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伊藤麻希が「東京プリンセスカップ」を初制覇。10・9大田区で山下実優のプリプリ王座に挑戦へ【東京女子プロレス】

2021.08.15 Vol.Web Original

伊藤デラックスで中島を破る

 東京女子プロレスが8月15日、東京・後楽園ホール大会を開催。同団体の最強女王を決めるトーナメント「第8回東京プリンセスカップ」決勝戦で伊藤麻希が中島翔子を破り、涙の初制覇を飾った。伊藤は東京女子プロレス年間最大の祭典「WRESTLE PRINCESS Ⅱ」(10月9日、東京・大田区総合体育館)で、プリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優に挑戦することが決まった。

 1回戦シードだった伊藤は、2回戦でらく、準々決勝で鈴芽、準決勝で2連覇中だった瑞希を下して、決勝にコマを進めたが、鈴芽戦で顔面を骨折。ケガは完治しておらず、この日も強行出場となった。対する中島は14年、15年(優勝)、16年、20年に続く5度目の決勝進出で、6年ぶりの優勝を期していた。

 序盤はスタンド、グラウンドでのレスリングの攻防でスタートするも、伊藤はエプロンでDDTを見舞うと、場外でボディースラム、そしてフェンスに投げつける。リングに戻った中島はトペを皮切りに、619、串刺し式ドロップキック、顔面攻撃などで猛反撃。その後は一進一退の展開となり、20分過ぎ、伊藤のフライング・ビッグヘッドを自爆させた中島はダブルアーム式DDT、ノーザンライト・スープレックスを繰り出すもカウントは2。伊藤は逆さ押さえ込みの体勢から伊藤パニッシュへと切り替えるも、中島はエスケープ。中島がウラカンラナから619にいこうとすると、ここで捕獲した伊藤が伊藤デラックスで絞り上げると、たまらず中島がタップして勝負が決した。

「東京プリンセスカップ」決勝は中島翔子vs伊藤麻希【東京女子プロレス】

2021.08.15 Vol.Web Original

伊藤が瑞希の3連覇を阻止

 東京女子プロレスが8月14日、東京・後楽園ホール大会を開催し「第8回東京プリンセスカップ」の準決勝2試合を行った。

 メインでは伊藤麻希が3連覇を狙った瑞希を破って、15日(同所)の決勝戦にコマを進めた。

 7月31日の準々決勝(東京・新宿FACE)での鈴芽戦で顔面を骨折しながらも、この日、強行出場した伊藤は果敢にヘッドバット、スイングDDT、エプロンでのDDTなどを繰り出した。瑞希もフットスタンプ、雪崩式キューティースペシャルなどで応戦。15分過ぎには強烈なエルボーの打ち合いになったが、伊藤がヘッドバットから伊藤デラックスで絞め上げて、瑞希からギブアップを奪った。

 試合後、瑞希とガッチリ握手を交わした伊藤は「瑞希! オマエのお陰で強くなれたから。オマエのお陰でここまで来られたから。ありがとうな」とマイク。続けて、「顔面骨折して、それで明日優勝したらこんなにかっこいいことはないよな。絶対やるよ。あまりハッピーエンドとか信じてなくて。でも伊藤がその証拠になればいいか。明日、伊藤が優勝してハッピーエンドがこの世界に存在するってことを証明してやるよ!」と優勝宣言。

顔面骨折の伊藤麻希が「東京プリンセスカップ」優勝を宣言【東京女子プロレス】

2021.08.02 Vol.Web Original

「このくらいハンデがあったほうが燃える」

 東京女子プロレスが8月2日、東京・千代田区の神田明神内で「第8回東京プリンセスカップ」準決勝(8月14日、東京・後楽園ホール)に向けて記者会見を開き、顔面を亀裂骨折した手負いの伊藤麻希が優勝を宣言した。

