NEWS HEADLINE 2013.5.24〜2013.6.6

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埼玉の乱
 この夏の参院選で埼玉選挙区(改選数3)で自民から出馬する現職・古川俊治氏が公明党の支持母体である創価学会を痛烈に批判。「やっぱり創価学会は嫌い」などの一連の発言が波紋を呼んだ。自民執行部は自公の選挙協力に影響が出ることを懸念して、石破幹事長が公明・井上幹事長に陳謝する事態となった。

スーパークールビズ
 5月から環境省が職場での軽装を促してきた「クールビズ」に、1日から女性の軽装や朝方シフトなどを新たに盛り込んだ「スーパークールビズ」がスタート。これに併せて、男性のポロシャツやスニーカーも解禁となった。福島原発事故で深刻な電力不足となった2011年から始まった取り組み。期間は9月30日まで。

今週の一言

 古屋国家公安委員長、交通違反の取り締まりについて言及「片側2車線で歩行者が出てくる危険性もない制限速度50キロの道」を例に挙げて「20キロ以上超えると取り締まりの対象になる。そういうところはどうかな、といつも疑問に思っていた」(6月4日・閣議後の会見で)→もろ手を挙げて賛成したいところなんだが、あなたがそれを言っちゃっていいんでしょうか!?

 安倍首相、公邸に出る幽霊話を披露「森喜朗元首相がお化けの一部を見たという話も伺ったことがある」(6月1日放映・テレビ番組)→それは「昭和の妖怪」といわれた岸信介元総理のことではなくてですか?

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アントニオ猪木
日本維新の会から参院選出馬


 元プロレスラーのアントニオ猪木氏(70)=本名・猪木寛至=が7月に行われる参議院選挙に日本維新の会から比例代表で立候補することになった。5日、維新の会の石原慎太郎共同代表とともに国会内で記者会見した。

 猪木氏は1989年(平成元年)、「スポーツを通じて国際平和」を合言葉にスポーツ平和党を結成。第15回参議院議員選挙に比例区で出馬し99万3989票を集めて初当選。1995年の参院選では落選。1期6年、参議院議員を務めた。

 現役時代は言わずと知れた「燃える闘魂」のキャッチフレーズで、タイガー・ジェット・シン、スタン・ハンセン、ハルク・ホーガンといったプロレスラーとの戦いはもとより、ボクシング世界王者のモハメド・アリ、柔道のオリンピック金メダリストのウィレム・ルスカといった他ジャンルの格闘家と異種格闘技戦を展開。1970年代中盤から1980年代にかけての空前のプロレスブームの立役者となった。

 1998年に東京ドームで引退。引退後もプロレス界、格闘技界に影響力を持ち続け、さまざまなイベントにかかわり、現在は「イノキ・ゲノム・フェデレーション(IGF)」の社長としてらつ腕をふるっている。

 参議院議員時代は湾岸戦争時、人質被害者家族らとバグダッド入りしイラク在留邦人の人質解放に尽力した。また師匠である力道山のつながりから北朝鮮にも太いパイプを持っており、独自の外交が期待される。