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篠塚辰樹が日本人初の素手ボクシングで1RKO勝ち「ベアナックル、最高でしょう。また俺がやるから楽しみにしていて」【RIZIN.46】

2024.04.29 Vol.Web Original

 前Krushフェザー級王者の篠塚辰樹(MASTER BRIDGE / 剛毅會)が「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)で日本人で初めてベアナックルルールでの試合に挑み1RでKO勝ちを収めた。

 篠塚は昨年10月の「Krush.154」で王者・森坂陸を破りKrushフェザー級王座を獲得。大晦日にはRIZIN初参戦を果たし、BreakingDownの冨澤大智とRIZINキックボクシングルールのオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)で対戦し判定勝ちを収めた。今年3月にはK-1グループとの契約を満了。4月11日に行われた会見で、今大会で「ベア・ナックル・ファイティング・チャンピオンシップ(BKFC)」の提供試合に出場することが発表された。

 対戦相手のJ・マルチネス(アメリカ/31Six Martial Arts)は開会式で発表された。マルチネスはBKFCで3戦2敗1無効試合のキャリアを持つファイター。この無効試合は1R終了時に左フックがさく裂し、KO勝ちかと思われたが、終了のベルが鳴った後の打撃とジャッジされ、ノーコンテストとなったもの。勝利こそ記録されなかったものの、一発の破壊力を証明した。

篠塚辰樹の対戦相手は開会式で発表。前日計量はクリア【RIZIN.46】

2024.04.28 Vol.Web Original

「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)の前日計量が4月28日、都内で開催され、全選手が規定体重をクリアした。

 前Krushフェザー級王者で日本人で初めてベアナックルルールでの試合に出場する篠塚辰樹(MASTER BRIDGE / 剛毅會)は58.90kgで規定体重をクリアした。対戦相手のXはこの日も姿は現さず。計量は非公開で行われ、無事に58.65kgでクリアしたと発表された。

 このXについては計量後の取材で榊原信行CEOが開会式の時に発表することを報告。ここまで発表されていないことについては、この試合がベア・ナックル・ファイティング・チャンピオンシップ(Bare Knuckle Fighting Championship、BKFC)の提供試合で、BKFCも米国でビッグマッチがあることなどから「彼らの最終ジャッジが遅れた」とその理由を明かした。

 試合についてはレフェリーはBKFCから派遣され、ジャッジはBKFCの判定基準などを含めレクチャーを受けた日本人が務めることとなった。

 篠塚には候補選手数名を事前に伝え、その中から最終的に決定したのは数日前とのこと。榊原氏は「日本人かどうかも含めて、誰になるのかは楽しみにしていてほしい」と語っている。

対戦相手未発表も篠塚辰樹「俺がベアナックルをするって試合なんで相手はどうだっていい」と堂々と主役宣言【RIZIN.46】

2024.04.27 Vol.Web Original

「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)の前々日インタビューが4月27日、都内で開催された。

 前Krushフェザー級王者で日本人で初めてベアナックルルールでの試合に出場する篠塚辰樹(MASTER BRIDGE / 剛毅會)が「心臓が弱い人は見ないで」と試合を見るファンに警告を出した。

 篠塚は「日本人初なので、それだけで俺は最高。(恐怖も)なくはないですけどワクワクのほうがでかいですね、楽しみのほうがでかいです」と参戦発表会見同様、試合が待ちきれない様子。

 試合については「ベアナックルらしい、思いっきり殴ってぶっ倒そうかなという感じ」と語った。

 とはいえ、このインタビューの段階で対戦相手は決まってはいるが未発表。篠塚は「相手は決まってるんで、楽しみにしていてください。俺がベアナックルをするって試合なんで相手はどうだっていい。俺の試合」と堂々と主役宣言。

篠塚辰樹がベアナックルルールで緊急参戦。ジョン・ドッドソンの持つBKFCフライ級王座にターゲット【RIZIN.46】

2024.04.11 Vol.Web Original

 RIZINが4月11日、都内で「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)に関する会見を行った。

 前Krushフェザー級王者の篠塚辰樹(MASTER BRIDGE / 剛毅會)がベアナックルルールでの試合で緊急参戦することが発表された。

 篠塚は昨年10月の「Krush.154」で王者・森坂陸を破りKrushフェザー級王座を獲得。大晦日にはRIZIN初参戦を果たし、BreakingDownの冨澤大智とRIZINキックボクシングルールのオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)で対戦。2つのダウンを奪って判定勝ちを収めた。3月27日にはK-1グループとの契約を満了。今後については「ベア・ナックル・ファイティング・チャンピオンシップ(BKFC)」への参戦が噂されていたのだが、今回はそのBKFCの提供試合という形で行われる。

 篠塚は平本蓮らと「BLACK ROSE」を結成していることから2月に平本と一緒に榊原信行CEOとマイアミでBKFCを観戦。BKFCに興味を持った篠塚の意思を受け、4月に入ってRIZINがBKFC側との間に入って交渉を行い、4月27日にカリフォルニアで行われるBKFCのビッグマッチへの参戦が決まっていたという。

