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「猪突猛進」からスタイルチェンジのMISAKIが約1年半ぶりの勝利【SB】

2021.02.07 Vol.Web Original

祥子JSKに3-0の判定勝ち

 シュートボクシング(SB)の2021年第1弾大会となる「SHOOT BOXING 2021 act.1」(2月7日、東京・後楽園ホール)で約5カ月ぶりの復帰戦となったMISAKI(TEAM FOREST)が祥子JSK(治政館)と対戦し、3-0の判定で勝利を収めた。

 MISAKIは2019年7月にSB日本ミニマム級王座決定トーナメントの決勝で女神にTKO負けし、長期欠場。その1年後の昨年8月にREBELSで「REBELS-BLACK 女子46kg級 初代王座決定戦」でぱんちゃん璃奈と対戦するも判定負けを喫し、2連敗。その後、RISEの女子トーナメントのリザーバーに選出されるも頸部リンパ節炎でドクターストップと不運が続いた。

Girls S-cup出場のMISAKIと未奈が揃ってKO勝ち【6・23 SB】

2019.06.24 Vol.Web Original

「Girls S-cup 2019」が7月21日に開催
 シュートボクシング(SB)の女子の真夏の祭典「Girls S-cup 2019」(7月21日、東京・浅草花やしき 花劇場)に出場するMISAKIと未奈が後楽園ホールで開催されるシリーズ第3戦「SHOOT BOXING 2019 act.3」(6月23日、東京・後楽園ホール)に揃って出場した。

 MISAKIは第1試合で韓国のパク・ユジンと対戦。

 1Rからいつも通りの突進ファイトを見せるMISAKIだが、距離が詰まってしまい、組みが多い展開に。そこから投げを狙うなど局面打開を図るが、いずれもシュートポイントを奪うには至らない。

「Girls S-cup」今年は7月21日に浅草花劇場で開催【SB】

2019.06.15 Vol.Web Original

MIO、MISAKIらが参戦
 シュートボクシング(SB)の女子格闘技の真夏の祭典「Girls S-cup 2019」が今年は7月21日に東京・浅草花やしき園内に4月にオープンした新ホール、浅草花劇場で開催されることが6月15日に発表された。

 SB日本女子ミニマム級王者MIO(シーザージム)、MIOの首を狙うSB日本女子ミニマム級1位MISAKI(グラップリングシュートボクサーズ)、SB日本女子ライト級1位・未奈(秀晃道場)が参戦予定。

 さらに、関西ジュニアキック界で活躍し“関西のツヨカワ姉妹”と話題になっている田川姉妹の妹、田川愛心、そして、2017年のGirls S-cupで那須川天心の妹の那須川梨々に勝利している姉の田川女神が揃って参戦を果たす。

 また、花やしきプレゼンツの女子プロレス団体対抗戦2試合が行われる予定となっている。

MIOが寺山との王者対決制し、SBの威信保つ【2・11 SB】

2019.02.12 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の2019年の開幕戦となる「SHOOT BOXING 2019 act.1」(2月11日、東京・後楽園ホール)でSB日本女子ミニマム級王者のMIOがJ-GIRLSミニフライ級王者の寺山日葵と対戦。2-0の判定で2019年初戦を勝利で飾った。

イリアーナが日本人選手3タテでトーナメント優勝【7・6 Girls S-cup】

2018.07.07 Vol.Web Original

決勝はイリアーナvs MIO
 シュートボクシング(SB)の年に一度の女子の祭典「Girls S-cup 2018」(7月6日、東京・TDCホール)で行われた「48kg世界トーナメント」でイタリアのムエタイ王者イリアーナ・ヴァレンティーノが優勝した。

 決勝は優勝候補のMIOと対戦。1RはMIOがプレッシャーをかけ、イリアーナがサークリング。ともに相手の出方をうかがう慎重な展開となる。MIOが首投げを仕掛けるがこれはノーポイント。2Rもイリアーナの左ミドルにMIOが右フックを合わせると、今度はイリアーナがMIOの右ミドルにパンチを合わせるなどともに相手に主導権は渡さない。

 ジャッジの難しいラウンドが続き迎えた最終ラウンド。イリアーナは果敢に前に出てパンチをまとめるがMIOは試合後に日本シュートボクシング協会のシーザー武志会長が「3Rに行き切れなかった、悪いクセが出た」と振り返ったように攻め切れず、試合は判定に。

 ジャッジ2人が30-29でイリアーナを支持。2-0でイリアーナが勝利を収めた。

トーナメントの組み合わせ決定。MIOはソヒと1回戦で対戦【7・6 Girls S-cup】

2018.06.26 Vol.Web Original

MIO「こんなに早くのリベンジマッチ。すごく気合が入っている」
 シュートボクシング(SB)の年に一度の女子の祭典「Girls S-cup 2018~48㎏世界トーナメント2018~」(7月6日、東京・TDCホール)で行われる「48kg世界トーナメント」の組み合わせが6月26日、発表された。

