過去と現在はつながっているということを感じさせる作品  燐光群『九月、東京の路上で』

2018.07.11 Vol.708

 燐光群は作・演出を務める坂手洋二の社会性の強い作品の他にも、アメリカのヘイト・クライム殺人事件の取材をもとに作られた『ララミー・プロジェクト』(2001年)を皮切りに「報告劇」も多く翻訳上演してきた。  今回はノンフィクション作家の加藤直樹氏が関東大震災を時系列で追って検証したルポルタージュを劇化。現代社会の状況と重ね合わせた「ドキュメンタリー・ドラマ」という新たな試みに挑戦する。  2013年、ヘイトスピーチの怒号が飛び交う大久保の路上に立った男がその後、1923年の関東大震災で多くの外国人が殺害された現場をめぐり、そこであったことをブログという形で人々に伝えていった。観客はそれを元に出版された『九月、東京の路上で』を通して95年前の東京を「追体験」することになり、否が応でも過去の出来事がそこにとどまらず、現代へと続いていることを痛感することになる。  原作の加藤氏をはじめ計10回のアフタートークが設けられた。興味深いゲストが揃っているので、こちらも合わせて楽しみたい。

至極の一人芝居『フリー・コミティッド』

2018.06.19 Vol.707
 実力派の俳優として舞台を中心に活躍し、NHKの朝ドラ『マッサン』にも出演するなど、今では映像の世界でもひっぱりだこの成河が初の一人芝居に挑む。  その作品は劇作家、女優、TVプロデューサーとマルチな活躍を見せるベッキー・モードが、劇作家であり俳優のマーク・セトロックの協力を得て作り上げた傑作コメディー。1999年9月にニューヨーク・マンハッタンのチェリー・レーン・シアターで初演され、同年度の「タイム・マガジン」誌の演劇トップテンに選ばれた作品だ。  売れない俳優でマンハッタンの超人気レストランの予約電話受付係をしているサムのところにはお客から多くの電話がかかってくる。しかし店はすでに満席で、サムの仕事はなんとか予約をもぎとろうとするお客を断ること。実はサムはオーディションの結果を待っており、気分的にはそれどころではない。なのに父親までが電話をかけてきてサムを悩ませるという、シチュエーションを聞いただけで面白さは約束されたようなお話。  成河は主人公のサムのほか、電話をかけてくる客ら合わせて38役を一人で演じる。 『アドルフに告ぐ』でドイツ人と日本人のハーフで時代に翻弄されるアドルフ・カウフマン役をやったかと思えば、『黒蜥蜴』では黒蜥蜴の部下・雨宮潤一をマゾヒスティックな演技で好演。常日ごろから振れ幅の大きい役をこなす成河なら38役も難なくこなせそう。
『フリー・コミティッド』 【日時】6月28日(木)〜7月22日(日)(開演は日月14時、火14時/19時、水木19時、金19時30分、土14時/17時30分。※5日(木)は14時、12日(木)と18日(水)は14時/19時。休演は2日(月)、9日(月)、17日(火)。開場は開演30分前) 【会場】DDD青山クロスシアター(渋谷) 【料金】全席指定 一般 6900円 【問い合わせ】チケットスペース(TEL:03-3234-9999 [HP]https://www.stagegate.jp/) 【作】ベッキー・モード 【翻訳】常田景子 【演出】千葉哲也 【出演】成河

