SearchSearch

那須川天心のRISEラストマッチは令和版「巨人の星」。父は対戦相手の風音についた!【RISE】

2022.02.10 Vol.Web Original

昨年9月に風音が対戦要求

 那須川天心(TARGET/Cygames)のRISEラストマッチの相手が同門の風音(TEAM TEPPEN)となることが2月9日発表された。

 RISEはこの日「RISE ELDORADO 2022~Tenshin Nasukawa RISE Finalmatch」(4月2日、国立代々木競技場 第一体育館)の第1弾カード発表会見を開催し、両選手同席のもとカードが発表された。

 那須川は今大会の対戦相手については昨年11月に行われた「RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA」でリングで挨拶した際に「僕の希望としてはロッタンともう1回やりたいと思っています」と2018年6月に対戦し延長にもつれ込む激戦の末、判定勝ちを収めたロッタン・ジットムアンノンとの対戦を希望。ロッタンは現在、ONE Championshipに戦いの場を移し、ONEムエタイフライ級王座に就いているため契約問題はもちろん、RISEの伊藤隆代表が「スケジュールや契約をクリアしたとしても一番の問題は体重。ロッタンは60kg以下には落ちないと言っている」との見解を示すなど、その成り行きが注目を集めていたが、今月6日には那須川が自らのYouTubeチャンネルでロッタン側との交渉が決裂したことを明かしていた。

 風音は昨年9月に行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」では下馬評を覆し、見事優勝を果たし、試合直後のマイクで「那須川天心選手! 認めている志朗選手に勝ったぞ。やる権利はあるんじゃないですかね。どうですか。もう文句言えへんやろ。俺は世界一を目指してやっています。言いたいことは言わせてもらいました。前向きにお願いします」と那須川戦をアピールしていた。

 風音は京都出身でかつては関西のジムに所属していたが、2018年7月の松岡宏宜からTEAM TEPPENに移籍。以降、10戦9勝(2KO)1敗という戦績を残している。

秀樹との3年ぶりの再戦に白鳥大珠「生き残りをかけた試合。最後は気持ちの勝負」【RISE】

2022.02.09 Vol.Web Original

秀樹「失うものがない選手がどこまでやってくるのかがこの試合で分かる」

「RISE ELDORADO 2022~Tenshin Nasukawa RISE Finalmatch」(4月2日、国立代々木競技場 第一体育館)の第1弾カード発表会見が2月9日に行われ白鳥大珠(TEAM TEPPEN)と秀樹(新宿レフティージム)の対戦が発表された。

 2人は2019年2月に第5代RISEライト級王座決定戦で対戦し、3Rに白鳥が秀樹の左ローを右ヒザでブロックした際に秀樹がスネから流血。ドクターチェックの結果、左スネの傷が骨膜が見えるほどの重傷で試合続行不可能となり、TKOで白鳥が王座戴冠を果たした。不完全燃焼に終わった白鳥は試合後のマイクで初防衛戦での再戦を希望したが、白鳥はその後「RISE WORLD SERIES 2019」で優勝したことから王座を返上。再戦が見送られていた。

 秀樹はその後、第6代ライト級王座決定戦で原口健飛に、第7代ライト級王座決定戦では直樹に敗れるなどあと一歩で王座奪取はならず。もどかしい時期が続いたが、昨年12月の「RISE153」でウザ強ヨシヤにKO勝ち後に白鳥に再戦を要求。これに白鳥もSNSで「やりましょう」と対戦受諾を表明していた。

RISE QUEENの小林愛三が初参戦でいきなりGLORY世界王座に挑戦

2022.02.01 Vol.Web Original

3・19 ベルギー・ハッセルト大会でティファニー・ヴァン・スーストと対戦

 RISEのRISE QUEENフライ級王者・小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)が3月19日にベルギーのハッセルトで開催される「GLORY80」(Trixxoアリーナ)に参戦することが2月1日、発表された。

 小林はいきなりスーパーバンタム級王者のティファニー・ヴァン・スースト(アメリカ/Tiffany Van Soest)の持つベルトに挑戦するという破格の扱いとなった。

 小林がタイトルを獲得すれば、2013年に行われた「GLORYフェザー級SLAM世界トーナメント 2013」で久保優太が優勝して以来の快挙となる。

 小林は今回の参戦にあたり「お話をいただいたとき、ゾクゾクしました。GLORYに日本人の気持ちの強さを、和魂を知ってもらえる一戦になると思います。海外での戦いは初ですがサポートしてくれている方が沢山いるので、必ず勝利します! RISE QUEENとしてGLORYのベルトを日本に持って帰ってきます!」とRISEを通してコメントした。