 1回戦は①MIO vs イム・ソヒ、②ゲーオター・ポー.ムンペットvsロウ・ミン、③MISAKI vs イシス・バービック、④小林愛三vsイリアーナ・ヴァレンティーノの組み合わせ。準決勝は①と②、③と④の勝者がそれぞれ対戦する。

 この日行われた会見には日本人3選手が登壇。前回の対戦で敗れたソヒとの対戦が1回戦で組まれたMIOは「この階級で初めての世界トーナメント。そして豪華なメンバー。未知の領域になってくると思うので、不安な部分もあるが、それ以上に気合が入っている。1回戦のイム・ソヒ選手は前回負けた相手。こんなに早くリベンジマッチをさせていただけるということですごく気合が入っている。しっかり1回戦でリベンジをして、そのままいい波に乗って準決勝、決勝と駒を進めたい。前回は私の実力不足で負けてしまった。自分の中でなめていた部分があった。攻撃させてもらえなかったという印象が強い。今回はなにもさせないつもりでやる」などと固い決意を見せた。

MIOがMISAKIに判定勝ちで初防衛に成功【2・10 SB】

2018.02.11 Vol.Web Original

MISAKIがついにMIOのベルトに挑戦

 シュートボクシング(SB)の2018年第一弾大会となる『SHOOT BOXING 2018 act.1』(2月10日、東京・後楽園ホール)でSB日本女子ミニマム級王者のMIOが初防衛戦に臨み、5R2-0の判定でMISAKIを破り、初防衛に成功した。

 2人は2016年6月に一度対戦。その時はMIOが前年に行われた「Girls S-cup 48kg日本トーナメント」で優勝を果たし、東京に進出。すでにRENAに次ぐ存在として頭角を現していた時期。一方のMISAKIはデビュー3戦目でキャリアには雲泥の差があった。しかしそこでMISAKIが大健闘。今につながるアグレッシブなファイトでMIOを追い込む場面も演出し、判定で敗れたものの「MISAKI」という名前をファンに大きく印象付けた。

 その後、MIOはミニマム級のべルトを獲得。その活躍は知られるところだが、MISAKIも昨年、「J-GIRLSミニフライ級」のベルトを獲得するなど実績を重ね、今回の挑戦にこぎつけた。

初防衛戦のMIO「SBのベルトの重さをしっかりと見せつける」【2・10 SB】

2018.02.09 Vol.Web Original

MISAKIは「明日は必ず人生を変えてみせます」
 シュートボクシング(SB)の2018年第一弾大会となる「SHOOT BOXING 2018 act.1」(2月10日、東京・後楽園ホール)でSB日本女子ミニマム級王者のMIOが初防衛戦に臨む。挑戦者は同級1位のMISAKI。前日計量が9日、都内で行われ、2人はともにが1回でパス。順調な仕上がりを見せた。

 この2人は2016年6月の浅草花やしき大会で対戦しMIOが判定勝利を収めているが、当時まだデビュー間もないMISAKIの健闘が光った試合だった。その後、MISAKIはJ-GIRLSミニフライ級王座を獲得するなど急成長を遂げている。

 計量後に行われた会見でMIOは「MISAKI選手とは一度戦っているが、その時とは別人と思っている。すごく勢いがあって注目もされている。でも差は縮まるどころか広がっている。SBのベルトの重さをしっかりと見せつけられたら。守る側のプレッシャーはあるが緊張していても意味がない。明日は思い切り楽しみたい。今年は勝負の年。しっかり変わった姿を見せられたら」と話すとMISAKIは「ずっとMIOちゃんとやりたいと言ってきた。そのために頑張ってきたと言っても過言ではない。シュートボクサーなので、シュートボクシングのベルトを巻いて、これからさらに上を目指していきたい。明日は必ず人生を変えてみせます。ずっと追ってきた背中が目の前にある。すごくうれしい気持ちになっている。(MIOの差は開いているという発言には)全力で追いかけられるように練習は積んできたと思う。明日、その差は分かると思う。リングの上で見てもらえたら」と力強く話した。

シュートボクシング『Girls S-cup』でRENA、MIOが強豪を返り討ち

2017.07.08 Vol.693

 女子格闘技の祭典、シュートボクシング(SB)の『Girls S-cup 2017』(7日、東京・TDCホール)のメーンでSBの絶対女王RENAが2015年大晦日の総合格闘技(MMA)デビュー戦で勝利を収めたイリアーナ・ヴァレンティーノとSBルールで再戦。2Rに一本背負いでシュートポイント(1点)を奪ったRENAが3-0の判定で勝利を収めた。