教科書には載らない歴史の側面『海越えの花たち』てがみ座

2018.06.12 Vol.707

 劇作家の長田育恵が主宰を務める「てがみ座」はこれまで、過去を材に取り、現代の眼差しから見つめ直すといったスタンスの作品を多く作り続けてきた。  そんな長田が今回描くのは戦後、日本に帰れずに韓国の土に還った、在韓の日本人女性たちの物語。  このテーマを選んだ背景は長田の祖父が満州にいたこと、そして自身が高校生の時に日中青少年友好訪問団の一員として中国を訪れた時の体験にまでさかのぼる。その後、取材先での偶然の出会いから長田の思いは朝鮮半島に向けられ、2016年には第二次世界大戦後も在韓で生き続けた日本人女性たちの収容施設である「慶州ナザレ園」を訪問するに至ったという。  本作ではこういった長田の体験をもとに、教科書には載らない歴史の側にある人々の声や思いが描かれる。そして芝居を見る者はそれを通じて、いろいろなことを考えさせられるはず。  昨今、朝鮮半島をめぐる情勢は思いもよらぬスピードで動いている。期せずしてタイムリーな上演となってしまったが、それはそれとしてじっくりと向き合うべき作品。
てがみ座『海越えの花たち』 【日時】6月20日(水)〜 26日(火)(開演は水〜金、月19時、土14時/19時、日火14時。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前) 【会場】紀伊國屋ホール(新宿) 【料金】全席指定 前売4500円、当日4700円、25歳以下3500円(前売・当日同一料金)/前半割引(6月20、21日)前売・当日・U25それぞれ通常料金より500円引き。※U25はプリエールのみ取扱い。入場時身分証提示 【問い合わせ】プリエール(TEL:03-5942-9025=11〜18時 [劇団HP] http://tegamiza.net/stage/ ) 【脚本】長田育恵 【演出】木野花 【出演】石村みか、箱田暁史、岸野健太、実近順次(てがみ座)/桑原裕子(KAKUTA)、内田慈、西山水木、日髙啓介(FUKAIPRODUCE羽衣)、半海一晃、中西良太

あらゆるものをのみこんだものが舞台芸術である 庭劇団ペニノ『蛸入道 忘却ノ儀』

2018.06.01 Vol.706
 劇作家・演出家のタニノクロウが主宰を務める庭劇団ペニノが3年ぶりに完全新作を上演する。  タニノは2016年に岸田戯曲賞を受賞、ドイツの公共劇場のレパートリー作品を手掛けるなど脚本家としても高い評価を得ているのだが、それ以上にこだわっているのが舞台美術。  今回は森下スタジオの中に「巨大な寺」を建て、「一体・没入型」の音楽劇を展開する。  そこには8人の僧がいて、何らかの念仏を唱え、奇妙な唄を唄い、不可思議な音楽を奏でる。そして彼らは熱、光、煙、匂い、音、声、振動といった人間の五感に働きかけるさまざまな要素を駆使し、そこに集うすべての人を巻き込み、うねるような極限状態を生み出していく。  今回は公演自体は6月28日からなのだが、6月21〜25日には「庭劇団ペニノ『蛸入道 忘却ノ儀』を10倍楽しむ会」と銘打ち、上演を挟む形でタニノとゲスト講師たちによるレクチャーとフィードバックが開催される。アフタートークという形で作品について語るケースはままあるが、こちらはそこから一歩踏み込んだ形で行われ、より深く作品を知ることのできる試みとなっている。  また今回の公演では舞台美術に関するクラウドファンディングも行っているので気になる人はのぞいてみるのもいいかも( https://camp-fire.jp/projects/view/66631 )。
【日時】6月28日(木)〜7月1日(日)(開演は木金14時/19時、土日13時/18時。開場は開演5分前。当日券は開演30分前)【会場】森下スタジオCスタジオ(森下)【料金】全席自由/入場整理番号付き 前売り4500円、当日券5000円/学生3800円(要学生証提示・枚数限定)【問い合わせ】庭劇団ペニノ(TEL:080-4414-2828=11〜20時 [劇団HP] http://niwagekidan.org/ )【作・演出】タニノクロウ【出演】飯田一期、木下出、島田桃依、永濱佑子、西田夏奈子、日高ボブ美、森準人、山田伊久磨(五十音順)

あらゆるものをのみこんだものが舞台芸術である『バーン・ザ・フロア』

2018.05.16 Vol.706

 世界のトップダンサーたちによるパフォーマンスで世界各地を熱狂の渦に巻き込み続けている、ダンスエンターテインメント『バーン・ザ・フロア』がカンパニー創設20周年を迎えた今年、再び来日する。日本での公演は今回で10回目で、2つのアニバーサリーが重なったスペシャルな公演になりそうだ。  本作の見どころは、いろいろなタイプのダンスが一堂に会するとともに融合するところ。公演を重ねるごとに進化しており、ワルツにタンゴ、サンバにルンバなど長きにわたってボールルームを熱くしてきたカップルダンスをロックやジャズといった音楽に合わせて踊ったり、ディスコダンス、ストリートダンスも登場。スマホを取り入れたダンスや、特定のアーティストをフィーチャーして観客をワクワクさせたこともある。  今回の来日公演はダブルアニバーサリーということもあって、「過去の印象的な場面を取り入れたものをお見せしたいと思っていますし、新しい要素もたくさんいれた内容にしたい」(演出・振付のピータ・ロビー)とのこと。これまでのファンも、本公演で初めて『バーン・ザ・フロア』を体感する人も、楽しくて体が動き出すようなステージを見せてくれそうだ。  東京公演のあと、大阪公演(フェスティバルホール、15〜28日)もある。
【日時】5月17日(木)〜21日(月)(開演は、17日14時/19時、18日14時、19・20日12時/17時、21日12時。開場は開演の45分前)【会場】東急シアターオーブ(渋谷)【料金】S席1万2000円、A席9500円、B席7500円、エキサイティングシート2万円【問い合わせ】サンライズプロモーション東京 0570-00-3337