 同会見では、まず準決勝の組み合わせ抽選が行われ、対戦カードが伊藤vs瑞希、中島翔子vs渡辺未詩に決定。決勝戦は同15日の後楽園大会で争われる。

 7月31日、東京・新宿FACEでの準々決勝で、伊藤は鈴芽の場外へのダイビング・ボディーアタックを食った際に左目下を負傷。試合後、病院で検査を受けたところ、左頬(きょう)骨不全骨折で全治2週間~1カ月と判明。これにより、8月7日の愛知・日本ガイシスポーツプラザ第3競技場(名古屋市)は大事を取って欠場するが、準決勝戦には強行出場する。

 伊藤は「(名古屋を)欠場するからには、絶対治す。初めて骨折を味わったんですけど、逆に燃えるというか。このくらいハンデがあったほうが燃えるんです。これを乗り越えた後にまた伊藤は強くなれるんですよ。それを考えると興奮するし。しかも、その相手が瑞希ということで。このちょっと不利な状況でも伊藤は必ず勝ちますよ。このトーナメント、勝った先に誰がきても大丈夫。絶対に優勝します。一種のギャンブルだと思って。伊藤は治ると思うから。この夏はこのギャンブルを楽しんで、優勝したいと思います」とキッパリ。

瑞希がプリプリ王者・山下実優を倒し「東京プリンセスカップ」3連覇を宣言【東京女子プロレス】

2021.08.01 Vol.Web Original

「今回は私のほうがトーナメントにかける思いが強かった!」

 東京女子プロレスが7月31日、東京・新宿FACEで最強女王決定トーナメント「第8回東京プリンセスカップ」準々決勝を行い、昨年、一昨年と2連覇中の瑞希がプリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優を破り、3連覇を宣言した。

 序盤から山下が得意のキックで攻め立てれば、瑞希はドロップキック、フェースロックで応戦。10分過ぎ、山下がジャーマン、アティテュード・アジャストメントとたたみかけるもカウントは2。Skull kickをかわした瑞希はジャックナイフで丸め込むもフォールは奪えず。さらに、瑞希はその場跳びフットスタンプ、投げ捨てキューティースペシャル、ダイビング・フットスタンプを繰り出した。最後はキューティースペシャルで投げて難攻不落の山下から3カウントを奪取し、ベスト4進出(8月14日、東京・後楽園ホールで準決勝)を決めた。

 瑞希は「化け物に勝ったぞ! みぃちゃん(山下)は瑞希に持っていないものをたくさん持っていて、うらやましいなと思うこともたくさんあるけど。瑞希が持っているものは、みぃちゃんが持ってないから、もう別にいいと思いました。今日戦ってくれてありがとう。みぃちゃんの分まで優勝目指して頑張るね」とマイク。続けて「去年のプリンセスカップは準決勝、決勝と新宿FACEでした。今回は後楽園で、しかも2DAYSでやることができて、東京女子が大きくなっているなっていうのはすごく感じます。瑞希がその波を引っ張っていくので、皆さん振り落とされないように付いてきてください!」とアピールし、大会を締めくくった。

坂崎、中島、瑞希が3WAYマッチ。勝者は6・6さいたまでプリプリ王座に挑戦【5・4東京女子プロレス】

2021.04.27 Vol.Web Original

5・4後楽園の辰巳リカvs山下実優の勝者に挑戦

 東京女子プロレスが4月26日、埼玉県川口市内で記者会見を開き、無観客配信大会となった5・4後楽園ホール大会の全対戦カードを発表した。追加カードとして発表されたプリンセス・オブ・プリンセス王座次期挑戦者決定3WAYマッチに関して、この一戦に出場する坂崎ユカ、中島翔子、瑞希が出席して意気込みを述べた。

 会見の冒頭、甲田哲也代表が6・6さいたまスーパーアリーナさいたまスーパーアリーナ「CyberFight Festival 2021」で組まれているプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合は、5・4後楽園ホール大会で行われる辰巳リカvs山下実優の勝者に、この3WAYマッチの勝者が挑戦するとアナウンス。「GHCヘビー級、KO-D無差別級と並んで行われる東京女子プロレスにとって大変大事な試合であり“これが東京女子プロレスだ”という試合を見せなければならない。辰巳リカと山下実優の勝者に挑戦できるのはこの3人しかいない」(甲田代表)と説明した。

