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坂口健太郎、父親役俳優から「汗がしょっぱい」と暴露され「そりゃそうですよ(笑)」

2025.10.16 Vol.web original

 

 映画『盤上の向日葵』(10月31日公開)のジャパンプレミアが16日、都内にて行われ、俳優の坂口健太郎、渡辺謙らキャスト陣と熊澤尚人監督が登壇。坂口が父親役俳優に撮影中のハプニングを謝罪した。

 柚月裕子による同名小説を映画化。天才棋士が容疑者となった殺人事件に隠された衝撃の真実を描くヒューマンミステリー。

 主人公の天才棋士・上条桂介を演じた坂口。“こんな坂口健太郎はこれまで見たことがない”という評価に「壮絶な生い立ちで、悲しいことや辛いことが降りかかってくる、多くのことに巻き込まれていく人間なので、役として生きている間はその瞬間を生きることを大事に演じていました」。

 中でも父親とのシーンがきつかったと振り返った坂口に、その父親・庸一を演じた音尾琢真が「坂口くんは普段すごく優しい方で。(ぶつかり合うシーンの後に)大丈夫ですか、ケガしてませんかと気遣ってくれて。大好きになっちゃった」。

 一方、坂口は父子の対峙シーンを振り返り「僕が上になってるんですけど、あまりにも暑くて汗がダクダクで、音尾さんにかかっちゃうんです。でも手を首にかけてるので拭くこともできなくて。お芝居としてやりづらいだろうな、と…。すみません」と汗がかかってしまったことを謝罪。

 すると音尾が「しっかり言っておきたいんですけど…坂口くんの汗はしょっぱいです!」と明かし、坂口は「そりゃそうですよ(笑)」。劇中とは一転、コミカルなやり取りに会場も大笑い。すかさず渡辺が「(真剣な場面なのに)そのシーンを見て笑われたら困るじゃん」とツッコみ、さらに笑いをさそっていた。

 この日の登壇者は坂口健太郎、渡辺謙、佐々木蔵之介、土屋太鳳、高杉真宙、音尾琢真、小日向文世、熊澤尚人監督。

渡辺謙「嫌なヤツかなオレ(笑)」家族思いの小日向文世に「好感度上げちゃって…」

2025.10.16 Vol.web original

 

 映画『盤上の向日葵』(10月31日公開)のジャパンプレミアが16日、都内にて行われ、俳優の坂口健太郎、渡辺謙らキャスト陣と熊澤尚人監督が登壇。「嫌な奴」という役どころに渡辺が「楽しかった」と笑顔を見せた。

 柚月裕子による同名小説を映画化。天才棋士が容疑者となった殺人事件に隠された衝撃の真実を描くヒューマンミステリー。

 腕は一流だが“人間として最低”な賭け将棋の真剣師・東明重慶を演じた渡辺。

 渡辺は「一貫性のないことこの上ない。出てくるシーンごとに言っていることが違う人物。信用しなくていいです。(映画で)2番目くらいに嫌なヤツ」と言いつつ「けっこう楽しかった。嫌なヤツかな、オレ(笑)」。

 東明と運命を交える主人公の天才棋士・上条桂介を演じた坂口。初共演した印象を聞かれると、渡辺は「わりと似ている部分がある。オープンマインドで現場やスタッフが好き。僕も一緒に現場に行きたくなる。そういう稀有な感覚を持った俳優さん」。

 坂口も「これはものすごくうれしいです」と大感激し「現場で、とても軽やかな方なんだなと。それまでやっぱり“ケン・ワタナベだ!”という認識がありましたから」と渡辺の存在感を熱く語ると、渡辺は「かといって映画のような人物ではないので」と念押し。

 この日は、物語にちなみ「一生手放せないもの」を一同が回答。渡辺は「阪神タイガース」と答え「今日も6時から試合をやっているんで…早く終わらないかな、と」と笑いを誘っていたが、小日向文世が「家族。大好きなので。終わったらまっすぐ家族のもとに帰りたい」と回答すると「嫌な感じ! 好感度上げちゃって…」と茶化し、会場の笑いを誘っていた。