あらゆるものをのみこんだものが舞台芸術である 小松台東『消す』

2018.05.14 Vol.706

 作・演出家の松本哲也の一人劇団である「小松台東」。その作品は松本の出身地である宮崎を舞台に、これまでの公演はすべて宮崎弁で行っている。いわば「現代“宮崎弁”演劇」。  扱う題材は田舎の日常のなにげない出来事なのだが、強い物語性から脚本への評価も高く、最近では松本は外部公演、テレビドラマなど脚本家、演出家としてひっぱりだことなっている。  そんな松本が劇団としては2年半ぶりに新作を書き下ろした。  今回は誰かを言い訳にして生きる人々の物語。とにかくみんなが誰かのせいにする。そして田舎であるといったことも言い訳のひとつ。「こんなはずじゃなかった」「あいつが悪い」と言いながらもそれがいつまでも通用することもないことは実はみんな分かっている。そんな中で懸命にもがく人たちの生きざまがやるせないほどの苦笑いとともに描かれる。  松本は2年半ぶりの書き下ろしということについて、自身の好きなプロレスを引き合いに「レスラーに例えるなら海外武者修行を経て鍛えられ、満を持して帰ってきた感じ」と表現。二流のレスラーはたいがいそういう時にポカをしでかし早々に二度目の海外修行に出されるものだが、松本の場合はそんなことはあるまい。
【日時】5月18日(金)〜27日(日)(開演は18・22・23日19時30分、19・26日14時/19時、20・24・27日14時、25日14時/19時30分。21日休演。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前)【会場】三鷹市芸術文化センター 星のホール(三鷹)【料金】全席自由 前売3500円、当日3800円/早期割引(18〜20日)前売3200円、当日3500円/平日昼割引(24・25日14時)前売3200円、当日3500円/学生2000円(当日学生証提示)高校生以下1000円(当日学生証提示) 【問い合わせ】三鷹市芸術文化センター(TEL:0422-47-5122=10〜19時 [劇団HP] http://komatsudai.com/ )【作・演出】松本哲也【出演】瓜生和成(東京タンバリン)、山田百次(劇団野の上/ホエイ)、荻野友里(青年団)、山本真由美、今村裕次郎、田村優依(なかないで、毒きのこちゃん)、井上みなみ(青年団)、櫻井竜、松本哲也

NEWS増田貴久がジャニーズ楽曲でロミジュリ舞台「今からワクワク」

2018.05.14 Vol.Web Original

 NEWSの増田貴久が4年ぶりに舞台に主演する。「Only You~ぼくらのROMEO&JULIET~」で、ジャニーズ楽曲でシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」に挑戦する大学生を演じる。増田は「誰も見た事のないロミオとジュリエットになる!と今からワクワクしています」と期待に胸を膨らませている。    舞台は、大学の公認を取り消されそうなっているミュージカル研究会が、危機を乗り越えるために、人気を集めるジャニーズ楽曲だけで綴る「ロミオとジュリエット」を上演することになる物語。増田は、ロミオ役をあてがわれてしまった大学生という役どころ。  増田は「台本を読ませて頂いて、これは誰も見た事のないロミオとジュリエットになる!と今からワクワクしています。シェイクスピアと深く関わりのあるグローブ座でまさか自分が演じさせて頂く事になるとは!! このコラボレーションをジャニーズ、NEWS増田貴久。全力で歌い踊り演じさせていただきます!!」とコメントを寄せている。  7月12日~8月4日、東京グローブ座で上演。チケットの発売は6月9日。大阪公演もある。

