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小澤海斗「腹が減ったから帰る」と前日会見を途中退席【2・12 Krush.85】

2018.02.11 Vol.Web Original

−67kgタイトル戦、王者・塚越は「細かいことは抜きにして、魂の熱い戦いをします」

「Krush.85」(2月12日、東京・後楽園ホール)の前日計量と会見が11日開催された。

 メインイベントで行われる「Krush−67kgタイトルマッチ」に出場する王者・塚越仁志と挑戦者・牧平圭太はともに67.0kgで計量をパス。仕上がりの良さをうかがわせた。

 会見では牧平は「明日はおかんが健康で丈夫に産んでくれたこの体とHALEO魂でベルトを取りに行きます。男同士のオヤジ同士の熱い試合をしたい」、塚越は「明日は牧平選手がすごい強い気持ちでこのベルトを取りに来るので、それより強い熱い心でしっかりと防衛したい。細かいことは抜きにして、魂の熱い試合戦いをします」などと話した。

 また牧平は先月、ジムの先輩である山内佑太郎が40歳にしてタイトルに挑戦。敗れたものの会場を沸かせる熱いファイトを展開したばかりなのだが、「偉大すぎて気持ちをすべて背負うことはできないが、後輩としてやるべきことはすべてやるつもり」とこちらも決意を新たにしたもよう。

 また塚越は「(牧平が)蹴りが得意なのは過去の試合を見ても分かるが、何も対策はしていない。最初は映像を見て対策を練っていたが、それでは自分らしさにかけてしまう。それよりも自分の持っているものをいかに出すかということに力を入れてやってきた。対策をしていないというよりは、自分らしさを出すことが対策を練ることを凌駕するんじゃないかと思うのでそうした。後は試合でどう出るかは分からないが出すだけ」と話した。

ゴンナパーの相手に瑠輝也に代わり石田勝希【2・12 Krush.85】

2018.02.05 Vol.Web Original

「K-1甲子園2009」第3位。キックボクシングでは2つのベルトを獲得
「Krush.85」(2月12日、東京・後楽園ホール)で行われる「Krush -63kg次期挑戦者決定戦」のゴンナパー・ウィラサクレックの対戦相手が石田勝希(RKS顕修塾)となることが2月5日、発表された。

 当初、ゴンナパーの相手はTRY HARD GYM所属の瑠輝也だったのだが、3日、同ジムの契約トラブルに伴い不出場が発表されていた。

 Krush実行委員会が代替選手を模索する中、石田が名乗りを上げ、ゴンナパー側と調整の結果、この試合が実現することとなった。

 石田は「K-1甲子園2009」第3位、グローブ空手で60戦無敗の実績を誇り、2011年にプロデビュー。キックボクシングではMA日本スーパー・ライト級王座など2つのベルトを獲得。Krushのリングには2017年2月に初参戦し、現Bigbang王者の林健太を1RKOで下している。通算成績は21戦15勝(9KO)3敗3分。

 石田は今回の参戦にあたり「“ゴンナパー選手とやってみるか”と会長に言われて、ぜひやりたいと返事をしました。ジムの会長、トレーナー、選手たちと常に練習は積んでいるので、コンディションは良いです。判定決着はないと思います。どちらかがKOで試合が終わると思います。石田勝希はやっぱり強いというイメージを持ってもらえるように、試合で見せたいと思います」などとコメントを出した。

2018年度K-1 JAPAN GROUP ラウンドガールオーディション開催

2018.02.01 Vol.web Original

 K-1、Krush、KHAOS のラウンドガールオーディションが1日、都内の会場で行われた。新生K-1が盛り上がりを見せている中、今回は過去最高の応募があり、書類選考を通過した約70名が参加した。

1.27「Krush.84」-70㎏王者ピケオー「ダウンをとられてスイッチが入った」

2018.01.28 Vol.web Original

 1月27日(土)後楽園ホール(東京・後楽園)で行われた「Krush.84」の一夜明け記者会見が都内の会場で開催された。

 セミファイナルで元王者の中島弘貴と対戦し、判定で勝利した神保克哉は、試合前の会見で「テーマは“オヤジ狩り”」と発言したことに対し「狩りきれなかった部分があったので、そこは反省点です」と言い「攻撃も耐えられる範囲だったので、今思うと倒せてたんじゃないかな」と振り返った。その上で「海外の選手ともどんどん戦っていきたいので、オファーがきたらうれしい。そののちにピケオーも倒したいですね」と現在-70㎏のベルトを持っているピケオーを意識したコメント。同席した宮田プロデューサーは「-70㎏は欧米や中国から試合オファーがくる階級なので、そういうところで経験させるのはすごくいいことだと思う。どんどん売り込んでいきたい選手の一人になった。パスポート持ってるの? ビジュアルもインパクトのある写真をもっと撮りましょう」と外国人選手との試合を積極的に受けることを約束した。

3.10「Krush.86」-65kg次期挑戦者決定トーナメントの組み合わせ決定!

