SearchSearch

修斗の現世界フェザー級王者のSASUKEが「強い奴と戦いたい」と初参戦で3連勝中のコレスニックと対戦【RIZIN】

2025.05.09 Vol.Web Original

 RIZINの2度目の札幌大会となる「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(北海道・札幌/真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の追加カード発表会見が5月8日、都内で開催された。

 修斗の現世界フェザー級王者のSASUKE(MASTER JAPAN TOKYO)がRIZIN初参戦を果たす。対戦相手はRIZINで3連勝中のビクター・コレスニック(ロシア/Tiger Muay Thai/Kuznya)。

 SASUKEは2021年7月に修斗世界王座を獲得。2022年と2023年には「Road to UFC」のフェザー級トーナメントに参戦するもいずれも初戦で敗退。その間にも飯田健夫、田中半蔵、椿飛鳥相手にいずれもKOで防衛。昨年5月に修斗で行われた日中対抗戦ではジョングウェン パンに一本勝ちと修斗では敵なしの状態になっている。

 コレスニックは2023年5月にRIZINに初参戦。以降、岸本篤史、高木凌、中原由貴を相手に3連勝を飾っている。

 コレスニックはRIZINを通じて「怪我でしばらくRIZINのリングから離れていましたが6月14日に札幌のLANDMARKの大会で復帰します。対戦相手は経験豊富で強い選手ですが、RIZINデビュー戦です。RIZINの先輩として一生記憶に残るようなデビュー戦にしてあげたいと思います。皆さんが恋しかったです。会場に来て6月14日に会いましょう」とコメント。

札幌大会でケラモフvs木村柊也、堀江圭功vs西川大和【RIZIN LANDMARK 11】

2025.05.05 Vol.Web Original

 RIZINの2度目の札幌大会となる「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(北海道・札幌/真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の第1弾対戦カードが5月4日、「RIZIN男祭り」(東京・東京ドーム)のリング上で発表された。

 元RIZINフェザー級王者のヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)が昨年大晦日以来の参戦を果たし木村柊也(BRAVE)と対戦する。

 ケラモフは2023年7月に「超RIZIN.2」で行われた王座決定戦で朝倉未来に1Rで一本勝ちを収めフェザー級王座を獲得。11月に自国で開催された「RIZIN LANDMARK 7」で鈴木千裕を相手に初防衛戦に臨むも1RでKO負けを喫し王座陥落。同大会で起きたトラブルが原因で拘留されていたが、嫌疑が晴れ、拘留が解けたことから昨年11月の名古屋大会で約1年ぶりにRIZIN出場を果たし、摩嶋一整に1R28秒で秒殺KO勝ちを収めた。その勢いを駆って大晦日には階級を上げてライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザに挑戦。テイクダウンしトップを取るもサトシの三角絞めにタップ、無念の1R一本負けで2階級制覇とはならなかった。

 木村は全日本拳法個人選手権大会で最年少の18歳、大学1年生での優勝を果たすなど日本拳法で輝かしい実績を誇り、2023年12月にプロデビュー。GLADIATOR、GRACHANで4戦4勝(4KO)と白星を重ね今年3月の香川大会でRIZIN初参戦。柔術の2019年の全日本柔術選手権優勝者の横山武司との究極の「寝技vs打撃」の一戦で1Rに一撃の右フックでKO勝ちを収めている。

 木村はリングに上がると「6月、ケラモフ選手と戦うことになりました。このカードが発表されて皆さん、どう思われているか分からないですけど、自分は1ミリも負ける気はしないんで、今回も倒しに行きます。応援よろしくお願いします」と語った。

 また堀江圭功(ALLIANCE)vs 西川大和(西川道場)の一戦も合わせて発表された。

 堀江はパンクラス、UFCを経て2021年3月にRIZINに初参戦すると関鉄矢、佐々木憂流迦、中田大貴を相手に3連勝。ケガでの長期戦線離脱から1年半ぶりの復帰戦となった2023年4月にケラモフにスタンドからのリアネイキッドチョークを極められ連勝がストップ。ライト級に転向しその初戦となった同年9月にスパイク・カーライルに判定勝利。昨年2月には地元・九州(佐賀)でのメインイベントでルイス・グスタボと大激闘を演じ、判定負けながら打撃の真っ向勝負が高く評価された。今回はそれ以来の再起戦となる。