 この日の登壇者は坂口健太郎、渡辺謙、佐々木蔵之介、土屋太鳳、高杉真宙、音尾琢真、小日向文世、熊澤尚人監督。

 

土屋太鳳「渡辺謙さんの『ラスト サムライ』で“Perfect”を覚えました」

2025.10.16 Vol.web original

 

 映画『盤上の向日葵』(10月31日公開)のジャパンプレミアが16日、都内にて行われ、俳優の坂口健太郎、渡辺謙らキャスト陣と熊澤尚人監督が登壇。土屋太鳳が渡辺の代表作の1つ『ラスト サムライ』への思い入れを明かした。

 柚月裕子による同名小説を映画化。天才棋士が容疑者となった殺人事件に隠された衝撃の真実を描くヒューマンミステリー。

 坂口が演じる主人公の元婚約者という、映画オリジナルの役どころを演じた土屋は「原作に無い役はすごく難しかったです」と振り返りつつ「いつもスタッフさんと元気にお話されていて。座長さんが元気でいてくださるって、すごく頼もしいな、と」と坂口の座長ぶりを絶賛。すると渡辺が「大したことしゃべってないよ」とイジり、坂口も「スタッフさんからツッコまれたりしてました(笑)」と照れ笑い。

 この日は、物語にちなみ「生涯、手放すことができないもの」を一同がフリップで回答。土屋は「姉と弟」と答え姉弟との仲良しぶりを語っていたが、渡辺に「姉弟でエンドレスに『ラスト サムライ』を一緒に見ているんです。謙さんの“Perfect”というセリフが初めて覚えた英語です」と特別な作品となっていることを明かしていた。

 この日の登壇者は坂口健太郎、渡辺謙、佐々木蔵之介、土屋太鳳、高杉真宙、音尾琢真、小日向文世、熊澤尚人監督。

坂口健太郎「本当の自分を見てほしいというエゴが出た」今は「歳を重ねてどんどん楽に」

2024.09.03 Vol.web original

 

 俳優の坂口健太郎が3日、都内にて行われた信金中央金庫の新Webムービー発表会に登壇。今年7月に33歳を迎えた坂口が俳優としての悩みを抱えていた時期を振り返った。

 信金中央金庫がイメージキャラクターの坂口健太郎を主演に迎えたドラマ仕立てのWebムービー。

 Webムービーでは信金中央金庫を訪れる経営者たちの悩みに応えるSHINKIN Biz Roomの支配人を演じた坂口。信金中央金庫の柴田弘之理事長から“支配人証書”も授与され「身が引き締まる思いです」。

「今回はドラマ仕立てなので演じがいがありました」と坂口。「登場する企業や相談者は架空の存在なんですが実際にある悩みだったりするので、僕が支配人役として代弁して解決していくところは、普段の仕事にも通じるところを感じましたし、勉強にもなりました」と言い「まだ新米支配人なんですけど(笑)」と照れ笑い。

 そんな坂口自身の悩みはと聞かれると「自分自身が悩みだった時期がありました。俳優やモデルとして出させていただくなかで、僕以外の“坂口健太郎”が大きくなっていってるなと感じるようになって、本当の自分を見てほしいというエゴのようなものが出た時期があったんです」と明かし「ただでさえ登り坂なのにリュックに必要のない石を詰め込んでいたような。それを手放せるようになって少し軽やかになりました」。

 今年の7月に33歳を迎え俳優デビューから約10年。「最近、現場に若いスタッフが増えたなって思うことが…」と苦笑しつつ「歳を重ねてどんどん楽になっていますね。一時期、俳優は孤独な仕事だと思っていた時期もありましたけど、誰かを必要とするって大事なことだと思えるようになりました」と笑顔を見せていた。

 信金中央金庫新WEBムービー「〜 SHINKIN Biz Room 〜」は3日から公式YouTubeなどで公開。

岡田准一、格闘未経験の元宝塚女優を1年半で鍛え上げる「急に“岡田と戦え”って…無茶ぶりだと思う」

2022.09.22 Vol.web original

 