2018.01.28 Vol.web Original

 3月10日(土)に後楽園ホール(東京・後楽園)で開催される「Krush.86」の追加対戦カード発表が28日、都内の会場で行われた。

 -65㎏王者・中澤純への挑戦権をかけた次期挑戦者決定トーナメントは、中村広輝 VS FUMIYA、篠原悠人 VS 細越貴己に決定。勝者が5月の大会で決勝に挑み、挑戦者が決定する。会見に出席した4選手が意気込みを語った。

中村「トーナメントに選んでいただき、光栄に思う。誰とやっても勝てる用意はしている。左右田戦以降火がついて、ベルトをとることしか考えていないので、てっぺんを目指して頑張ります。Krushには1回しか参戦してなくて、顔知られてないので、この試合でてっぺんをとってチャンピオンになり、自分の存在を知ってもらおうと思います」

FUMIYA「デビューして1年目でトーナメントに出られると思っていなかったので、うれしいです。(対戦相手の中村は)テクニックがすごいと思う。キャリアもすごく上ですし。でもここで勝って決勝ではKHAOSでKOされた篠原選手と戦いたい。借りを返したいです」

篠原「相手は誰でもいいと思っていた。やることは変わらないので。決勝で勝って、一度負けている中澤選手にリベンジしたいです。(対戦相手の細越は)名前も知らなかった。昨日の試合で初めて見て、手数が多い選手かなと。正直あまり大したことないと思いました。トーナメントに参戦するのはこれで2回目。最後だと思って死に物狂いでやるだけです」

細越「昨日試合を終えたばかりでホッとしています。でも次が決まったので、それに向けて頑張るだけです。僕は弱くて、格闘技を始めました。今は自信がなかったり立ち止まったりしてる人たちに、細越が頑張ってるなら自分にも出来ると思ってもらいたい。チャンスをいただいたので、優勝してそういう人達に希望と勇気を与えたいです」

お互いに牽制し合いながらも、それぞれの個性がでたコメントで、勝利への執念をみせた。

また、-63kgの稲石竜弥 VS “バズーカ”巧樹ほか、4試合の追加カードも発表された。

ピケオーが山内を2RKOで3度目の防衛【1・27 Krush】

2018.01.28 Vol.Web Original

ベテランの味!山内が前蹴りで先制ダウン奪うも…

「Krush.84」(1月27日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「Krush−70kgタイトルマッチ」でジョーダン・ピケオーが山内佑太郎を2R2分20秒、KOで破り3度目の防衛を果たした。

 山内は2日前の25日に40歳になった。対するピケオーは27歳。なおかつ日本人には6戦全勝。試合前には「この試合はスパーリングだ」と言い放ったピケオー。この強敵相手に山内がどのような戦いを見せるのかに注目が集まったが、山内は試合開始早々にやってくれた。

 1R、ピケオーがプレッシャーをかけ前に出る。山内をコーナーに詰めパンチを放ったところ、コーナーを背にした山内がドンピシャのタイミングで左前蹴りをカウンターでピケオーの顔面に叩き込むと、ピケオーがダウン。一気に会場のボルテージが上がる。

 すぐに立ち上がり反撃に出るピケオーだったが、山内をコーナーに詰めても一気に攻め込むことができない。山内がまだ何か隠し持っているかもしれない。

 山内も前蹴りを出してけん制するが、ピケオーの重いパンチは徐々に山内にダメージを与えていく。足を使ってかわし、しのぐ山内だったが、ラウンド終了直前、ピケオーはパンチの連打でダウンを奪い返す。

西京春馬が村越優汰を迎え初防衛戦【3・10 Krush.86】

2018.01.15 Vol.Web Original

前戦で黒星の西京「格闘技をなめていた部分があった。負けていい勉強になった」
「Krush.86」(3月10日、東京・後楽園ホール)の第一弾カードが1月15日、発表された。