 3WAYマッチに出場する3選手は「3つタイトルマッチがあるということで、同じグループではあるけど、東京女子も男子に負けてない試合をしているので、そこで一番印象に残る試合をする戦いになってくる。この3WAYを勝ち上がって、どちらが来るか分からないけど、東京女子でも一番大きい大会でベルトを獲りたい」(坂崎)、「さいたまスーパーアリーナでスーパー女子プロ大戦というカードを組んでもらったことがあって、そのときは6人タッグで山下と私は大舞台を踏ませてもらっているけど、正直、今の私からしたらそこに立っているのはヘタくそなクソガキ。今のまま戻りたいとメチャクチャ思っていて、今が一番動けるし、今の自分の力が好き。だから今のまま大舞台を踏んでタイトルマッチができたら、過去の自分より何倍もすごいことができる。この3人で試合をするのも楽しみだし、勝ってどっちかとタイトルマッチができるなんてビッグチャンスなので頑張ります」(中島)、「東京女子の試合を見せられるメンバーに選んでくれたことがうれしいし、東京女子所属になって、東京女子のことが大好きだし“これが東京女子だ”と思ってもらえるような試合をずっとしていきたいと思っているので、3WAYでユカさん、翔子さんと戦うことも楽しみ半分、う~んと思うところもあるけど、ここはしっかり勝って、さいたまスーパーアリーナの大きなステージに立ったことがないので、そこに立って渦飴を決めて、最後勝てるように。まずはこの3WAYを勝ちたいと思います」(瑞希)とそれぞれ語った。

ハイパーミサヲが“敗者改名マッチ”で敗れた中島翔子に「シン・ウルトラショヲコ」と命名【東京女子プロレス】

2021.01.06 Vol.Web Original

ミサヲ「武士の情けでこの素晴らしいリングネームにしました」

 東京女子プロレスが1月6日、東京・新宿区のサイバーファイト事務所で記者会見を開き、4日の後楽園ホール大会(イッテンヨン)で“敗者改名マッチ”で対戦した中島翔子とハイパーミサヲが出席した。

 2人は2020年のイッテンヨンで対戦し、中島が勝利。敗れたミサヲは、1カ月限定で「ダレダソレ明美」としてファイトする屈辱を味わった。リベンジを期したミサヲは、今年のイッテンヨンでの再戦でも敗者が改名する「新春! 紅白ロープマッチ~リネーム・イン・ザ・カプセルトイ~」で激突。ミサヲが勝利し、1年越しの雪辱を果たし、中島は1カ月間限定で改名せざるを得ない事態に直面していた。

 この日、ミサヲは中島に「シン・ウルトラショヲコ」と命名。「私は改名の喜びと悲しみのどっちも知っていると言ったんですけど、イッテンヨンで負けて改名することになる悲しみ、苦しみを存分に味わったんじゃないかと思いまして。これからは改名する喜びも知ってほしいと思い、この名前にしました。中島さんにとってウルトラっていう響きは好きなんじゃないかと思いまして、武士の情けでこの素晴らしいリングネームにしました」と説明した。

美人グラドルレスラー上福ゆきがシングル王座初戴冠【東京女子プロレス】

2020.11.08 Vol.Web Original

空位のインターナショナル・プリンセス王座決定トーナメント制す

 東京女子プロレスの団体史上最大規模のビッグマッチ「WRESTLE PRINCESS」(11月7日、東京・TOKYO DOME CITY HALL)で、2013年の「東洋大学ミスコンテスト」準グランプリで、グラドルとしても活動する美人レスラー上福ゆきが、インターナショナル・プリンセス王座決定トーナメント(8選手参加)を制し、シングル王座を初めて戴冠した。