あらゆるものをのみこんだものが舞台芸術である M&Oplaysプロデュース『市ヶ尾の坂』

2018.05.13 Vol.706

 定期的に作・演出家の岩松了と作品を作り続けているM&Oplays。今回は1992年に「竹中直人の会」で上演された『市ヶ尾の坂』を実に26年ぶりに新演出で上演する。  舞台は変わらず1992年。市ヶ尾の坂で暮らす三人兄弟がいた。田園都市計画の名のもと、無くなることを余儀なくされている兄弟の家。状況に抗う術もなく懸命に生きていこうとする母なき兄弟たちと、3人と触れ合うこととなった母になることができない美貌の人妻。さらにその夫、家政婦などが絡み、一見何でもない日常の中に潜む、謎とエロスが交差する危うい関係が浮かび上がる。  物語の軸となる三兄弟に大森南朋、三浦貴大、森優作。美貌の人妻に麻生久美子、その夫に岩松了、謎の家政婦に池津祥子とカチッと収まりつつもざわざわさせるキャスティングとなっている。  大森は2013年の『不道徳教室』以来久々の岩松作品。麻生は初舞台が岩松作品で、かつ過去4本の舞台出演の半分が岩松作品と岩松との強い信頼を感じさせる。  初演から26年が経って、地形的なものも時代背景も変わった。そんな中であの濃密な人間関係が今回はどのように描かれるのか興味深いところ。
【日時】5月17日(木)〜6月3日(日)(開演は火木金19時、水土14時/19時、日14時。※23日(水)は14時の回のみ。月曜休演。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前)【会場】本多劇場(下北沢)【料金】前売・当日共6500円、U-25チケット3500円(観劇時25歳以下対象・当日指定席券引換・枚数限定・要身分証明書・チケットぴあにて前売販売のみ取扱)【問い合わせ】M&Oplays(TEL:03-6427-9486=平日11〜18時)[HP] http://mo-plays.com/ichigao/ )【作・演出】岩松了【出演】大森南朋、麻生久美子、三浦貴大、森優作、池津祥子、岩松了

さまざまなエンタメが楽しめる「Hibiya Festival 『The Stage』」

2018.04.24 Vol.705

 演劇、ダンス、舞踊、ミュージカル、そしてオペラまで、さまざまなエンターテインメントを気軽に楽しめる「Hibiya Festival」が26日にスタートする。メイン会場となるのは東京ミッドタウン日比谷。そのQホールでは「The Stage」として、国内を代表する気鋭のパフォーマーによる「出会いと融合」をテーマにした体験型展示とパフォーマンスが行われる。また「日比谷ステップ広場」ではさまざまなジャンルのショートステージが無料で見られる(4月27日〜5月6日)ほか、帝国ホテルや日比谷公園などでもさまざまな企画が行われる。 「Hibiya Festival」は26日〜5月20日。コア期間は27日〜5月6日。
■DAZZLE『ピノキオの嘘』 【日時】4月27日(金)、28日(土・祝)(開演は27日15時/19時、28日は13時/17時) 【料金】前売・当日5000円  ■累累ールイルイー 昼:『イーストサイド物語』夜:『おとしモノ』 【日時】4月29日(日)(開演は14時/19時) 【料金】一般前売3000円、学生前売(要学生証提示)2000円、子供(小学生まで)前売500円。累累昼夜セット券一般前売り5000円、同学生前売3000円。当日はそれぞれ500円増。未就学児童は保護者膝上は無料、一席座る場合は有料  ■オリエンタリズム『シュハリ』 【日時】4月30日(月・祝)(開演は13時/17時) 【料金】一般前売3500円、同当日3800円/小中高校生前売1300円、同当日1500円 ※要学生証提示  ■REVO side B『MIRAI no KIOKU ミライノキオク』 【日時】5月2日(水)、3日(木・祝)(開演は2日19時、3日13時/15時) 【料金】一般前売4000円、小中高校生前売2000円。当日はそれぞれ500円増。未就学児童は保護者膝上は無料、一席座る場合は有料  ■が〜まるちょば『That’s が〜まるちょばSHOW!+ ウエスタン』 【日時】5月4日(金・祝)(開演は13時/17時) 【料金】一般前売4000円、4歳〜中高校生前売2000円、シニア(60歳以上)前売3000円。当日はそれぞれ500円増。特別モヒカン割引(当日審査あり)もある。 【会場】東京ミッドタウン日比谷 Qホール 【URL】https://www.hibiya.tokyo-midtown.com/hibiya-festival/