 しかし、この日合わせて発表されたのだが、YA-MANvs鈴木博昭戦がYA-MANのケガで中止に。篠塚の対戦相手をどうするか交渉する中で、RIZINのマッチメイカーであるチャーリー柏木氏が篠塚の試合を「BKFC提供試合」としてRIZINのリングで行うことを提案。BKFC側もアメリカでは爆発的に知名度が上がっているものの、日本ではまだまだ知名度がないことから、今回の試合をショーケースとして日本のファンの前で行うことをプラスと判断し、今回の篠塚の試合がRIZINで実現することとなった。レフェリーもBKFCから派遣され、2分5R、BKFCの判定基準で試合を行う。対戦相手については今後改めて発表される。

Krush王者の篠塚辰樹がBreakingDownの冨澤大智から2度のダウンを奪っての判定勝ちもKOできず「王者として恥ずかしい」【RIZIN.45】

2023.12.31 Vol.Web Original

「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でともにRIZIN初参戦となるKrushフェザー級王者の篠塚辰樹(MASTER BRIDGE / 剛毅會)とBreakingDownの冨澤大智(フリー)がRIZINキックボクシングルールのオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)で対戦した。篠塚が2つのダウンを奪って判定勝ちを収めた。。

 1R、篠塚が左藪、右インロー。サウスポーの冨澤が仕掛けるが、篠塚はさばく。篠塚左ジャブからのワンツー。そして圧をかけて左フックでダウンを奪う。立ち上がった冨澤が前に出るがバッティングとなり一時中断。前に出る冨澤に左フックの篠塚。篠塚は左ジャブ。冨澤は入りにくい。冨澤がパンチで前に出るが篠塚は当てさせない。篠塚は左ジャブからワンツー。冨澤の左ハイは受け止め、押し返す。冨澤は鼻から出血が見られる。

 2R、圧をかける篠塚。冨澤は前蹴り、左フックも篠塚は受け流す。篠塚は左ジャブ。冨澤のワンツーをかわす篠塚。篠塚は左ボディー。冨澤が3連打からヒザ。篠塚はしっかり見て、左ボディー、右ストレートを当てていく。篠塚の左ジャブに手こずる冨澤。冨澤の顔がはれる。

Krush王者の篠塚辰樹「いじめて顔の形を変えてやる」、BreakingDownの冨澤は「打ち合いになったら絶対に負けない」【RIZIN.45】

2023.12.30 Vol.Web Original

「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で開催された。Krushフェザー級王者の篠塚辰樹(MASTER BRIDGE / 剛毅會)が対戦相手のBreakingDownの冨澤大智(フリー)を「いじめます。本当の強さを見せます」と圧倒的な勝利を約束した。

 冨澤とはRIZIN キックボクシングルールのオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)で対戦する。

 篠塚は冨澤について「ただプロから逃げた奴なので、プロの厳しさを教えます」、試合については「始まってずっと俺がいじめていじめて、で、1Rの最後にぶっ倒します。いじめます」と語る。先にインタビューを行った冨澤が「俺は1分ならマジで強い」と1分勝負を望んだことに対して「1分で倒してもいいんですけど、いじめたい。こつこつ当てて当てて、いじめていじめて最後ぶっ倒す」と1分勝負には乗らない姿勢を見せた。

 その後も「あいつは普通になめている。普通だったら試合も組まれない。BreakingDownで知名度だけはあるから組まれているだけ。だから“お前は弱いよ”って教えてやる」「いじめます。本当の強さを見せます」「キックルールだったら勝てるわけがない」などと辛辣なコメントを続けた。

初のベルトに「ただただうれしい」篠塚辰樹 祝勝会は明後日まで続く【Krush】

2023.10.22 Vol.Web Original

「Krush.154」(10月21日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が10月22日、都内で行われた。

 ダブルメインイベント第2試合で行われた「Krushフェザー級タイトルマッチ」で王者・森坂陸(エスジム)を破り悲願の王座獲得を成し遂げた篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND)が「ただただうれしい」と前日の余韻をかみしめた。

 試合はボクシングスキルで勝る、元プロボクサーの篠塚が左ジャブを起点に的確にパンチを当て続け、森坂の顔を大きくはらせたうえでの判定勝ち。序盤から森坂のパンチを見切った篠塚がノーガードで“打って来い”と顔を突き出しパンチを受け続けた場面が何度もあったこともあり、ジャッジ1人がドローだったものの完勝といえる内容だった。

 会見には祝勝会を抜け出してやってきた篠塚は「ただただうれしい。みんなで祝ってくれて、ただただうれしい」と前日の試合後の会見同様、「うれしい」を繰り返した。祝勝会には約30人の仲間たちが集まり「まだ終わってないです。森坂は来なかったです」とのこと。

