猫ひろし、ロンドン五輪へまっしぐら!

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 マラソンのカンボジア代表として、ロンドンオリンピックの出場を目指す猫ひろしが21日、カンボジアオリンピック委員会(以下、NOCC)と合同記者会見を開いた。
  6月18日に首都プノンペンで行われた「2011 プノンペン国際ハーフマラソン大会」で2位という成績をおさめた猫は、昨年行われた「アンコールワット国際ハーフマラソン」でも1時間16分で3位に入賞。その実績がかわれ、NOCCからオリンピック選手団入りのオファーを受ける証明書が送られた。これを受け猫は、カンボジア国籍を取得し、カンボジア代表としてオリンピックを目指すことを決意。すでに国籍取得を申請していると言う。
  現在、カンボジアのオリンピック選手であり猫のライバルとなるヘムブンティンとの自己ベストの差は11分。4年前にはじめてマラソンに挑戦してから、毎年20分ずつタイムを縮めている猫は「この調子で記録を伸ばして、ロンドンオリンピックに出場したい」と語った。
  家族はカンボジア国籍になることについて理解していると言い「後天的な国際結婚。子どもはハーフです。日本で働くと外タレということになるので、ギャラが高くなると思うとウキウキです」と夢を膨らませていた。
  11月にインドネシアのジャカルタで行われるシーゲームで、優勝するか2時間15分を切れば出場が可能になるという。