所がバンタム級日本トーナメントを制す

「DREAM JAPAN GP FINAL〜2011バンタム級日本トーナメント決勝戦〜」が16日、東京・有明コロシアムで開催され、所英男が今成正和を判定で破り、初のタイトルを獲得した。もともと練習仲間ということもあり、互いに手の内を知り尽くした2人。所は今成の足関節技を警戒し、終始スタンドでの戦いを選択。少ないチャンスのなか今成は試合終了直前、得意の足関節を取ったが極めきれなかった。9月には世界トーナメントが予定されている。

 高谷裕之vs宮田和幸によるDREAMフェザー級タイトルマッチは、高谷が2−1の判定で初防衛。DREAMライトヘビー級タイトルマッチでは、ゲガール・ムサシが、アテネ五輪柔道90kg級銀メダリストの泉浩を1R3分9秒でTKOで下し、ともに初防衛を果たした