 Krush-58kg王者・西京春馬が村越優汰を挑戦者に迎え、初防衛戦に挑む。

 村越は「Krush初参戦でいきなりタイトルマッチを組んでもらって光栄なんですが、自分が見ているところはK-1のベルト。ここはしっかり取らせてもらって次に進みたい、(西京は)テクニックがあって強い選手という印象」、西京は「村越選手は自分よりキャリアがあって、実力があるのも分かっている。すごく楽しみ。前から試合を見ていてタイプ的には似たような感じ。すごくうまいし、やり甲斐がある」などとそれぞれ話した。

 2人は12月のK-1に参戦。村越は芦澤竜誠に判定勝ちを収めたものの、内容的には今ひとつで、負けた芦澤の評価が上がるような結果となった。西京は椿原龍矢に敗れ、文字通り出直しの一戦となる。

 村越は「倒せそうなポイントはあったので、しっかりそういうところで相手を倒せるようにならないといけない」、西京も「正直、格闘技をなめていた部分があって、前回の試合で負けて、いい勉強になった。格闘技は厳しいなと思いました。もっと練習しないとダメだと自覚したので、次の試合につなげられれば」と話した。

塚越vs牧平のタイトル戦正式決定。小澤が復帰戦で里見と対戦【2・12 Krush.85】

2017.12.13 Vol.Web Original

塚越「最後は気持ちの勝負」、牧平「愛と勇気をもってベルトを獲りに行く」
「Krush.85」(2018年2月12日、東京・後楽園ホール)の第一弾カード発表会見が12月12日行われた。

 先日のKrush12月大会で行われた「-67kg次期挑戦者決定戦」で勝利を収めた牧平圭太が王者・塚越仁志に挑戦するタイトル戦が正式に発表された。

 約1年ぶり2度目の防衛戦となる塚越は「牧平選手がチャンピオンだった時とベルトの価値が同じだとは思っていません。僕はベルトを防衛して、9月の初代K-1ウェルター級王座決定トーナメントにも出ていますし、K-1では残念な結果(準決勝敗退)でしたけど、Krushチャンピオンの誇りを持って戦ってきたつもり。Krushのチャンピオンとして倒して防衛したい。最後は気持ちの勝負になると思う。今年2月にモハン選手と防衛戦もありましたが、僕は9月のK-1では準決勝で(久保の)ローキックで負けました。牧平選手もローを得意にしていると思うので、この試合は自分が成長するチャンスだと思っています。ここで負けたら格闘家としての次はないと思っているので、すべてをかけて倒しに行きたい」などと話した。

 約2年ぶりの王座返り咲きを狙う牧平は「約2年ぶりにKrushのベルトを間近で見て、よだれが出るほど興奮しますね。応援してくれる人たちの気持ちを力に変えて、愛と勇気をもってベルトを獲りに行きます。この階級は技術云々だけじゃなく、男としての生き方やハートを見せられる選手が集まっていると思うので、最後はそこの勝負かなと思っています。命がけでベルトを獲りに行きます」などと話した。

12.9「Krush.83」KANAが王座奪還を宣言「明日で悪夢を終わらせる」

2017.12.08 Vol.Web Original

 東京・後楽園ホールで9日に開催される「Krush.83」の前日計量と記者会見が8日、都内の会場で行われた。
 Krush2017年シリーズ最後のメインイベントはKrush女子-50kgタイトルマッチ。シリーズ最初の1月の大会でベルトを奪われたKANAが、その因縁の相手メロニー・ヘウヘスに今回は挑戦者として挑む。
 初めての敗北、そしてベルトを奪われた相手との再戦にKANAは「今年1月15日にメロニーに負けてから、毎日悪夢と戦ってきました。その悪夢も明日で終わりだと思います。明日までしっかり準備しないといけないと思うし、まだ準備の途中なので1秒たりとも油断できないです」と会見の間もピリピリした様子。「二度同じ相手と戦ったことがないので、明日どういう状況になるか分かりません。ただ初めて負けた相手でベルトを獲られた相手もあるので、すごく気合いが入っています」と表情を引き締めた。対するメロニーはリラックスした雰囲気で「KANAの悪夢は明日で終わりじゃないと思っている。明日は自分の方がKANAより優れていること、そしてKrushのチャンピオンに相応しいことを証明したい」と防衛に自信をのぞかせた。