 公開中の映画『ヘルドッグス』の舞台挨拶が22日、都内にて行われ、岡田准一、坂口健太郎と原田眞人監督が登壇。岡田が共演・中島亜梨沙へのアクション指導を振り返った。

 深町秋生による人気小説『ヘルドッグス 地獄の犬たち』を原田眞人監督が『関ヶ原』『燃えよ剣』に続いて三度目のタッグとなる岡田准一を主演に迎えて映画化したバイオレンスアクション大作。

 鑑賞した人から熱い感想が続々と寄せられているという本作。主演・岡田が「普段全然、映画のことを言ってこない友達から“今、岡田さん、犬の映画やってるらしいですね”と。“ちょっと怖い犬の映画です”と言っておいたけど間違えたかな(笑)」。

 岡田が演じる潜入捜査官・兼高、坂口が演じる“サイコボーイ”室岡、そしてMIYAVIが演じる新時代のカリスマヤクザ・十朱の3人が、視線で語る演技に圧倒されたという感想に、坂口が「いろんな目のやり取りがあったので、そこに気づいてくれたのはうれしい」と笑顔を見せると、岡田は「僕はいろんな人から熱い目をされる役で、坂口くんも僕を熱い目で見てくれるしMIYAVIさんも見てくれるし(笑)」。

 その一方で、兼高と室岡が“相性98%”という設定に、坂口が「今回、岡田さんと番宣していて何度も相性診断したんですけど、けっこう低いんですよね」と首を傾げ、岡田も「実際は(相性)25%くらい」と、2人して苦笑する一幕も。

 原口監督は「目力のある役者さんばかり。キャッキャ楽しみながら撮っていました。ああ、いい目をしているなと」と、目で語る男たちの熱の入った演技を絶賛した。

 この日は、会場の観客からも質問を受け付け。「印象的な女性キャラも多かったですが、岡田さん、坂口さんのお気に入りの女性キャラは?」という質問に、岡田は、大竹しのぶが演じた情報伝達係の典子と、元宝塚女優の中島亜梨沙が演じた女殺し屋ルカを上げ「中島さんは、監督から“彼女は芝居がいいからコロナで延期した1年半の間に鍛えておいて”と言われて。急に僕と戦うとなったら…。彼女も怖かったですと言ってたけど乗り越えてくれた。終わった後、彼女、立てなくて。現場で拍手が起きました」と満身創痍になりながらも岡田相手のアクションシーンを演じきった中島をたたえつつ「戦ったことないです、というところから急に岡田と戦うという、すごいプレッシャーがあったみたいで。監督の無茶ぶりだと思うんですよね」とチクリ。

 原田監督は苦笑しつつ「一応聞いたんですよね、岡田くんと戦う?って。戦います、と言うので」と弁明し笑いをさそっていた。

『ヘルドッグス』は公開中。

岡田准一“覇気”ではんにゃ金田を吹き飛ばす「目が合った瞬間5メートル吹っ飛んだ」

2022.09.13 Vol.web original

 

 映画『ヘルドックス』公開直前イベントが13日、都内にて行われ、キャストの岡田准一、坂口健太郎、MIYAVI、金田哲(はんにゃ)、吉原光夫が登壇。コワモテ役の豪華俳優陣が爆笑トークを繰り広げた。

 深町秋生による人気小説『ヘルドッグス 地獄の犬たち』を原田眞人監督が『関ヶ原』『燃えよ剣』に続いて三度目のタッグとなる岡田准一を主演に迎えて映画化したバイオレンスアクション大作。

 本作でも自らアクションの振り付けを行った主演・岡田准一。「オープニングから雰囲気を出すためにタンクトップで森を歩くという…(笑)」とタフな男たちが生きる世界観を語りつつ、とあるアクションについて「本物の養鶏場で撮っていたんですが、地面にたくさんウンチがあったんですよね。自分で(相手を)しめて転がるという振り付けをして。しかもタンクトップということも忘れて。初めて自分でつけた振り付けを変えようかなと思いました(笑)」と苦笑しながら、覚悟を決めて臨んだという格闘シーンを振り返った。

 そんな岡田に対抗心をむき出しにするインテリヤクザを演じた金田は「役に入っているときの岡田さん超怖いんですよ。普通の人だったら目が合っただけで気を失ってしまう」と力説。