工藤政英引退後のフェザー級王座をめぐる戦いが早くもスタート。平野凌我が竹内将生に判定勝ち【RISE154】

2022.01.24 Vol.Web Original

「RISE154」(1月23日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われたフェザー級戦でランキング1位の竹内将生(エイワスポーツジム)と同7位の平野凌我(MTS)が対戦し、3-0の判定で平野が勝利を収めた。

 この日は第3代フェザー級王者・工藤政英(新宿レフティージム)の引退セレモニーが行われ、ベルトが返上された。空位となる王座をめぐる戦いが早くもスタートした。

 竹内はムエタイファイターではあるが、RISEルールにも適応。昨年7月には工藤に挑戦し、先制のダウンを奪ったものの、3度のダウンを奪い返され逆転KO負けを喫し、ベルト奪取はならなかった。しかし9月にはホームリングの「BOM」で王座決定トーナメントを制して、フェザー級王座を獲得している。

フェザー級王者・工藤政英が引退セレモニー。「農家でお米を作っています。ぜひご購入いただけたらうれしいです」【RISE154】

2022.01.24 Vol.Web Original

「RISE154」(1月23日、東京・後楽園ホール)で第3代RISEフェザー級王者・工藤政英(新宿レフティージム)の引退セレモニーが行われた。

 工藤は2018年6月に森本“狂犬”義久を破り王座を獲得。その後はワールドクラスの相手との対戦が続いたため、なかなか初防衛戦が組まれなかったが、昨年7月に竹内将生を相手に初防衛戦を行い、1RKO勝ちで念願の初防衛に成功した。

 しかし12月11日に会見を行い、鼻炎骨湾曲症で鼻の骨が粉々に砕けており、鼻呼吸ができない中で戦っていたことと脇腹の骨を鼻に移植する手術を行うことを発表。その手術を行うと、以降はコンタクトスポーツはできなくなってしまうため現役を引退することを表明していた。

 翌日に行われた後楽園大会でリング上からファンに引退を報告。今大会で改めて引退セレモニーが行われた。

鈴木真彦が拳剛を完全KOで2度目の防衛。そして志朗へのリベンジマッチをアピール【RISE154】

2022.01.24 Vol.Web Original

「RISE154」(1月23日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「RISEバンタム級(-55kg)タイトルマッチ」で王者・鈴木真彦(山口道場)が1R2分4秒、KOで拳剛(誠剛館)を破り2度目の防衛を果たした。そして試合後のマイクで「やり返さなければいけない選手がいる」と「RISE ELDORADO 2022」(4月2日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)での志朗戦をアピールした。

 鈴木は2020年に行われた「那須川天心挑戦者決定トーナメント」の決勝で志朗に敗れている。

 この日、鈴木は拳剛と壮絶な打ち合いを展開。立ち上がりこそ、ともにローキックで様子をうかがうが、鈴木が一気に仕掛けると拳剛も応じ、いきなり激しい打ち合いに。ともに左右のフックを放つ中、拳剛の右フックが鈴木の顔面をとらえるが、鈴木は構わずパンチを放ち続け、左フックでダウンを奪う。

南原健太がミヤギンを左ハイキック一発で1RKO。「RISEでヘビー級のスターになるのは僕しかいない」【RISE154】

2022.01.24 Vol.Web Original

「RISE154」(1月23日、東京・後楽園ホール)で第35回全日本ウエイト制空手道選手権大会準優勝の南原健太(極真会館)が1R1分4秒、左ハイキック一発でミヤギン(team Bonds)にKO勝ちを収めた。南原はこれでプロ戦績を3戦3勝3KOとし、RISEヘビー級のエースの座にまた一歩近づいた。

 今回は前回の−82kg契約から−92kg契約と一気に対戦相手が重くなっての一戦。前日計量ではミヤギンの91.3kgに対し、南原は87.55kgだったが、南原は「フィジカル面を強化し、ただ体重を増やすだけではなく、筋トレ、走り込みと練習量を増やす中で体重を増やしてきた。92kgには届かなかったが、これから食べて増やそうと思う」と話すなど意に介さず。

小林愛理奈が祥子JSKから3つのダウンを奪ってKO勝ち。「他に敵がいない」と王者・宮﨑小雪への挑戦をアピール【RISE154】

2022.01.24 Vol.Web Original

「RISE154」(1月23日、東京・後楽園ホール)でアトム級1位の小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)が祥子JSK(治政館)と対戦し、2Rに3度のダウンを奪いKO勝ちを収め、RISE QUEENアトム級王者・宮﨑小雪への挑戦をアピールした。

 小林は序盤こそ祥子の前蹴りをボディーに食らう場面もあったものの、徐々にその蹴り終わりにパンチを合わせていく。小林は祥子の顔面に右フック、そして左右のボディーフックを連打していくと祥子は組み付く場面が増え、1Rには注意、2Rには警告が出る。