 北海道出身の西川は2015年5月に地元のPFCで、小学生でプロデビュー。韓国のTOP FC 、GRACHANやFighting Nexusでキャリアを積み、立ち技でも2019年に元SB王者・坂本優起に判定勝利。2020年5月より修斗に参戦し5連勝で2021年9月にライト級王者川名TENCHO雄生への挑戦にこぎつけるとTKO勝利を収め修斗史上最年少の18歳で世界王者となった。2023年4月よりPFLライト級レギュラーシーズンに参戦するも、2連敗でプレーオフ進出を逃した。タイで研鑽を積み昨年6月には現地のムエタイ戦に勝利。12月には初参戦のDEEPで宇佐美正パトリックに2-1で判定勝ちを収めている。

 この日は堀江がリング上から「前回の試合から1年以上、時間が空いたんですが、たまるもんもたまってるんで、しっかり暴れて北海道大会を盛り上げたいと思います」と語った。

ケラモフが摩嶋一整に秒殺KO勝ちし鈴木千裕とクレベルの勝者との対戦をアピール「絶対にタイトルを取り戻す」【RIZIN】

2024.11.17 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」(11月17日、愛知・ポートメッセなごや 第1展示館)のメインイベントで前RIZINフェザー級王者のヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)が1年ぶりの復帰戦に臨んだ。

 ケラモフは摩嶋一整(毛利道場)と対戦し1R28秒で秒殺KO勝ちを収め、試合後のマイクで現王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)と大晦日に鈴木と対戦するクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)に宣戦布告した。

 1R、オーソドックスの構えのケラモフとサウスポーの摩嶋。前手での距離の探り合い。ここでケラモフの右フックで摩嶋がダウン。ケラモフはすぐに鉄槌で追撃。摩嶋の動きが止まり、レフェリーが試合を止め、ケラモフが秒殺KO勝ちを収めた。

“JTTの超新星”秋元強真が鈴木博昭を完封。朝倉兄弟の正統継承者としてふさわしい勝利も試合内容には納得せず【RIZIN】

2024.11.17 Vol.Web Original

“JTTの超新星”秋元強真(JAPAN TOP TEAM)が「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」(11月17日、愛知・ポートメッセなごや 第1展示館)でSHOOT BOXINGの初代SB日本ライト級、第9代SB日本スーパーライト級、初代SB世界スーパーライト級王者でONEでも3戦2勝の戦績を残す鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)を完封し、3-0の判定勝ちを収めた。

 秋元は9月のさいたまスーパーアリーナ大会でRIZIN初参戦を果たすと常連ファイターの金太郎に1RでTKO勝ち。今回の勝利でプロ戦績を7戦7勝とした。

 1R、ともにサウスポーの構え。秋元がワンツーから片足タックル。サイドについてケージに押し込みテイクダウン。上を取る。そしてパウンド、ヒザ。秋元は立ってから足をさばいてパウンド。そして再びグラウンドで上を取る。足をたたんでパウンド。鈴木がガードを固める。秋元が立ち上がると鈴木は蹴り上げを狙う。秋元は立ってパウンド、組み付いてパウンドを交互に。立ち上がってスタンドの展開に。秋元は右ジャブからワンツー。鈴木はガードを固めてインロー。秋元は3連打。秋元が組み付いてケージに押し込む。

元王者の浜崎朱加が約2年ぶりの復帰戦で一本勝ち「またこれからどんどん盛り上げていきたい」と大晦日参戦へも意欲【RIZIN】

2024.11.17 Vol.Web Original

 初代・第3代RIZIN女子スーパーアトム級王者の浜崎朱加(AACC)が「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」(11月17日、愛知・ポートメッセなごや 第1展示館)で2年2カ月ぶりの復帰戦に臨み、一本勝ちで勝利を収めた。

 浜崎は今回がRIZIN2戦目となるシン・ユリ(韓国/team GENIUS)と対戦。ユリは前戦ではRENAと対戦し判定で敗れたものの、右ストレートでRENAの左目じりをカットし出血させるなど追い込む場面もあった。

 1R、サウスポーの浜崎とオーソドックスのユリ。浜崎は右に回りながら様子を見る。そして組み付くと難なくテイクダウン。浜崎はユリの左腕を小手に巻いて固める。浜崎はハーフからマウントに移行。しかしユリはすきをついて立ち上がることに成功。浜崎は足を使って回る。ユリはジャブ、ロー。ユリの右ストレートが伸びる。ユリの左ジャブに左ストレートを合わせる浜崎。ユリが圧をかけてワンツー。