 すると岡田は「乗り込んでいくシーンで、僕が触っていないのに金田さんが飛んで行った」と言い、金田も「岡田さんの目がカッと開いた瞬間、僕は5メートルくらい飛んでいました。岡田さんの“覇気”で、気づいたら午前中が終わってた」。

「(覇気が)たぶん出ちゃったんですかね。誰にも触ってないんですよ」と首をかしげる岡田に、金田は「本当に飛んでったのを皆見てますから。音響さんも岡田さんの覇気で気を失ったとか…」と言い会場の笑いをさそった。

 さらに、一番のお気に入りキャラを聞かれた金田は、岡田が演じた兼高をあげ「敵対する役だから分かるんです。日に日に色気が増していって。目が合うたびにキュンてするんです」。岡田が「金田さんは撮られていないところでもちゃんと芝居をされている。だからめっちゃオレのこと見てるんです」と金田が役になり切っていたことを明かすと、金田も「役でもそうですけど、裏でも岡田さんのころをずっと見ていました。オスとしてかっこいいなと」と熱視線。

 岡田が「オレがちょっと見返すと、ポッと照れた顔をするんですよ(笑)」と苦笑すると、金田は「それくらい好きなんです。目が合った日はぐっすり眠れました」と目を輝かせ、一同の笑いをさそっていた。

 映画『ヘルドックス』は9月16日より公開。

MIYAVI 撮影現場で和気あいあいの岡田准一と坂口健太郎を「いいなぁと思っていたら筋トレ指導だった」

2022.08.16 Vol.web original

 映画『ヘルドッグス』ジャパンプレミアが16日、都内にて行われ、主演・岡田准一ら豪華キャストと原田眞人監督が登壇。岡田の“筋トレ愛”を共演陣が振り返った。

 深町秋生による人気小説『ヘルドッグス 地獄の犬たち』の映画化。その獰猛さゆえに警察に目をつけられ、裏組織に潜入することになった主人公のミッションを描く。

 白いリムジンからレッドカーペットに降り立ち、盛大な拍手で迎えられた豪華キャストたちと原田監督。主演・岡田准一は「映画はとても挑戦的で挑発的。好き嫌いが分かれる映画になっていると思います」と手ごたえをにじませ「監督はわざと好き嫌い別れる映画を作ってると思う(笑)」。

 坂口健太郎は「すさまじい映画ができた」、松岡茉優は「この作品、1秒も休ませてくれないです」、MIYAVIは「世界に届けられる作品」、北村一輝は「想像を絶するほど熱くて僕の顔より濃い映画」、大竹しのぶは「台本を頂いたときから怖かったんですけど映像を見たらもっと怖くて」と、キャスト自身も作品の出来栄えに太鼓判。

 岡田は異色のダークヒーロー役に「フィルムノワールのセクシーさ、いわゆるヤクザ映画とはちがうヤクザ映画をセクシーにとりあげるというものだったので、セクシーさとは何だろうと考えていました」と振り返り、バディ役の坂口の印象を聞かれると「素敵でしたね。芝居には感情を込めても、アクションは冷静さが必要。坂口くんはとてもバランスがいい」と絶賛。

 坂口は照れつつ「僕が他の人と戦うアクションのシーンでも、岡田さんが監督と一緒にモニターを見守っていてくれて、カットがかかった間に、ここはこうするともう少しキャラが出るよ、というようなことを教えてくださった。心強い先輩でいてくださった」と岡田に感謝した。

菅野美穂と坂口健太郎がノンアルビールで乾杯!「いろんな場所で楽しんで」

2022.04.14 Vol.Web Original

 

 菅野美穂と坂口健太郎が14日、都内で行われたノンアルコール・ビールテイスト飲料「キリン グリーンズフリー」の発表会に登壇した。菅野と坂口が出席したのは、リニューアルし新発売される同商品の新CMに出演しているため。撮影は別々で共演はなかったといい、登場するなり、「よろしくお願いします」と2人で頭を下げあった。

 CM撮影で一足早く「キリン グリーンズフリー」を飲んでいる2人。「さわやかという表現がぴったり。今までのノンアルコールビールにはないおいしさで、驚きました」と菅野。坂口も「おいしかったです。ノンアルコールビールって、自分の中で勝手に形作っていた味わいみたいなものがあったんですが、それとはまた全然違うおいしさで何回も飲みたいと思いました」とコメントした。

