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元西武・相内誠がシュートボクシング初参戦も2RKO負け。プロ初勝利はお預け【SB】

2023.02.13 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の2023年シリーズ開幕戦となる「SHOOT BOXING 2023 act.1」(2月12日、東京・後楽園ホール)でプロ野球、元西武ライオンズ投手の相内誠(K26)がSBデビューを果たした。

 相内は第1試合(フレッシュマンクラスルール 3分3R延長2R)で仲田光大(SANDA CLUB Mz)と対戦し、2RでKO負けを喫し、プロ初勝利はならなかった。

 相内は2020年オフにプロ野球を引退し格闘家に転身。翌年2月にRISEでデビューを果たすもDelgermuru拳信王に1RKO負け。11月には「BreakingDown 3」に出場しKO勝ちを収め、格闘家としての初勝利を挙げた。昨年2月にはRISEに再登場を果たしオープンフィンガーグローブ(OFG)マッチで「年俸120円Jリーガー」として話題を集めた元Jリーガーの安彦考真と対戦も1RでKO負けを喫していた。

王者・植山征紀が2度目の防衛戦。挑戦者は有井渚海に戦慄KO勝ちの山田虎矢太【SB】

2023.01.11 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の東京・後楽園ホールで開催されるシリーズ開幕戦「SHOOT BOXING 2023 act.1」の第1弾対戦カードが1月11日に発表された。

 SB日本スーパーバンタム級(55.0kg契約)タイトルマッチで王者・植山征紀(龍生塾ファントム道場)に同級1位の山田虎矢太(シーザージム)が挑戦する。

 植山は27勝のうち14のKO勝ちを誇るハードパンチャー。2018年11月のSB日本スーパーバンタム級王座決定戦では当時無敗だった笠原友希を3RTKOで葬りベルトを獲得。SBだけでなく、RIZIN、RISEといった他団体のリングでもその強打者ぶりを爆発させてきた。2021年12月の初防衛戦では、タフな竹野元稀を3RKOで葬り、今回は2度目の防衛戦となる。

 対する虎矢太は現在売り出し中の山田ツインズの弟。前戦となった昨年12月の「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」ではRISEのスター選手、有井渚海と対戦すると下馬評を覆して2RKO勝ちを収め、大会一ともいえる強烈なインパクトを残した。現在、9戦9勝と無敗街道をばく進中。兄の彪太朗も昨年11月にフェザー級次期挑戦者決定トーナメントを制覇してタイトル挑戦権を獲得しているのだが、一足先に弟がベルト獲得なるか!?

 なお、今大会より、動画配信サービス「U-NEXT」で大会の模様がライブ配信される。

シュートボクシングが2023年開幕戦からU-NEXTでライブ配信

2023.01.08 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)が1月7日、2023年の開幕戦「SHOOT BOXING 2023 act.1」(2月12日、東京・後楽園ホール)から動画配信サービス「U-NEXT」で、大会の模様をライブ配信することを発表した。

 SBには6月の「THE MATCH 2022」でK-1 WORLD GPウェルター級王者の野杁正明を破り、日本の同級の頂点に立った海人やRIZINでも活躍するRENAが所属。立ち技でありながら絞め技や投げ技が認められるという、いわば立ち技のバーリトゥードともいえるルールでの戦いにはコアなファンも多い。

 同大会には笠原弘希(シーザージム/SB日本ライト級王者)、笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級王者)、植山征紀(龍生塾ファントム道場/SB日本スーパーバンタム級王者)、川上叶(龍生塾/前SB日本バンタム級王者)のSB王者勢が揃って参戦する。

笠原弘希がバズーカ巧樹の顔面を切り裂きTKO勝ち。KNOCK OUT王者に3連勝【SB】

2022.06.27 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズの第3戦「SHOOT BOXING 2022 act.3」(6月26日、東京・後楽園ホール)のメインイベントでSB日本ライト級王者・笠原弘希(シーザージム)がKNOCK OUT-BLACKライト級王者・バズーカ巧樹(菅原道場)を迎え撃ち、3R41秒、ドクターストップによるTKO勝ちで王者対決を制した。

 前日会見からバチバチの火花を散らした2人。試合前のフェイスオフではバズーカが額を押し付け笠原側のコーナーまで押し込むと笠原も押し返し、離された後もにらみ合いを展開した。

 試合は1R開始早々にバズーカが客席を指さして笠原の気勢をそぐが、笠原は右ロー。バズーカは左フック、右カーフ、前蹴り、ワンツーからミドルとシビアな攻撃を見せれば笠原はプレッシャーをかけボディーストレート、右フック、右カーフでお返し。バズーカは左ボディー、左フック。SB初参戦なのだが、左ジャブから組み付いて投げを狙う。終盤にはヒジ打ちを放っていくバズーカ。オープンスコアは3者とも10-10。

