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挑戦者の原口健飛「世界トップ2にふさわしい試合をしたい」。王者チャド・コリンズの小顔には「ほんまにヤバい。より精密に当てたい」【RISE】

2025.08.01 Vol.Web Original

 RISEのビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO」(8月2日、東京・大田区総合体育館)の前日計量が8月1日、都内で開催された。セミファイナルで行われる「RISE世界スーパーライト級(-65kg)タイトルマッチ」で対戦する王者チャド・コリンズ(オーストラリア/Strikeforce)は64.60kg、挑戦者の原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)は64.75kgでともに規定体重をクリアした。

 2人は2020年4月に「63kg WORLD SERIES」の1回戦で対戦予定だったのだが、コロナの影響で入国規制が厳しくなり、コリンズが入国できず中止となった幻のカード。「RISEの65kgの最強決定戦」(伊藤隆代表)と位置付けられる一戦だ。

 計量後に行われた会見で原口は「自分的にもRISE的にもやっとやし、ついにやしっていう感じのカードなんですけど。まあ何やろ。俺も複雑というか、ずっとこの5年間、チャドと一緒にRISEファイターとして、対GLORYとかいろいろと一緒に戦ってきた仲間なので。だからこそ、めちゃくちゃ熱い試合といえるというか。まあ、憎しみのあるカードもいいと思うんですけど、俺たちはほんまにお互いにリスペクトし合って“どっちが強いか”という気持ちでしかやらないので、ほんまに熱い試合ができるかなと思うし、まあいろいろな65kgのカードが決まってますけど、俺たちが一番、世界トップ2にふさわしい試合をしたいなと思ってます」、コリンズは「5年前にやりたかったこの試合、パンデミックでできなかったんですけど、僕そして原口選手どちらもとても成長していると思いますし、僕たちの中には友達としてすごい強い絆があると思いますが、明日は強い熱い試合を見せたいと思っています。明日、何が起きるか分からないと思いますが、チャド・コリンズの本来の強さ、自分の真実の強さを皆様に見せられるように練習してきたので、応援よろしくお願いします」とそれぞれ語った。

階級を上げて1発目の那須川龍心「今回のテーマは53kgの分かってない奴らに分からせること」。迎撃する政所仁「覚悟の違いを見せる」【RISE】

2025.08.01 Vol.Web Original

 RISEのビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO」(8月2日、東京・大田区総合体育館)の前日計量が8月1日、都内で開催された。

 第3代RISEフライ級王者で、今回からスーパーフライ級へ階級を上げて参戦する那須川龍心(TEAM TEPPEN)は52.95kg、対戦相手の政所仁(魁塾)は52.70kgでともに規定体重の−53kgをクリアした。

 那須川は6月21日の「RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA」のメインイベントで行われた「ISKA K-1ルール 世界ストロー級(-51.5kg)王座決定戦」でハマダ・アズマニを破り王座獲得も、試合後のマイクで王座返上とスーパーフライ級への階級アップを宣言。今回はその初戦となる。

 政所は昨年6月に「RISEスーパーフライ級(-53kg)タイトルマッチ」で大﨑一貴に挑戦も判定負け。12月には大﨑の王者返上に伴う「第3代RISEスーパーフライ級(-53kg)王座決定戦」で花岡竜にも敗れタイトル戦線から一歩後退した。しかし5月には初の名古屋大会で前フライ級王者の数島大陸に勝利を収め再起を果たした。

 計量後の会見で那須川は「今回、階級を上げて1発目ということで、革命の狼煙を上げていきたいと思うので応援よろしくお願いします」と語り「前回の試合から、自分自身の技一つひとつの切れとかスピードだったりの完成度を上げてきた感じなので、一つひとつの技を見てくれればなと思っています」と短い期間ではあるものの成長の手応えを感じているよう。

復帰戦の南原健太が1Rにダウンを奪われるも逆転の延長判定勝ち。「このままでは絶対に世界を獲れない」と反省の弁【RISE190】

2025.07.26 Vol.Web Original

「RISE190」(7月25日、東京・後楽園ホール)でRISEライトヘビー級王者の南原健太(TARGET SHIBUYA)が約1年1カ月ぶりの復帰戦に臨み、MAX FCスーパーミドル級王者のジョン·ソンジク(韓国/PT365)と対戦した。試合は南原が1Rにダウンを奪われる苦しい展開となるが、延長に持ち込み判定勝ちを収めた。