 10月17日、東京・新木場1stRINGでの1回戦で鈴芽を破った上福は、TDCホール大会での準決勝に進出し、実力者で優勝候補の筆頭と目されていた中島翔子と対戦。中島の投げ捨てノーザンライト・スープレックス、ウラカンラナなどをしのいだ上福はフェイマサー2連発で仕留めて、殊勲の勝利を飾った。

瑞希が「東京プリンセスカップ」史上初の2連覇を達成【東京女子プロレス】

2020.08.30 Vol.Web Original

11・7TDCHで坂崎ユカが持つプリプリ王座へ挑戦

 東京女子プロレスの最強を決めるトーナメント「第7回東京プリンセスカップ」の準決勝、決勝が29日、東京・新宿FACEで行われ、前年度覇者の瑞希が史上初の2連覇を成し遂げた。

 瑞希は11月7日にTDCH(東京ドームシティホール)で開催される同団体史上最大規模のビッグマッチで、坂崎ユカが保持する、プリンセス・オブ・プリンセス王座に挑戦することが決まった。

 準決勝で瑞希は、かつて「伊藤リスペクト軍団」で、同じユニットとして活動していた伊藤麻希と対戦。伊藤の場外でのボディースラム、抱え込み式逆エビ固めなどで苦しめられながらも、キューティースペシャルでフォールを奪い勝ち上がった。準決勝のもう一つのブロックでは、中島翔子が山下実優のキック攻撃を耐えしのぎ、首固めで丸め込んで勝利した。

東京女子プロレス「東京プリンセスカップ」準決勝&決勝が8・29新宿FACEで開催

2020.08.27 Vol.Web Original

“強さ”だけではなく“美”の競演にも注目の“文化系女子プロレス”

 東京女子プロレスの最強を決めるトーナメント「東京プリンセスカップ」の準決勝、決勝が29日の東京・新宿FACE大会で行われる。

 同団体は12年にDDTプロレスリングの傘下団体として設立され、プレイベントを経て、13年12月1日に“文化系女子プロレス”を掲げて、東京・北沢タウンホールで旗揚げ。団体内には、アイドル兼女子プロレスラーグループ「アップアップガールズ(プロレス)」(渡辺未詩=わたなべ・みう、らく、乃蒼ヒカリ=のあ・ひかり)のほか、九州発のアイドルグループ「LinQ」の元メンバー・伊藤麻希や、グラビアアイドルの上福ゆき、うなぎひまわりが在籍。舞台女優でもある万喜なつみ、タレントとしても活動する白川未奈もレギュラー参戦しており“強さ”だけではなく“美”の競演も見どころになっている。

東京女子プロレスが「OPENREC.tv」でプロレス界史上初のPPVマッチ

2020.06.01 Vol.Web Original

ユーザーから有料機能に15万5040のエール

 東京女子プロレスが5月31日、プロレス界では初となる動画配信プラットフォーム「OPENREC.tv」(CyberZ社提供)を使用したオンライン興行「TJPW PPV SHOW~全力エール~」(無観客試合)を開催した。

 エールには同TVで動画配信を視聴しているユーザーが、配信者を応援できる有料機能がついており、この日のメインイベント終了後時点では15万5040のエールが送られた。

 同大会は「アップアップガールズ(プロレス)」のオープニングACTでスタートし、全7試合が行われた。メインではプリンセス・オブ・プリンセス王者の坂崎ユカ(年齢非公表)が、瑞希(25)との“マジラビ”で登場し、中島翔子(28)、鈴芽(21)組と対戦した。

 デビューして、まだ9カ月ながら、大抜擢された鈴芽は、キャリア、実績ではるかに及ばない“マジラビ”の厳しい攻めを受けたが、チョップやダイビングボディーアタックなどを繰り出して必死の反撃を試みた。鈴芽は首固め、スクールボーイで坂崎を丸め込んで、あと一歩のところまで追い詰めたが、3カウント奪取はならず。坂崎の強烈なエルボーでダメージを負った鈴芽は、魔法少女スプラッシュを食ってごう沈。奮闘したものの、プリプリ王者の壁は厚く、金星ゲットはならなかった。

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