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兼田将暉が斗麗に戦慄の1RKO勝ちで軍司泰斗、寺田匠との対戦をアピール「どっちともやりたい」【K-1】

2024.10.06 Vol.Web Original
「K-1 WORLD GP 2024」(10月5日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で行われたフェザー級戦で兼田将暉(RKS顕修塾)が斗麗(WIZARDキックボクシングジム)に戦慄の1RKO勝ちを収め、トップ戦線への復帰を果たした。
 
 兼田は「K-1甲子園2017」の-60kg級で優勝を果たし、プロデビュー後もACCEL、HEAT、RKSとさまざまな団体でベルトを獲得。2022年1月から再びK-1グループに参戦するとそこから5連勝。通算でもK-1グループでの戦績を6戦6勝とし、フェザー級王者だった軍司泰斗への挑戦を再三アピール。しかし勝ったほうが王座挑戦といった意味合いを持った戦いで寺田匠に判定負けを喫し、今回が再起戦だった。
 
 1R、ともにサウスポーの構え。斗麗が左カーフ、左ハイ。兼田もローを返す。パンチの打ち合い。斗麗の左ストレートが伸びる。斗麗が前に出てヒザを出そうとしたところに斗麗が左のショートフックをカウンターで打ち抜くと斗麗は前にばったりとダウン。何とか立ち上がろうとするも立ち上がることができず、兼田が戦慄のKO勝ちを収めた。

寺田匠が軍司泰斗に延長の末、判定勝ちで新王者に。「team VASILEUSが最強なんだと証明できたと思う」【K-1】

2024.09.30 Vol.Web Original
「K-1 WORLD MAX 2024」(9月29日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)で行われた「K-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチ」で王者・軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)が寺田匠(team VASILEUS)を相手に2度目の防衛戦に臨んだ。試合は延長にもつれ込む激戦となり、寺田が3-0の判定で勝利を収め、悲願のK-1王座獲得を成し遂げた。
 
 軍司は2021年12月に椿原龍矢を破り王座獲得。2022年に行われた「K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」では圧倒的な強さを見せて優勝。その後は海外の強豪相手に4連勝。今年3月に行われたRISEとの対抗戦ではRISEフェザー級王者の門口佳佑と対戦し、延長の末、判定勝ちを収めている。

石田龍大が橋本雷汰を破りフェザー級王座を獲得。「明日勝っても負けても戦いたい」と軍司泰斗戦をアピール【Krush】

2024.09.29 Vol. Web Original
「Krush.165」(9月28日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「第9代Krushフェザー級王座決定トーナメント」決勝戦で石田龍大(POWER OF DREAM)が橋本雷汰(ALONZA ABLAZE)を延長の末、2-1の判定で破り王座に就いた。
 
 今回のトーナメントは前王者の篠塚辰樹(MASTER BRIDGE / 剛毅會)の王座返上に伴い行われた。
 
 6月大会で準決勝2試合が行われ、石田は“狂拳”迅に1RでKO勝ち、橋本は優勝候補だった稲垣澪から2つのダウンを奪った上での判定勝ちで決勝に進出した。
 
 1R、ともにサウスポー。橋本のローにパンチを合わせに行く石田。橋本の右ミドルに石田は左ストレート。橋本は右ジャブからすぐに左ロー。石田は左カーフからパンチも橋本がカウンターを合わせる。前に出る石田に橋本が左ストレート。すぐに石田も左ストレートを返す。橋本のローに石田が左ストレート。前に出る石田に橋本が右フック。石田は飛び込んで右アッパー。橋本がワンツーを返す。

王者・門口佳佑「切り合いのようなヒリヒリする試合をしたい」と挑戦者・安本晴翔の土俵で戦っての勝利を誓う【RISE182】

2024.09.20 Vol.Web Original
 RISEが9月20日、「RISE182」(10月20日、東京・後楽園ホール)の会見を開き、8日に行われた「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」のリング上で発表されたRISEフェザー級(-57.5kg)タイトルマッチで対戦する王者・門口佳佑(EX ARES)と挑戦者の安本晴翔(橋本道場/同級2位)が出席した。門口はこれが2度目の防衛戦となる。
 