ハラハラドキドキが止まらない!?『グッド・デス・バイブレーション考』サンプル

2018.04.19 Vol.705

 作家・演出家・俳優の松井周が主宰を務めた劇団「サンプル」は2017年6月の劇団公演『ブリッジ』を最後に劇団としては解体。松井はその後もテレビドラマなどへの脚本提供といった執筆活動や俳優としての活動を続けていたのだが、今回、松井の一人ユニット「サンプル」を再始動することとなった。  再始動第一弾となる今作は新作・書き下ろし。現代の「家族」「死」の在り方を問う現代版“楢山節考”といった趣の作品となる。  物語は閉ざされた地域で暮らす元ポップスターの父と、介護と子育てに疲労する娘と孫の家族を中心に描かれる。そこは貧困家庭の65歳を過ぎた人間は肉体を捨てることを強く望まれる社会。別の集落からやってきた孫の嫁、隣人、謎の男が加わることで家族の形が少しずつ変化していく。そんな中で彼らはどうやって生きていくのか…。  そして女優の戸川純が12年ぶりの舞台出演を果たす。まさかの組み合わせに幕が開くまでハラハラドキドキが止まらない!?
サンプル『グッド・デス・バイブレーション考』 【日時】5月5日(土・祝)〜15日(火)(開演は平日19時、土は5日18時、12日14時/18時、日は6日休演、13日14時。※15日(火)は14時開演。11日(金)は休演。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前) 【会場】KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオ(日本大通り) 【料金】全席自由席・整理番号付 前半割(5〜10日)前売一般3500円、当日一般4000円/後半(12〜15日)前売一般4000円、当日一般4500円/U24(24歳以下) 2000円/高校生以下1000円 ※高校生以下割引とU24チケットはチケットかながわのみで取り扱い(前売のみ・枚数限定・要証明書)。 【問い合わせ】チケットかながわ(TEL:0570-015-415=10〜18時 [HP] http://www.kaat.jp/ ) 【作・演出】松井周 【出演】戸川純、野津あおい、稲継美保、板橋駿谷、椎橋綾那、松井周

EPOCH MAN新作ひとり芝居『Brand new OZAWA mermaid! 』

2018.04.19 Vol.705

 虚構の劇団に所属する俳優・小沢道成は劇団公演はもとより、外部出演も多数の今注目の存在。2016年に8本、2017年は5本と本数こそ減ったが、それは作品の規模が大きくなって上演期間が長くなったから。そんな多忙ななか、小沢が2013年から始めた演劇プロジェクトが、このEPOCH MAN。公演ごとに外部で出会った俳優・スタッフなどを巻き込む形でプロデュース作品を作り、ほぼ年1本ペースで発信し続けている。   これまでラジカセのみが共演者の一人芝居、白い紙だけを使用しての舞台美術による絵本のような世界の構築、ステージごとに配役を反転させる二人芝居など、よそではなかなか見られない、小沢でしか思いつかない世界を構築している。  今回は「人魚姫」をモチーフに、小沢が3年ぶりに新作を書き下ろした。人魚姫というとファンタジックなイメージの作品が頭に浮かびそうだが、小沢曰く「そのファンタジー要素たっぷりの人魚がこの現代の東京に来たらどうなってしまうんだろうというところから書き進めていたら、僕も含めて現代の人が抱えている問題にたどりついた」という。今回も小沢ならではの「人魚姫」が見られそう。  普段の一人芝居では舞台上は小沢一人なのだが、今回は大阪出身のエンターテイメントバンド「もるつオーケストラ」のマルシェⅡ世のドラマパーカッションの生演奏とともに送る。
EPOCH MAN新作ひとり芝居『Brand new OZAWA mermaid! 』 【日時】5月5日(土・祝)〜20日(日)(開演は月水金19時30分、木土日14時。火曜休演。※5日(土)は19時開演。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前) 【会場】APOC theater(千歳船橋) 【料金】全席自由席 前売3500円、18歳以下1800円(要年齢確認証) 【問い合わせ】EPOCH MAN( epochman.info@gmail.com [HP] http://epochman.com/ ) 【作・演出・美術】小沢道成 【出演】小沢道成 × ドラムパーカッション演奏:マルシェⅡ世

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