櫻井翔『家族ゲーム』で「インパクト残したい」

 櫻井翔が主演する話題のドラマ『家族ゲーム』(フジテレビ系、水曜午後10時)の記者会見が9日、都内で開かれ、櫻井ほか主要キャストが出席した。破天荒な家庭教師を演じる櫻井は、「これまでに強烈なインパクトを残してきた作品と改めて感じています。われわれが作る2013年版の『家族ゲーム』もインパクトを残せたらと日々撮影に臨んでいます」と、気合のコメント。彼に立ち向かう落ちこぼれの中学生の兄で、文武両道のスーパー高校生を演じる神木隆之介も「疑いを持って真っ向から勝負していきたい」と闘志を燃え上がらせた。

 落ちこぼれ中学生を演じるのは浦上晟周(せいしゅう)。現役の中学生で等身大の役どころともいえるが、「暴れたり大声を出したり普段自分がしないことをたくさんする役なのでとても難しい役」だそう。ただ、櫻井によれば「学校の宿題もあるだろうし、セリフも多い。でも間違えたりすることがない。とんでもない優等生が現れましたよ!」と、現場での“優等生”っぷりを暴露。共演者やスタッフから「先生」と呼ばれているそうで、櫻井は「先生に迷惑が掛からないように一生懸命やらせていただいています」と話した。

 落ちこぼれの中学3年生を受け持つことになった破天荒な家庭教師が、独特で驚きに満ちた指導方法で、生徒のみならず、家族にも大きな影響を与えていく、教育と家族のドラマ。これまでにも、映画、ドラマ化されてきた名作だ。

 共演の板尾創路は「ご覧いただくまではどういうリアクションがあるのか正直怖い」と、緊張の面持ち。鈴木保奈美は「不快感を与える場面もあるかもしれない。先生は本当に憎たらしいし、家族もダメダメ。この家族が立ち直って光が見えてくるころ、沼田家頑張れって思っていただけるよう頑張りたい」と話した。