日本人ファイター明暗くっきり。9.23、UFCファイトナイト・ジャパン

石原夜叉坊

 2年ぶりとなる「UFC Fight Night : Saint Preux vs. Okami」が23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催された。8日前に参戦が決まった、メインカードに出場の岡見勇信は、オヴィンス・サン・プルーに一本負け。五味隆典、佐々木憂流迦も1Rで敗戦を喫した。
 しかし、2連敗中の石原夜叉坊をはじめ、中村K太郎、近藤朱里、安西信昌、阿部大治はいずれも判定の末勝利をもぎ取る結果となった。

 試合後石原は、「2連敗していたので、この試合はどうしても勝ちたかったんです。日本でファンが応援してくれたおかげで勝てたと思います。相手の打撃は問題なく受けられました。でも相手は本当にタフなファイターでした。股間に当たったキックはわざとじゃないのは分かっているんで。今後はこの試合に向けてトレーニングしてきた技などを、もう一度コーチである中村優作と相談しながら仕上げていきます」と興奮冷めやらぬテンションで会見した。

近藤朱里

 また、近藤は「UFCと契約して最初の勝利を手にすることができて良かったです。王者になるための最初の一歩が踏み出せたことがうれしいです。いつも練習してくださっているコーチ陣や応援してくれている人たちのおかげで勝利できました。相手の映像をたくさん見ていたので、落ち着いて戦えたと思います。今日、日本人選手3人目の白星がつかめてうれしいですし、いい形でUFC Japanの代表になれたかなと思います。今後の目標はUFC王者になること。頂点に向かって1試合、1試合、勝利していくだけです」と笑顔で試合を振り返った。

階級アップ初戦の那須川龍心「王者の花岡選手に挑めるように圧倒的に勝ちたい」、ランク1位の政所仁「僕がいる以上はそれより上には絶対いけない」【RISE】
王者としての初戦に臨む白鳥大珠がワイルド宣言「ちょっと怖さを見せる」【RISE】
GLORY×RISEトーナメントに出場の麻火佑太郎「怖さを見せて勝ちたい」、3週間前にBreakingDown出場のYURA「ケガする前に倒せばいい」【RISE】
世界柔道 阿部兄妹の試合前の表情【アフロスポーツ プロの瞬撮】
石井和義館長がK-1世界展開の成功に向け「非バイオレンス」「ランキング制の導入」「ナショナリズムの喚起」の3つのポイントを指摘【K-1】
フライ級GP1回戦の組み合わせが決定。榊原CEO「自分だったらこの5試合は組まないなっていうカードになった。ワクワクと期待感がある」【超RIZIN.4】