 安本は「RISEに参戦して2年で、ようやくタイトル戦に来れたのでこのチャンスを逃さず、門口選手にバチバチに向かっていきたい」、門口は「3月に負けてから、自分を、門口佳佑を見直して徹底的に自分のレベルを上げて作ってきた。それを見せるだけ」とそれぞれ語った。
 
 最近の互いの試合を見ての印象についての質問が飛ぶと、安本は「軍司選手と戦っているのを見た。どっちもすごい、心の攻防が印象的。両者強いなと思って見ていた」と3月のK-1の対抗戦での軍司泰斗戦についての感想を口にした。
 
 安本の直近の試合は「ONE Friday Fights 72」でのアキフ・グルザダ戦。判定負けを喫しているのだが門口は「全部は見ていなくて、ちらっとXとかで出ている動画を見たんですが。負けていましたよね。なんか僕とやる前はみんな負けがち。なんかぱっとしない」と呼びかけると安本は苦笑。門口は「それは結果だけですよ。でも安本選手のファイトスタイルは勝ち負け関係ない。もっと勝ちに徹すれば勝率はめちゃくちゃ高いと思う。そこを気にせず、1Rからガンガン行っているのは僕にはないものなので、そこで勝負したい」と続けた。

フェザー級世界トーナメントのメンバー発表。原口健飛とペットパノムルンが揃って「トリンダーデと1回戦」 白鳥大珠は日本人同士の決勝を希望【RISE】

2024.09.09 Vol.Web Original
 RISEが9月9日、都内で会見を開き、開催が発表されていたフェザー級の世界トーナメント「GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX」(12月21日、千葉・幕張メッセ イベントホール)の参戦選手を正式発表した。
 
 トーナメントにはRISEとGLORYが各4選手を選出。RISEからはRISE世界スーパーライト級王者のチャド・コリンズ(オーストラリア/Strikeforce)、ISKA世界ライトウェルター級王者の原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)、元RISEライト級王者で「RISE WORLD SERIES 2019 -61kgトーナメント」王者である白鳥大珠(TEAM TEPPEN)、RISEミドル級とライト級の元王者であるイ・ソンヒョン(韓国/RAON)の4選手が出場。
 
 GLORYからはGLORY世界フェザー級王者のペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/Kiatmoo9)、WAKOヨーロッパ スーパーライト級、ISKAヨーロッパ スーパーライト級、MFC-65kg級のタイトル歴を持つミゲール・トリンダーデ(ポルトガル/Mamba Fight Club)、GLORYの上位ランカーであるエイブラハム・ヴィダレス(メキシコ/Living legacy)とベルジャン・ペポシ(アルバニア)の4選手が出場する。
 
 ペットパノムルンは前RISE世界スーパーライト級王者でもあり、原口とは3回戦い3連勝している。トリンダーデは今年3月の「RISE ELDORADO 2024」でコリンズに1RでKO勝ちを収めている。ヴィダレスは昨年12月の「RISE WORLD SERIES 2023 Final Round」で原口と対戦し、KO負けを喫した。ペポシは今回がRISE初参戦。昨年12月のGLORYでトリンダーデに勝利を収めている。

フェザー級王者・軍司泰斗に寺田匠が挑戦。ライト級王者・与座優貴は元ONE王者ペッダムと対戦【K-1】

2024.08.09 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX 2024」(9月29日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)の追加カード発表会見が8月9日、都内で行われた。

 王者・軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)に寺田匠(team VASILEUS)が挑戦する「K-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチ」が行われることが発表された。

 軍司は今年3月の「K-1 WORLD MAX」でRISEフェザー級王者の門口佳佑に延長にもつれ込む激戦の末、判定で勝利を収めて以来の試合となる。今回は2度目の防衛戦。

 寺田は「格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR」にTEAM武尊の一員として出場。それを機に九州から上京し、2020年4月のKHAOSからK-1グループに参戦。6連勝。昨年9月には元Krushフェザー級王者・新美貴士と対戦し、初黒星。しかし11月にはイタリア・トリノで開催された「OKTAGON Torino」に参戦し、ミルコ・フルメリ(イタリア)を破りISKA世界スーパーフェザー級(オリエンタルルール)王座を獲得した。今年2月にはRIZINにも参戦し、KO勝ち。前戦となった7月の「K-1 WORLD MAX 2024」では次期挑戦者の最有力候補だった兼田将暉を判定で破り、試合後のマイクで軍司への挑戦をアピール。軍司も受諾していた。