 南原は幼少期から極真空手を学び、2022年のオープントーナメント全日本体重別空手道選手権大会では軽重量級(90キロ以下)で優勝。2021年にはRISEでキックボクサーとしてデビューし、3連続KO勝ちも4戦目にカルリ・ギブレインにKO負け。しかし以降、7連続KO勝ちでここまでのプロ戦績は11戦10勝(10KO)1敗。2023年8月に行われた「第2代RISEライトヘビー級(-90kg)王座決定戦」ではコントゥアラーイ・JMボクシングジムに逆転KO勝ちを収め、悲願のRISE王座を獲得している。

「私は絶対にあきらめない」平岡琴が辻井和花を延長の末破り、悲願のRISE王座に王手【RISE190】

2025.07.26 Vol.Web Original

「RISE190」(7月25日、東京・後楽園ホール)で「第3代RISE QUEENアトム級(-46kg)王座決定トーナメント」の準決勝第1試合が行われ、平岡琴(TRY HARD GYM/同級2位)と辻井和花(BRING IT ONパラエストラAKK/同級7位)が対戦した。試合は平岡が延長にもつれ込む接戦を制して決勝に進出した。

 今回のトーナメントは宮﨑小雪の王座返上に伴い行われるもの。辻井は5月の後楽園大会で行われた1回戦第1試合で岩永唯伽(OISHI GYM)を2-0の判定で破り、準決勝に進出。平岡はシードされ、この日の準決勝からの出場だった。

 5月大会で行われた1回戦第2試合では島田知佳(team VASILEUS)が奥村琉奈(OISHI GYM)に1RKO勝ちで準決勝に進出。8月30日の「RISE191」でシュートボクシングのSB日本女子アトム級1位・風羽(龍生塾ファントム道場)と対戦する。

王者・志朗「ファンや応援してくれている人たちのためにもしっかりリベンジ」、挑戦者・玖村将史「3年前以上の結果を見せて獲りたい」【RISE】

2025.07.26 Vol.Web Original

 RISEのビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO」(8月2日、東京・大田区総合体育館)で行われる「RISE世界バンタム級タイトルマッチ」の公開調印式が7月25日、東京・後楽園ホールで開催された「RISE190」のリング上で行われた。

 同タイトル戦では王者・志朗(BeWELLキックボクシングジム)に元Krushスーパーバンタム級王者の玖村将史(999)が挑戦する。

 2人は2022年6月に行われた「THE MATCH 2022」で対戦し、玖村がダウンを奪った上での判定勝ちを収めている。玖村は今年4月30日付でK-1との契約が円満に終了。RISEには今回が初参戦となる。

 調印後、玖村は「RISE初参戦にもかかわらず、いきなりメインで世界タイトル戦をできることに非常にワクワクしています。来週は僕が3年前以上の結果を見せて、志朗選手に勝って、このRISEの世界タイトルを獲りたいと思っています。メインにふさわしいレベルの高い試合をして勝つので、ぜひ会場で応援よろしくお願いします」と王座奪取を誓った。

 志朗は「3年間、自分自身待ちましたけど、応援してくれているファンの方々は3年間ずっとリベンジしてほしいという思いで応援してくれていたと思うので、今回は自分自身のためではなくてファンや応援してくれている人たちのためにもしっかりリベンジするので、8月2日は大田区総合体育館、そしてABEMAで応援よろしくお願いします」とリベンジを誓った。

カメラマンの長尾迪氏が「MMAフォトライブラリー」を開設。ヒクソン、桜庭らレジェンドから朝倉未来、那須川天心ら現役ファイターの写真が満載

2025.07.07 Vol.Web Original

 株式会社イングラムがUFCやPRIDEのオフィシャルカメラマンを長く務めた写真家の長尾迪氏のデジタルフォトライブラリーを開設したことを発表した。

 名称は「長尾迪MMAフォトライブラリー」で総合格闘技創設期のヒクソン・グレイシーや桜庭和志、山本“KID”徳郁といったレジェンドファイターから、現在、RIZINで活躍している朝倉未来、平本蓮、萩原京平、そしてキックボクシングからボクシングに転向した那須川天心などの現役選手が活躍する写真が満載。