篠塚辰樹が森坂陸に判定勝ちで初の王座獲得「ぶん投げようかと思ったけど、初のベルトはうれしい」【Krush】

2023.10.22 Vol.Web Original

「Krush.154」(10月21日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベント第2試合で行われた「Krushフェザー級タイトルマッチ」で挑戦者の篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND)が2-0の判定で王者・森坂陸(エスジム)を破り、K-1グループ参戦から2年7カ月にしてついに王座を獲得した。

 篠塚は2021年12月に当時王者だった新美貴士に挑戦するもKO負け。しかしその後、2連続KO勝ちを収め、今回の挑戦を実現させた。森坂は今年3月に玖村修平を破り王座を獲得。今回が初防衛戦だった。

 1R、センターを取った篠塚が左ジャブ。森坂は左ミドル、右ローで対抗。篠塚は切れのいい左ジャブからワンツー、左ボディーを的確に当てていく。森坂は蹴りから右ストレートもにやりと笑った篠塚はパンチの連打。森坂はガードし、ロー、ミドル。そしてバックスピンキックを放っていく。しかし篠塚は左ジャブからのワンツー、ヒザで森坂を追い込んでいく。森坂の蹴りがローブローとなり中断。再開後も左ジャブが冴える篠塚。森坂は左の蹴りを連打。篠塚はボディーをもらっても、ノーガードで“打って来い”と挑発。

森坂陸と大鹿統毅の2王者が初防衛戦。挑戦者は篠塚辰樹と悠斗の危険な2人【Krush.154】

2023.09.13 Vol.Web Original

「Krush.154」(10月21日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が9月12日、都内で開催された。

 今大会は8月8日にKrushプロデューサーへの復帰が発表された宮田充プロデューサーが本格的に手掛ける1回目の大会。いきなり2つのタイトル戦がラインアップされた。

 フェザー級では王者・森坂陸(エスジム)が篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND)を挑戦者に迎え初防衛戦に臨む。

 森坂は今年3月に玖村修平を破り王座を獲得。しかし前戦のK-1横浜武道館大会では元K-1フェザー級王者の椿原龍矢に敗れ、今回が再起戦となる。

 篠塚は2021年12月に当時王者だった新美貴士に挑戦するもKO負け。しかしその後、2連続KO勝ちを収め、今回の挑戦にこぎつけた。

 宮田氏はこのタイトル戦について「篠塚選手は異端児というか、篠塚選手が勝つことでKrushの風向きが変わるのかなと思っている。他の選手にないものを持っている。危険な雰囲気というか。思いっ切り暴れてほしい。そうなれば森坂選手の良さも光るタイトル戦になると思う。期待している」と語った。

のらりくらりの栗秋祥吾に宮田Pが公開説教。「対戦したい相手の名前を言え!」に「篠塚辰樹選手です」【KNOCK OUT】

2023.07.19 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2023 vol.4」(9月16日、東京・後楽園ホール)のカード発表会見が7月19日、都内で開催された。

 出場が発表された栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)の発言の際に宮田充プロデューサが公開説教し、会場に緊張感が走った。

 この日、栗秋は現在、対抗戦を展開しているK-1ファイターとの対戦が発表されたのだが「K-1グループの選手、誰が来ても今はKNOCK OUTのほうが強いと思っているのでボコボコにして返り討ちにする」とまずは自信のコメント。ここまでの対抗戦については「あまり気にしてなかった。名前のある選手じゃないんで、名前のある選手を連れてきてほしいですし、こっちが出向いてもいいと思っている」と語った。

 栗秋は一級品の素質を持ちながらも“練習嫌い”で有名。前戦となった6月大会では鮫島大翔にKO勝ちを収め、一夜明け会見では「ポテンシャルとか才能でチャンピオンになった選手っていないと思うので、その枠を狙いたい」「“練習頑張ります”と言ってもあまり練習しないんで、そこそこ頑張って、さくっとベルトを獲って、いい結果で格闘技人生を終えたい」などと本気なのかジョークなのかも分からないトーンで“練習嫌いキャラ”全開だった。

王者・新美貴士が計4度のダウンを奪って篠塚辰樹に完全KO勝ち。「ここは知名度だけで上がっても勝てないリング」【Krush.132】

2021.12.19 Vol.Web Original

 K-1ジャパングループの2021年最終大会となる「Krush.132」(12月18日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベント第1試合で行われた「Krushフェザー級タイトルマッチ」で王者・新美貴士(名古屋JKファクトリー)が篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND)にKO勝ちを収め、3度目の防衛に成功した。

 新美は昨年9月に開幕した「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」に出場。このトーナメントからファイトスタイルをとにかく前に出てノンストップで攻撃を出し続けるスタイルにチェンジした新美は、準決勝では優勝候補の玖村修平、決勝では森坂陸を破り王座を獲得した。今年2月にはトーナメントの優勝候補だったものの故障で欠場した斗麗を相手に初防衛を果たすと、6月には新鋭・岡嶋形徒にわずか1R16秒でTKO勝ちを収め矢継ぎ早に2度の防衛に成功。9月にはK-1横浜大会に参戦し、後にフェザー級王者となる軍司泰斗と対戦するも判定負け。今回はそれ以来の再起戦だった。

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