奥山貴大が投げ技のシュートポイントで村田義光との死闘を制し悲願のベルトを獲得【SB】

2022.06.27 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズの第3戦「SHOOT BOXING 2022 act.3」(6月26日、東京・後楽園ホール)で行われた「SB日本ウェルター級王座決定戦」で奥山貴大(ネックススポーツ/グラップリングシュートボクサーズ/同級1位)と村田義光(シーザージム/同級4位)が対戦。奥山がシュートボクサーならではの試合を展開し、2-0の判定で勝利を収め悲願の王座を獲得した。

 奥山は2016年にMASAYAとSB日本スーパーライト級王座決定戦で対戦して以来、2度目の王座戦だった。

 1R、村田が左右のフックを放っていくと柔道をバックボーンに持つ奥山はSTO(スペーストルネードオガワ)のような形で村田を倒す。スタンドに戻ると奥山は右ミドル。そしてパンチの連打。オープンスコアは2人が10-9で奥山。

 2R、村田が組み付いてヒザをボディーに打ち込んでいく。離れると奥山が右ミドル。これに右ストレートを合わせる村田。奥山はパンチから組み付くと大腰で投げ切り、シュートポイント1を獲得。その後も距離が詰まり組み合う展開が増えると奥山は何度も投げを狙い、終盤にもう一度、大腰で投げ切ることに成功。このラウンドはジャッジ3者とも10-8で奥山。

SB2戦目のHIROYUKIが鮮やかバックドロップで王者・佐藤を投げ切り判定勝ちし「もう1回タイトルかけてどうですか?」【SB】

2022.06.27 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズの第3戦「SHOOT BOXING 2022 act.3」(6月26日、東京・後楽園ホール)で2人のSB日本王者が明暗を分けた。

 SB日本バンタム級王者の佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ)が元新日本バンタム級&フライ級王者のHIROYUKI(RIKIX)と対戦し延長戦の末、判定負けを喫した。HIROYUKIは試合後に王座挑戦をアピールした。

 佐藤は昨年12月にSB日本バンタム級王座決定戦で伏見和之をKOして王座を獲得。今年2月には1階級上のSB日本スーパーバンタム級王者・植山征紀との王者対決では判定負けを喫したが、持ち前のトリッキーな動きで植山を苦しめる場面も作った。

 HIROYUKIは今年4月にSBに初参戦を果たすと内藤啓人と延長戦にもつれ込む接戦を制し、今回の王者との対決にこぎつけた。

MISAKIが“修斗からの刺客”中村未来を打撃で圧倒し判定勝ち【SB】

2022.06.27 Vol. Web Original

 シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズの第3戦「SHOOT BOXING 2022 act.3」(6月26日、東京・後楽園ホール)でSB日本女子アトム級王者のMISAKI(TEAM FOREST)が王座戴冠後の初戦で修斗を主戦場に戦う中村未来(マルスジム)と対戦し3-0の判定で勝利を収めた。

 中村は“北のストライカー”の異名を持つファイター。2021年には現在、ONEで活躍する平田樹と「Road to ONE」対戦し敗れたものの、得意の打撃で平田を苦しめ「Next Young Guns Award」を受賞している。

 試合は1R、MISAKIが序盤から積極的にパンチで仕掛ける。中村はカウンターの左ストレートを狙う。距離が詰まると組み付いて投げを狙うが、MISAKIは許さず。MISAKIが打撃で優勢も、中村もクリーンヒットは許さず。

海人が「THE MATCH 2022」での野杁正明戦を改めてアピール。「シュートボクサーの強さを東京ドームに見せに行きたい」【SB】

2022.04.11 Vol.Web Original

海人、RENA、植山征紀、笠原友希がファンにウクライナへの募金を呼び掛け

 シュートボクシング(SB)の絶対王者・海人が「SHOOT BOXING 2022 act.2」(4月10日、東京・後楽園ホール)のリング上で改めて那須川天心vs武尊が行われる「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)への出場をアピールした。

 海人は「RISE ELDORADO 2022~Tenshin Nasukawa Final Match」(4月2日、東京・国立代々木競技場第一体育館)で“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)と対戦し、1R41秒で秒殺KO勝ちした。

