取られた。悔しい。それだけです」とこの日は榊原氏の計らいにシャッポを脱いだ。

元プロレスラーの安田忠夫氏が会見乱入。「こいつを使ってくれ」とRIZINファイターの貴賢神の参戦をゴリ押しアピール【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】

2022.12.09 Vol.Web Original

 10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんの追悼大会となる「INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国」(12月28日、東京・両国国技館)の追加カード発表会見が12月9日、都内で開催された。会見の終盤、元プロレスラーで大相撲の元小結・孝乃富士の安田忠夫氏がRIZINファイターの貴賢神(フリー)を引き連れ乱入。貴賢神の出場をゴリ押しアピールすると「今、休憩中だから戻らないと」とはやてのように現れてはやてのように去っていった。

 安田氏は大相撲からプロレスラーに転向し新日本プロレスに入団。根っからのギャンブル好きから借金苦に陥るも、猪木さんによって総合格闘家として再生され、2001年の大晦日に行われた「INOKI BOM-BA-YE 2001」ではメインに抜擢されジェロム・レ・バンナと対戦。まさかの勝利を挙げ、一気にスターダムに駆け上がるなど、猪木さんとは大きな縁がある存在だ。

木村ミノルの相手はRIZINの矢地祐介。矢地の「何をしてる人?」に木村「一段と気合が入った。早くぶっ倒したい」【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】

2022.12.09 Vol.Web Original

 10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんの追悼大会となる「INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国」(12月28日、東京・両国国技館)の追加カード発表会見が12月9日、都内で開催され、参戦が発表されていた前K-1 WORLD GPスーパーウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノルの対戦相手がRIZINファイターの矢地祐介(フリー)となることが発表された。

 木村は同じくRIZINファイターの萩原京平の名前を戦いたい相手として挙げていたが、予想を上回る相手が現れた。

 この日の会見は、先日カードが発表されたKNOCK OUT-BLACKフェザー級王者の龍聖(NOPPADET GYM)や空道アジア王者の岩﨑大河(大道塾/パラエストラ東京)らが登壇しコメントしたのだが、新たなカード発表はなし。これに前回会見でRIZINや新日本プロレスからの選手の参戦を谷川貞治プロデューサーに要望していた令和猪木軍の小川直也総監督は「今日も聞いていた話と違う。ここに猪木さんがいたら“ふざけるな!”ってなる!」と机をたたいて谷川氏に食って掛かると、谷川氏は「今日は榊原さんが来ることになっているが遅れている」との返答。これに「会見に遅刻ってどういうことだ。いつまで待つんだよ」と火に油を注がれた小川総監督だったが、ここでRIZINの榊原信行CEOが到着。その隣には謎の白覆面の男。

“初代虎”佐山サトルが猪木さん追悼の30カウントゴング。新間氏は「アントニオ猪木という人はリングの中では神であった」

2022.12.09 Vol.Web Original

「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.20」(12月8日、東京・後楽園ホール)で10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんへの追悼の30カウントゴングが鳴らされた。

 この日行われた追悼セレモニーでは“過激な仕掛け人”新間寿会長、初代タイガーマスクの佐山サトル、藤原喜明、船木誠勝、ジャガー横田がリングに上がり、リング下にはこの日出場する選手ら関係者が集まった。

 最初にマイクを持った新間会長は「亡きアントニオ猪木、そして猪木寛至社長と長くお別れすることになりました。私どもにとってアントニオ猪木という人はリングの中では神でありました。この神に続いて、猪木寛至という人は力道山先生の思いを込めて、事業家として世の中、人のためにできることがあるならやりたいという、非常に事業的な野望を持った2人、アントニオ猪木と猪木寛至さんでございます。鳥は飛べども涙は流さず。我ら一堂は涙乾く暇なし。猪木さんという人は多くの人々に夢と希望を与え、そして多くの人に惜しまれつつこの世を去りました」などと故人をしのんだ。

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