芦澤竜誠が昇侍にKO勝ちし「MMA選手はキックボクサーの打撃には歯が立ちません」、解説の久保優太も「キックボクサーの時代を作っていきたい」【RIZIN】

2024.11.17 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」(11月17日、愛知・ポートメッセなごや 第1展示館)でMMA3戦目に臨んだ芦澤竜誠(フリー)が初代ライト級キング・オブ・パンクラシストの昇侍(JAPAN TOP TEAM)にKO勝ちを収めた。

 芦澤はK-1グループで活躍後、2022年大晦日にMMA転向とRIZIN参戦を発表し、初戦の相手として皇治を指名。翌年4月の大阪大会でキックルールで皇治と対戦し勝利を収めた。そして公約通りMMAに転向し大晦日に太田忍と対戦するも1R中盤にパウンドでKO負け。今年7月の「超RIZIN.3」では互いにMMAルール2戦目となる皇治と対戦しフルラウンドの激しい打ち合いを制し3-0の判定でMMA初勝利を挙げた。今回はMMAでの初KO勝ちとなった。

久保優太がアーチュレッタを破ったシェイドゥラエフと対戦。榊原CEOは「勝ったらタイトル戦を考える」【RIZIN DECADE】

2024.11.17 Vol.Web Original

 今年で10回目の大晦日大会となる「RIZIN DECADE」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カードが11月17日に発表された。

 フェザー級の王座戦線に大きな影響を及ぼす元K-1 WORLD GPウェルター級王者の久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)とラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス/Ihlas)が対戦する。

 久保は今年3月に元修斗環太平洋フェザー級王者でONE Championshipにも参戦していた高橋遼伍(KRAZY BEE)に判定勝ち、7月には初代RIZINフェザー級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)にKO勝ちを収め、一気にフェザー級トップ戦線に浮上した。

 シェイドゥラエフは今年6月にRIZINに初参戦を果たすと武田光司に一本勝ち、9月には元RIZINバンタム級王者のフアン・アーチュレッタにも一本勝ちを収めている。

 この日、RIZINは愛知・ポートメッセなごや 第1展示館で「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」を開催(ABEMA PPV等で配信)。

 久保はケージに上がると「このカード、無謀とか言われるかもしれないんですが、僕が立ち技で頂点を取ってからこのMMAに挑戦しているのは、テーマは“挑戦”で、僕はRIZINフェザー級で王者になりたいのでこのシェイドゥラエフは避けては通れない道だと思っています。これでシェイドゥラエフにサクっと勝って、タイトル戦を榊原社長にお願いしたいので、次勝ったらぜひタイトル戦をお願いします」と榊原信行CEOにアピール。

 榊原氏から「今のシェイドゥラエフを止めるようことがあったら考えます」という言葉を引き出した久保は「僕は当日、何かを起こすと思うので、期待していてください」と締めくくった。

 またこの日は合わせて貴賢神(フリー)vsエドポロキング(ROOTS GYM)の一戦も発表された。

10回目の大晦日大会「RIZIN DECADE」の全貌は来週中にも発表の予定【RIZIN】

2024.11.16 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」(11月17日、愛知・ポートメッセなごや 第1展示館)の前日計量が11月16日、名古屋市内で行われ、全選手が規定体重をクリアした。

 計量の冒頭、榊原信行CEOは「1年ぶりの名古屋大会。RIZINは今度の大晦日が10回目。この9年の歴史の中で名古屋大会は結構ビッグサプライズやアップセットが起こる大会。そういう意味ではファンにとっては見逃してはならない試合が名古屋大会は多い。明日出る選手たちは1カ月半しかないが、10回目の大晦日の舞台に立ってやるという思いを持ってくれているファイターもたくさんいると思う。戦いに飢えたファイターたちの試合を楽しみに見ていただければと思う」と挨拶。

 計量後の取材では「選手たちにはルールミーティングの時にも言ったが、いずれにしても大晦日へのラストチャンス。明日の勝ちっぷりとケガなくクリアできれば大晦日のチャンスがあると思う。大晦日に出たいという選手がたくさんいるので、そこに向けてしっかりアピールしてほしい」と改めて今大会が大晦日に向けてのラストチャンスであることを強調。