 団体は総合格闘技の原点といわれる「修斗」、総合格闘技を世界に広めるきっかけとなった「PRIDE」「UFC」、そして「RIZIN」「K-1」「RISE」など、総合格闘技からキックボクシング(一部ボクシング興行を含む)まで網羅している。なお修斗、UFC、K-1、RIZINについては長尾氏はオフィシャル・フォトグラファーとしてシャッターを切り続けている。

 これらの写真についてはテレビ、新聞、雑誌、web等のメディアに向けてオンラインで購入できるストックフォトシステムになっているのが特徴で、メディアでの商用利用を原則としており、1点1万円~で使用することが可能。また条件が合えば一般の人も利用可能とのこと。

階級アップ初戦の那須川龍心「王者の花岡選手に挑めるように圧倒的に勝ちたい」、ランク1位の政所仁「僕がいる以上はそれより上には絶対いけない」【RISE】

2025.07.02 Vol.Web Original

 RISEが7月2日、都内で「RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO」(8月2日、東京・大田区総合体育館)の対戦カード発表会見を開催した。

 会見には6月30日に行われた後楽園ホール大会でカードが対戦が発表されているスーパーフライ級(-53kg)1位の政所仁(魁塾)と第3代RISEフライ級王者・那須川龍心(TEAM TEPPEN)も出席した。

 那須川は6月21日に行われた「RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA」のメインイベントで行われた「ISKA K-1ルール 世界ストロー級(-51.5kg)王座決定戦」でハマダ・アズマニを破り王座獲得も、試合後のマイクで王座返上とスーパーフライ級への階級アップを宣言。今回はその初戦となる。

 政所は昨年6月に「RISEスーパーフライ級(-53kg)タイトルマッチ」で大﨑一貴に挑戦も判定負け。12月には大﨑の王者返上に伴う「第3代RISEスーパーフライ級(-53kg)王座決定戦」で花岡竜にも敗れタイトル戦線から一歩後退した。しかし5月には初の名古屋大会で前フライ級王者の数島大陸に勝利を収め再起を果たした。

王者としての初戦に臨む白鳥大珠がワイルド宣言「ちょっと怖さを見せる」【RISE】

2025.07.02 Vol.Web Original

 RISEが7月2日、都内で「RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO」(8月2日、東京・大田区総合体育館)の対戦カード発表会見を開催した。

 会見には6月30日に行われた後楽園ホール大会でカードが発表されたRISEスーパーライト級王者・白鳥大珠(TEAM TEPPEN)も出席した。白鳥はSuperFight! スーパーライト級(-65kg)でアンディ・ターランド(イングランド/Tornado gym)と対戦する。ターランドはISKAフリースタイルルール世界ウェルター級王者。今回が初来日となる。

 白鳥は昨年12月に行われた「GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX」の1回戦で、優勝したペットパノムルン・キャットムーカオに完膚なきまでにやられるも、今年3月の「RISE ELDORADO 2025」で行われた「第5代スーパーライト級(-65kg)王座決定戦」で麻火佑太郎に先制のダウンを奪われながらも最終ラウンドの試合終了間際にダウンを取り返しての逆転判定勝ちで王座を獲得。復活の狼煙を上げた。

 白鳥は「王者としての価値を問われる試合になると思う。RISEの王者として強さを見せていきたいと思う」と王者としての決意を述べると「相手はこの前のRISEでも発表されているんですけど、レジェンドのジェロム・・レ・バンナと試合が決まりました。本当に当時見ていた世代としてはここは必ず超えたいなと思っています。また前回の試合から強くなった姿を見せるので皆さん楽しみにしてください」とジョークを飛ばした。ターランドはバンナに顔が似ていると話題になっている。

GLORY×RISEトーナメントに出場の麻火佑太郎「怖さを見せて勝ちたい」、3週間前にBreakingDown出場のYURA「ケガする前に倒せばいい」【RISE】