 祥子は左ミドルからパンチ、小林が距離を詰めるとボディーへのヒザと多彩な攻撃を見せるが、小林は2Rに祥子の左ミドルに右ストレートを合わせ最初のダウンを奪う。立ち上がった祥子だったが、小林は右フックでダウンを追加。最後は右フック、左フック、右フックの3連打で3度目のダウンを奪い、KO勝ちを収めた。

王者・鈴木真彦は世界進出を、挑戦者・拳剛は那須川天心RISEラストマッチの対戦相手の座を狙う【RISE154】

2022.01.22 Vol.Web Original

「RISE154」(1月23日、東京・後楽園ホール)の前日計量が1月22日、都内で開催された。

 メインイベントで行われる「RISEバンタム級(-55kg)タイトルマッチ」で対戦する王者・鈴木真彦(山口道場)は54.85kg、挑戦者の拳剛(誠剛館)は55.0kgでそれぞれ規定体重をクリア。残る全選手も1回目の計量で規定体重をクリアした。

 その後に前日会見が行われ、RISEの伊藤隆代表は「これぞタイトルマッチ、これぞRISEという試合を見せてほしい。延長無制限でドロー防衛はないので、非常にハードな内容になっているが、これぞRISEという試合を見せていただきたい」と両選手に檄を飛ばした。

 今回が初のタイトルマッチとなる拳剛は「鈴木真彦選手とやっとの思いで試合ができるので、今まで練習でこつこつと積み上げてきたものを全部発揮して勝って、姫路に、誠剛館にベルトを持って帰りたい」と王座奪取を誓った。その「やっとの思い」については「僕がDEEP☆KICKに出だしたときに鈴木選手はすでに55kgのチャンピオンだった。その王者・鈴木真彦を目指し、DEEP☆KICKに参戦して頑張ってきたが、先にRISEという舞台に上がられて、それを追いかける形で僕がDEEP☆KICKの王者になって、やっとRISEという舞台に立て、一戦一戦戦ってきて、やっと追いついたと思うので、ここで追い抜きたいと思っている」などと明かした。

全試合OFGマッチの新イベントに山口裕人と侑馬の山口兄弟が揃って参戦【RISE FIGHT CLUB】

2022.01.14 Vol.Web Original

兄・裕人は東修平と対戦

 RISEの新機軸となる「RISE FIGHT CLUB」(2月16日、東京・新宿FACE)の第1弾カード発表会見が1月14日、都内で開催された。

 同大会は昨年5月から行われている「オープンフィンガーグローブマッチ(OFGマッチ)」に特化した大会となる。昨年はYA-MANがOFGマッチをきっかけにブレイクを果たした。今後、この大会から新しいスターの誕生が期待されている。

 この日は昨年5月のOFGマッチに参戦した山口裕人と侑馬の山口兄弟の参戦が発表された。2人はこれまで所属していた山口道場を離れ、新チーム「道化倶楽部(ピエロクラブ)」を設立。心機一転での参戦となる。

 兄・裕人はMMAやラウェイで活躍する東修平(AACC)と対戦する。

 東はこの日の会見を欠席し、非情に丁寧なコメントを寄せたのだが、これに裕人は「めちゃめちゃいい人ですね」と拍子抜け。しかし「僕もめっちゃ楽しみ。なんか危なそうな人なんで、面白そうなカードを組んでいただいたなという感じ。新宿FACEで、まだ小さい会場ですが今回盛り上げて、後楽園、もっとでかい大会を開いてもらえたらなと思う。盛り上げます」と語った。東の印象については「ラウェイの試合の映像を見たんですが、めちゃくちゃ頭突きしていました。それは凄いと思った。他の試合も見たが面白そうだなと思った。かみ合うと思う。向こうも見た感じ、技術とかではなく殴ってくると思う。僕もそれで殴り合います」と激闘を予告。

元西武の相内誠が元Jリーガーと対戦。「練習しなくても勝てる」と豪語【RISE FIGHT CLUB】

2022.01.14 Vol.Web Original

 プロ野球、元西武ライオンズの投手で格闘家の相内誠が1月14日、オープンフィンガーグローブマッチ(OFGマッチ)で元Jリーガーの格闘家・安彦孝真(Executive Fight 武士道)と対戦することが発表された。

 この日はRISEの新機軸となる「RISE FIGHT CLUB」(2月16日、東京・新宿FACE)の第1弾カード発表会見が都内で開催された。同大会は昨年5月から行われているOFGマッチに特化した大会。昨年はYA-MANがOFGマッチをきっかけにブレイクを果たした。今後、この大会から新しいスターの誕生が期待されている。

 相内は2020年のシーズンを最後にプロ野球から引退。昨年2月の「RISE ELDORADO 2021」でプロ格闘家としてデビューを果たすがKO負けを喫し、RISEには約1年ぶりの参戦となる。この間、昨年11月に行われた「BreakingDown」に参戦し、わずか25秒で失神KO勝ちを収めている。

Copyrighted Image