久保優太と対戦の斎藤裕「ノーダメージで勝ちたい。これ以上打たれたくないんで(笑)」【超RIZIN.3】

2024.07.24 Vol.Web Original

 好カードが並ぶ「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の中でも「元RIZIN王者vs元K-1王者」という異種格闘技戦の香りが漂う興味深いカードとなっているのが斎藤裕(パラエストラ小岩)vs 久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)の一戦。

 試合を1週間後に控えた20日に斎藤に話を聞いた。

斎藤裕と対戦の久保優太「K-1王者が果たしてMMA王者に通用するのか? 自分自身も楽しみ」【超RIZIN.3】

2024.07.24 Vol.Web Original

 好カードが並ぶ「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の中でも「元RIZIN王者vs元K-1王者」という異種格闘技戦の香りが漂う興味深いカードとなっているのが斎藤裕(パラエストラ小岩)vs 久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)の一戦。

 試合を1週間後に控えた20日に久保に話を聞いた。

寺田匠が兼田将暉を破り軍司泰斗へ挑戦アピール。軍司も受諾し9月大会でタイトル戦も【K-1】

2024.07.07 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で行われたフェザー級の一戦で、同級王者の軍司泰斗への挑戦をアピールしている兼田将暉(RKS顕修塾)と寺田匠(team VASILEUS)が対戦した。試合は一進一退の攻防を制した寺田が2-0の判定勝ちで勝利を収め、リングサイドの軍司に挑戦をアピール。軍司も受諾し、9月大会でのタイトル戦が濃厚となった。

 試合は リングサイドで軍司が試合を見守る中、ゴング。

 1R、サウスポーの兼田とオーソドックスの寺田。ロー、左カーフを飛ばす寺田。兼田は右ジャブからワンツー。寺田のローに左フックを合わせる兼田。圧をかける兼田に寺田は左カーフ。兼田は圧をかけて右ジャブから左ストレート。兼田が前蹴りもそこに寺田が左ロー。寺田の右ハイは兼田がスウェー。寺田は前蹴りと左ロー。兼田はワンツー。寺田の右インローにカウンターで左ストレートの兼田。寺田は右ミドル。

前王者・梅井泰成が約2年3カ月ぶりの勝利。「もう1回、門口チャンピオンに挑戦できるところまで駆け上がる」と宣言【RISE179】

2024.07.01 Vol.Web Original

「RISE179」(6月30日、東京・後楽園ホール)で前RISEフェザー級王者で現在、同級3位の梅井泰成(Mouton)が同5位の翔(REVOLT)に判定勝ちを収め、復活の狼煙を上げた。

 梅井は2022年3月に行われた王座決定戦で平野凌我を破り王座を獲得するも、8月に行われた初防衛戦で門口佳佑(EX ARES)に敗れ、王座から陥落。その後、魁斗と安本晴翔に判定負け。その間にはウォームとのノーコンテストの試合もあり、現在3連敗中。実に約2年3カ月、勝ちがない状況となっていた。

 1R、サウスポーの梅井とオーソドックスの翔。梅井は左ボディーストレート、左ハイ。翔の右ハイは見切る。梅井は右ロー。前に出る翔に回って左ボディーストレートの梅井。翔が詰めるが足を使ってかわし、左フックからヒザ。梅井は関節蹴りから左ストレート。梅井は左インロー、奥足へのロー。翔が前に出るところにカウンターで左ストレート。

石田龍大は“狂拳”迅に1RKO勝ち、橋本雷汰は優勝候補の稲垣澪から2つのダウンを奪い「フェザー級王座決定トーナメント」決勝進出【Krush】

2024.06.24 Vol.Web Original

「Krush.162」(6月23日、東京・後楽園ホール)で「第9代Krushフェザー級王座決定トーナメント」の準決勝2試合が行われ石田龍大(POWER OF DREAM)と橋本雷汰(ALONZA ABLAZE)が勝ち上がり、9月28日の「Krush.165」で王座をかけて対戦することとなった。

 今回のトーナメントは前王者の篠塚辰樹(MASTER BRIDGE / 剛毅會)が3月26日付でK-1との契約を終了し、それに伴い王座を返上したことに伴い、開催されるもの。

 準決勝第1試合で石田は“狂拳”迅(WIZARDキックボクシングジム)と対戦した。

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