2018年第1弾大会でピケオーに山内佑太郎が挑戦【1・27 Krush.84】

2017.11.15 Vol.Web Original

山内「40歳になって挑戦するのが感慨深い」
「Krush.84」(2018年1月27日、東京・後楽園ホール)の第1弾カードが11月14日発表された。

 -70kgのタイトルマッチが開催され、王者ジョーダン・ピケオーに山内佑太郎が挑戦する。

 山内は2011年の初代王座決定トーナメントで決勝に進出するも、惜しくも敗退。その後、2度王座に挑戦するもいずれも敗れ、今回は4度目のタイトル戦となる。

 山内は「こ話を頂いた時はびっくりした。復帰2戦目でビッグチャンスをいただいて、同時に“来たな”と思った。2011年に初代王座決定トーナメントの決勝で健太選手に負けてから、このベルトが欲しいと思って、絶対にこのベルトを取ろうと決めていた。回数的に(タイトル挑戦)は4回目ですけど、あきらめなければ俺じゃないというのがあるので、またここまで来られて良かったです。(ピケオーは)最強のチャンピオンだと思います。40歳になって挑戦するのが感慨深いし、ここでベルトを獲ったらかっこいいいと思うので、いろいろな想いを乗せて戦いたい」と話した。またピケオーについては「とにかく強いし、手足が長い上にパワフルでアグレッシブで穴がな。僕はピケオーの日本での試合をほとんど生で見ているんですが、ゾクゾクするような、リングで向かい合ったら怖いだろうなと思って見ていました。どの試合もハズレがないというか強い選手だと思う」と話した。

 山内は9月大会で約2年ぶりの復帰戦を行い、小鉄に勝利。いきなりの王座挑戦となるが、宮田充K-1プロデューサーは「元王者の中島くんが年内は休養中で、12月のK-1 SURVIVAL WARSで日菜太vs廣野祐が行われる中、ピケオー選手の防衛戦のスケジュールを考えた時に、ここは山内くんの一発勝負かな、と。ここまで中島、山崎、廣野がピケオーに敗れている中で、山内くんが挑んだら、もしかしたらピケオーを倒せるんじゃかいかと、この前の小鉄戦で感じるものがあった」と今回の抜擢について話した。

寺戸伸近が延長の末、久保を破り2度目の防衛【11・5 Krush.82】

2017.11.06 Vol.Web Original

寺戸が徹底的なローキックで久保を撃破
 立ち技格闘技「Krush.82」(11月5日、東京・後楽園ホール)のメーンで行われたKrush-55kgタイトルマッチで王者・寺戸伸近が延長ラウンドにもつれ込む熱戦の末、判定で久保賢司を破り、2度目の防衛を果たした。

 寺戸は1Rからローキックで久保の左足を徹底的に蹴りまくる。久保はローをもらいながらもパンチで反撃。2Rには寺戸のローで久保がバランスを崩す場面も見られるようになる。しかし3R序盤、寺戸のローに久保がカウンターでパンチを合わせ連打を打ち込むと寺戸はぐらり。久保の連打の前に一瞬、棒立ちとなった寺戸だったが、下がりながらもパンチを出し続ける。かさにかかってパンチの連打で追い打ちをかける久保。いつ倒れてもおかしくない状況だったが寺戸は手を出し続け、残り30秒はともに足を止めてパンチを打ち合った。

 3Rが終わり、判定は1人が30-29で久保を支持したが2人が残る2人は29-29でドロー。延長に突入する。

 延長ラウンドに入っても2人はこれまでの戦い方を貫き通す。寺戸はロー、久保はパンチで相手を倒しに行く。延長ラウンドでローキックで勝負に行くのはジャッジに与える印象からリスクは高かったが、寺戸は試合後「最初から打ち合ったら3Rと同じ展開になると思ったので、ローを起点にした」と振り返ったように、久保の左足は限界寸前までダメージが蓄積。寺戸はボディーへのヒザ、パンチも繰り出し久保を追い込み、延長ラウンドを制し、勝利を収めた。

 寺戸は試合後のマイクで「防衛することが応援してくれた人たちへの恩返しだと思って頑張った。先月、娘が生まれました。娘にベルトを見せてやりたいと思っていたんですけど、今ようやく胸を張って、娘に“父ちゃん、勝ったぞ”と言いたいです。今日勝ったことで俺の格闘家としての人生は首の皮一枚つながったと思います。これからも一歩一歩やっていくのでよろしくお願いします」と話した。

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