 ヴァレンティーノももともと立ち技が得意な選手。1Rからよく伸びる左ストレートに時折繰り出すトリッキーなバックブローで攻勢に出るが、RENAはラウンド終盤に右フックを交わすとそのまま組み付きスタンディングの肩固めを仕掛けるなどヴァレンティーノの動きをしっかり見切る。RENA は2Rには踏み込んでの左ボディーブローにヒザ蹴りで攻め込み、一本背負いでシュートポイント(1点)を獲得。3Rは開始早々にパンチの連打でペースを握ると強烈なボディーブローで攻め立てる。ボディーが効いてきたヴァレンティーノが組み付いてくると、逆にバックに回ってバックドロップを狙うRENAだったが、これはヴァレンティーノがなんとか防御。その後も最後まで打ち合う2人だったが、互いに相手を倒すまでには至らなかった。

 試合は判定となったが、2RのシュートポイントがものをいいRENAが3-0の判定で勝利を収めた。

 RENAは試合後のマイクで「イリアーナ選手は本当に強い。MMAでストレートをもらって、今回警戒し過ぎた部分がありました。イリアーナは心がきれいで本当に好きな選手です。ありがとう」とヴァレンティーノを称えた。そしてKOできなかったことについて「期待にこたえ切れなくて申し訳ない。私はまだまだ成長過程。シュートボクサーはMIOとかMISAKIとかたくさんいて頑張っていますが、この座を若手に譲るつもりはない」と今後もエースとしてSBを引っ張っていくことを宣言した。

 また試合後の会見では「総合でストレートをもらっていた印象が強くて、警戒し過ぎて、逆に今回は見えすぎたせいか、攻めきれなかった。今は試合だと冷静で、逆に冷静になり過ぎるのが反省点」と改めて反省の弁。そして10月から始まるRIZINのトーナメントについては「すべてをレベルアップしないと勝てない。だからまだ優勝しますとは言えない。10月の試合に勝って“優勝します”と言えるようにしたい」と気を引き締めた。

シュートボクシングの『Girls S-cup2017』が7月7日に開催

2017.05.30 Vol.691

 女子格闘技の祭典として毎年夏に開催されている『Girls S-cup』が、今年は7月7日(金)に東京・TDCホールで開催される。日本シュートボクシング協会が30日、発表した。

 今大会では、SB世界女子フライ級王者RENA(シーザージム)がメインイベントに出場するほか、SB日本女子ミニマム級王者MIO(シーザージム)、海外三冠王Union朱里(GSB名古屋)が国際戦に挑み、2014年9月以来のSBのリング復帰となる“東北の剛腕美女”未奈(秀晃道場)が参戦。

 さらに、5月28日にJ-GIRLSミニフライ級王座決定トーナメント1回戦で女子キック界を牽引してきたベテランファイター、紅絹を破る大金星を挙げたばかりのMISAKI(GSB名古屋)が出場する。

 昨年のGirls S-cupではRENAが世界タイトル初防衛戦でポーランドの強豪クラウディア・パウィカを3RTKOで下し、MIOが朱里との4Rにわたる激闘を制し「Girls S-cup48kgアジアトーナメント」制覇を果たした。今年の真夏の祭典ではどのようなドラマが生まれるのだろうか。

シュートボクシング『ヤングシーザー杯』で笠原友希が優勝 移籍初戦MIOは判定勝ち

2016.06.18 Vol.668

 シュートボクシング(SB)の『ヤングシーザー杯 in 花やしき~ act.2』(6月18日、東京・浅草花やしき「花やしき座」)で、16歳以下の選手によって争われる「U16 ヤングシーザー55kgトーナメント」が行われ、笠原友希が優勝した。
 笠原は1回戦で中村龍登と対戦。中村の多彩な蹴りに苦戦したものの、的確な打撃と組み付いては積極的に投げを狙うなど押し気味に試合を進め2-0の判定で勝利を収めた。
 決勝では上田一哉と対戦。笠原が1R終了間際に左ストレートでダウンを奪う。試合は2分×3Rとあって、後がない上田が積極的に前に出るも、笠原も応戦。距離が近くなると組み付いて投げを狙うなど、この試合も笠原が主導権を握り続け3-0の判定で勝利を収め、優勝した。

 またこの日はGirls S-cup 48kg日本トーナメント’15優勝者で、シーザージムに移籍したばかりのMIOが移籍後初試合に臨んだ。対戦相手は直前になってユリカGSBからMISAKIに変更。
 MIOは環境が変わったためか、前日計量で1回目を500gオーバーし2回目でクリア。試合はMISAKIが手数で上回るが、MIOはMISAKIの打ち終わりにきっちり反撃。パンチの威力でも上回り3-0の判定で勝利を収めた。
 実績的には大きく上回るMIOだが、最後までMISAKIの勢いが止まらなかったこともあり、KOはならず。
 調整方法も含めて『Girls S-cup2016〜七夕ジョシカク祭り〜』(7月7日、東京・豊洲PIT)へ向け課題を残した。

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