 発表会では新しくなった「キリン グリーンズフリー」で乾杯するとゴクリ。菅野は「本当に爽やかでお昼から飲むのもぴったりだなと思います。ちょっとした特別感を感じます」とにっこり。グラスが半分空になっていた坂口も「おいしい! さわやかな香りがさっと広がる感じがして、気分が明るくなるというか、これが大人かなと思います」とさわやかな笑顔を見せた。

 

色彩と表情で魅せる“タイムリミット”の儚さ 涙なしでは語れない実話をもとにした映画『余命10年』【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2022.03.16 Vol.web original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 しばし沈黙していた黒田勇樹ですが、3月18日からSHOWROOMで
「【黒田勇樹】オルタナティブTV」( https://www.showroom-live.com/yuuki_kuroda )をスタートすることになりました。

 初回は18日の20時くらいから開始すると思いますので、ご興味のある方はぜひTwitterなんかもチェックしていてください。

 どんなことになるのか僕も楽しみです。こちらのコラムともども、よろしくお願いします。

 では今週も始めましょう。

坂口健太郎「前回以上に自分のさわやかさを引き出した」さわやかな午後ティー新CM

2022.02.24 Vol.Web Original

 坂口健太郎が出演する、無糖紅茶『キリン 午後の紅茶 おいしい無糖 香るレモン』の新CMの放映が27日からスタートする。

 さわやかな印象で好評だった前作に続く第2弾。坂口はレモンイエローのオープンカーのハンドルを握り、ドライブ。優しい光のなかで風を感じるさわやかなCMに仕上がっている。

「気持ちいい、さわやかな世界観の中でできた」と坂口。「前回以上に自分のさわやかさを引き出して撮影に挑んだので、新しいさわやかさを感じていただけたら」とアピールしている。

『キリン 午後の紅茶 おいしい無糖 香るレモン』は商品のパッケージを刷新し3月1日にリニューアルして発売。

坂口健太郎、ボコボコにされる赤楚衛二を絶賛「格好良く見せてれる」

2022.02.07 Vol.Web Original

 赤楚衛二、坂口健太郎が主演する、WOWOWオリジナルドラマ『ヒル』(WOWOWプライムなど、3月4日放送・配信スタート)の完成報告会が7日、都内で行われ、赤楚と坂口が登壇した。

 WEBやアプリで人気を集める今井大輔のマンガ『ヒル』『ヒル・ツー』(新潮社バンチコミックス)を連続ドラマ化するもの。格差社会の闇を描く新時代の社会派復讐サスペンスで、他人になりすましをされた青年が、他人に寄生する不法滞在者“ヒル”の存在を知って彼らに立ち向かっていく。そのなかで、ヒルたちが生まれた理由や彼らが社会から落ちこぼれてしまったのかを知ることで、彼自身も本当の愛情に気づいて、心の機微を取り戻していく。

 ドラマは2シーズンの構成で、赤楚がSeason1、坂口がSeason2に主演する。

 赤楚が演じるのはユウキ。父親が殺人犯で、世間から離れて静かに暮らしていきたいと思っているが、ヒルに名前や身分を奪われて、ゾーカという少女とともに失われたものを取り戻そうとしていく役だという。赤楚は役作りのためにスマホやテレビなどから距離をおいて生活したといい、「めちゃめちゃ寂しかったですね。僕、寂しがりなんですよ。でも、(ユウキは)そういう普通の幸せを手に入れちゃいけないんだみたいなみたいなものは持っているので、きついながらもやりました」

 一方、坂口が演じるのは“ヒル狩りのカラ”の異名を持つ伝説のヒル・カラ。カラは「とても謎がすごく多い人物なんです」と坂口。「ちょっと影のような存在。でもそこに存在している。原作や台本を読ませていただいて、(ヒルには)隣人感というか、本当にいるんじゃないかという恐さがある。わりと今の世の中に通ずるものがあるんじゃないかなと感じました」。Season2は“ヒル”目線だとし、「彼の素性というか、彼の中に何を持っているんだろうというが明らかになっていくストーリー」だという。

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