 今年の大晦日は「RIZIN DECADE」という名称で3部構成で行うことが発表されているのだが「中身はまとまってきた。明日の結果で最終カード編成がフィックスすると思う。その結果も踏まえて、追加カードと3部構成がどういう形で行われるのかというところは来週中には発表できると思う。明日も追加カードを発表する」と来週中には全貌がほぼ固まるもようだ。

芦澤竜誠「対峙してもっと自信がついた。レベルが違う。勢いが違う」と昇侍撃破を確信【RIZIN】

2024.11.16 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」(11月17日、愛知・ポートメッセなごや 第1展示館)の前日計量が11月16日、名古屋市内で行われた。

 第10試合でRIZIN MMAルールで対戦する昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ)は61.00kg、芦澤竜誠(フリー)は60.90kgでともに規定体重をクリアした。

 計量後にマイクを握った芦澤は「まず、昇侍選手、減量きついのに落としてくれて、おめでとうございます。リスペクトしているんですが、必ずぶち殺せるので、明日はKO勝ちします」と前々日インタビュー同様、勝利への自信を隠さず。

 これまでのフェザー級から今回は3年9カ月ぶりのバンタム級での試合となる昇侍は計量をクリアすると雄叫び。そしてマイクを握ると「今日はありがとうございました。失うものは何もありません。思い切って明日はぶつかって。僕も宣言します。明日はKO勝ちしたいと思います」と決闘に向かう侍を思わせるコメントを残した。

1年ぶり参戦のケラモフ「素晴らしい試合を約束」、摩嶋一整は「熱い試合になるのは分かっている」【RIZIN】

2024.11.16 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」(11月17日、愛知・ポートメッセなごや 第1展示館)の前日計量が11月16日、名古屋市内で行われた。

 メインイベントで対戦するヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)は65.85kg、摩嶋一整(毛利道場)は65.90kgでともに規定体重をクリアした。

 計量後にマイクを握った摩嶋は「明日はメインイベントということで、ずっと地方でやってきた僕がここに立てているのもたくさんの方の力があってのものです。本当に感謝しています」とまずは周囲に感謝の言葉。そして「今回は前王者のケラモフ選手と戦わせてもらえるということで、熱い試合になるのは分かっているので、ぜひ応援よろしくお願いします」と続けた。

 今回は1年ぶりの参戦となるケラモフは「久しぶりのRIZIN。日本のこと、そしてこの試合をとても楽しみにしていた。とても寂しかった、なかなか試合に出ることができなくて。明日は非常に優秀な対戦相手の摩嶋選手と内容の深い、満足していただける試合を実現したい。素晴らしい試合を約束します」と感慨深げな表情を見せた。

芦澤竜誠が昇侍に圧勝宣言「なにもされないんじゃないですか」【RIZIN】

2024.11.15 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」(11月17日、愛知・ポートメッセなごや 第1展示館)の前々日インタビューが11月15日、名古屋市内で開催された。

 MMA3戦目で初代ライト級キング・オブ・パンクラシストの昇侍(JAPAN TOP TEAM)と対戦する芦澤竜誠(フリー)が「なにもされないんじゃないですか」と圧勝を宣言した。

 芦澤はK-1グループで活躍後、2022年大晦日にMMA転向とRIZIN参戦を発表し、初戦の相手として皇治を指名。翌年4月の大阪大会でキックルールで皇治と対戦し勝利を収めた。そして公約通りMMAに転向し大晦日に太田忍と対戦するも1R中盤にパウンドでKO負け。今年7月の「超RIZIN.3」では互いにMMAルール2戦目となる皇治と対戦しフルラウンドの激しい打ち合いを制し3-0の判定でMMA初勝利を挙げた。

 芦澤は「メンタルも技術も全部過去一!」と絶好調宣言。その理由は「やることをやってきた。そこら辺の選手よりしんどいことをやってきた。それが自信つながる。今は自信満々」と説明。

 昇侍については「最後の試合は2年前かな。相手どうこうじゃないという感じ。俺のほうが強い。俺と戦う奴はみんな弱く見られると思う」と語ったうえで「圧倒ですね。なにもされないんじゃないですか。無傷で」と圧勝を宣言した。その自信は「総合力が底上げされたことで、打撃ももっと自信を持って打てるようになった。MMAの技術が上がって、MMAファイターになったという感じ」と自らの伸びしろに手ごたえを感じているから。

Copyrighted Image