シュワルツェネッガー×吉田選手、霊長類最強のハグ!

20130222a.jpg アーノルド・シュワルツェネッガーの俳優復帰作となる映画『ラストスタンド』の会見が21日、都内にて行われ、約10年ぶりの来日を果たしたシュワルツェネッガーが登壇した。 

 同作は、元ロス市警を引退し小さな町の保安官として穏やかに暮らしていた主人公が、凶悪な麻薬王のトラブルに巻き込まれた町を救うため、わずかな仲間とともに立ち上がるアクション映画。『グッド・バッド・ウィアード』『悪魔を見た』のキム・ジウン監督のハリウッド進出作となる。


 にこやかな笑顔で登場したシュワルツェネッガーは「初めて来たのは1972年。ボディビルディングのフィットネスのレクチャーのために来ました。以来、CMの撮影や映画のプロモーションで何度も来日し、最後は州知事として来ました。そして今回『I'll be Back』と言った通り、俳優として戻ってきました。日本のファンほど誠実で素晴らしい存在はいないと思っているので、本当にうれしい気持ちです」とあいさつ。

 会見には、ゲストとしてレスリング女子で五輪3連覇の吉田沙保里選手が登場。「大ファンのシュワちゃんにお会いできて光栄です!」と喜ぶ吉田選手に、シュワルツェネッガーも「あなたの活躍はちゃんと知ってますよ。こちらこそお会いできて光栄です。あなたが多くの人に勇気を与えたことは金メダル以上に価値あることだと思います」と称え「ハリウッドでアクションヒロインになったらどう?」と"スカウト"。すると、吉田選手も「弟子にしていただけますか?」と大乗り気だった。さらに司会から、シュワルツェネッガーさんから吉田選手にプレゼントがあるそうで...と水を向けられると「それはハグだよ(笑)!」とオヤジギャグを挟みつつ、映画にちなんで保安官バッジをプレゼントした。
「日本のファンが忠実にサポートしてくれるので私の映画はいつも日本でヒットしています。だからもう一度言います。I'll be Back!」と、決め台詞で締めくくった。

 映画『ラストスタンド』は4月27日より全国公開。