2025.07.02 Vol.Web Original

 RISEが7月2日、都内で「RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO」(8月2日、東京・大田区総合体育館)の対戦カード発表会見を開催した。

 GLORYとRISEが共同で開催する「GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT」の1回戦4試合が発表された。

 このトーナメントは両団体から−65kgのトップ選手12人ずつが参加し、5大会に渡りRISEブロック、GLORYブロックに分かれてトーナメントを開催。最後に残った4選手によりワンデートーナメントで決勝ラウンドが行われる。

 この日は各ブロック2試合ずつが発表された。RISEのスーパーライト級2位の麻火佑太郎(PHOENIX)がエドゥアルド・カタリン(スペイン/Moi Rui & Susi Team)と対戦する。

 麻火は昨年は年明けから3連勝し、一気にスーパーライト級のキーパーソンに。9月の「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」ではRISE世界スーパーライト級王者チャド・コリンズとの対戦を実現させるも無念の1RKO負けするも、12月の「GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX」ではリザーブファイトでヤン・カッファにKO勝ちを収めすぐに復活。今年3月には「第5代スーパーライト級(-65kg)王座決定戦」で白鳥大珠と対戦し、先制のダウンを奪い王座に手をかけたが、最終ラウンドの終了間際にダウンを取り返され、判定負けを喫し王座戴冠を逃した。今回はそれ以来の再起戦となる。

左目を潰された小林愛三が判定負けでリベンジならず。王座防衛のテッサは「K-1のSAHO選手と戦いたい」とアピール【RISE189】

2025.06.30 Vol.Web Original

「RISE189」(6月29日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「RISE QUEENフライ級(-52kg)タイトルマッチ」で王者テッサ・デ・コム(オランダ/Fight team Vlaardingen)が挑戦者の小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)を破り2度目の防衛を果たした。

 2人は今回が三度目の対戦。一度目は2022年12月の「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」で行われたRISEとGLORYの対抗戦で対戦し、テッサがダウンを奪ったうえでの判定勝ち。翌年5月には小林が持つRISE QUEENフライ級のベルトをかけて対戦し、テッサが判定勝ちを収め王座を獲得した。テッサは昨年12月には小林愛理奈を破り初防衛を果たしている。

 1R、ともにオーソドックスの構え。いきなり仕掛ける小林。テッサも応じ、動きのある展開に。小林が前蹴りで吹っ飛ばす。テッサはサウスポーにスイッチして左ミドル、左ストレート。小林は圧をかけてワンツー。テッサは左ミドル。小林は詰めて右ボディー、前蹴り。テッサは左ハイ、左インロー。テッサは回るが小林は前蹴り、そして右ボディーストレート。テッサはスイッチを繰り返しワンツーを返すが、小林も左フック、前蹴り。試合はオープンスコアシステムで行われ、ジャッジは3者とも10-10。

「200万総取りトーナメント」はスアレックがケースケ、木村“ケルベロス”颯太を破り優勝。同門の王者・白鳥大珠に「今度、防衛戦お願いします」【RISE189】

2025.06.30 Vol.(撮影・蔦野裕)

「RISE189」(6月29日、東京・後楽園ホール)で行われた「200万総取りトーナメント GACHI!!」でスアレック・TEPPEN GYM(TEAM TEPPEN)が決勝で木村“ケルベロス”颯太(心将塾)を判定で破り、優勝した。同トーナメントはその名の通り、賞金200万円をかけた4人制トーナメントでスアレックは200万円を獲得した。

 スアレックは1回戦ではケースケ(HIDE’S KICK)に、木村は山口裕人(道化倶楽部)にそれぞれ判定勝ちを収め決勝に進出した。

 1R、ともにオーソドックスの構え。木村の左ボディーにスアレックがワンツーを返す。スアレックは左ミドル、ワンツー。組んで互いにヒザ。スアレックは奥足への左ロー。木村はパンチを連打。スアレックは右カーフ、左インロー。スアレックは右フック。そして左ボディー、右フックと続ける。木村は右フック。スアレックは右カーフ。木村も右ロー。詰める木村にスアレックが右フック。木村も右フックを返す。スアレックが右フック、右ハイ。

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