 海人はこの日、リングに上がると「先日行われたRISEに出場させていただき、ベイノアさんに1RKO勝ちしてきました」と勝利をSBファンに報告。そして「その試合に関しては自分が思っていた通りの勝ち方をして、レベルの差を見せられたと思うんですが、次に自分が準備しているのは6月19日の試合。対戦したい相手の名前もずっと出していて、それを正式に決めてもらうだけなんですけど、まあ正直、その試合も自分は通過点だと思っています。自分が目指しているのは世界一なので、しっかりシュートボクサーの強さを東京ドームに見せに行きたいと思っています。RISE vs K-1という対抗戦で盛り上がっていると思うんですが、自分はRISEの選手でもK-1の選手でもない。シュートボクサーなので、シュートボクシングが立ち技最強ということを証明しにいきます。出場が決まったらぜひ東京ドームに応援に来てください」とK-1ウェルター級王者・野杁正明との対戦をアピール。合わせて「SB最強」を証明することをファンに約束した。

川上叶が延長にもつれ込む接戦の末、日本フェザー級王座獲得で2階級制覇に成功【SB】

2022.04.11 Vol.Web Original

「SHOOT BOXING 2022 act.2」(4月10日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われた「SB日本フェザー級王座決定戦」で川上叶(龍生塾)が延長にもつれ込む接戦の末、2-0の判定で魁斗(立志會館)を破り、王座を獲得した。

 川上は2019年11月にSB日本バンタム級のベルトを獲得しており、今回で2階級制覇となった。

 対する魁斗は昨年2月に笠原友希に敗れて以降、他団体での試合が続き、その中でRKS、ホーストカップでタイトルを獲得。今回は3本目のベルト獲得を目指したが、あと一歩届かなかった。

 1R、サウスポーの川上は左ミドル、左ロー、左ストレート。魁斗はローからパンチのコンビネーション。川上が距離を詰めてスピードの速いパンチで攻め込むが、魁斗もパンチの連打から蹴りにつなげ反撃。残り10秒を切ったところで川上の左インローがローブローとなり一時中断も。オープンスコアはジャッジ3者とも10-10。

笠原弘希がSB史上初の三階級制覇達成しSBと自らの強さを証明していく戦いに意欲【SB】

2022.04.11 Vol.Web Original

「SHOOT BOXING 2022 act.2」(4月10日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「SB日本ライト級タイトルマッチ」で挑戦者の笠原弘希(シーザージム)が王者・西岡蓮太(龍生塾)を2R1分24秒、KOで破り、新王者となった。笠原はこれまでSB日本スーパーフェザー級、SB日本フェザー級で王座獲得しており、この日の戴冠でSB史上初の三階級制覇達成となった。

 笠原は2020年2月から6連勝。その中には前口太尊、スアレック・ルークカムイ、古村匡平、重森陽太といった国内の強豪も含まれ、今回の王座挑戦にこぎつけた。

シーザー武志会長が選手たちに檄!コロナ禍で会場から離れたファンを呼び戻す激闘を要望【SB】

2022.04.09 Vol.Web Original

「お金を払っても会場で見たいと思うような試合をしてくれないと駄目」

 シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズ第2戦「SHOOT BOXING 2022 act.2」(4月10日、東京・後楽園ホール)の前日計量が4月9日、都内で開催された。

 メインイベントで行われる「SB日本ライト級タイトルマッチ」で対戦する王者・西岡蓮太(龍生塾)は62.5kg、挑戦者・笠原弘希(シーザージム/同級1位)も62.5kgでともに規定体重をクリアした。

 西岡は2018年に村田聖明とのSB日本ライト級王座決定戦を制してベルトを獲得。2020年にはKNOCK OUTで「無法島GP初代KNOCK OUT64kgトーナメント」に出場し、1回戦で小川翔、準決勝で鈴木千裕、決勝戦でバズーカ巧樹を下してKNOCK OUT64kgの初代タイトルも獲得した。その勢いを駆って同年10月にはRISEで行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」に出場するも原口健飛に敗戦。その後、長年痛めていた左手首の手術に踏み切り、リハビリも含め長期離脱となり今回は約1年5カ月ぶりの復帰戦となる。

 対する笠原は現在6連勝中。昨年の12月大会ではKNOCK OUT-REDライト級王者・重森陽太と対戦し、一進一退の攻防を繰り広げた末にジャーマンスープレックスを決めて判定勝利を収めている。これまでSB日本スーパーフェザー級、SB日本フェザー級で王座獲得しており、今回は三階級制覇をかけての挑戦となる。

 計量後に行われた会見では日本シュートボクシング協会のシーザー武志会長が「コロナ禍でファンの方々が会場に来ることを敬遠している。選手がもっともっと頑張って、ファンの方々が映像だけでなく、お金を払っても会場で見たいと思うような試合をしてくれないと駄目だと思う。明日出場する選手に言っておくが、1Rからすきあれば倒しに行く。そういう戦いを見せないとコロナ禍で離れたお客さんは帰ってこない。それを肝に銘じて戦ってほしい」と異例の檄を飛ばした。

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